MIU404
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機動捜査隊 MIU404 | |
---|---|
ジャンル |
連続ドラマ 刑事ドラマ |
企画 |
橋本孝(編成) 渡瀬暁彦(編成) |
脚本 | 野木亜紀子 |
演出 |
塚原あゆ子 竹村謙太郎 加藤尚樹 |
監修 |
チーム五社(警察) 原きよ子(警察) 國松崇(法律) 上村公一(法医学) |
出演者 |
綾野剛 星野源 岡田健史 橋本じゅん 黒川智花 渡邊圭祐 金井勇太 番家天嵩 小日向文世 菅田将暉 生瀬勝久 麻生久美子 |
音楽 | 得田真裕 |
エンディング | 米津玄師「感電」 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
時代設定 | 2019年4月 - 2020年夏 |
製作 | |
プロデュース | 新井順子 |
製作 |
TBSスパークル TBSテレビ |
放送 | |
放送チャンネル | TBS系 |
映像形式 |
文字多重放送 番組連動データ放送 |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2020年6月26日 - 9月4日 |
放送時間 | 金曜 22:00 - 22:54 |
放送枠 | 金曜ドラマ |
放送分 | 54分 |
回数 | 11 |
公式サイト | |
特記事項: 初回・最終話は15分拡大(22:00 - 23:09)。 |
『MIU404』(ミュウ ヨンマルヨン[1])は、2020年6月26日から9月4日までTBSテレビ系「金曜ドラマ」で放送されていたテレビドラマ[2]。綾野剛と星野源のダブル主演による、警視庁機動捜査隊を舞台とした刑事ドラマである[1]。
企画・制作[編集]
主演は綾野剛と星野源で、2017年10月期の金曜ドラマ『コウノドリ』以来2年半ぶりの共演[1]。
脚本の野木亜紀子によるオリジナル作品で、野木(脚本)、新井順子(プロデュース)、塚原あゆ子(演出)の3人がタッグを組むのは2018年1月期の金曜ドラマ『アンナチュラル』以来で、同作の登場人物がゲスト出演するハイパーリンク手法が用いられている[1]。主題歌は米津玄師の「感電」[3]。
警察内部において「何でも屋」と揶揄されながらも、犯人逮捕にすべてを懸ける初動捜査のプロフェッショナルである機動捜査隊(機捜)が24時間というタイムリミットの中で事件解決を目指すさまを1話完結で描いていく「ノンストップ「機捜」エンターテインメント」作品。なお、警視庁に実在する機捜は3つのみで、本作に登場する「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」は警視庁による働き方改革に基づいて結成されたという設定の架空の機捜である。
タイトルにある「MIU」とは機捜を指す「Mobile Investigative Unit」の略称であり、「404」とは綾野と星野が演じる機捜隊員の2人を指すコールサイン[1]。実際の機捜ではコールサインは覆面パトロールカーごとに割り当てられるため、タイトルは「Mobile Investigative Unit 404」、つまりこの2人が乗務する覆面パトカー「機捜404号車」を意味する。また、第1話で第4機動捜査隊立ち上げの記者会見を受けて機動捜査隊の公式サイトにアクセスが集中し「404 Not Found」となったことにもかけていると思われる[注釈 1]。
当初は、2020年4月10日からの放送開始が告知されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、ドラマの撮影スケジュールに遅れが出ていることを受け、4月1日に開始日の延期が発表された[4][5]。休止期間中には過去に金曜ドラマで放送された作品の傑作選・特別編などが代替番組として放送された[注釈 2]。6月4日に撮影を再開[8]。6月26日に第1話が放送されることが6日に発表された[2]。第1話放送後にはTwitter上で世界トレンド1位になるほどの反響を呼んだ[9]。
撮影中断と新型コロナウイルス感染拡大により、話数やラストシーンの変更が行われたという[10][11]。『星野源のオールナイトニッポン』9月9日放送回にゲスト出演した野木亜紀子は、「当初は通常の連続ドラマよりも多い全14話でオリンピック開幕直前に最終回を迎える予定だった」と明かした[12]。
あらすじ[編集]
2019年4月、警視庁における働き方改革の一環として、刑事部・機動捜査隊(通称:機捜)の部隊を、これまでの3部制から4部制に増やす改革が承認される。増設された第四機動捜査隊、通称「4機捜」隊長の桔梗ゆづるに招集された志摩一未は、旧知のベテラン刑事陣馬耕平とバディを組むはずが、上層部の意向でキャリア組の新人・九重世人が急遽4機捜の隊員となったため、候補段階で一旦落とされていた伊吹藍とバディを組むことになる。破天荒で警察官としての常識に欠けるが、機捜の任務を「誰かが最悪の事態になる前に止められる良い仕事」だと話す伊吹に、自分が失っていた何かを感じた志摩は、彼の正式配属を保留しつつ共に任務を続ける。
物語は一話完結を基本として、あおり運転問題や虐待トラウマを持つ殺人容疑者、日本における外国人労働問題などを背景に持つさまざまな事件を扱ってゆくが、いくつかのエピソードは最終話に向けて継続する。
伊吹は、過去に後輩刑事を追い詰め死に追いやったと苦悩する志摩にある救いをもたらし、志摩は恩師の犯した罪にショックを受ける伊吹に手を差し伸べ、二人はバディとしての絆を強固にしてゆく。その裏で、第3話で4機捜に追われた少年・成川岳は逃走したまま連絡を絶ち、久住と名乗る裏社会の青年に誘われ「ドーナツEP」という違法ドラッグの売人に身を落とす。
また数年前に桔梗が関わった違法カジノ事件では、そこで働いていた女性・羽野麦の証言が摘発につながったが、経営者の男・エトリを捕まえることができなかった。麦は裏社会に潜むエトリに追われる身となってしまい、責任を感じた桔梗は彼女を自宅で保護していたが、エトリは久住を通して裏社会の人脈やNowTuberの特派員REC、そして成川を操り、麦の居所を探し当てる。関係する暴力団への強制捜査が行われる日、麦は成川の手引きでエトリの手下に誘拐される。麦が行方を絶ったことを知った伊吹と志摩は、麦と土壇場で彼女を助けようとした成川の二人を探し出し、救出する。だが別部隊に確保されたエトリは久住の操縦するドローン爆弾によって殺害される。
すべてを操っていた久住を捕らえるため、伊吹と志摩はRECを説得しweb会議サービスで久住に接触するも、彼はRECのPCをクラッキング、都内同時多発爆破事件をでっち上げたフェイクニュースを拡散して社会を混乱に陥れ、緊急通報の遅れによる深刻な被害をもたらす。伊吹らも久住を逮捕できず、陣馬は逃走する共犯のトラックにはねられ重体に陥り、九重は上層部の命によって4機捜から強制的に異動、桔梗は隊長の座を失う。このことをきっかけに伊吹と志摩との関係はぎくしゃくしてしまう。
手段を選ばない久住に対抗し、かつ伊吹らを巻き込まないために、志摩は刑事を辞める覚悟で単独行動し久住の居場所を探し当てるが、伊吹はその様子に気付き、久住が身を隠すクルーザーへ先回りし彼に接触する。久住は社会に対する虚無的な思想を語り、ドラッグの充満する船室に伊吹と、彼を追ってきた志摩を監禁する。ドラッグによる悪夢は伊吹と志摩の深層心理を抉りトラウマをつきつけ、ついには志摩が殺害され怒りのあまり伊吹が久住を射殺する光景を見せる。だがそのとき、ドラマ上の現実世界では陣馬が意識を回復し、九重がその知らせを送ったことで二人は悪夢から目覚め、船から脱出する。九重を通して連絡を受けた桔梗は臨時に隊長に復帰、その指揮の下緊急配備が敷かれる。伊吹たちは逃走計画のため屋形船にいる久住を探し当て、ようやく逮捕に成功する。久住は自身への理解を拒絶して本名も生い立ちも語らず、完全黙秘のまま収監される。時は流れ、オリンピックが中止となりコロナ禍の中にある2020年夏の東京で、伊吹と志摩が引き続き4機捜でバディを続けている姿で物語は幕を閉じる。
キャスト[編集]
警視庁刑事部機動捜査隊[編集]
【***】はコールサイン(機捜***)および乗務パトカー(***号車)。
- 伊吹藍(いぶき あい)[注釈 3]【404】
- 演 - 綾野剛
- 警視庁刑事部・第4機動捜査隊・隊員。階級は巡査部長。
- 1984年5月20日生まれ。機動力と運動神経はピカイチ。俊足で、車両が横転するほどの衝撃を受けた直後でも全力疾走できる身体能力を持つが、志摩曰く「野性のバカ」。考える前に身体が動いてしまう性質で、志摩とは正反対。
- これまで多くの部署を転々とした挙句、赴任前は奥多摩の交番に8年近く勤務していた。関わった警察関係者が皆「思い出したくない」「名前も聞きたくない」と言うほどの悪評の持ち主だが、第4機捜では自然体で気負いなく人の懐に飛び込む天性の性分により、徐々に周囲の評価を得ていく。
- 密行時はパーカーにスウェットパンツとランニング用スニーカー、度の入っていない薄い色のサングラスが基本。
- 志摩によれば「動体視力・聴覚・嗅覚に優れているが、思考力と語彙力がない」ため、すべてを「なんとなく」「勘」で済ませる。また、対象に対する思いが高じて、その能力で正しい答えに辿り着いていながら感情が蓋をして判断を誤ることがある。
- 茨城県出身。貧しい育ちでやさぐれて何度も補導されていた頃、当時刑事であった蒲郡に出会い、その誠実な対応に心を動かされて警察官を志す。
- 初の機捜勤務ながら「誰かが最悪の事態になる前に止められる超いい仕事」と感じ、天職だと思い始めている。
- 桔梗を含め、物語上で出会う複数の女性に対し、心を動かされると「きゅるっとする」など独特の表現で感動をあらわにし、それが人間的な好意か恋愛感情かにかかわらずすぐに相手に伝えてしまう。このため志摩からはセクハラにならないよう注意を受ける。羽野麦に対しては、エトリに追われる彼女を守るためもあり、記憶障害のある蒲郡を交えての同居を提案するが第8話での事情により叶わなかった。
- 志摩一未(しま かずみ)[注釈 4]【404】
- 演 - 星野源
- 警視庁刑事部・第4機動捜査隊・隊員。階級は巡査部長。
- 1984年7月8日生まれ。以前は捜査一課に籍を置いていた優秀な刑事だが、ある事情から異動。運転免許試験場を経て所轄にいたところを、4機捜設立検討時には桔梗専属の運転手に使われ、設立承認とともに隊員となる。
- 桔梗からは「伊吹に適性が無いなら機捜から外し奥多摩に返す。その判断を志摩に一任する」と伝えられている。桔梗・陣馬からの信頼は厚い。
- 証拠や証言を地道に積み重ね、抜群の観察眼を持ち、社交力に長け、常に先回り思考で道理を見極めようとする理性派で、伊吹とはやはり正反対。その観察力で、周囲から敬遠されがちな伊吹のことも冷静に見定めていく。
- 異動となった事件を機に、他人はおろか自分自身すらも信用しなくなっており、その強固な自省が自身を窮地に追い込むこととなる。また自分の命を軽んじる傾向があり、銃を突きつける犯人を前に危険な行為に走ったり、最終話の悪夢において意識のない伊吹を起こすため自らを犠牲にしたりなどの行動をとる。
- 車をスピンターンさせたり衝突寸前でかわしたりするなど非常に高度な運転技量を持つが、そのために404号車(初代)を配属初日で廃車にした。
- 桔梗に対しての思いには、恋愛感情があることを伊吹にも指摘されているが、彼女の亡き夫への思いを察して積極的なアプローチはできないでいる。
- 九重世人(ここのえ よひと)【401】
- 演 - 岡田健史[13]
- 警視庁刑事部・第4機動捜査隊・隊員。階級は警部補。
- 警察庁刑事局長の篤人を父親に持ち、自身も警察庁採用のキャリア組。それ故に現場経験には乏しく、研修のために4機捜に配属された。篤人が警察庁の要職にあるために周囲から七光り扱いされることに反感を抱いているが、親子仲は悪くはない。
- 今どきの若者らしく、思ったことを遠慮なく口に出す。エリートコースを歩んできたため、配属当初は上から目線になりがちな堅物だったが、4機捜のメンバーと協働するうちに徐々に軟化し、人として成長していく。
- 陣馬とは対照的で、高校生に攻撃を受けたり、警察庁主催のゴルフコンペではOBを打つなど、体育会系ではなく頭脳派。SNSやWEB検索を使いこなし、第4話ではつぶったーのタイムラインの形式を指摘する、第5話ではFaceNote投稿の数字に隠されたメッセージを読み解く、第7話では陣馬の息子の鉄とFaceNoteで連絡を取り合うなど、新米ながら4機捜メンバーとして貢献する。
- 第10話では、久住の策略によって4機捜の存続が危ぶまれたため、キャリアに傷を付けないようにという父・篤人の配慮で4機捜から異動するよう内示を受け、エリートであることの恩恵と不自由さに改めて葛藤する。
- 福岡県出身で、興奮したり素が出ると方言(博多弁)が出る。伊吹や陣馬には(彼らよりも格上であるにも関わらず)「九ちゃん」と呼ばれている。
- 陣馬耕平(じんば こうへい)【401】
- 演 - 橋本じゅん[13]
- 警視庁刑事部・第4機動捜査隊・隊員。階級は警部補。
- 勤続35年の経験豊富なベテランで、桔梗の隊長就任時に1機捜に呼ばれ、4機捜設立時に異動して班長を務める。志摩とは同僚だったことがある。
- キャリアやエリートが苦手な昔ながらの叩き上げだが、新人である九重の面倒を見るためにバディを組む。腕っぷしは強いが近年は年齢を感じる場面も増え、九重とは対照的にデジタル関係には疎い。九重になにかと絡もうとしては軽く受け流されていたが、次第に九重の理解と信頼を得て良き相談相手となる。
- メンバーに通称”機捜うどん”を振る舞っているが、その際、芝浦署の3階にある会議室の窓からうどんの湯切りをしたことで総務から苦情が入り、4機捜の分駐所が芝浦署のすぐ裏にあるビルの1階に移される原因を(うどんと同時に)作った。
- 仕事熱心なあまり家庭内での存在感は薄かったが、九重のサポートを受けて失地回復する。
- 第10話で地道な地取り捜査の結果ドーナツEP工場を探し当てた際、証拠隠滅のため逃走するトラックにひき逃げされ急性硬膜下血腫により十数日間意識不明となるが、九重や警察メンバーのあたたかい見守りを受け、回復する。
- 桔梗ゆづる(ききょう ゆづる)
- 演 - 麻生久美子[13]
- 警視庁刑事部・第1機動捜査隊長 兼 第4機動捜査隊長。階級は警視。
- 警視庁では数少ない女性幹部で、捜査一課から警察署長を経て、女性初の機動捜査隊長に就任する。
- 機動捜査隊4部制の立案者で、立案した責任を取る形で1機捜と4機捜との兼任隊長となった。刑事部長の我孫子にも食い下がり、4機捜の予算と人員を獲得するなど、かなりのやり手。
- 10年前には捜査一課で志摩と同じ班におり、2011年には3機捜で陣馬とバディを組んでいた。
- 警察という男社会でめげることなく努力してきた自負を強く持っており、根性論や性差別観を嫌い、ずばずばと端的に物を言う。口は悪いが懐は広く、冷静沈着に4機捜を率いる優秀な司令官。一方で女性幹部として不本意ながら警視庁のPRに利用されることも多く、4機捜立ち上げの記者会見ではネット実況で「美人すぎる隊長」との反響を生んで機捜サイトにアクセス過多によるサーバーエラーを発生させる。のちの第10話ではこの反動もあり、エトリ殺害事件への対応で巻き起こったバッシングに女性への偏見に満ちた誹謗中傷が上乗せされたネットリンチを受ける。
- 飲食店経営者の夫を事故で亡くしている。夫の死後に妊娠に気付き、息子のゆたかを単身で産み育てている。
- 第10話の虚偽爆破テロ事件とその影響を受け、最終話では1機捜・4機捜兼任隊長を引責辞任し西武蔵野警察署長に異動。
- 糸巻貴志(いとまき たかし)
- 演 - 金井勇太[14](第1話・第2話・第4話・第5話・第7話・第10話・最終話)
- 警視庁刑事部・第1機動捜査隊・隊員。階級は巡査部長。
- 桔梗が1機捜内に設立した、SNSのリアルタイム監視ほかWEB分析、防犯カメラの映像解析などを担う「スパイダー班」の班長。
- 激務な上、帰宅するのが面倒で芝浦署の仮眠室を自宅代わりにしているという噂がある。伊吹には「イトマキマキ」と呼ばれている。
- 谷山(たにやま)
- 演 - 坂田聡(第2話・第4話・第7話・第9話 - 最終話)
- 警視庁刑事部・第1機動捜査隊・副隊長[15]。
警察関係者[編集]
- 我孫子豆治(あびこ とうじ)
- 演 - 生瀬勝久[14](第1話・第3話・第4話・第7話・第9話・最終話)
- 警視庁刑事部・刑事部長。階級は警視監。
- 刑事部の責任者。
- 2017年(平成29年)1月11日に裏カジノを摘発した当時、警視庁組織犯罪対策部(組対)の部長で指揮官だった。しかし、逮捕された裏カジノの経営者は身代わりで、実際のオーナーである「エトリ」を取り逃がしたために麦に不自由を強いることになってしまったことから、桔梗とは犬猿の仲。その桔梗を「警察組織における女性活躍推進」をアピールするため記者会見をさせるなど策士な一面もある。
- キャリアの九重を配属することを条件に4機捜の発足を許可する。桔梗をはじめ4機捜メンバーには陰で「マメジ」と呼ばれている。
- 「組織を守ることが多くの正義を為す道」が信条。
- 最終話では、桔梗の真摯な要請を受け、既に機捜を離れていた桔梗に指令権を与える。
- 矢島(やじま)
- 演 - もろいくや
- 警視庁地域部・通信指令本部の指令台を担当する警察官。階級章は警部。
- 第3話で桔梗や我孫子と昼食を共にした際、いたずら電話事件をはじめ、高齢者の相談など110番通報の2割が緊急性のないものであることに対し「110番を何だと思っているのか」とぼやいていた。その際、我孫子からは「不要不急の相談は#9110[注釈 5]にかけるよう案内するように」と指示されている。
- 本間(ほんま)
- 演 - 土井玲奈(第1話 - 第3話)
- 警視庁地域部・通信指令本部の受理台を担当する警察官。
- 鈴木(すずき)
- 演 - 笠田康平(第1話 - 第3話)
- 警視庁地域部・通信指令本部の受理台を担当する警察官。
- 刈谷(かりや)
- 演 - 酒向芳(第5話・第6話・第8話)
- 捜査一課刑事。口が悪く、機捜を「小間使い」と呼んで見下している。旧知の志摩には香坂の不審死のこともあり特にきつく当たる。
- 第8話の変死体事件では未解決の連続猟奇殺人の可能性が浮上したため、初動捜査を担当した404を足代わりに捜査を行う。
- 田島(たじま)
- 演 - 永岡卓也(第5話・第6話・第8話)
- 捜査一課刑事。刈谷とコンビを組む。
- 九重篤人(ここのえ あつひと)[注釈 6]
- 演 - 矢島健一(第7話・第10話)
- 警察庁刑事局長。階級は警視監。
- 九重世人の父。息子の世人を4機捜に配属するよう我孫子に依頼した。その理由のひとつは、自身は警察庁で政策の企画立案や国会答弁の作成など官僚的な仕事ばかりを行っていたために現場を経験できなかったことに起因する。
- 世人は「桔梗隊長を監視するため」に配属されたと思い込んでいたが、自身は我孫子に、上述の経験と世人の自主性を重んじ「二世という立場に惑わされないように」との願いから4機捜に配属させたことを明かしている。
その他[編集]
- 特派員REC(とくはいんレック)
- 演 - 渡邊圭祐(第1話・第3話・第5話・第7話 - 最終話)[14]
- 本名は児島弓快(こじま ゆかい)。NowTubeで「ナイトクローラーチャンネル」を運営するナウチューバー。和服をアレンジした服装が特徴。
- 興味を持ったネタに妄想を交えて動画にしており、その活動を通して第4機動捜査隊のことを知り、深く関わるようになる。
- 九重曰く「登録者数23人の底辺ナウチューバー」だったが、第5話終盤でコンビニ強盗犯である水森が確保された現場を撮影し、その動画を機に一躍有名ナウチューバーになり、約2か月後には住まいも豪華になって専属スタッフや撮影バイトも抱えている。
- 成川の逮捕後、メールを介して接触してきた久住に誘導されて、警察組織だけでなく桔梗や麦を貶める虚偽情報を広めてしまい、事情聴取に訪れた志摩と伊吹の説明により、久住への疑念を持つ。真相を知るため志摩たちとともにビデオ通話で久住を釣り出し、自分が騙されていたことを悟るが、あらかじめ久住がメールに仕込んでいたウイルスでPCをハッキングされており、虚偽の連続爆破テロの情報拡散に利用されてしまう。結果、虚偽情報を流した愉快犯として警察に捕まり本名まで晒される羽目になるが、志摩が証人となったため10日間の勾留で済む。釈放後は志摩の誘いに応じ、SNSを駆使して久住に関する情報を集める。
- 羽野麦(はの むぎ)
- 演 - 黒川智花(第3話・第4話・第6話 - 最終話)[16]
- 元幼稚園教諭。生活費の足しにとピアノバーでアルバイトをしていた時期にエトリと知り合い、彼の犯罪の手口を知ってしまったことから身の危険を感じて警察に助けを求める。
- 明確な証拠がなく妄想扱いされて信じてもらえない中、唯一信じてくれた桔梗を通して警察に情報を提供する。しかし、警察がエトリを取り逃がしたために報復対象として命を狙われることとなり、桔梗の家に匿われ、家事をしたりゆたかの面倒を見たりしている。
- 桔梗親子や伊吹らには、苗字と名前から一文字ずつ取って「ハムちゃん」と呼ばれている。追手を避けるため、外出時は口元を大判のストールで覆っている。
- 第9話では成川を通じてエトリに拉致され、井戸の底に落とされるも、伊吹たちに救出されて一命を取り留め、控えていたエトリの車のナンバーを機捜メンバーに伝えて逮捕につなげた。
- 桔梗ゆたか(ききょう ゆたか)
- 演 - 番家天嵩(第3話・第4話・第6話 - 最終話)[16]
- 桔梗の息子。桔梗と旧知の仲である志摩になついており、のちには伊吹にもなつく。
- 久住(くずみ)
- 演 - 菅田将暉(第3話・第5話・第7話 - 最終話)[17]
- 違法ドラッグである「ドーナツEP」の仕掛け人。大阪弁を話す20代の青年。
- デジタル技術に精通しており、それを悪用した扇動の他、「五味」や「浜田」など複数の偽名を使い分けて正体を掴ませず、相手に合わせた嘘の身の上話で他人の心を掴んでは犯罪に引き込む。表向きはフランクで親切な好人物だが、本性は何事も自身の損得で判断し、自分にとって都合が悪くなった人間は容赦なく切り捨てる。志摩にはその在り方を「メフィストフェレス」に例えられている。
- 長期にわたり警察を翻弄し続けていたが、志摩がRECや九重の血筋によるコネを使って入手した情報により、東京湾マリーナに潜伏していることを突き止められる。別々にやってきた伊吹と志摩をそれぞれ拘束し東京沖に沈めようとするが、自力で逃げ出した2人と九重により屋形船で追い詰められる。逃げ場がないことを悟るとわざと大けがを負い、屋形船の乗客を証人に「警察官の過剰な暴力」のせいにして警察を陥れようとするが、乗客たちはみな久住自身が開発し流通させたドーナツEPによって正気を失っており、証人の役をなさなかった。伊吹と志摩に確保され、2019年10月に逮捕されるが、身分に関わる物を一切所持しておらず、自分の素性については何一つ明かさず、勾留前に病院で志摩と伊吹に告げた「俺はお前たちの物語にはならない」という言葉を最後に黙秘を貫き続ける。
- 成川岳(なりかわ がく)
- 演 - 鈴鹿央士(第3話・第5話・第7話 - 第10話)
- 「私立バシリカ高等学校」3年の生徒。元陸上部。平成30年の春季大会で個人400mに出場し、51秒09で2位となった実力を持つ。しかし、先輩たちの薬物使用という不祥事で、部としてはたいして強くなかった陸上部が廃部となったことにより、大会に出られなくなってしまう。その腹いせに、元陸上部の仲間を集めて「110番通報しパトカーが来たら逃げて追跡を撒く」というネット上のハイパーゲームを模倣し、本物の警察相手に逃げ切ったら勝ち、という犯罪をゲームとして繰り返していた。2019年5月13日の最後の犯行で九重に追われたが、真木が拉致されたどさくさに紛れて逃亡する。
- その後、久住のシェアハウスに匿われ、彼の指示でRECと接触し、警察を貶める嘘の情報を提供した一方、久住に唆されてドーナツEPを服用してしまう。
- 約5か月の逃亡期間の間にドーナツEPの売人となっており、以前会ったことがある麦が1000万円の賞金首であることを知る。
- RECの協力で麦の居場所を突き止め、偶然を装って接触しエトリに彼女を引き渡すも、麦を暴行するエトリの姿を見てしまったために捕まり、久住にも見捨てられ、麦もろとも井戸に落とされてしまう。助けを求め続けた声が聴力に優れた伊吹に届いたことで無事に救助され、今まで自分が背負ってきた罪と苦しみを「全部聞く」と応えてくれた九重に手錠をかけられて逮捕される。その後、九重たちの取り調べを受け、久住と会った経緯などを話す。
- 蒲郡慈生(がまごおり しげお)
- 演 - 小日向文世(第5話・第8話)
- 元茨城県警の刑事。市営の外国人支援センターでバディシステムに登録し、外国人が孤立せずに生活していくための相談役をしている。
- 伊吹が第2話で志摩に話した「たった一人だけ信じてくれた人」であり、伊吹を警察官の道へと導いた当人にして恩人。伊吹には親しみを込めて「ガマさん」と呼ばれている。
- 第5話にて初登場し、伊吹に「お前は人を信じすぎる」と警告する。
- 伊吹が第4機捜に異動した頃、ひき逃げ事件で妻の麗子を失う。同時に自身も頭部を打ち、外傷による高次脳機能障害により事故の記憶を失ったと周囲には思われていた。だが実際は事故の記憶も犯人の顔も思い出しており、復讐心を抑えられずにひき逃げ犯を殺害。その手口が、過去に蒲郡が担当した事件と特徴的な共通点があったため、志摩が容疑の目を向ける。
- 第8話で、単身で訪れた伊吹に自らの罪を認め、戸外に待機していた志摩と捜査一課員により、殺害及び死体遺棄の容疑で、伊吹の目の前で逮捕される。護送される際、志摩に「お前に出来ることは何もなかった」と伊吹宛の伝言を残し、拘置所に収容された後も、伊吹を含むすべての関係者の面会や差し入れを拒否している。
各話ゲスト[編集]
◆は『アンナチュラル』からのゲスト。
第1話[編集]
- 西田ふみこ(にしだ ふみこ)
- 演 - 平野文[14]
- 千砂の祖母。「歩きたくない」とぐずる千砂にお菓子を買い与えて待たせ、一人でおもちゃを買いに行ったものの、戻る途中で404号車が追っていた水島の車に驚いて転倒。志摩に助けられるが、買ったおもちゃを紛失してしまう。認知症の傾向があり、その後、行方不明となる。
- 西田千砂(にしだ ちさ)
- 演 - 佐々木みゆ
- ふみこの孫。両親が親戚の葬儀に出かけたため、ふみこと二人で買い物に出かけるが、途中で疲れてしまい「歩きたくない」と駄々をこねる。一人でおもちゃ屋へ向かったふみこを待っていたが、戻って来ないため、心配して交番を訪れる。
- 安本(やすもと)
- 演 - 深水元基
- あおり運転の常習者。健康食品の通販会社「ナチュルシード」で社用車として登録された白のステーションワゴンを犯行に使用しており、1年間で警察には多くの通報が寄せられていた。多数の偽造ナンバープレートを使用して走行していたために特定されずにいたが、伊吹のエンジン音を聞き分ける能力で特定される。
- あおり返した車は執念深く家まで後をつけて相手の車を破壊したりと、凶悪な行為を行っていた。
- 水島に重傷を負わせた犯人。動機は水島にあおられた仕返しであり、水島がカレー店から出てきた所を襲って鍵を奪い、水島の車からドライブレコーダーを盗み、橋から川へ投げ捨てた。
- 404号車の強引な制止をも振り切り逃走するが、伊吹の足の速さには敵わず、逃げ込んだ倉庫で追い詰められて逮捕される。
- 水島善次郎(みずしま ぜんじろう)
- 演 - 加治将樹
- あおり運転の常習者。赤のステーションワゴンで伊吹が運転する404号車へあおり運転を行い検挙される。しかし伊吹の外見が警察官には見えないことから墨田区北向島交差点で揉め事となり、複数の市民から通報される。その後、13時頃に立ち寄った王山小路商店街のカレー店で食事をした帰りに曳島1丁目2番地3号先の路上で頭部を殴打され、重症傷害事件に遭う。
- おもちゃ店「ラビット」店主
- 演 - 山上賢治
- ふみこがおもちゃを買った「ラビット」の店主。おもちゃを紛失して再度訪れたふみこに、もう在庫が無いが別の店ならあるかもしれないと、深川通りの「おもちゃキャプテン」を紹介する。
- 黒田(くろだ)
- 演 - 黒田浩史(第6話)
- 千砂が訪れた交番に勤務する警察官。水島と伊吹が揉めた墨田区北向島交差点にも出動。
第2話[編集]
- 加々見崇(かがみ たかし)
- 演 - 松下洸平
- 品川区西森で発生した殺人事件の容疑者。田辺夫妻に千枚通しを突き付けて脅し、夫妻の車に同乗して逃走を謀る。8年前にハウスクリーニング会社「ウチクリン」に入社し、遅刻や欠席もなく真面目に勤めていた。
- 田辺将司(たなべ しょうじ)[注釈 7]
- 演 - 鶴見辰吾
- 13年前に中学3年生で自殺した息子の命日に墓参りに行く途中、花屋に立ち寄って花束を買った際に、加々見による拉致監禁事件の被害者となる。加々見に息子の面影を重ね、逃走を幇助する。
- 田辺早苗(たなべ さなえ)[注釈 7]
- 演 - 池津祥子
- 田辺の妻。夫の将司とともに加々見の逃走を幇助する。
- 松村幸弘(まつむら ゆきひろ)
- 演 - 林和義
- 殺人事件の被害者。「ウチクリン」専務。社員に対してパワハラを行っていた。
- 仙田太郎(せんだ たろう)
- 演 - 谷田部俊
- 殺人事件の第一発見者。「ウチクリン」社員。
- 岸拓哉(きし たくや)
- 演 - 吉村卓也
- 「ウチクリン」元社員。加々見とは中学の同級生で、加々見の窮状を知って「ウチクリン」を紹介した。殺人事件の1週間前に松村を殴って解雇されており、インターネットに松村のことを「パワハラ野郎」と書き込んでいた。
第3話[編集]
- 毛利忠治(もうり ただはる)◆
- 演 - 大倉孝二(第9話)
- 西武蔵野署の刑事。
- 向島進(むこうじま すすむ)◆
- 演 - 吉田ウーロン太(第9話)
- 西武蔵野署の刑事。毛利の部下。
- 亀田(かめだ)
- 演 - 岡崎体育[17]
- 西武蔵野市内で10件近く発生している強制わいせつ事件の犯人。手口は、帰宅途中の女性をスタンガンで脅し、長時間ネチネチ体を撫で回して逃げるというもの。真木カホリを誘拐する。
- 勝俣奏太(かつまた そうた) [注釈 7]
- 演 - 前田旺志郎
- 「私立バシリカ高等学校」3年。元陸上部。成川と並ぶ主犯格。最後の犯行の際、伊吹の追跡から逃走していたが、真木が犯罪に巻き込まれたことを告げられ投降する。
- 真木カホリ(まき かほり)[注釈 7]
- 演 - 山田杏奈
- 「私立バシリカ高等学校」3年。元陸上部のマネージャー。成川たちのゲームに協力し、警察に虚偽の110番通報を複数回行っていた共犯者。最後のゲームが終わるのを一人で待っていたところ、亀田にスタンガンで襲われ結束バンドで手押し台車に拘束されて誘拐される。
- 藤下(ふじした)
- 演 - 赤間麻里子
- 「私立バシリカ高等学校」校長。陸上部廃部の原因となった部員の犯罪を警察に通報せず内々で処理しており、成川たちの事件で警察の目が学校に向くと、賞状や部員リストなど、陸上部に関する情報を全て破棄して隠蔽を図る。その後、西武蔵野署の捜査で証拠を積まれたため校長を辞任した。
- コンビニ店長
- 演 - バッファロー吾郎A
- 成川たちがたむろするコンビニ店の店長。
- 竹中浩平(たけなか こうへい)[注釈 7]
- 演 - 石内呂依
- 「私立バシリカ高等学校」2年。元陸上部。成川と勝俣の後輩で共犯者。最後の犯行の際、九重と陣馬に確保された。
- 佐野悠貴(さの ゆうき) [注釈 7]
- 演 - 川口友雅
- 「私立バシリカ高等学校」2年。元陸上部。成川と勝俣の後輩で共犯者。最後の犯行の際、志摩の追跡から逃走していたが、真木が犯罪に巻き込まれたことを告げられ投降する。
第4話[編集]
- 青池透子(あおいけ とうこ)〈36〉
- 演 - 美村里江
- 2019年(令和元年)5月17日11時半頃発生した、拳銃による殺人未遂事件の被害者。「PCショップACE」社員。
- 駆け込んだ付近の薬局で銃創の応急処置をし、「賭けてみます。今まで勝ったことないけど」と言い残し、大金の入ったキャリーバッグを持って姿を消した。
- 以前は池袋のクラブのホステスをしており、客の誘いで池袋の裏カジノに通うようになり、金銭感覚が狂って多額の借金を抱えた。
- 借金を返済するため、風俗店と、上場企業の役員や官僚をも客に持つ10億円規模の裏カジノ店で働いていたところ、2017年(平成29年)1月11日に裏カジノ店が摘発され、賭博開帳図利罪・幇助罪で起訴されるも情状酌量されて執行猶予1年の判決を受ける。
- 執行猶予が明けてようやく就職できた「PCショップACE」が暴力団のフロント企業だと気付き、「どうせ汚いお金なら、汚い私が使って何が悪い」と考えて会社の金を少しずつ盗み出し、約1億円にまで溜め込んで逃げ出す。持ち出した金は2点の赤いルビーに換物し、自作のウサギの編みぐるみの眼にしていた。
- 逃亡中に追手に撃たれて自分が助からないことを悟り、「最後にひとつだけ」と1億円の価値が隠された編みぐるみを女子児童慈善団体「ガールズインターナショナル」に寄付し、死亡。殺人未遂事件の被害者から殺人被害者となる。
- 冴羽克己(さえば かつみ)
- 演 - 福田転球
- 中央区仲銀座2丁目悠遊通りにある「PCショップACE」社長。表向きはPCショップだが、暴力団の資金洗浄を行うフロント企業。このショップで契約したSIMカードが数多く犯罪に使われていた。
- 羽田空港近くの施設内で伊吹と志摩を拳銃で制圧しようとするが果たせず逮捕される。
- 間下(ました)
- 演 - 関ヒロユキ
- 暴力団住之江組の構成員。あかね通り裏の路地で透子に向けて発砲した殺人未遂事件の犯人で、羽田空港近くの施設で伊吹と志摩に確保された。その後、透子が死亡したことで殺人犯となった。
- 金田(かねだ)
- 演 - 蔵原健
- 暴力団住之江組の構成員。リムジンバス内で伊吹に向けて発砲した殺人未遂事件の犯人で、羽田空港近くの施設で伊吹と志摩に確保された。
- 孔雀(くじゃく)
- 演 - 長谷川稀世
- 透子が1点4,980万円のルビーを2点買った「拓榴宝石店」の店主。
- 「ヤマガタ薬局」店員
- 演 - ふるごおり雅浩
- 透子が止血を依頼した薬局の店員。多額の現金がキャリーバッグに入れられていたことを証言。
- 「EXPRESS MAIL DELIVERY」受付職員
- 演 - 小早川俊輔
- 輸送会社EMD(EXPRESS MAIL DELIVERY)の職員。透子がウサギの編みぐるみをイギリスへ送る際に荷受けをしたことを証言。
- 林優子(はやし ゆうこ)
- 演 - 佐々木史帆[18]
- 「PCショップACE」店員。11時9分に、透子を探しに二人の男が店に来たこと、透子が多額の現金を持って店を出て行ったことを証言。
- 小田美咲(おだ みさき)
- 演 - 榊原有那
- 「PCショップACE」店員。透子が多額の現金を持って店を出て行ったことを社長の冴羽に話すも、冴羽が「通報するな」と言って出て行ったことを証言。
- 中島好子(なかじま よしこ)
- 演 - 七海映子(回想)
- 児童養護施設「こどもみらいの家」施設長。タイガーマスク現象で「ランドセルばかり届いて困っている」とテレビ中継のインタビューで答える。その中継を偶然テレビで見ていた伊吹(当時は交番勤務)は、自身もランドセルを贈っていたため絶句している。
- 「ガールズインターナショナル」職員
- 演 - 大山きか
- 公益財団法人「ガールズインターナショナル」の職員。電話による問い合わせでイギリス本部の住所を教えたことを証言。
第5話[編集]
- 水森祥二朗(みずもり しょうじろう)〈27〉
- 演 - 渡辺大知
- マイの通う「日野春日本語学院」の事務員。
- 起業した人材サービス会社が倒産して負債を抱え、川越の監理団体の職員となるも、そこが業務停止命令で潰れたため、日野春日本語学院事務員となった。
- FaceNote上で、同時にコンビニ強盗を行うようにベトナム語で呼びかけ、2019年(令和元年)6月9日3時33分に19人が逮捕された同時多発コンビニ強盗事件で「ニコニコマート石神井店」へ押し入った犯人。
- 同月18日3時頃にも同店に半ば狂言として強盗に入り、伊吹に追跡され、外国人が日本で生きていくことの厳しい現実を日本語とベトナム語で訴えながら2機捜の警察官に確保される。
- チャン・スァン・マイ〈28〉
- 演 - フォンチー
- ベトナムからの留学生。「日野春日本語学院」に欠席せず真面目に通っており、水森に思いを寄せている。
- コンビニ(「ニコニコマート石神井店」)の他に、「丼太郎」のホールスタッフ、運送会社で荷物の仕分けと、外国人留学生の就労可能時間を超えてトリプルワークで働いている。
- 同時多発コンビニ強盗事件で襲われた店舗で唯一、外国人店員として勤務中であり、かつ、バックヤードに3店舗分の売り上げがあると知っていたことと、犯人とベトナム語で話していたこととで共犯者と疑われ、コンビニ店を解雇されてしまう。
- 事件後に特定技能1号試験を受け、第8話では沖縄のホテルで働いていることが語られる。
- 喜多(きた)
- 演 - 坂東彌十郎
- 水森に1000万円貸していたが、水森がコンビニ店から強奪した金で全額返済を受ける。
- 外国人労働者の送り出し機関から1人あたり30万円の違法なキックバックを貰って業務停止命令を受けた、川越の技能実習生受け入れ監理団体の関係者。その他にも4つの監理団体があると話すが、水森の逮捕後、2019年(令和元年)6月20日の「毎朝新聞」で、業務停止命令を受けたことが報じられている。
- 中村(なかむら)
- 演 - 田中聡元
- 石神井店を含む「ニコニコマート」3店舗の経営者。
- 牛山(うしやま)
- 演 - 鈴木隆仁
- 警視庁刑事部・第2機動捜査隊・隊長。
- 秋本(あきもと)
- 演 - 大村わたる
- 特派員REC(児島)の先輩でテレビ番組制作関係者。児島が動画を売り込むが「視聴率が取れない」として相手にしない。水森の逮捕動画がヒットすると掌を返すが、逆にあしらわれる。
- グェン・ヴァン・ナム〈22〉
- 演 - ブリーズ
- マイと同じアパートに住むベトナムからの留学生。「日野春日本語学院」に欠席せず真面目に通っている。
- フォン
- 演 - コイ・グエン(第8話)
- 蒲郡がバディとしてサポートしているベトナム人留学生。FaceNoteの扇動投稿のベトナム語がネイティブスピーカーのものではないことを指摘する。
- 第8話にて、故郷に残してきた恋人と結婚するため帰国することが語られる。
第6話[編集]
- 香坂義孝(こうさか よしたか)〈25〉
- 演 - 村上虹郎[19]
- 捜査一課刑事。志摩の捜査一課時代の相棒。死亡時の階級は巡査部長。
- 死亡当時はタリウム連続殺人事件の容疑者である中山を捜査していたが、功を焦り、中山がタリウムを注文したとする証拠を捏造してしまう。
- 南田が逮捕され、その部屋からタリウムが発見されたことで、志摩から進退を自分で決めるよう告げられる。
- 2013年(平成25年)8月8日、自宅のある雑居ビルの下で遺体となった香坂を志摩が発見。遺体からは酒の匂いがしており、転落事故とされた。前日に諍いのあった志摩がその死に関わっていると噂され、特に刈谷は志摩を「相棒殺し」と呼ぶほどだった。通報後最初に現着したのは志摩と旧知の仲で当時3機捜にいた陣馬と桔梗であったため、手心が加えられたのではないかという疑いもあった。
- 香坂は南田が逮捕された当日のうちに退職願を書いており、志摩の好きなスコットランドのウイスキー「グレングリアン」を用意し志摩と一緒に飲もうと自宅ビルの屋上で待っていたが、当の志摩は始末書を書いていて結局その場には行かなかったため、香坂は1人でウイスキーのボトルを半分空けてしまっていた。
- そのとき、線路を挟んだ向かいのマンション(2機捜管内)で、不審な男が隣の女性の部屋にベランダから侵入する瞬間を目撃。110番通報後、マンションに向かおうとするも、酔っていたために1階と2階の間の踊り場から転落。「頭蓋骨には放射状の亀裂骨折のみで陥没骨折は無く脳挫傷が見られないことから、屋上など高所からの転落ではなく3m程度の低い場所から転落、頭頂部を打撲した急性硬膜下血腫による死亡」との三澄ミコト(◆)による司法解剖報告もあり、手すりからは落下時の指紋も取れ矛盾はなかった。
- 中山詩織(なかやま しおり)
- 演 - 北浦愛
- 同僚の南田がタリウム連続殺人事件の犯人と気づき、捜査する警察官を弄んで楽しんでいた女。
- 被害者の浅野、三島が不倫相手だというタレコミは、捜査を撹乱するため自身が送信したものだった。
- 千春(ちはる)
- 演 - 垣内彩未
- 世田谷区の池石マンション6階北側から2つ目の部屋に住む女。
- 2013年(平成25年)8月8日2時7分に、ベランダから侵入する不審な男を香坂が目撃し通報した事件の被害者。
- 南田弓子(みなみだ ゆみこ)〈28〉
- 演 - 範田紗々
- タリウム使用による輸入雑貨社員連続殺人事件の犯人。
- 二人の既婚男性と関係を持ちながら「妻とは別れると言いながら遊ばれただけだった」という動機で、2件の毒殺事件を起こす。
- 「水回りのチャンプ」作業員
- 演 - 西村佳祐
- 桔梗の家の給湯器を修理すると同時に、盗聴器を仕掛ける。
- 第8話では峯岸の中古車整備工場で働いていた。
- 浅野大輔(あさの だいすけ)〈41〉
- 演 - 白仁裕介
- タリウムを使った連続毒殺事件の被害者。2013年(平成25年)7月30日12時46分頃死亡。輸入雑貨会社「Nation Land」営業部。既婚者で、南田とは不倫の関係にあった。食欲不振や胃腸痛に悩まされ、病院へ行ったが原因不明で衰弱して死亡した。
- 三島翔(みしま しょう)〈36〉
- 演 - 濱仲太
- タリウムを使った連続毒殺事件の被害者。同年8月1日12時35分頃死亡。輸入雑貨会社「Nation Land」営業部。既婚者で、南田とは不倫の関係にあった。
第7話[編集]
- ジュリ [注釈 7]
- 演 - りょう
- トランクルームの利用者であるコスプレイヤー。イベントにも参加しているらしい。本業は弁護士。名刺には清瀬十三(きよせ じゅうぞう)と記載されている。トランクルームを訪れた当初は女性のコスプレ、伊吹らに弁護士と名乗る際には男性用スーツ姿に着替えている。
- 大熊邦彦(おおくま くにひこ)〈42〉
- 演 - 三元雅芸
- 2009年(平成21年)3月28日に発生した、杉並区の強盗致傷事件の指名手配犯。梨本とともに、トランクルームを住居として10年間に及ぶ潜伏生活を送りながら時効を待っていたが、潜伏生活に疲れた梨本の「たとえ時効を迎えても自由は無い、自首していればとっくに普通に生きられた」という言葉に激昂し、彼を殺害。その後はタクシーを使って逃亡を図るも、指名手配犯として顔を覚えていた陣馬に追われる。途中で「出前太郎」の店員・飛田から自転車とユニフォームを奪うが、ユニフォームが表裏で色が異なるリバーシブルであることを知らなかったことが仇となり、最終的には陣馬・伊吹・志摩との格闘の末に逮捕された。なお、潜伏中に情報を入れていなかったためか、強盗致傷の時効が2004年(平成16年)に10年から15年に改正されている[注釈 8]ことを知らずにいた。
- 梨本健(なしもと けん)〈43〉
- 演 - 佐伯新
- トランクルームで遺体として発見された男性。実は大熊の共犯者であり、指名手配犯。
- スゥ[注釈 7]
- 演 - 原菜乃華
- 家出少女。BABYMETALのファン。事件後は、ジュリ(清瀬)の配慮により家には帰らずサポートセンターを紹介される(モアも同様)。
- モア[注釈 7]
- 演 - 長見玲亜
- 家出少女。BABYMETALのファン。
- 倉田靖典(くらた やすのり)
- 演 - 塚本晋也
- 遺体が発見されたトランクルームの隣の住人。退職金詐欺に遭ったことで妻と揉め、自宅に帰りづらくなり、トランクルームで暮らしていた。事件後、梨本が飼っていたキジトラ猫の「きんぴら」を引き取る。
- 飛田(とびた)[注釈 7]
- 演 - 井口理(King Gnu)
- デリバリーサービス「出前太郎」の配達員。伊吹と志摩に自転車でメロンパン[注釈 9]を配達する。途中で逃走中の大熊に自転車とユニフォームを奪われるが、「出前太郎」のネットワークを警察に提供して大熊の追跡に協力する。
- トランクルームの管理人
- 演 - 瀧川英次
- 遺体の第一発見者。
- 陣馬八重子(じんば やえこ)
- 演 - 阿南敦子
- 陣馬耕平の妻。
- 陣馬澪(じんば みお)
- 演 - 見上愛(最終話)(18年前:佐々木桜)
- 陣馬耕平の長女。
- 陣馬鉄(じんば てつ)
- 演 - 伊島空(最終話)(18年前:加藤瑛斗)
- 陣馬耕平の長男。
- 紗江(さえ)
- 演 - 松川星
- 陣馬鉄の婚約者。
- 山中誠二(やまなか せいじ)
- 演 - 大山聖人
- トランクルームの契約者。
第8話[編集]
- 坂本誠(さかもと まこと)◆
- 演 - 飯尾和樹(ずん)
- UDIラボ所属の臨床検査技師。ラボ前で待機していた404号車を本物のメロンパン販売車と誤認してパンを買おうとし、対応した志摩に機捜の名刺を渡される。
- 神倉保夫(かみくら やすお)◆
- 演 - 松重豊
- UDIラボの所長。坂本が受け取った名刺で志摩とコンタクトを取り、所属解剖医の中堂が調べた過去の連続猟奇殺人事件と堀内殺害事件の差異について情報を提供する。
- 中堂系(なかどう けい)◆
- 演 - 井浦新(声のみの出演)
- UDIラボ所属の法医解剖医。坂本にかかってきた電話の主。
- 蒲郡麗子(がまごおり れいこ)
- 演 - 丸山瑠真
- 蒲郡滋生の妻。カトリック信徒。4機捜が発足した当日にあたる2019年(平成31年)4月5日に、自宅前で堀内にひき逃げされて死亡。歩行障害を抱えており、生前に使用していた歩行器が事件解決への手がかりのひとつとなった。
- 堀内伸也(ほりうち しんや)
- 演 - 大重わたる
- 山中で変死体で発見された男性。
- 前科2犯。初犯時の担当刑事だった蒲郡に相談を持ちかけるが、定年退職し、警察の仕事からは距離を置いていた彼に「他の警察官に相談しろ」と言われたため、逆恨みで蒲郡夫妻をひき逃げする。のちに蒲郡の報復を受け、赦しを請いながら殺害された。
- 峯岸智明 (みねぎし ともあき)
- 演 - 植木祥平
- 中古車販売業者。堀内とは車の売買を巡ってトラブルがあった。
- 菅沼聡(すがぬま さとし)
- 演 - 若杉宏二
- パチンコ店店員。同僚の堀内と仕事中に喧嘩となり、堀内はそれが原因で退職している。
- 澤部(さわべ)
- 演 - 福山翔大(第9話)
- 暴力団辰井組構成員。羽野麦に1,000万円の懸賞金がかかっていることを成川に教える。辰井組の一斉ガサ入れの際に事務所から逃亡するも、麦が拉致されたことを知って激昂した伊吹に捕まり、彼に殴られながら成川についての情報を明かした。
第9話[編集]
- エトリ
- 演 - 水橋研二(第10話)
- 裏社会において大きな権力を持つ謎の男。麦を気に入っていたが、警察に自身の情報を流した彼女に1,000万円の賞金を懸ける。
- 成川に連れて来させた麦を殴打し井戸に沈めるも、救助された成川が麦からの伝言として車のナンバーを警察に伝えたため、1機捜に捕捉・逮捕される。しかし連行途中で久住が仕向けたドローン爆弾によって覆面パトカーごと爆殺される。
- 正体は5年前に死亡したとされていた殺人事件の被疑者鴻上悟(こうがみ さとる)で、警察の追跡を逃れるために飛び降り自殺を偽装して整形していた。久住はエトリについて「俺たちのボス猿的存在」と話していたが、実際は駒の一人としか見なしていなかった。
- 井ノ原(いのはら)
- 演 - 永岡佑
- 組織犯罪対策部第四課刑事。エトリに関する麦の証言を信用していない。
- 山崎(やまざき)
- 演 - ヨシダ朝
- 組織犯罪対策部部長。
- 前園
- 演 - 竹本和正
- エトリの部下。
第10話[編集]
- 「Co-W∞SPACE」店長
- 演 - 小日向春平
- 久住が根城にしていた、池袋の若者向けコワーキングスペースの店長。久住に丸め込まれ、ドーナツEPだけでなく覚醒剤にも手を出していた。
- 「ビオクリア」工場長
- 演 - 水野智則
- 大田区にある、サプリメント製造工場に偽装したドーナツEP製造拠点の責任者。久住の指示を受けて証拠品を持ち去る途中、陣馬をひき逃げして逃走する。
最終話[編集]
- 久住の手下
- 演 - ジャック・フリーマン
- 東京湾マリーナに停泊した久住のクルーザーでドラッグを密造しており、やってきた伊吹と志摩を拘束する。
- ケンちゃん
- 演 - 村本明久
- 屋形船の客で久住の知人。久住が逃走用にプライベートジェットを借りようとした。
- 売店のおばちゃん
- 演 - 中條サエ子
- 伊吹と志摩にシャワーを貸し、着替えの服を用意した。
用語[編集]
- 警視庁刑事部第4機動捜査隊
- 警視庁における働き方改革の一環で、第1 - 第3機動捜査隊のヘルプ部署として発足した。
- 隊長は桔梗が1機捜隊長と兼任。第1話での人員表は、志摩、陣馬、九重を含め15名、後に伊吹を加えて計16名。
- 隊の名称自体が仮のものであり、「機捜***」のコールサインが必要となるためとりあえず「4」と付けられた。桔梗の考えでは、次の異動で機動捜査隊の人員に余裕が出れば解散し、メンバーは既存のいずれかの機捜に入るか元の部署に戻る予定だったが、2020年8月も存続していることが最終話で描かれる。
- 志摩と伊吹のチーム「404」は、志摩が発足初日に貸与車両を廃車にしたため、第2話からは、覆面捜査(張り込み)用として保管されていた、機動力には難のあるメロンパンの移動販売車(屋号は「まるごとメロンパン」)が割り当てられている。この「まるごとメロンパン号」は、第10話でテロの首謀者の使用車両としてSNSで拡散されてしまったため、再び保管されることとなった。最終話では3代目404号車とみられる車両が映っている。
- ポリまるくん
- 劇中に登場する機動捜査隊のマスコットキャラクター。MIUのロゴ入りジャンパーと帽子を身に着けたイヌのキャラクターで、4歳の男の子という設定。番組の公式キャラクターとしてさまざまなグッズ展開やリモート会見への登場がなされたほか、キャラクターと対話できるAIアプリ「AIポリまるくん」が配信された(サービスは終了)[21]。ポリまるくんを演じる声優は緒方恵美。
- Now Tube(ナウチューブ)
- YouTubeに相当する動画共有サイト。
- 児島弓快がナウチューバー(YouTuberに相当)「特派員REC」として「ナイトクローラーチャンネル」を運営している。
- ツブッター
- Twitterに相当するSNS。
- 第4話で青池が日記のように利用しており、SNS慣れした世代である九重の読み解きにより真相解明の突破口となった。
- LIME
- LINEに相当するコミュニケーションアプリ。
- 最終話で九重が志摩たちに緊急連絡するシーンで画面のみ登場。
- FaceNote(フェイスノート)
- Facebookに相当するSNS。
- 第5話では水森が外国人労働者を扇動するために利用した。
- 第7話では九重が陣馬鉄と連絡を取り合い、陣馬親子の関係を修復した。
- ドーナツEP
- この2年ほど六本木を中心に低価格で流通している、粗悪なMDMA系の合成麻薬。
- 中心に穴の開いたトローチのような形状。1度手を出すと止められないほど中毒性が強いとされる。
- 警察も長らく流通経路をつかめていなかったが、実は久住が運営する東京都内の工場で密造されていた。
スタッフ[編集]
- 脚本 - 野木亜紀子
- 音楽 - 得田真裕
- 主題歌 - 米津玄師「感電」(ソニー・ミュージックレーベルズ)[22]
- 警察監修 - チーム五社、原きよ子
- 法律監修 - 國松崇
- 法医学監修 - 上村公一
- 動物協力 - 湘南動物プロダクション
- 劇中使用曲 - BABYMETAL「PA PA YA!!(feat. F.HERO)」(TOY'S FACTORY)
- ダンス指導 - ELEVENPLAY
- プロデュース - 新井順子
- 演出 - 塚原あゆ子、竹村謙太郎、加藤尚樹
- 編成 - 橋本孝、渡瀬暁彦
- 製作 - TBSスパークル、TBS
放送日程[編集]
話数 | 放送日 | サブタイトル | ラテ欄[23] | 演出 | 視聴率[24] |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 6月26日 | 激突 | 野生刑事VS理性刑事 新バディ誕生! 誰よりも早く犯人を追え! |
塚原あゆ子 | 13.1%[25] |
第2話 | 7月 | 3日切なる願い | 走る人質監禁立てこもり! 犯人の目的は | 11.5% | |
第3話 | 7月10日 | 分岐点 | いたずら通報事件!? 夢と涙と青春の日々 | 10.6% | |
第4話 | 7月17日 | ミリオンダラー・ガール | 拳銃発砲事件! 逃げる一億の女を探せ! | 竹村謙太郎 | 10.2% |
第5話 | 7月24日 | 夢の島 | 同時コンビニ強盗!? 留学生の夢と恋心 | 12.5% | |
第6話 | 7月31日 | リフレイン | 相棒を救え! 過去の事件に隠された希望 | 塚原あゆ子 | 10.8% |
第7話 | 8月 | 7日現在地 | 休日にまさかの遭遇 指名手配犯を追え! | 加藤尚樹 | 12.4% |
第8話 | 8月14日 | 君の笑顔 | 未解決の連続殺人!? 警察官になった理由 | 竹村謙太郎 | 11.7% |
第9話 | 8月21日 | 或る一人の死 | 衝撃の急展開!! ついにあの男が動き出す | 塚原あゆ子 | 11.5% |
第10話 | 8月28日 | Not found | 見えない敵との戦い 4機捜存続の危機! | 竹村謙太郎 | 11.3% |
最終話 | 9月 | 4日ゼロ | 最終決戦! 4機捜が迎える衝撃のラスト | 塚原あゆ子 | 14.5%[24] |
平均視聴率 11.9%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
- 同枠では、2017年10月期の『コウノドリ(第2シリーズ)』以来に全放送回で二桁完走となった。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 実際にはアクセス集中で表示されるエラーコードは503(Service Unavailable)。第10話では糸巻が「エラーページのアップロードが間に合わなかったため結果的に503でなく404が表示されてしまった」と説明している。
- ↑ 4月10日から4月24日までと5月8日に『コウノドリ』傑作選(綾野主演、星野共演)[6]、5月1日・15日・29日は『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の拡大放送(20:57 - 22:54)、5月22日は映画『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』(20:57 - 22:54)、6月5日から19日まで『大恋愛』特別編を放送[7]。
- ↑ 野木亜紀子によれば、「藍(あい)」という名前は、虚数の「i」からだという[12]。
- ↑ 野木亜紀子によれば、「一未」という名前は、数字の「1未満」からだという[12]。
- ↑ 全国の警察本部に設置されている警察相談ダイヤル。緊急性はないものの警察に相談事をしたい場合はこの番号に電話すると警察官と話をすることができる。県警によっては24時間対応と日勤帯のみの対応に分かれている。我孫子の台詞は視聴者へ#9110を周知してもらう目的もあった。
- ↑ 篤人の名前と読みは第7話字幕放送、姓名は第10話中のネームプレートにて表示された。
- ↑ 7.0 7.1 7.2 7.3 7.4 7.5 7.6 7.7 7.8 7.9 最終話では、SNSで爆破テロの首謀者という誤情報を広められた404号車とその乗員を、同じくSNSを通して擁護していることが画面のみで描かれる。
- ↑ このため2009年に発生したこの事件の時効は2024年であった。
- ↑ テイクアウト型専門店「Melon de melon」のメロンパン。一部店舗でドラマとのコラボキャンペーンを実施した[20]。
出典[編集]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 “綾野剛&星野源、2年半ぶり共演で連ドラW主演 『機動捜査隊』バディ結成”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年2月13日) 2020年2月13日閲覧。
- ↑ 2.0 2.1 “綾野剛×星野源『MIU404』6・26放送スタート 撮影再開を報告”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年6月6日) 2020年6月6日閲覧。
- ↑ “綾野剛×星野源『MIU404』主題歌が米津玄師に決定 『アンナチュラル』チームと再タッグ”. リアルサウンド 映画部 (Real Sound). (2020年3月16日) 2020年8月8日閲覧。
- ↑ “半沢直樹などTBS3ドラマ放送延期 コロナ撮影難”. 日刊スポーツ. (2020年4月1日) 2020年4月1日閲覧。
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- ↑ “『大恋愛』特別編が放送決定 戸田&ムロが喜び「愛おしい愛おしい愛おしい!!」【全文】”. ORICON NEWS. (2020年5月29日) 2020年6月1日閲覧。
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- ↑ “村上虹郎が「MIU404」で星野源の元相棒役に、“志摩の闇でもある”新米刑事”. 映画ナタリー. (2020年7月24日) 2020年7月25日閲覧。
- ↑ 株式会社サンライズ (2020年8月7日). “【メロンパン専門店】Melon de Melon TBS金曜ドラマ「MIU404」とのコラボキャンペーン開催!”. PR TIMES. 2020年8月8日閲覧。
- ↑ “おしらせ”. 金曜ドラマ『MIU404』. TBSテレビ (2020年7月8日). 2020年9月16日閲覧。
- ↑ “米津玄師、綾野剛×星野源W主演ドラマ『MIU404』主題歌担当 初回放送で初公開”. Real Sound. (2020年3月16日) 2020年3月16日閲覧。
- ↑ 該当各日 『毎日新聞』 テレビ欄。
- ↑ 24.0 24.1 “綾野剛&星野源「MIU404」最終回視聴率は番組最高14.5%で有終の美”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2020年9月7日) 2020年9月7日閲覧。
- ↑ “綾野剛&星野源がダブル主演「MIU404」初回視聴率13.1%で好スタート”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2020年6月29日) 2020年6月29日閲覧。
外部リンク[編集]
- 金曜ドラマ「MIU404」 - TBSテレビ
- Lua エラー モジュール:Twitter 内、8 行目: attempt to index field 'wikibase' (a nil value)
- 【公式】『MIU404』 (miu404_tbs) - Instagram
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