毎日新聞
毎日新聞(まいにちしんぶん、旧字体: 每日新聞、英: The Mainichi Shimbun)は、日本の新聞(全国紙)のひとつ。毎日新聞社(毎日新聞グループホールディングス傘下)が発行している。読売新聞・朝日新聞とともに三大紙に数えられる。
日本国内で一番歴史のある新聞であり、大阪毎日新聞と東京日日新聞を源流とする。戦前から朝日新聞と共に2強に数えられていたが、拡販競争と西山事件による経営危機で後れを取り、1960年代後半から1970年代前半に掛けての読売新聞の発行部数増加などで販売不振が続いた。2008年には毎日デイリーニューズWaiWai問題が発覚し、再度経営問題が発生した。現在のスローガンは、「報道に近道はない」。新聞販売店の愛称は「毎日ニュースポート」。
一方で、「デジタルレポート2020」の統計では、読者の信頼度は日本の主要5紙(読売新聞・朝日新聞・毎日新聞・産経新聞・日本経済新聞)で3番目となった。発行部数は200万部で前年度比28万部減である。
沿革[編集]
- 1872年3月29日(明治5年2月21日) - 『東京日日新聞』、東京浅草の日報社から創刊。
- 1875年 - 東日、新聞の個別配達を競合他社に先駆けて実施。
- 1876年 - 日報社、『中外物価新報』(現・日本経済新聞東京本社版)の印刷発行を三井物産から請け負う。
- 1882年 - 『日本立憲政党新聞』大阪で創刊(1885年、『大阪日報』と改題。さらに1888年、『大阪毎日新聞』と改題)。
- 1885年1月1日 - 東京日日新聞で夕刊の発行が開始される。
- 1906年 - 大阪毎日新聞社、東京の『電報新聞』を買収、同紙を『毎日電報』に改題して東京進出を果たす。
- 1911年 - 大毎、日報社を合併(『東京日日新聞』と『大阪毎日新聞』の題号はそれぞれ変更せず)。大毎発行の『毎日電報』を『東京日日新聞』に吸収させる(東京日日は地紋の桜模様や「余録」欄等を継承)。
- 1924年 - 選抜中等学校野球大会(現:選抜高等学校野球大会)開始。主催。
- 1926年12月25日 - 大正の次の元号を「光文」と誤報(光文事件)。
- 1935年 - 2月に西部総局、11月に名古屋支局で新聞本紙発行を開始。
- 1936年 - 東京で発行されていた『時事新報』が東日に合同。成都事件。
- 1937年 - 日中戦争の南京百人斬り競争を報じる。 詳細は「百人斬り競争#当時の報道」および「向井敏明#東京日日新聞の記事内容」を参照 「南京事件#南京裁判」および「南京軍事法廷#南京事件に関して」も参照
- 1943年1月1日 - 東西で異なっていた題号を『毎日新聞』とする。
- 1950年 - 名古屋での新聞の発行を再開。
- 1952年 - 共同通信社を退会。
- 1955年 - 名古屋の中部支社を中部本社に昇格。
- 1959年 - 札幌に北海道支社を新設。北海道でも新聞の発行を開始。
- 1965年 - 西部本社、北九州市門司区から現在の同市小倉北区の『毎日西部会館』に移転。
- 1966年 - 東京本社、千代田区有楽町(新有楽町ビルヂングがある位置)から現在の同区一ツ橋(パレスサイドビルディング)に移転。
- 1967年6月15日 - 西部本社セット版地区(福岡県、山口県の一部など)の地方版を2ページにする(地方版ワイド化のはしり)。
- 1971年3月12日 - 西部本社で輪転機8台を損傷する火災が発生する。
- 1972年 - 沖縄返還協定密約をめぐる「外務省機密漏洩事件」(いわゆる「西山事件」)発生。
- 1974年6月16日 - 4コマ漫画『アサッテ君』(東海林さだお作)が朝刊で連載開始。
- 1975年4月6日 - 日曜版(日曜くらぶ)に漫画『ぐうたらママ』(古谷三敏作)連載開始。
- 1976年 - 「記者の目」欄開始。(その後記者の目(テレビ版)が5社ニュースなどで放送された)
- 1977年 - 負債を整理する旧社(株式会社毎日)と、通常の業務を行う新社(株式会社毎日新聞社)とに分離する「新旧分離」方式で会社を再建。登記上の本店を大阪から東京に移転。
- 1978年1月1日 - 前年まで題字に使用していた「新」を、通常の字体(新)に変更。欄外の日付表記が元号(西暦)から西暦(元号)に変わる。
- 1985年 - 新旧両社が合併し会社再建計画終結。
- 1987年8月30日 - 東京本社・北海道支社発行版の紙齢が4万号。
- 1991年11月5日 - 題字を現在使用しているコバルトブルーに白抜きで『毎日新聞』と明朝体で書かれた物に変更。題字上部のCIマークは“毎日の目”をイメージする。
- 1992年 - 大阪本社、堂島から現在の西梅田に移転。
- 1993年 - 社員の早期退職を募集。
- 2003年 - 中部本社が名古屋駅前のビル建て替え(トヨタ自動車と共同)のため、名古屋市中区正木の日本経済新聞名古屋支社の旧社屋ビルに仮移転。
- 2006年 - 中部本社が名古屋駅前のビル「ミッドランドスクエア」完成に伴い再移転。
- 2007年12月10日 - この日から従来より大きな書体「J字」を採用。他紙の書体の大型化のきっかけを作った。
- 2008年
- 4月 - 毎日デイリーニューズWaiWai問題が表面化し、「深刻な失態であり、痛恨の極みです」と謝罪に追い込まれる。
- 8月30日 - 売上の落ち込みから、北海道支社管内の夕刊を廃止。
- 2010年
- 1月 - 記者が1人で勤務する30ヵ所の通信部と駐在を同3月末で休止する方針を会社が労組に提示。
- 3月8日 -2012年春より新潟県内配達の毎日新聞を新潟日報社に委託印刷で合意
- 4月1日 - 共同通信社に再入会。同時に同日に共同通信社加盟の地方紙(東奥日報、岩手日報、山形新聞、福島民報、下野新聞、上毛新聞、山梨日日新聞、北国新聞、日本海新聞、徳島新聞、佐賀新聞、熊本日日新聞)と記事配信などで包括提携する。
- 2013年
- 4月1日 - 朝夕刊の1~3面の文字を15段組から12段組に変更。
- 9月20日 - ホテルナゴヤキャッスルなどを運営する関係会社のナゴヤキャッスルの株を興和に譲渡。
- 12月- 新聞購読者にデジタル紙面が無料で読める「愛読者セット」を開始し、デジタル会員となる「毎日ID」も同時に提供開始。
- 2014年12月31日 - 朝刊の4コマ漫画『アサッテ君』が全国紙連載漫画としては最多記録となる13,749回を以って連載終了。
- 2015年
- 2月1日 - 4コマ漫画『桜田です!』(いしかわじゅん作)が朝刊で連載開始。
- 2月12日 - 東京本社・北海道支社発行版の紙齢が5万号。
- 2016年3月31日 - 山梨県の夕刊を廃止。
- 2019年5月29日 - 社員の1割に当たる200人規模の早期退職を募集することと、支局などの地方機関から105人を減らす組織再編を会社が労組に提案。
- 2020年3月17日 - 四国と広島・岡山向けの新聞の印刷を、四国新聞印刷センターに委託で合意。
- 2020年
- 6月 - 毎日新聞のニュースサイト「デジタル毎日」の会員登録(毎日ID)が100万件を突破。
- 9月27日 - 日曜くらぶの漫画『ぐうたらママ』が45年間にわたる連載を終了。
- 2021年
- 7月1日 - 月極購読料を朝夕刊セット4,300円、朝刊統合版3,400円に改定。消費増税を伴わない改定は1993年12月以来、27年半ぶりとなる。このことについて毎日新聞社は製作過程での合理化、人件費や経費節減、ならびに新型コロナウィルスの蔓延で販売・広告収入が減る一方で新聞製作コストは高くなっていること、深刻な人手不足などで戸別配達を維持することも難しくなり経営努力が限界に達したことを上げている。同年同日に朝日新聞が、8月には産経新聞が同様の理由から値上げを行っている。
- 2021年7月4日 - この日から日曜日発行の朝刊の1面レイアウトをリニューアル。(別刷り8ページ=一部地域4ページで掲載していた「日曜くらぶ」を廃止し、それらに掲載していた読み物を本紙に統合、ただし一部の記事は分冊を継続)
- 2021年9月 - 2021年8月度のABC部数で200万部を下回る。
- 2023年
- 3月31日 - この日をもって中部本社管内の夕刊を廃止。
- 6月1日 - 月極購読料を朝夕刊セット4,900円、朝刊統合版4,000円、1部売りも朝刊160円にそれぞれ改定した。
紙齢について[編集]
特徴[編集]
紙面[編集]
- ページを2つ折りにしたときに行の途中に折り目がかからない組み方を導入したり、縦書きの中に算用数字を用い、2桁の数字は横に並べるなど、見やすい紙面づくりにいち早く取り組む。
- 1991年の題字デザイン変更時から、欄外の題字を小さく端(奇数ページは右端、偶数ページは左端)に移し、中央にはそのページのジャンルのタイトルを大きく明朝体で掲載していた。2007年のJ字導入以後は、ページ数表記の隣にそのページのジャンルを白抜きで表示し、中央に「毎日新聞」の文字を入れる従来のスタイルに戻した。 題字「MAINICHI」の左右に、社章の「目星マーク」が印刷されている。
- 2021年6月まで日曜日には二部紙を採用し、別冊版として「日曜くらぶ」を発行していた。東日本(新潟県・長野県・静岡県以東)は8頁建て。西日本のうち、東海3県と九州(沖縄県・山口県含む)はこの中から抜粋した4頁建て。大阪本社管内の北陸・近畿・中四国地方(山口県除く)は左記の4頁に加え、前半の4頁に独自の週間テレビ番組表を掲載した8頁建てである。一部記事は引き続き分冊している。
2009年(平成21年)の新聞通信調査会の調査では、「最も保守的=10点、最も革新的=0点」という分布の中で5.0点だった(全国紙の中で最も保守的であるとされた読売新聞は5.6点、次点が産経新聞の5.3点、日本経済新聞は5.2点、最も革新的な朝日新聞は4.4点である)。
旧東京日日新聞時代は『御用新聞』とも呼ばれるほど政府寄りの姿勢で知られたが、大東亜戦争終結に伴い報道の自由が認識された後は、姿勢を大きく転換している。一般的には中道左派寄りとされているが、朝日新聞や中日新聞と比べると批判の俎上に挙がる機会は少ない。
「御用新聞#明治維新から大東亜戦争まで」および「東京日日新聞#政府広報紙の役割」も参照
社説などで、1992年の湾岸戦争時に自衛隊の海外派遣を強く批判し、憲法改正にも反対してきたが、後に大きく方針を転換。現在は「論憲」を掲げて自衛隊の海外派遣も容認している。
現在の毎日新聞には、改憲論者を自負し、紙面で護憲論を批判する記者も存在する。
一方で、社会面、夕刊特集面などには護憲・反戦平和的な記事が散見される。このような二面性は表現の自由に関わる問題でも見受けられ、全国紙の中では「青少年の保護」を大義名分に掲げた表現規制に最も肯定的な論調を取っているが(一例・2006年1月18日付社説)、こうした姿勢は紙面審議会委員から批判されている。
第2次安倍政権以降は、護憲・反戦平和的な論調に回帰するようになり、社説やオピニオンなどでは、安倍総理への批判や中国寄りの記事が掲載される傾向であり、反米左派色の濃い琉球新報の記事が転載されることもある。特に特定秘密保護法については、一大キャンペーンを展開し、連日社説を割いて「秘密保護法案を問う」や「秘密保護法案参院審議を問う」を連載して批判し、社会面でもコラム「秘密保護法に言いたい」を連載して批判した。1面の余録でも批判を展開し、スポーツ界が特定秘密保護法案に反対しないことを、1960年代の大学闘争で体育会系の学生が当局側に立ったことを交えて批判した。
また、読売新聞などが政府以上に法人税減税・消費税増税などの税制改革に積極的なのに対し、政府が目指す方向の改革には消極的である。野田佳彦政権時代の社会保障と税の一体改革について「(2011年の)毎日新聞案の緊急課題とほとんど同じ内容」と支持している。2008年度にも当時の民主党案に近い改革案を提言している。消費税の増税についても「増税は2012年の自公民3党による『税と社会保障の一体改革に関する合意』で決めたものだ」とし、「増税を先送りするのはリーマン・ショックや東日本大震災のような緊急時」と主張している。
社説では他紙よりも社会関係の社説を載せることも多い。最近の例を挙げれば、強制わいせつ罪の現行犯で逮捕された自民党の中西一善衆議院議員(当時)への批判、またワールド・ベースボール・クラシックの誤審に対する批判も書かれた。また、韓流に好意的で『「韓流の10年」は日韓の溝を埋め得なかったかもしれない。だが、それがなかったら事態はもっと殺伐としていただろう』と述べている。
他の全国4紙(読売・朝日・産経・日経)は2011年、犯行時少年(18歳ないし19歳)だった大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件(1994年に発生)の3被告人に対する死刑判決が最高裁で確定して以降、少年死刑囚については死刑が確定した時点で実名報道に切り替えているが、毎日は少年の更生を目的とした少年法の理念の尊重や、再審・恩赦が認められる可能性を考慮し、匿名報道を継続している。その後、2017年の市川一家4人殺害事件の少年死刑囚(事件当時19歳)に対する刑執行の際には、執行によって匿名報道継続の根拠としていた「(死刑囚の)更生の機会」が失われたことや、「国家による処罰で命を奪われた対象が誰であるかは明らかにすべき」との判断を根拠に実名報道へ切り替え、以後毎日の少年死刑囚に対する対応は「死刑執行完了まで匿名、完了後は実名」というスタイルに落ち着いた。
注目を集めた報道・スクープ[編集]
日本新聞界の権威である新聞協会賞(編集部門)を、協会加盟の全国紙では最多受賞している。
- 1957年、市民生活を脅かす暴力の実態を暴いた『暴力新地図』、戦後も勢力を確保した特権官僚の支配を描いた『官僚にっぽん』、税制のゆがみや徴税の実態をえぐり出した『税金にっぽん』の東京社会部による3企画が第1回新聞協会賞を受賞。この企画は第5回菊池寛賞も受賞した。
- 1960年10月12日に発生した浅沼稲次郎暗殺事件において、毎日新聞東京本社写真部の長尾靖記者が、浅沼稲次郎社会党委員長が、右翼少年山口二矢に刺殺される決定的瞬間を写真撮影した『浅沼委員長刺さる』で新聞協会賞を受賞。この写真は、世界に衝撃を与え、翌年には日本初のピューリッツァー賞を受賞した。日本人の同賞受賞は3件あるが、他の2件はUPI通信で、日本の報道機関で受賞経験があるのは毎日新聞のみ。
- 1929年以来の懸案であり、政令指定都市になることによって石炭、鉄鋼産業の落ち込みによる経済の地盤沈下を克服することが期待されていた九州の小倉市、八幡市、門司市、若松市、戸畑市の合併について、1960年2月から、西部本社が合併の効率と無駄、学者や専門家の意見、住民感情などを詳しく報じた企画『五市は一つだ』の連載を開始。1961年3月からは、RKB毎日放送と共同のキャンペーン『百万人の都市づくりのために』を展開した。新聞、ラジオ、テレビを駆使し、当時「立体報道」と言われたメディアミックスの手法は注目を集めた。1963年2月10日に5市が合併し、北九州市となった。5市の一体性と合併の必然性を強調した一連のキャンペーンは高く評価され、1962年度の新聞協会賞を受賞した。
- 全国の学者、研究者への取材によって科学技術の開発や研究者の養成を中心として日本の学界の現状や問題点を示し、513回にわたって長期連載された『学者の森』は1963年度の新聞協会賞を受賞した。
- 暴力団が全国各地に進出し、広島市や松山市で抗争事件が発生する中、2か月間で120〜130の組長にインタビューを敢行し、朝刊1面に14回にわたって連載した暴力追放キャンペーン『組織暴力の実態』で1964年度の新聞協会賞を受賞。これまで暴力団関係の取材は警察当局などを通した間接的なものが中心だった中で、暴力団の組長などへの「体当たり取材」が画期的であると評価された。
- 1978年9月19日、大阪本社学芸部が、1968年に稲荷山古墳から出土した金錯銘鉄剣を、奈良市の元興寺文化財研究所がX線撮影した結果、全文115字からなる金象嵌の銘文が発見したことをスクープ。当時「考古学上、百年に一度の大発見」と評され、この銘文が日本古代史の確実な基準点となり、その他の歴史事実の実年代を定める上で大きく役立つことになった。1979年度の新聞協会賞受賞。
- 1980年3月6日、東京本社社会部が早稲田大学商学部入試問題漏洩事件をスクープ。その後、関係者の取材を続け、受験生側から多額の金が渡り、入試問題と模範解答のコピーが流れていた事実を浮き彫りにした。同大学職員ら4人が逮捕され、31日までに不正合格者9人全員を除籍する事態に発展した。「進学過熱がもたらした教育のひずみ、ひいては今日の社会によどんでいる金権的な腐敗体質について深刻な反響を呼び起こす契機ともなった」と評価され、同年度の新聞協会賞を受賞した。
- 1981年5月18日、東京本社の「安保と非核取材班」が1~3面の大半を使ってエドウィン・O・ライシャワー元駐日アメリカ合衆国大使の核持ち込み発言をスクープ。これは、古森義久記者(のちに産経新聞へ移る)の電話インタビューに対し「日米間の了解の下で、アメリカ海軍の艦船が核兵器を積んだまま日本の基地に寄港していた」と発言したもので、「非核三原則」に基づき日本政府が否定していた中で、元駐日アメリカ大使が認めたことは日本国内で騒動になった。「戦後政治のナゾの部分に光を当てた歴史的スクープ」と評価され、同年度の日本新聞協会賞を受賞した。1999年には、アメリカの外交文書の中から「1963年にライシャワーが当時の大平正芳外務大臣との間で、日本国内の基地への核兵器の持ち込みを了承した」という内容の国務省と大使館の間で取り交わされた通信記録が発見され、この発言を裏付けることになった。
- 1986年1月31日、前年2月27日に脳卒中で倒れて以来詳しい病状がわかっていなかった田中角栄元首相が娘の真紀子に付き添われながら車椅子で移動する姿を空撮し、一面および社会面に掲載。3日後には地上から撮影した写真も掲載し、元首相の深刻な病状を国民に伝えた。このスクープは「上空、地上の双方からキャッチした“ありのままの元首相の姿”が各界に与えた衝撃は極めて大きかった」と評価され、同年度の日本新聞協会賞を受賞した。
- 2000年11月5日の朝刊で報じられた、藤村新一によって引き起こされた旧石器捏造事件についてのスクープは、教科書にも記載のある日本最古の遺跡「上高森遺跡」が存在しなかった可能性を示唆し、教科書の書き換えという事態に発展するなど日本の考古学に重大な影響を与えた。日本の考古学界最大のスキャンダルとされる。2001年度の新聞協会賞、菊池寛賞、早稲田ジャーナリズム大賞受賞。 詳細は「旧石器捏造事件」を参照
- 2005年6月17日、長崎市への原子爆弾投下の翌月に外国人記者として初めて現地入りしたシカゴ・デーリー・ニューズ紙のジョージ・ウェラー記者の未公表の原稿を60年ぶりに発見しスクープ。掲載後、英米の主要紙などの多くが転電する形で掲載するなど、海外でも大きな反響を呼んだ。2005年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞。
- 2007年4月17日に発生した長崎市長射殺事件において、長崎支局の長澤潤一郎記者が、伊藤一長長崎市長が山口組系暴力団幹部の男に銃撃され倒れた直後の姿を撮影し、翌4月18日付の朝刊に1面で掲載した。この写真は同年度の新聞協会賞を受賞した。
- 2007年12月3日、厚生労働省が2006年から石綿による労災があった事業所名を非公表とする政策をとっていた中で、石綿被害患者支援団体と信頼関係を結ぶことにより、約3500人分の石綿被害者の資料を入手、これを元に独自に取材、分析を行い、全国各地の様々な業種にわたる520以上の事業所に石綿被害の労災が及んでいたことをスクープ。このスクープにより、厚生労働省は方針転換を余儀なくされ、2年7か月ぶりに石綿労災があった事業所名を公表するという事態に発展した。「石綿健康被害救済法の不備により救済対象とならない患者の実情を伝えるその後の特報など、10年以上にわたる地道な取材の成果は、法改正を促し、救済拡大の道を開く価値ある報道」として評価され、2008年度新聞協会賞受賞。
- 2009年、障害者郵便制度悪用事件で大阪地方検察庁特別捜査部の違法捜査を見抜く。事件を基にしたドラマ『私は屈しない〜特捜検察と戦った女性官僚と家族の465日』でも取材の様子は忠実に再現された。なお検察の証拠改竄をスクープしたのは朝日新聞。
- 2011年2月2日、大相撲野球賭博問題で押収した携帯電話の電子メールから『大相撲の八百長疑惑』をスクープ。朝刊1面トップで伝え、信頼回復に努める日本相撲協会に大きな痛手となった。
- 2013年3月25日、東京電力や電気事業連合会、日本原子力文化振興財団が、原子力委員会の秋庭悦子委員が就任前に設立したNPO「あすかエネルギーフォーラム」に、毎年多額の事業資金を援助し、また職員を派遣し原子力発電の安全啓発事業に関わっていたことをスクープ。その後の毎日新聞による調査で、「あすか―」は、原子力発電環境整備機構の発注した放射性廃棄物処分場調査に関するワークショップ事業を、開始された2008年から12年現在まで日本生産性本部や広告代理店と組んでほぼ独占的に受注していた事も判明した。秋庭は当時、資源エネルギー庁の審議会「総合資源エネルギー調査会」で原子力部会の委員を務めていたという。更には、原子力委員会で秋庭の前任だった松田美夜子が監事を務めていたNPO「持続可能な社会をつくる元気ネット」も、同庁の同種のワークショップ事業を、2007年から6年連続で独占受注していた事が分かった。
- 2019年11月以降、安倍政権による桜を見る会問題について報道し、一連の記事を書籍「汚れた桜」として出版した。第20回「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」の公共奉仕部門 大賞を受賞した。
- 2020年4月21日 新型コロナウイルス予防のため、政府が国民に配布した布マスクについて、以前から妊婦向けマスクの多数にカビが発生していたなどの問題が明らかになっていたが、それに続いて全国民向けのものでも同様の問題があることを報道。報道を受け配布前のマスクを検品したところ不良品が確認され、未配布分はすべて回収の上再検品されることになった。
題字と地紋など[編集]
全国で『毎日新聞』に題号を統一したのは、東日創刊から70年以上、旧大阪日報の創刊からも67年もの月日が過ぎた1943年(昭和18年)1月1日からである。それまで、関東で『毎日』の題号を使えなかったのは、東日創刊の約1年前に創刊した日本最古の近代新聞『横浜毎日新聞』の存在があったためである。横浜毎日はその後、『毎日新聞』『東京毎日新聞』と改題して発行を続けたが、1940年(昭和15年)に後発の『帝都日日新聞』に合併され終刊。ここでようやく大毎は関東においても『毎日』と名乗ることが可能になった。
旧東日、旧大毎(『大阪日報』『日本立憲政党新聞』含む)とも創刊以来幾たびとも題字と地紋に変更があった。
- 『東京日日新聞』の題字の変遷
- 1872年(明治5年)2月21日の創刊号から同年3月1日までは右横書き篆書の袋文字で飛雲模様が入り、「東亰日日新聞」(「日日」は籀文で、くにがまえに烏とくにがまえに正、「新」も異体字で偏が「立+未」) 篆書は当時の書の名人であった謙堂が揮毫したもので、その文字の飛雲模様を落合幾次郎が付けた。
- 1872年3月2日より同年6月29日までは明朝体の右横書きで「東京日日新聞」
- 1872年7月2日より1873年2月28日までは縦書き楷書で「東京日=新聞」(「=」は繰り返し文字)
- 1873年3月2日より翌3日までの2日間は楷書で右横書き「官許」以下縦書きで「東京日=新聞」
- 1873年3月7日より6月12日までは同じく右横書き「官許」以下縦書きで「東亰日=新聞」であるものの、書体が隷書になる。(「新」の偏は「立+未」)
- 1873年6月15日から1874年6月4日まで右横書き「官許」以下縦書きで「東京日々新聞」となり、書体が明朝体に変更。
- 1874年6月5日からは上部の「官許」が抜け、11月30日まで縦書き明朝体で「東京日々新聞」
- 1874年12月2日以降は右横書き筆文字で「聞新日日亰東」(「新」の偏は「立+未」)福地源一郎が揮毫した。
- 明治30年代後半に時期不詳ながら縦書きになり「東亰日日新聞」(聞のもんがまえは「门」)。同じく福地源一郎が揮毫したもの。
- 1911年3月1日にそれまで無地だった地紋に横線と桜花が入る。これは大阪毎日新聞の経営に移ったためで、同社が東京で発行していた『毎日電報』から承継したもの。(大正中頃まで「大阪毎日新聞社経営」「毎日電報合同」の明朝体活字が右肩に入る。その後の昭和初期頃に、時期不詳ながら題字と地紋が一部補正される。)
- 1936年12月25日、題字の右肩に縦書きで「時事新報合同」の文字が入る。翌12月26日から題字の下に黒地に白抜きの右書きで『時事新報』の題字が小さく入り、その下に右書きゴシック体活字で「合同」と記されるようになる。
- 『毎日新聞』の題字の変遷
- 1943年1月1日、それまで大阪毎日新聞で用いられていた題字のうち、上部右横書き「大阪」を取ったものを全国で使用。地紋は東京日日新聞が使用していた「横線に桜花」を採用した。題字の下に四角で囲まれた右横書き「東京」「大阪」「西部」の文字が発行所ごとに入る。東京本社発行分だけ更に題字の上に四角で囲った「東亰日日改題」の右書き題字が追加された。
- 1944年1月1日、東京本社発行分の「東亰日日改題」の右書き題字がなくなる。
- 1944年4月30日、題字の下に四角で囲まれた右横書き「東京」「大阪」「西部」の文字を打ち切る。
- 1945年10月2日、発行所を毎日新聞社から毎日新聞社(東京)(大阪)(西部)に変更する。
- 1948年5月1日、地紋を横線に梅花を配したもの(大阪毎日新聞が1889年7月11日から1942年12月31日まで使用していたもの)に変更。書体も一部補正する。(1954年頃に地紋を一部補正。)
- 1978年1月1日、「新」の字の偏を「立+未」から「立+木」に改める。
- 1991年11月5日、題字が青の正方形になり、地紋は青一色となり白抜き明朝体で右から「毎日」、「新聞」と縦書きになる。上部には毎日新聞社の新社章「毎日の目」が左右に配され、その中を「MAINICHI」とローマ字が入る。なおこの頃から、みどりの日(当初4月29日→2008年より5月4日)に限り、題字のカラーを緑色にしている。
- 2007年12月10日、J字使用に伴うレイアウト変更で、題字は同一デザインながら一回り小さくなる。
- 欄外(ページ上部)の題字については、1991年11月5日-2007年12月9日までは、中央部にそのページのコーナー名を明朝体で大きく出しており(広告欄は通常サイズ)、毎日新聞の題字は左ページは左端、右ページは右端に出していたが、2007年12月10日からは1991年11月4日までと同じように一般的な中央に題字を表記するやり方に戻している。
- 2021年7月4日、日曜日発行の朝刊のみレイアウトをリニューアル。ニュースサイト「毎日新聞」(毎日新聞デジタル) のロゴと同様、題字を横書きとし、青色の「毎日の目」が左右に配されその中に黒色で明朝体の「毎日新聞」、その下に「MAINICHI」と書かれ、右端に発行年月日、その下段に筆記体で「Sunday」と書かれるようになる。
- 社旗は『東京日日新聞』が「東」の字を六芒星に象り、その中央に「京」の字を象った白抜きに「日日」の字を円形に配したマークを中心に、赤の二本帯線を背後に引いた意匠であり、『大阪毎日新聞』は「大」の字を星形にかたどり、その中央に「毎」の字を丸で囲んだものを配したマークを中心に、赤の二本帯線を背後に引いた意匠であった。二本帯線は雲を表し、星は文化の明星を表すとされた。このうち大毎マークは1897年3月31日に制定されたもので、1943年1月1日の社名変更以降もそのまま使用した。
- 社章は上記大毎マークの他、アルファベットの「O」と「M」を組み合わせた意匠も併用していた。
- 1991年(平成3年)11月5日に社旗、社章を一新してCIを導入。青地に白線を横一線に引いて上下に分け、上部は毎日新聞の新社章「毎日の目」を白抜きで左右に配し、その中を「MAINICHI」と白抜き明朝体のローマ字が入り、下部は白抜き明朝体の横書きで「毎日新聞」と書かれたものになった。
発行情報[編集]
発行所[編集]
- 毎日新聞東京本社 : 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビルディング
- 毎日新聞北海道支社 : 北海道札幌市中央区北4条西6丁目1 毎日札幌会館
- 毎日新聞大阪本社 : 大阪府大阪市北区梅田3-4-5 毎日新聞ビル
- 毎日新聞中部本社 : 愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア
- 毎日新聞中部本社ささしまオフィス : 愛知県名古屋市中村区平池町4-60-12 グローバルゲート
- 毎日新聞西部本社 : 福岡県北九州市小倉北区紺屋町13-1 毎日西部会館
- 毎日新聞福岡本部 : 福岡県福岡市中央区天神1-16-1 毎日福岡会館
対象地域[編集]
- 東京本社版 東北、関東、甲信越、静岡県
- 北海道支社 北海道
- 中部本社版 東海(静岡県、三重県伊賀・熊野地方除く)
- 大阪本社版 近畿、三重県伊賀・熊野地方、北陸、中国(山口県、島根県石見地方除く)、四国
- 西部本社版 九州(沖縄県含む)、山口県、島根県石見地方
- 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、山口県、福岡県、沖縄県では一部地域を除いて朝夕刊セット。その他の県は朝刊統合版。
- 2008年8月30日までは北海道の札幌都市圏とその周辺(主に石狩振興局管内)を中心に夕刊を発行していたが、同年9月1日より北海道支社では全域で朝刊統合版に移行した。
- 2016年3月31日に山梨県の夕刊を廃止、統合版に移行。
- 2023年3月31日をもって中部本社管内(愛知県、岐阜県、三重県)の夕刊を廃止、全域で朝刊統合版に移行。
- なお、静岡県西部地区の夕刊は地域的な配慮で中部本社が中日新聞社に委託する形で同社名古屋本部内の印刷所から発行する。静岡県全域向けの朝刊、及び静岡県東部・中部向けの夕刊については東京本社管轄の海老名市にある「毎日首都圏センター」工場内の印刷所で発行する。
- 統合版のみの佐賀県では、佐賀市中心部と鳥栖市、三養基郡基山町の一部で夕刊が配達される地域が存在する。またJR佐賀駅と鳥栖駅、新鳥栖駅のキヨスクでは夕刊も販売されている。
関連・兄弟会社[編集]
- スポーツニッポン新聞社(毎日新聞グループホールディングス傘下)
- 高速オフセット(印刷工場)
- 毎日広告社グループ
- マイナビ(旧毎日コミュニケーションズ(MYCOM→マイコミ)、関係会社)
- MCプレス
他紙との関係[編集]
産経新聞[編集]
2008年12月11日、産経新聞は毎日新聞と提携し、2009年10月1日付から、九州・山口地域で販売する産経新聞(九州・山口特別版)の委託印刷を毎日新聞九州センター鳥栖工場で開始した。2012年9月1日付からは、毎日新聞九州センター北九州工場でも印刷が開始された。
聖教新聞[編集]
経営危機の後、収入源として聖教新聞の印刷を一部請け負う。特定の宗教団体を巡る記事を掲載するに際して、編集の独立性に対する萎縮的効果を生じているのではないかという指摘がある(週刊ダイヤモンド2004年8月7日号に詳述)。創価新報や公明新聞といった創価学会関連紙の印刷請負は、毎日新聞に限らず、読売・朝日・日経の全国紙および中日(東京)・北海道・西日本新聞等のブロック紙・地方紙など34紙がする。公明党の2001年分の政治資金収支報告書を元に受注金額が最も多いのは毎日新聞社の印刷子会社である東日印刷の約3億円で、2位の日刊オフセット(朝日新聞社系)は1億3000万円であるほか、毎日新聞社グループの毎日北海道・毎日旭川・東日オフセット・福島民報社・毎日新聞北関東コア・エスティトーニチなどで印刷受注する。池田大作(聖教新聞名誉社主)が東日印刷幹部(元毎日新聞取締役含む)に、「東日と 家族の如き 聖教は 共に栄えむ 歴史を築きて」という句と共に「SGI(創価学会インターナショナル)勲章」を贈呈する。また、2009年3月1日の紙面オピニオンの欄に名誉会長である池田大作の寄稿「危機の打開へ若き活力を」を掲載する。
2012年、毎日新聞社の印刷関連会社「高速オフセット」が聖教新聞の印刷を50年にわたって受託してきたことを記念して、毎日新聞社社長の朝比奈豊が聖教新聞社から「聖教最高栄誉賞」を受賞した。
中日新聞と東京新聞[編集]
中日新聞と東京新聞の発行元である中日新聞社とは、毎日新聞社の印刷関連会社「東日印刷」により東京新聞と東京中日スポーツの委託印刷を行っている。また2012年11月から中部本社版の委託印刷を中日新聞社の本社工場(名古屋市中区)で毎日関連紙のスポーツニッポンと共に行っている。
中華人民共和国のチャイナデイリー[編集]
毎日新聞は2016年8月から、中国政府系新聞社チャイナデイリー発行の広告紙「チャイナウオッチ」の配布を行っている。イギリス紙のガーディアンは、中国政府系の英字新聞社チャイナデイリーが制作したプロパガンダ記事「チャイナウォッチ」を折込広告として頒布している新聞として、ニューヨーク・タイムズやデイリー・テレグラフなどとともに「Mainichi Shimbun」(毎日新聞)を挙げ、ガーディアンは、プロパガンダを現地の新聞に折り込ませることで本記事と同様の信憑性があるかのように見せかけるねらいがある可能性を指摘している。
上記のガーディアンの記事について、地政学・戦略学者の奥山真司は、「Mainichi Shimbun」の発行部数が「6.6m」(660万部)と記載されていると指摘し、実際の毎日新聞の発行部数(2018年ABC部数で朝刊約279万部)とは差があることから、日本の事情に疎い図表製作者が毎日新聞と朝日新聞(2016年ABC部数657万部)の発行部数を取り違えたのではないかと指摘している。
世論調査[編集]
毎日新聞の記者だった鳥越俊太郎は2012年7月に元東京・中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋との対談で、「毎日新聞の記者時代、選挙に関する世論調査の結果を発表する前に選挙の担当者が数字を“調整”するのをしばしば見てきた。担当者がつかんだ選挙区情勢と違うという理由です。そういう裏事情を知っているので私は世論調査の数字を疑ってる」と語った。
関連放送事業者[編集]
- TBSホールディングス(TBSHD) / TBSテレビ・TBSラジオ(TBS) - 放送事業が民間に開放される動きを察知した毎日新聞社は、いち早く民放ラジオ局開設に向けて動き出した。結局電通や読売新聞社、朝日新聞社との合弁となりラジオ東京(JOKR)が設立されたが、同社設立までの間積極的に動いていたのは毎日系だけだった。このため開局当初から関係が深く、出資比率がほぼ同じであったはずの新聞各社よりも実際は結びつきが強かった。1961年以降、新聞出身者の同社常勤役員は毎日系だけとなる。1973年12月20日には出資新聞各社の合意に基づき新聞資本の統一が行われることとなり、1974年2月25日に読売新聞社や朝日新聞社から株式を購入して筆頭株主になったものの、TBSは毎日新聞社が筆頭株主になる事で経営に介入される事を警戒した。しかしながら直後に毎日新聞社の経営が悪化。毎日新聞社は経営体質改善のため、TBS株の売却益で累積損失の圧縮を図る事を決断した。こうした両者の思惑が一致して、1977年度中に毎日新聞社はTBSの持株の大部分を毎日放送他に売却して資本関係を薄めるとともに、新聞発行を行う毎日新聞株式会社(新社)に出資を行った。その一方で歴代社長を同社非常勤役員に派遣。友好関係は維持して現在に至っている。
- MBSメディアホールディングス / 毎日放送・MBSラジオ(MBS) - 大阪地区でも、毎日新聞社が阪急電鉄、日本電気と提携し、新日本放送(NJB)を設立。名古屋の中部日本放送(CBC)と共に民放第一号の名乗りを上げたが、実際に開局に尽力したのは毎日本社ではなく、毎日新聞を依願退職して同局に移籍した高橋信三(専務・社長・会長を歴任)であったといわれる。このため従来から独自色が強く、現在毎日新聞は同社の大株主上位10位に名を列ねていない(2004年3月31日現在)。元々筆頭株主だったが、TBS株式売却と同時期にやはり外部に大量放出。毎日放送側の意向が強かったと言われる。 在阪局で同じく新聞と共通の名前を持つ朝日放送や讀賣テレビ放送とは新聞社の関係度合いが異なる。
- RKB毎日ホールディングス / RKB毎日放送(RKB) - 福岡地区も毎日新聞社と八幡製鐵(後の新日本製鐵、現在は日本製鉄)、西日本鉄道(西鉄)などが中心となり、ラジオ九州(RKB)を設立。1958年に西部毎日テレビジョン放送(当時の八幡市に所在。未開局)を合併し、現在の商号に変更。この局も毎日新聞というよりは毎日出身者である金子秀三(専務・社長・会長を歴任)の影響力が大きかった。毎日新聞・MBS・TBSのいずれとも関係が深く、現在も毎日新聞は同局第2位の大株主(7.74%、2004年3月31日現在)。
- 上記三社は毎日新聞社が公表する「友好会社」である。グループ会社ではなく、立場は対等であり、代表者同士が相互に社外役員に就任している。
- ラジオ福島(RFC) - 第4位の大株主(10.00%、2004年3月31日現在)。
上記は毎日新聞の関連会社である。
以下は出資先や報道協力会社等に該当する局である。
TBS・MBS・CBC系列(JNN)[編集]
- 北海道放送(HBC) - JNNの基幹局。北海道新聞系で直接の関係は無いが、北海道内では唯一毎日新聞のテレビCMを放送している(ただし2000年代には他局でも放送された時期があった)他、過去には毎日新聞解説委員がコメンテーターとして番組出演していた時期があった。
- 青森テレビ(ATV)
- テレビユー山形(TUY)
- テレビユー福島(TUF)
- テレビ山梨(UTY)
- チューリップテレビ(TUT) - 北日本新聞社、産業経済新聞社、中部日本放送及びトナミ運輸と並び第9位の大株主(3.00%、2004年3月31日現在)。
- 北陸放送(MRO) - 報道面で協力体制にあるが、大株主の上位11位には名を列ねていない(2004年3月31日現在)。
- CBCテレビ(CBC) - JNNの準キー局。持株会社である中部日本放送傘下のテレビ局。中日新聞系で直接の関係は無い。ただし現在東海3県内で唯一テレビCMを放送している他、一時期朝日新聞と共にニュースを提供していたこともあった。同社初代社長である佐々部晩穂は毎日中部会館の発起人も務めた。
- 中国放送(RCC) - 第7位の大株主(6.05%、2004年3月31日まで。現在はTBSHDに全株式を売却済)。
- 山陰放送(BSS) - かつて筆頭株主ではあったが2005年ごろTBS(現:TBSHD)に株式譲渡した。
- テレビ山口(TYS) - 一時期TBS、MBS、RKBなどと共に毎日新聞社の友好会社的位置付けだった。
- あいテレビ(ITV) - 第2位の大株主(7.50%、2004年3月31日現在)。
- 長崎放送(NBC)
- 宮崎放送(MRT) - 第2位の大株主(9.9%、2004年3月31日現在)。
- 南日本放送(MBC) - JNN系列局。テレビ開局時、ニュースを連日提供(テレビのみ)。
その他の放送局[編集]
- 日本BS放送(BS11) - BSデジタル211ch。ビックカメラに次ぐ大株主。データ放送専業時代から、毎日新聞よりニュースの提供を受けている。パレスサイドビルには2015年まで報道スタジオを保有していた。またテレビ東京ホールディングスとの関係も深い。
- 和歌山放送(WBS) - JRN・NRNクロスネット。ラジオ単営局。毎日放送とも関係が深い。
- 栃木放送(CRT) - NRN系(なお、毎日新聞と関係のある放送局が文化放送・ニッポン放送系列のNRNのみに加盟するのは珍しい)。近年毎日新聞に代わり読売新聞東京本社が大株主に。毎日新聞系列の下野新聞社と親密。ラジオ単営局。
- とちぎテレビ(GYT) - 栃木銀行、GKNドライブライントルクテクノロジー(旧栃木富士産業)及びトヨタウッドユーホームと並び第7位の大株主(2.0%、2004年3月31日現在)。
- 群馬テレビ(GTV) - 独立局
- 千葉テレビ放送(CTC) - 独立局・千葉日報系。
- エフエム東京(TOKYO FM) - JFNのキー局。過去にニュースを提供していた。
- 東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX) - 東京新局に既存新聞社の一角として出資。ただし、大株主の上位は名を列ねていない(2008年3月31日現在)。
- アール・エフ・ラジオ日本(RF) - 独立局。日本テレビ系。ラジオ関東時代の1977年までニュース提供を受けていた。
- テレビ神奈川(tvk) - 独立局・神奈川新聞系。近年出資比率を下げた。
- テレビ和歌山(WTV) - 独立局。
- 福島テレビ(FTV) - フジテレビ系。元来はJNNとネット関係を結んでいた。福島民報が出資。
- 札幌テレビ放送(STV) - 日本テレビ系。北海道炭礦汽船・北海タイムス・東京急行電鉄などと共に設立。現在は大株主上位10位には名を列ねていない。
- エフエム・ノースウェーブ(NORTH WAVE) - JFL系。セゾングループ、地崎工業(現・岩田地崎建設)と共に設立。
- 名古屋テレビ放送(NBN) - テレビ朝日系。トヨタ自動車・読売新聞・朝日新聞と共に設立。現在は大株主上位10位には名を列ねていない。
- 瀬戸内海放送(KSB) - テレビ朝日系で唯一の毎日新聞系メディアで、ニュースも毎日新聞から提供を受けている(2020年現在)。毎日放送、毎日新聞の資本が今も残っているため、毎日新聞のTVCMが必ず流れる。一方、朝日新聞とも資本関係はあるが、他のテレビ朝日系各局より弱い。
- 広島ホームテレビ(HOME) - テレビ朝日系。創業時は中国新聞社や他の全国紙4社とともに大株主となっていた。2020年現在は大株主上位10位には名を列ねていないが、友好企業の毎日放送→MBSメディアホールディングスが依然大株主にとなっている。
- 岡山放送(OHK) - フジテレビ系で岡山日日新聞と親密。毎日放送とも関係があった。
- ラジオ沖縄(ROK) - NRN加盟局。長年全国ニュースを提供。毎日放送とも関係があった。現在ニュース提供は琉球新報に一本化。
関連紙[編集]
- 毎日小学生新聞
- 毎日中学生新聞(2006年4月1日から休刊)
- MAINICHI RT(2011年創刊の有料電子版&タブロイド朝刊<当面は首都圏の1都3県のみ>。2013年8月31日付で休刊)
- サンデー毎日
- 週刊エコノミスト
- 点字毎日
- 英字紙・毎日デイリーニューズ(英文毎日。現在Web上のみ)
ここまでは毎日新聞社(※現在は、サンデー毎日と週刊エコノミストの発行元は子会社の毎日新聞出版に移譲。)が、直接発行している新聞・雑誌である。
- スポーツニッポン(スポニチ)
- マチゴト(フリーペーパー、隔週。2014年3月休刊)
- 苫小牧民報
- 福島民報
- 下野新聞
- 宮古毎日新聞
- 八重山毎日新聞
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 1946年に夕刊紙として復刊するが、1955年、産業経済新聞(産経新聞)と合同され、産経の東京本社発行版のみ『産経時事』の題号になるが、1959年に『産経新聞』に改題され再び消滅した。
- ^ 社屋であるパレスサイドビルディング、土地とも関連会社の株式会社毎日ビルディングの所有である。
- ^ 新社屋完成後、仮社屋として使われた建物には、毎日新聞名古屋センター及び毎日新聞名古屋本部(中部本社の編集・販売・営業などの業務を担当)が入居する。
- ^ 「日曜特集」→「日曜版」(1965年1月)→「日曜くらぶ」(1975年4月)と改題してきた。
- ^ 大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件の上告審判決(2011年)以降、光市母子殺害事件(2012年に死刑確定)、石巻3人殺傷事件(2016年に死刑確定)で、それぞれ犯行時18歳少年だった被告人の死刑が確定しているが、毎日以外の全国4紙は連続リンチ殺人事件の時と同様、最高裁判決の段階で実名報道に切り替えている。
- ^ なお、朝日新聞は2004年に「仮に犯行時少年の被告人であっても、死刑が確定した場合は実名報道に切り替える」という指針を策定している。同指針策定に当たっては「冤罪が認められ、再審で無罪になる可能性」を理由とした反対意見も出されていたが、その可能性については「これまでに極めて例が少なく〔免田事件・財田川事件・松山事件・島田事件の4件〕、死刑囚の再審無罪というような事態は、それ自体が歴史的重大ニュースであって、別の面で実名とともに歴史に記録する必要がある。死刑執行時ではなく確定時点からの実名報道は、万一無実であった場合に、新証拠の発見や社会の再審に向けた運動の可能性を開くことになろう」としている。
- ^ 2008年現在、毎日新聞23回、朝日新聞19回、日本経済新聞16回、産経新聞12回、読売新聞11回。
出典[編集]
- ^ “持ち株会社の概要”. 2015年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月3日閲覧。
- ^ “毎日ジャーナリズム”. 2012年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年7月22日閲覧。
- ^ 国内メディアを信頼している日本人の割合は37%…週刊誌やデジタルメディアは軒並み2割台 Media Innovation 2020年11月8日配信 2021年6月5日閲覧。
- ^ 【業界を読む】斜陽産業だが改革進まず、新聞は恒常的な赤字事業へ(前)
- ^ 東京日日新聞 昭和12年12月13日
- ^ 「Media Times 苦境・新聞業界 提携広がる 取材拠点 配信記事でカバー」『朝日新聞』2010年2月16日
- ^ 「毎日新聞に12地方紙が配信」『朝日新聞』2010年4月2日
- ^ “興和、ナゴヤキャッスルを買収 毎日新聞社が譲渡”. J-CASTニュース (2013年9月24日). 2019年7月18日閲覧。
- ^ “ナゴヤキャッスル、興和が筆頭株主に 毎日新聞社から株取得”. 日本経済新聞 (2013年9月21日). 2019年7月18日閲覧。
- ^ “毎日新聞が東海3県の夕刊を4月1日から休刊”. 朝日新聞 (2023年2月7日). 2023年2月8日閲覧。
- ^ “毎日新聞、6月に値上げ 朝夕刊セット4900円”. 共同通信 (2023年5月11日). 2023年5月11日閲覧。
- ^ グループ会社である東日印刷の会社案内ホームページより[出典無効]。
- ^ 第2回メディアに関する全国世論調査(2009年(平成21年)) (PDF) アーカイブ 2013年4月23日 - ウェイバックマシン 公益財団法人新聞通信調査会
- ^ 毎日新聞2010年12月7日・15日・17日付社説、読売新聞2010年12月17日付社説。
- ^ 社説:社会保障3党協議 大人げない民主の離脱 毎日新聞 2013年8月26日
- ^ 社説:増税先送り論 努力も議論も尽くさず 毎日新聞 2014年11月14日
- ^ 韓流ファンは今 2国間冷え込み嫌韓デモも 逆風にも頑張らなくっちゃ 毎日新聞 2012年4月16日
- ^ a b - 光市母子殺害事件(1999年発生)の上告審判決により、犯行時少年(18歳)だった被告人の死刑が確定した際、報道各社それぞれが取った対応(実名報道への切り替え、匿名報道の継続)に言及した記事。
- ^ a b 『朝日新聞』2016年7月2日東京朝刊第三社会面33頁「(Media Times)元少年の実名報道、割れた判断 石巻3人殺傷事件の被告」(朝日新聞東京本社 記者:貞国聖子)
- ^ 『毎日新聞』2011年5月7日東京朝刊第13版メディア面17頁「メディア 死刑が確定した元少年3人 匿名か実名か判断分かれた理由」(毎日新聞東京本社 臺宏士、内藤陽) - 大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件(1994年発生)の上告審判決により、犯行時少年(18歳ないし19歳)だった被告人3人の死刑が確定した際、報道各社それぞれが取った対応(実名報道への切り替え、匿名報道の継続)に言及した記事。
- ^ 『毎日新聞』2017年12月29日東京夕刊政治面1頁「死刑執行:千葉・市川の一家4人殺害、元少年 永山元死刑囚以来」(毎日新聞東京本社 記者:鈴木一生)
- ^ 鈴木一生「法務省:元少年ら2人の死刑執行 永山則夫元死刑囚以来」『毎日新聞』毎日新聞社、2017年12月19日。オリジナルの2017年12月19日時点におけるアーカイブ。
- ^ en:File:Death_of_Inejiro_Asanuma.jpg 授賞式の様子。
- ^ 毎日新聞社、編集部門3年連続の受賞 石綿被害、一連の報道で[リンク切れ]
- ^ “新聞は「オワコン」なのか 「桜を見る会」報道の受賞に寄せて”. 毎日新聞. 2021年3月7日閲覧。
- ^ “第20回ジャーナリズム大賞作品決定”. 早稲田大学. 2021年3月7日閲覧。
- ^ 記事で医師の名誉毀損、毎日新聞に賠償命令 東京地裁 日本経済新聞2011年6月29日 22:46
- ^ 毎日新聞に賠償命令 原子力学会の記事巡り東京地裁 日本経済新聞2015/2/28付
- ^ 毎日新聞社、2審も敗訴…「記事は真実でない」 読売新聞2015年08月20日 20時24分
- ^ 週刊新潮2008年12月18日号「「3億円事件」で誤認逮捕 「モンタージュ写真の男」は今年9月に自殺した!」
- ^ 民社が「毎日」不買『朝日新聞』1976年(昭和51年)10月13日朝刊、13版、22面
- ^ 「『少女マンガに法隆寺はカンカン』が一転して『ウソでした』だって! 開いた口がふさがらない 毎日新聞“虚報事件”の顛末」(週刊現代)
- ^ 「【第5回】山岸凉子の「日出処の天子」が引き起こした大騒動」【中日新聞】2019年7月19日付
- ^ 毎日新聞(夕刊) 1998年2月4日
- ^ 1998年2月5日毎日新聞(夕刊)
- ^ 映画新聞(1998年8月1日号)『ナヌムの家』試写会捏造報道事件の批判より
- ^ 記者の目:東京の妊婦死亡で医療界と行政に望む=清水健二
- ^ [1] (PDF) [リンク切れ]
- ^ “平成18年9月28日知事臨時記者会見”. 2008年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月15日閲覧。
- ^ 北朝鮮・拉致問題:横田めぐみさん、「自殺」後に転居 地村さん証言--説明に矛盾 毎日新聞 2008年5月26日 大阪朝刊
- ^ めぐみさん関連報道を否定 町村氏「誠に遺憾」 2008/05/26 12:53 共同通信
- ^ 北朝鮮・拉致問題:めぐみさん新証言 地村さん夫妻「当惑している」 毎日新聞 2008年5月27日 東京朝刊
- ^ 北朝鮮・拉致問題:被害者「数人生存、帰国の用意」 北朝鮮、米に伝達 毎日新聞 2008年5月27日 東京夕刊
- ^ 北朝鮮・拉致問題:町村官房長官、毎日新聞の報道を否定 毎日新聞 2008年5月28日 東京朝刊
- ^ 『毎日新聞』2008年11月19日付朝刊
- ^ 元次官宅襲撃:事件6時間前にネット書き込み…犯行示唆 - 毎日jp(毎日新聞)
- ^ 毎日新聞2008年11月19日付夕刊
- ^ 「おわび:「ネットに犯行示唆?」の記事について アーカイブ 2008年12月9日 - ウェイバックマシン」 毎日jp、2008年11月19日。
- ^ 「毎日新聞“Wikipediaに犯行予告”と誤報 時刻表示を勘違いか、実は犯行後」 ITmedia News、2008年11月19日
- ^ 毎日新聞、誤報記事の責任転嫁する「おわび」掲載、失笑を買う
- ^ “おわび:「ネットに犯行示唆?」の見出しと記事”. 2008年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年11月21日閲覧。
- ^ 殺傷事件で誤報した毎日新聞 犯人扱い、未だ紙面で謝罪せず
- ^ 毎日新聞が異例のサイト記事削除 「抗議を受け、調査に入ったため」
- ^ 毎日新聞、「おわび」掲載 「首相の思い込み」批判は「記憶違い」
- ^ [2] アーカイブ 2016年11月27日 - ウェイバックマシン日本報道検証機構 2016年10月5日
- ^ 「谷垣幹事長 続投へ」 毎日新聞、記事削除 アーカイブ 2016年11月27日 - ウェイバックマシン日本報道検証機構 2016年8月1日
- ^ “記事掲載の少女実在せず=毎日新聞が謝罪:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2020年6月8日閲覧。
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- ^ “自衛官の入学拒否についての毎日新聞の「ファクトチェック」は誤報である”. アゴラ (2020年10月20日). 2020年10月21日閲覧。
- ^ “大阪市4分割ならコスト218億円増 都構想実現で特別区の収支悪化も 市試算 - 毎日新聞” (2020年10月28日). 2020年10月29日閲覧。
- ^ a b “大阪市財政局試算、「虚偽」謝罪で波紋 「ありえない」「市民も知るべき」”. 産経ニュース. 産経デジタル (2020年10月30日). 2020年11月7日閲覧。
- ^ a b “大阪都構想めぐる報道に「大誤報」と維新・馬場幹事長 大阪市も訂正求める”. 産経ニュース. 産経デジタル (2020年10月29日). 2020年11月7日閲覧。
- ^ “日本維新 vs 毎日新聞“大阪都抗争”勃発! 「コスト218億円増」報道で…維新側「大誤報、適切な対応を」/毎日新聞「極めて遺憾」 (2/2ページ)”. ZAKZAK. 産経デジタル (2010年10月30日). 2020年11月7日閲覧。
- ^ ただし、記事中に「記者が試した予約はすでにキャンセルした。」 と記載あり。
- ^ “『はらぺこあおむし』の版元、毎日新聞の風刺漫画を批判 「おそらく絵本を読んでいない」”. ねとらぼ. 2021年6月9日閲覧。
- ^ “『はらぺこあおむし』出版社、風刺漫画に「強い違和感」 IOCメンバーが“放映権”リンゴむさぼる”. ORICON NEWS. 2021年6月9日閲覧。
- ^ Hatachi, Kota. “【更新】バッハ会長を「はらぺこあおむし」に… 毎日新聞の風刺画を出版社が批判「センスのなさを露呈」”. BuzzFeed. 2021年6月9日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2021年6月9日). “「はらぺこあおむし」の偕成社が毎日新聞の風刺漫画を批判「強い違和感、本当に残念」 ネット民から怒りの声殺到”. イザ!. 2021年6月9日閲覧。
- ^ “あおむし風刺画「強い違和感」 絵本版元、毎日新聞に抗議:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2021年6月9日閲覧。
- ^ “「本当に残念」「猛省を求めたい」 はらぺこあおむし風刺漫画に版元激怒...掲載の毎日新聞「真摯に受け止める」”. J-CAST ニュース (2021年6月9日). 2021年6月9日閲覧。
- ^ “毎日新聞の風刺画「まったく不適当」…「はらぺこあおむし」版元が抗議 : エンタメ・文化 : ニュース”. 読売新聞オンライン (2021年6月9日). 2021年6月9日閲覧。
- ^ 毎日新聞「押し紙」の決定的証拠 大阪の販売店主が調停申し立て 損害6,300万円返還求め(livedoorニュース)
- ^ 土地バブルの仕掛け人が書いた告白本 日経不動産マーケット情報
- ^ “「批判記事をトピックスに載せるな!」と、毎日新聞が言論弾圧 2009年4月28日 livedoor ニュース”. 2009年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年4月30日閲覧。
- ^ 毎日新聞が謝罪 加計獣医学部への応募多数に「これでいいのか」と投稿 J-CASTニュース、2018年1月31日
- ^ “旧統一教会「ピースロード」巡りメディアも対応追われる 「主催団体の確認が不十分でした」記事削除した新聞も”. J-CASTニュース (2022年8月10日). 2023年5月1日閲覧。
- ^ a b c d [3] 毎日新聞、元販売店主が「押し紙」訴訟…搬入部数削減を拒否され経営難に
- ^ [4] 新聞販売の闇――「押し紙」偽装で読者データを改ざん | 文春オンライン(インターネットアーカイブ)
- ^ 社告 県内の夕刊、通常配達を終了します /山梨 毎日新聞 2016年3月24日
- ^ 週刊文春(2002年9月19日号)の記事。
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- ^ “毎日新聞回答1 20181227 - 虎ノ門” (PDF). 2021年8月7日閲覧。
- ^ “中国が『沖縄独立運動』へ資金を出している事実が判明!米・フーバー研究所の調査で!|奥山真司の地政学「アメリカ通信」”. YouTube (2018年12月14日). 2019年1月3日閲覧。
- ^ 鳥越俊太郎氏 若者ら除外する世論調査結果の信憑性に疑問 週刊ポスト2012年8月3日号 NEWポストセブン2012.07.20
- ^ 毎日新聞、8月31日付で「MAINICHI RT」を休刊[リンク切れ],新聞通信、2013年8月1日
関連項目[編集]
毎日新聞社の主な主催事業[編集]
- 選抜高等学校野球大会(春のセンバツ)
- 都市対抗野球大会
- 社会人野球日本選手権大会
- 全国高等学校ラグビーフットボール大会
- 全日本実業団駅伝
- 全国高等学校駅伝競走大会
- 大阪マラソン
- 別府大分毎日マラソン
- 名人戦 (将棋)(朝日新聞社共催)
- 王将戦
- 本因坊戦
- 新聞奨学生(毎日育英会 - 毎日新聞奨学金制度)
- 日本音楽コンクール
- 青少年読書感想文全国コンクール
- 毎日映画コンクール
- 毎日スポーツ人賞
毎日新聞関連テレビ番組[編集]
- 毎日新聞ニュース(三社ニュース)
- 毎日新聞 記者の目
- 毎日新聞テレビ夕刊
- テレポートTBS6
- MBSナウ
- RKBニュースワイド
- 皇室アルバム
その他[編集]
- 毎日新聞デジタル
- 読売・朝日・毎日3社ニュース
- 全国紙
- 記者クラブ
- 毎日放送
- TBSテレビ
- 千葉ロッテマリーンズ(1950年〜1963年の間は毎日(大毎)オリオンズとしてプロ野球パシフィック・リーグに存在した)
- 全国高等学校サッカー選手権大会(1965年まで主催)
- 毎日ニュース(ニュース映画)
- 桜田です!(2015年2月1日から朝刊に連載される四コマ漫画)
- アサッテ君(朝刊に連載されていた四コマ漫画)
- フクちゃん(朝刊に連載されていた四コマ漫画)
- まっぴら君(夕刊に連載されていた四コマ漫画)
- ぐうたらママ(日曜版に連載されている漫画)
- 毎日デイリーニューズWaiWai問題
- 親子の日(毎月1回掲載)
- みどりの日(毎年、5月4日に施行される国民の祝日で新聞の青枠が緑枠に変わる。