美少女戦士セーラームーンの登場人物
美少女戦士セーラームーンの登場人物(びしょうじょせんしセーラームーンのとうじょうじんぶつ)では、武内直子の漫画作品『美少女戦士セーラームーン』に登場する架空の人物を紹介する。
声の表記は、テレビアニメ版 / 新作アニメ『Crystal』版の声優の順。また1名だけの表記で、(Crystal版)などといった記載がない場合は、テレビアニメ版の声優であることを示す。
演の表記は、実写ドラマ版 / ミュージカル版の俳優の順。また1名だけの表記で、(ミュージカル版)などといった記載がない場合は、実写ドラマ版の俳優であることを示す。
主要な登場人物[編集]
原作・アニメ・実写ドラマ共通の基本となる物語は、ギリシア神話での月の女神セレーネー(Σελήνη, Selene)と、彼女に愛され永遠の眠りについた羊飼いの青年エンデュミオーン(Ἐνδυμίων, Endymion)の神話に由来する。
各キャラクターの性格設定は、西洋占星術に基づいている。
運命の恋人たちとその娘[編集]
月と地球が二つの王国だった太古の時代、月の王女セレニティと地球の王子エンディミオンは、「月と地球の者は通じてはならない」という神の掟を破って恋に落ちる。クイン・メタリアに操られたダーク・キングダムの襲撃で王国が滅亡した際に二人も死亡するが、月の女王クイーン・セレニティが月の王国の秘宝『幻の銀水晶』を使って、二人を現代の地球人に転生させた姿が月野うさぎと地場衛である。
月野うさぎは月を守護星に持つ新たな戦士・セーラームーン(当初は王女に目覚めていないうさぎを敵から隠すためのカムフラージュだった)、地場衛はタキシード仮面となり、セレニティの守護戦士である他のセーラー戦士たちと共に地球を守る使命を持つ。転生の際に『幻の銀水晶』はうさぎの体内に封印され、うさぎの悲しみの涙から結晶化して彼女を月の王女に覚醒させた。
どのような経緯でそうなったのかは不明だが(テレビアニメでは地球の大変動に伴う1000年のコールドスリープ)、30世紀の地球の女王ネオ・クイーン・セレニティに即位した月野うさぎは、キング・エンディミオンに名を改めた地場衛との間に一人娘のスモールレディ・セレニティをもうけている。30世紀の地球をブラック・ムーン一族が襲撃した際、「時空のカギ」を使って現代に時間移動したスモール・レディはちびうさと呼ばれるようになり、自分の『幻の銀水晶』を獲得してセーラーちびムーン(次代のセーラームーン)に覚醒した後、修行のため現代に留まることになる。原作漫画『かぐや姫の恋人』では、愛野美奈子がアルテミスに「未来なんていくらでも変わる」と発言しており、本編後に30世紀の未来が本当に訪れるかは定かではない。
原作第三期にセーラームーンは内部戦士の星の力と外部三戦士のタリスマンの力を集めた『伝説の聖杯』で、セーラーちびムーンは祈りで出現させたもう一つの『伝説の聖杯』によって、テレビアニメ第三期のセーラームーンはタリスマン集結の際に現れた『伝説の聖杯(アニメの設定資料によるとレインボー・ムーン・カリス)』によってスーパー戦士に二段変身[注 1]。第四期のセーラームーンとちびムーンは、地球の聖地「エリュシオン」(テレビアニメでは美しい夢を司る世界)の祭司エリオスが変身したペガサスの力でスーパー戦士に通常変身する。
原作第四期では新たに出現した聖杯「ホーリー・ムーン・カリス」に全ての太陽系戦士が母星の城の力を集めて、テレビアニメ第五期ではうさぎ・衛と全ての太陽系戦士が心を一つにして、セーラームーンがエターナル戦士にパワーアップ[注 2]。原作第四期のちびムーンは『幻の銀水晶』を自分のセーラークリスタル(=ピンクムーン・クリスタル)に生まれ変わらせ、エターナル戦士にパワーアップした[注 3]。
原作に登場する敵の全てはカオスの分身たちで、『幻の銀水晶』のあまりに強い光の力に惹かれて地球を襲っていた[注 4](テレビアニメの『幻の銀水晶』は第一期最終回でほとんどの力を失っており、敵の目的は第三期の『伝説の聖杯』や第四期の『ゴールデン・クリスタル』に分散されている)。原作第五期で『幻の銀水晶』を自分のセーラークリスタル(=シルバームーン・クリスタル)に生まれ変わらせたうさぎは不滅の存在になり[注 5]、遙か遠い未来では星の聖地『ギャラクシーコルドロン』を守護するセーラーコスモスとしてセーラーカオスとの孤独な戦いを宿命づけられ、かつての戦いでカオスが融合したギャラクシーコルドロンを壊すために力を制限して現代に逃げ出した(しかし本編のうさぎが転生した姿なのか平行世界の存在なのかは不明)。ただしこれらの設定はテレビアニメでオミットされている。
- 月野 うさぎ(つきの うさぎ)
- 声 - 三石琴乃、荒木香恵[注 6]
- 演 - 沢井美優 / 大山アンザ[注 7]、原史奈、神戸みゆき、黒木マリナ、大久保聡美[注 8]、野本ほたる
- 本作品の主人公。ドジで泣き虫な明るい少女で、初登場時は区立十番中学校2年1組。月を守護に持つ、愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーンに変身する。イメージカラーは白と銀色、イメージジュエリーは真珠とムーンストーン[注 9]。
- 前世では月の王国シルバー・ミレニアムの王女プリンセス・セレニティ、30世紀の未来ではクリスタル・トーキョーの女王ネオ・クイーン・セレニティを名乗っている。
- 地場 衛(ちば まもる)
- 声 - 古谷徹、緒方恵美(幼少期)[注 10] / 野島健児
- 演 - 渋江譲二 / 佐野瑞樹、望月祐多[注 11]、榎本雄太、天野浩成、江戸英雅、浦井健治、城田優、宮本行、大和悠河
- うさぎの恋人。初登場時は私立元麻布高校2年生(原作)、麻布工業大学生(テレビアニメ)。タキシード仮面としてセーラー戦士たちをサポートする。イメージカラーは黒と金色。
- 前世では地球国ゴールデン・キングダムの王子プリンス・エンディミオン、30世紀の未来ではクリスタル・トーキョーの王キング・エンディミオンを名乗っている。
- ちびうさ
- 声 - 荒木香恵[注 12] / 福圓美里
- 演 - 宮川愛[注 13]、川崎真央[注 14]、竹中夏海[注 15]、白井珠希ディア、郡司あやの、伊澤有梨須、高畠華澄、宮崎のえる、山本愛星、大田ななみ、大野真緒、堀田実那[注 16]、大崎望絵、久家心、神田愛莉
- 30世紀の未来のクリスタル・トーキョーの王女で、本名はプリンセス・うさぎ・"スモールレディ"・セレニティ。未来の月を守護に持つ、愛と正義のセーラー服美少女戦士見習いセーラーちびムーンに変身する。イメージカラーはピンク色。
- 現代ではうさぎの従姉弟の月野うさぎ(ちびうさはあだ名)として区立十番小学校1年1組に編入し、成人後はプリンセス・レディ・セレニティを名乗っている。
四守護神[編集]
本作品の準主人公たちで、プリンセス・セレニティを守る四人のセーラー戦士。内部太陽系惑星を守護星に持つ内部太陽系セーラー戦士とも呼ばれるが、この呼称はセーラームーンを合わせたセーラーチームの5人を指すこともある。各シンボルマーク(惑星記号)は西洋占星術に由来。それぞれの特性にあった技を得意とし、アニメでは連携して合体技を繰り出すことが多い。
原作での回想ではセレニティの世話係や家庭教師なども行っていた。原作では外部戦士と共に各守護星の王女とされ、誕生の際にクイーン・セレニティから守護星の衛星の名前を冠した城を贈られているが、何故シルバー・ミレニアムに仕えているのかは明かされていない。シルバー・ミレニアムの滅亡後はプリンセス・セレニティと共に地球人に転生したが、再びセーラー戦士として覚醒し、地球の平和を守るために侵略者たちと戦っている。
原作・テレビアニメ・実写でスタンスが異なる。原作では普段うさぎの友人として過ごしているが、本質的には前世に引き続きプリンセス(うさぎ)に忠誠を誓う騎士のような存在である。テレビアニメでは前世に関係なくうさぎと対等な友情を結び、うさぎに感化されて他者を絶対に見捨てないという信条を持つ。実写版では家庭環境や対人関係への悩みを抱えた思春期の少女たちで、前世と使命や友情への考え方の相違で対立しあったが、最終的には前世を乗り越えて友情で結ばれ、変身能力を失っている[注 17]。
原作第四期では自分達のセーラークリスタルを手に入れたことで、テレビアニメ第四期ではペガサスの不思議な力によってスーパー戦士にパワーアップする。スーパー化して新しい必殺技が使えるようになり、コスチュームは丸いブローチがハート型に変化、後ろ腰のリボンが長く伸びるほか、肩のガードにもフリルがついた。
原作第四期終盤では、外部戦士と同時にエターナル戦士にパワーアップした。セーラークリスタルがハート型から星型に変化してコスチュームも大幅に変わり、ティアラの宝石・ピアス・チョーカー・ブローチは各イメージカラーの星型に統一され、プロテクターは球形のシースルー、二重スカート、後ろ腰のリボンは上半分が薄い色(下半分が細長く濃い色)、靴は高く細めのヒールがついた白いロングブーツに統一された。スーパー化最強の必殺技を引き継いでいる。
- 水野 亜美(みずの あみ)
- 声 - 久川綾 / 金元寿子
- 演 - 浜千咲 / 森野文子[注 18]、宮川由起子、赤嶺寿乃、河辺千恵子[注 19]、若山愛美[注 20]、松浦雅、小山百代、竹内夢
- IQ300を超える天才少女で、初登場時は区立十番中学校2年5組。水星を守護に持つ水と知性の戦士セーラーマーキュリーに変身する。イメージカラーは水色、イメージジュエリーはサファイア。
- 火野 レイ (ひの レイ)
- 声 - 富沢美智恵 / 佐藤利奈
- 演 - 北川景子 / 中山博子、小谷みさこ[注 21]、梅宮亜須加、坂井ひろみ、神田恵里、吉田恵、かわさき愛子、本間理紗[注 22]、七木奏音、小林かれん
- 気の強い霊感少女で、初登場時は私立T.A女学院中等部2年生。火星を守護に持つ炎と戦い(情熱)の戦士セーラーマーズに変身する。イメージカラーは赤色、イメージジュエリーはルビー。
- 木野 まこと (きの まこと)
- 声 - 篠原恵美 / 小清水亜美
- 演 - 安座間美優 / かのこ、佐田真理恵、叶野喜和子、佐藤恵美香、利根川朱里、大山千穂、栗山絵美、林百合子、杉本文乃、坂田香里、渡辺舞、高橋ユウ、楓
- 男勝りな怪力少女で、初登場時では区立十番中学校2年6組への転入生。木星を守護に持つ雷と保護(勇気)の戦士セーラージュピターに変身する。イメージカラーは緑色と薔薇色、イメージジュエリーはエメラルド。
- 愛野 美奈子 (あいの みなこ)
- 声 - 深見梨加、住友七絵[注 23] / 伊藤静
- 演 - 小松彩夏 / 鈴木奈々、征矢千鶴[注 24]、中谷果夏、宮沢明子[注 25]、小谷美裕、稲田奈緒、中村有希、村田あゆみ、渡部瑞貴、渋谷桃子、絵梨華、坂田しおり、長谷川里桃
- 『セーラーV』としても活動した爆走少女で、初登場時は区立芝公園中学校2年生。金星を守護に持つ愛と美の戦士セーラーヴィーナスに変身する。イメージカラーは黄色とオレンジ、イメージジュエリーはトパーズ。
- 『コードネームはセーラーV』の主人公。内部太陽系戦士のリーダーでプリンセス・セレニティの影武者を務めた。
外部太陽系三戦士とセーラーサターン[編集]
太古の時代より遠い宇宙の彼方から来た侵入者と闘い、宇宙・異世界・時間を監視してきた[1]ために、クイーン・セレニティにより強力な力と特殊な武器「タリスマン」を与えられた孤独のセーラー戦士たち。外部太陽系惑星を守護星に持ち、普段は各々誰もいない場所で警備に当たり、緊急事態の時は一堂に集結する[注 26]。テレビアニメでは、目的のためなら手段を選ばない考え方で内部太陽系戦士とぶつかり合うことも多かった。
3つのタリスマンは古事記・日本書紀の三種の神器、テレビアニメで彼女達が召喚する「伝説の聖杯」はキリスト教の聖遺物伝承に由来し、原作・テレビアニメの共通キーワード「メシア(テレビアニメでは「沈黙のメシア」)」も同様である。外部三戦士のモチーフは、占星術用語で土星よりも遠い天王星・海王星・冥王星を指すトランス・サタニアンと思われる。内部戦士同様にシンボルマークは西洋占星術に由来する。
タリスマンが揃った時に出現する(テレビアニメではほたる自身の意思で覚醒した)、目覚めさせてはいけない太陽系最後のセーラー戦士・セーラーサターンは、世界の滅びの瞬間に姿を現し、自身を含めたすべてを無に還して世界を再生させる使命を持つため、外系戦士はその覚醒前である土萠ほたるを抹殺してセーラーサターンを封印しようとした。事態が収束した後、外部戦士はセーラームーンの力で赤子に転生したほたるを育てることになる。
第四期ではセーラームーンのピンチを感じとり、セーラーサターンがスーパーセーラー戦士として再び復活した。セーラーサターンにセーラークリスタルを授けられた外系3戦士もスーパーセーラー戦士にパワーアップし(テレビアニメ版では第五期『セーラースターズ』初期に赤子のほたるの波動を浴びスーパー化)、戦闘力と攻撃力が倍増した。一般的に外部太陽系セーラー戦士は、ウラヌス・ネプチューン・プルートの三戦士を指すが、第四部(テレビアニメ版では『スターズ』)以降はサターンを加えた四戦士として扱うようになった。
原作第四期終盤では、それぞれの母星にある城の力を「ホーリー・ムーン・カリス」に注ぎ込み、エターナルセーラー戦士にパワーアップした。エターナル化してコスチュームが統一され、セーラークリスタルはハート型から星型に変わり、セーラーウラヌスとセーラーネプチューンのみ上位技を獲得している。
- 天王 はるか(てんおう はるか)
- 声 - 緒方恵美 / 皆川純子
- 演 - 木村早苗[注 27]、高木ナオ、波多乃万莉、中山旦子[注 28]、汐月しゅう
- みちると行動する中性的な少女で、初登場時は私立無限学園高等部1年生。天王星を守護に持つ天空と飛翔の戦士セーラーウラヌスに変身する。イメージカラーはダークブルー(テレビアニメ)と青色(原作)、イメージジュエリーはアンバー[注 29]。
- 海王 みちる(かいおう みちる)
- 声 - 勝生真沙子 / 大原さやか
- 演 - 坂本かほる、富田千景、藤みゆ稀、田原裕子、島田沙羅、朝見優香[注 30]、蘭波知子[注 31]、大山貴世、藤岡沙也香
- はるかと行動する優雅な少女で、初登場時は私立無限学園高等部1年生。海王星を守護に持つ深海と抱擁の戦士セーラーネプチューンに変身する。イメージカラーはマリンブルー、イメージジュエリーはアクアマリン[注 32]。
- 冥王 せつな(めいおう せつな)
- 声 - 川島千代子[注 33] / 前田愛
- 演 - 細木美和、斉藤レイ、神矢ゆき、中澤聖子、渡部照代、穂坂優子、中江友木子、横井美帆、石井美絵子
- 神秘的な大人の女性で、初登場時はKO大学理学部1年生(原作)、無限学園大学理学部生(テレビアニメ)。冥王星を守護に持つ時空と変革の戦士セーラープルートに変身する。イメージカラーは黒とミッドナイトブルー、イメージジュエリーはガーネット[注 34]。
- 土萠 ほたる(ともえ ほたる)
- 声 - 皆口裕子 / 藤井ゆきよ
- 演 - 武田惠子[注 35]、今井ちひろ、三瓶あさみ、三田真央、冨岡真理央、垣内彩未、仲村瑠璃亜、飯塚由衣、船越英里子、高橋果鈴、未来
- ミステリアスな薄幸少女で、初登場時は私立無限学園小学部6年生。土星を守護に持つ破滅と誕生の戦士セーラーサターンに変身する。イメージカラーは紫色、イメージジュエリーはフルオライト[注 36]。
セーラー戦士の合体技[編集]
- スターダスト・ストリーム・アタック[2](テレビアニメ第一期24話)
- ムーン、マーキュリー、マーズの3人の合体技。ただし劇中では技名の呼称はされていない。ムーン・ティアラ・アクションにシャボン・スプレーとファイヤー・ソウルを合体させる。
- セーラー・テレポート(原作漫画、アニメ)
- テレビアニメ第一期ではムーン、マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナスの5人が揃わないと使用不可だが、原作では全員が個人単位でテレポート可能。セーラー戦士全員が心をひとつにすれば、思った場所へ(敵が張った結界の内側へも)瞬間移動できる。
- セーラー・プラネット・パワー(テレビアニメ第二期)
- ムーン、マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナスの5人が手をつないで輪になり、守護星パワーを集中させて光の柱を作る必殺技。ムーンを除いた4人でも使用できるが、パワー不足になる。
- セーラー・プラネット・アタック(原作漫画、アニメ、実写全てに登場)
- テレビアニメ版ではムーン、マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナスの5人が第二期以降で使用した。原作ではムーンを除いた4人、実写ではマーズを除いた4人が、第一期で使用した。ムーン、マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナスの5人がそれぞれの守護星パワーを高め、一斉に強力なエネルギー波を放つ。テレビアニメ第三期102話ではカオリナイトにある程度のダメージを与えたものの、致命傷には至らなかった。
- 『Crystal』版では一斉に両手で強力な光弾状のオーラを放つ技で、浄化技にもなっている。
- セーラー・スペシャル・ガーリック・アタック(テレビアニメ第四期TVスペシャル『ちびうさの冒険!恐怖、吸血鬼の館』より)
- マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナス4人の技。技名こそカッコイイが、実態は4人で敵を取り囲んでニンニクたっぷりの焼肉を食べた口臭を吹きかけるというもの。相手がヴァンパイアだったために効果は抜群で、ムーンとちびムーンも困惑気味であった。なお、焼肉は衛の奢り。
- なお、原作にあたる「ちびうさ絵日記」第1話では覚醒前のちびうさ[注 37]が「にんにくこーげき」としてほぼ同様の技を放っている。
- ムーンライト・アトラクティブ・アタック(実写)
- ムーン、マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナスの合体必殺技。四守護神が交互にセーラースタータンバリンを叩き鳴らし、作り出した四色のリボン状のエネルギーをセーラームーンのムーンライト・スティックへ収束させ、一斉に強い光の波動を放つ。四守護神のうち1人が欠けても使用可能。
- ギャラクティカ・ゲイル(原作第五期)
- ギャラクシアに操られた四守護神による合体技。
外系戦士を含めた合体技[編集]
- シルバー・クリスタル・パワー(劇場版S)
- ムーン+四守護+外系三戦士+ちびムーンの合体技。9人のセーラー戦士が手をつないで愛と友情の力をスーパーセーラームーンに注ぎ、銀水晶から強力な銀色の光線を放つ伝説の必殺技。全員のコスチュームも銀色に光り輝く。
- セーラー・プラネット・パワー・メディテイション(原作第四期)
- 四守護+外系三戦士の合体技。基本動作とバージョンはテレビアニメ版のセーラー・プラネット・アタックと同じようにセーラー戦士たちが手をつないで跪き、守護星パワーを召喚して上空に光の柱を放出する。
- ギャラクティカ・プラネット・アタック(原作第五期)
- ギャラクシアに操られた四守護+外系四戦士の合体技。
- セーラー・コスモス・アタック(ミュージカル『永遠伝説』)
- ムーン+四守護+外系四戦士+スターライツの合体技。エターナルセーラームーンがシルバームーン・クリスタル・エターナル・パワーを解放し、9戦士とスターライツの全員が一斉に力をこめて強力なエネルギー波を放つ。
お供の猫たち[編集]
セーラー戦士たちをサポートし、人間の言葉をしゃべる不思議な猫。セーラー戦士以外の人間の前では普通の猫らしく振る舞っている。額に三日月ハゲがあり、この模様を絆創膏などで覆われるとしゃべれなくなる。名前は雌雄を問わず、月の女神(または月神と習合した女神)に由来する。
元々はシルバー・ミレニアムに仕えており、王国滅亡の際はクイーン・セレニティによってコールドスリープに就かされた。地球人に転生したセーラー戦士を感知できるなど不思議な力を持ち、シルバー・ミレニアムのロストテクノロジーで様々なアイテムを作り出せる。
原作ではマウ星という惑星から来たマウ星人。人型と猫型の姿を持つが、どちらが本来の姿なのかは不明。
- ルナ
- 声 - 潘恵子[注 38] / 広橋涼
- 演 - 小池里奈 / 石村とも子
- うさぎのパートナーで雌の黒猫。世話焼きなしっかり者でセーラーチームのお姉さん的存在。名前の由来はローマ神話のルナ。瞳の色は原作と実写版が青、テレビアニメと『Crystal』では赤。「三日月ハゲ」や「黒助(テレビアニメの星野光からのあだ名)」と呼ばれるのを嫌う。
- うさぎ、亜美、レイ、まことをセーラー戦士に覚醒させた張本人で、シルバー・ミレニアムの技術で不思議なアイテムを作り出す。うさぎを暖かく見守り、普段は「うさぎちゃん」と呼ぶが、時々呼び捨てにすることもある。うさぎの母・育子の料理が大好物。「かぐや姫の恋人」では、宇宙翔に恋をした。テレビアニメ版では夜天光の家に入った際に優しくされ、夜天のファンになる。
- 人間形態はウェーブがかった黒髪の美少女で、テレビアニメ版でも唯一人間態を見せた(かぐや姫の恋人を参照)。外見設定はうさぎより1つほど年下。
- テレビアニメ版無印最終回のエピローグでは、転生したうさぎたちが仲間だった記憶を失くしてしまい「少しかわいそう」と悲しむが、アルテミスに励まされる。
- 原作第5期では同郷のセーラーティンにゃんこに負傷させられて喋れなくなり、セーラーレテによってアルテミスやダイアナと共にスターシードを奪われ落命する。最終決戦後に再生したと思われるが直接は描かれず、最終回には登場しない。テレビアニメ版では最終決戦には関与しなかったため生存し、最終回では夜天との別れを惜しんでいた。
- ドラマ版ではぬいぐるみになっているが[注 39]、物語後半では「幻の銀水晶」の影響でくしゃみをすると人間の少女になれ、同時に愛と小さきものたちの戦士・セーラールナ(実写版のみ登場したセーラー戦士を参照)に変身できるようになる。ミュージカル版では初演のみの登場で、全身タイツを着た人間が演じている。
- アルテミス
- 声[注 40] - 高戸靖広 / 大林洋平
- 演 - 姫野ケンジ(ミュージカル版)
- 美奈子のパートナーで雄の白猫。少しとぼけたところもあるが、クールで真面目な性格。瞳の色は黄緑(テレビアニメ版では青)。名前の由来はギリシア神話のアルテミス[注 41]。美奈子の兄のような存在で、お調子者の美奈子に頭を悩ませている。テレビアニメ版では美奈子と共にイギリス・ロンドンに滞在していた。ルナに想いを寄せている。
- 『コードネームはセーラーV』の準主人公で、美奈子をセーラー戦士に覚醒させた張本人である。原作とテレビアニメ版では美奈子を「美奈」と呼ぶが、実写版と『Crystal』では「美奈子」と呼んでいる。
- 原作第4期からは人間形態に変身できるようになり、この時の姿はクンツァイトとダンブライトを足して割ったような白い長髪の美青年である(テレビアニメ版や実写版では人間にならない)。
- 実写ドラマ版では、ルナと同様にぬいぐるみである(時々CGになる)。ミュージカル版の扱いはルナと同様。
- テレビアニメ版46話のエピローグでは、うさぎたちが仲間であった記憶を失ったことで落ち込むルナに「また、めぐり会えばいいんだよ」と声をかけて励ます。一方48話では、先にうさぎの記憶が戻ったことで他のみんなの記憶も戻し、戦士として戦わせようとするルナに反発する。
- 原作第5期ではシャドウ・ギャラクティカの襲撃に巻き込まれ、スターシードを奪われて消滅したのを最後に登場しない。テレビアニメ版では健在であり、最終回にも登場する。
- ダイアナ
- 声 - 西原久美子 / 中川翔子
- ちびうさのパートナーの雌の灰色猫で、ルナとアルテミスの未来の娘。名前の由来はローマ神話のディアナ(英語読みでダイアナ)。テレビアニメ版では瞳の色は赤色、『Crystal』ではピンクに近い赤[注 42]。ちびうさを「スモール・レディ」と呼んでいる。原作では第2期、テレビアニメ版では『SuperS』編、『Crystal』版ではブラック・ムーン編で初登場。
- 礼儀正しい口調で喋る生真面目な子猫で、規則には厳しい。人間形態は灰色の巻き毛の少女になる(テレビアニメ版では人間にならない)。テレビアニメ版『セーラースターズ』編ではネヘレニア復活編のみの登場で、シャドウ・ギャラクティカ編には登場しない。ミュージカル版には登場しない。
- 原作第5期では20世紀でのシャドウ・ギャラクティカの襲撃が30世紀の世界に影響していることから、セーラープルートに頼んで20世紀に偵察に向かうが、シャドウ・ギャラクティカの襲撃に巻き込まれルナやアルテミス共々殺されてしまい、ちびうさが20世紀に戻る決意を固めることになる。
- 初期設定段階ではセーラームーンたちが月に漂流した際について来る人間型の妖精という設定だった。外見はうさぎに似ており、生意気な性格だったようで(この辺りはちびうさに引き継がれた様子)、設定資料集などに記載されている。
主人公の運命に深く関わる者たち[編集]
- クイーン・セレニティ
- 声[注 43] - 土井美加 / 小山茉美[注 44]
- 演 - 沢井美優 / ジェイミー夏樹
- 太陽系を統べる[4]月の王国シルバー・ミレニアムの前女王。うさぎの前世での母親で、ちびうさの祖母にあたる。月の女神セレーネの化身。セレニティ(serenity)は月の晴れの海の「晴れ」に当たる言葉で、高貴な女性への尊称でもある。
- 髪と瞳の色は銀色。ガラス玉のような瞳で、髪型はうさぎ(プリンセス・セレニティ)と同じシニヨンのツインテール。白いマーメイドドレスを身につけ、妖精のような薄く透明な羽が背中にはえている。ムーン・スティックと「幻の銀水晶」を持つ。原作設定資料によると、外見年齢は18歳。
- ベリルと地球の人々がクイン・メタリアに操られて月を襲撃した際、自分の命と引き換えに「幻の銀水晶」の力を解放してメタリアを封印したが、娘の死で心が弱っていたため、メタリアの封印は不完全だった。自身の記憶を月のホストコンピュータにインプットしており、シルバー・ミレニアムの廃墟にやってきたセーラー戦士たちの前にホログラムとして現れ、前世に関する話をした。また、原作第五期のガーディアン・コスモスによると、セーラームーンよりも先にギャラクシー・コルドロンにたどり着いていた。
- 祭司エリオス
- 声 - 松野太紀、山口勝平[注 45](ミュージカル版)
- 演 - 平山ひかる(ミュージカル版)
- 原作第4期、テレビアニメ『SuperS』編に登場。地球の地下深くにある聖地エリュシオンを管理する少年の姿の祭司。デッド・ムーンに襲われたエリュシオンを救う「乙女」を探しており、夢の中でちびうさに出会う。白い祭服を着た白い髪と金色の瞳の少年で、原作設定資料集によると外見は中学生くらいのプリンス・エンディミオン。ちびうさを原作では「スモール・レディ」、テレビアニメ版では「ちびうさちゃん」と呼ぶ。名前の由来は太陽神ヘーリオスだと考えられる(英語版の綴りはヘリオスと同一)。
- 原作では地球の王子プリンス・エンディミオン(現在の地場衛)と心と体が繋がった存在で、地上に住む彼をエリュシオンから見守っている。ネヘレニアの呪いでペガサスの姿に変えられてしまい、謎のプリンセスからの啓示にあった「「ゴールデン・クリスタル」の封印を解く聖石を持つ乙女」をちびうさと信じて助けを求めたが、探していた「乙女」はスーパーセーラームーン(うさぎ)だと分かり、落胆したちびうさを慰めようと真の姿を見せる。うさぎ達を助けるために力を使い果たして命を落としたが、「ピンクムーン・クリスタル」を手に入れたちびうさのキスで蘇生した。この時、それまでうさぎだと思っていたプリンセスが成長した未来のちびうさ(プリンセス・レディ・セレニティ)だと気づき、自分にとっての「乙女」はちびうさだと確信する。
- テレビアニメでは初めからペガサスと人間の両方の姿に変身でき、人々の夢を司る夢の森・エリュシオンで「ゴールデン・クリスタル(黄金水晶)」を守護する使命を持つ。悪夢に囚われていたネヘレニアを拒絶して捕らわれてしまい、美しい夢の光に惹かれ実体を離れてペガサスの姿で逃走し、「ゴールデン・クリスタル」の力を解放できる人間を探していた。ちびうさの夢の鏡に潜み、セーラームーンとちびムーンをスーパー戦士にパワーアップさせ、夢の中やスタリオン・レーヴを通してちびうさと交信する。ペガサスを召喚するちびムーンが「ゴールデン・ミラー」の宿主とネヘレニアに気づかれ、ジルコニアに「ゴールデン・ミラー」から引きずり出されて「ゴールデン・クリスタル」を奪われてしまう。ネヘレニアの呪いに侵された衛に夢の世界で謝るが、彼の言葉で美しい夢が好きだと思い出し、ネヘレニアに永遠の眠りの呪いをかけられたちびムーンをキスで目覚めさせた。ネヘレニア撃退後はペガサスに変身し、エリュシオンに帰って行った。
- バンダイ版ミュージカル版ではペガサスの姿で登場し、レーザーライトで表現された。ちびうさを「美しき乙女」と呼ぶ。ネルケ版ミュージカルでは人間の姿で登場し、ネヘレニアに洗脳されてしまう。
- メナード
- エリュシオンに仕える2人の巫女たち。彼女たちが眠っていた水晶は聖地を浄化する力がある。テレビアニメ未登場。
- ちびちび / セーラーちびちびムーン
- 声 - 三石琴乃
- 演 - 川崎真央、足助美岐子、後町有香、堀田実那、山口陽愛、新津ちせ(ミュージカル版)
- 原作第5期、テレビアニメ『セーラースターズ』編に登場。セーラーちびちびムーンに変身する謎の幼女で、言動や容姿から外見年齢は3歳前後と思われる。まだ幼いため危なっかしい所もあるが、とても素直な性格(テレビアニメのうさぎによると「ちびうさとは大違い」)。普段は「ちびちび」としか話せないが、ときどき普通に会話することもある。他人のセリフの最後の部分をマネ(復唱)する癖がある。
- セーラー服に似た私服を着ており、赤に近いピンク色の髪をハート型のシニヨンのついたツインテール(年齢的に髪が短いため、ほとんどシニヨンだけ)にセットしている。いつのまにか、うさぎの妹として月野家に居候している[注 46]。
- 原作とテレビアニメ版では、正体が違っている。
- 原作での正体
- テレビアニメ版での正体
- ギャラクシアのスターシードの化身、強いて言えばギャラクシアの良心の集合体。銀河に平和をもたらす「希望の光」である。セーラームーンに正体を明かした後に「封印の大剣」に変化して、カオスに完全に取り込まれたギャラクシアを倒してほしいと懇願した。最後はギャラクシアとともに宇宙に帰っていった。
- ガーディアン・コスモス
- コスモス・シードの守護星霊。セーラームーンがコルドロンのはじまりの海と一体化したカオスを包み込もうとして弾かれた後、先にそこに飲まれていた戦士たちと合流してから現れる。カオスの核であるカオス・シード、その守護者であるガーディアン・カオスがコルドロンの海にとけて、見えないくらいにまで小さくなったことを教えた。テレビアニメ版では未登場。
他のセーラー戦士たち[編集]
セーラーカルテット[編集]
原作では火星と木星の間の小惑星帯に位置する四大小惑星を守護に持つ太陽系のセーラー戦士。次代の月のプリンセス(ちびうさ)の守護戦士で、秘めたる星の力に気付いたネヘレニアの呪いによって強引に覚醒させられる。
初登場の第四期では、反セーラーチーム「アマゾネス・カルテット」として悪夢の中で踊らされていた。この時はアマゾンの伝説の戦士・アマゾネスの血を引く四姉妹を名乗り、「アマゾン・ストーン」という四色の魔法の玉を武器にした。術(必殺技)は主にパラパラが使用し、その名前は「玉の冠(時空の門を封印)」、「逆玉(うさぎとちびうさの身長を替える)」、「玉響(ミラーハウス内で幻覚を見せる)」、「玉結び(セーラー戦士を閉じ込める)」、「玉かずら(木の蔓で敵を絡め取る)」、「玉封じ(敵の技を吸収)」、「玉のぞき(天体観測ができる)」、「玉すかし(千里眼となる)」、「玉つぶて」、「玉あられ・玉納豆・玉ぐすり(それぞれ攻撃)」など、ほとんどが「玉」にまつわるものである。
アマゾネス・カルテットのコスチュームは極めて露出度が高いビキニだが、テレビアニメではレギンスを着用し、ミュージカルではさらに露出を抑えた衣装になっている。
デッドムーンとの最終決戦の際にセーラーサターンに魂を救われ、アマゾン・ストーンがセーラークリスタルに変わるのと同時にセーラー戦士の姿になり、ちびうさが一人前になるまで再び眠りにつく。原作第五期ではセーラーちびムーンの守護戦士として登場。30世紀から窮地に陥ったセーラームーンたちの救援に現れ、戦いの結末に立ち会いセーラーコスモスの正体を知る。セーラー戦士としての必殺技は合体技の「アマゾネス・ジャングル・アロー」、ちびうさとの合体技「ピンク・レディース・フリージング・キッス」。なお、彼女たちにも紋章(惑星記号)があるが(一部の占星術の本から出典)、劇中では明らかにされていない。
テレビアニメ版ではセーラー戦士の設定は除外されて「大人になることを拒んだためにネヘレニアに操られた普通の少女達」という設定になっており[注 47]、偶然にもネヘレニアの封印を解いたことから彼女に仕えることになり、自分達の夢の結晶である玉を与えられた。毎回目をつけたターゲットに、ビリヤードの要領で「玉突き」をし、ゴールデンミラーの持ち主を探していた。終盤ではセーラー戦士達と和解し、力の源でもある夢の結晶の玉を破壊。その後も不思議な力は完全に消えなかったため、ネヘレニアからゴールデン・クリスタルを一時的に奪い返すなどの活躍を見せた。「縁があったらまた会える」と言いながら去っていくが、『SuperS』のみの登場で『セーラースターズ』には登場しない。
ミュージカル版では、バンダイ版『決戦/トランシルバニアの森』に「セマエル・カルテット」として登場し、セーラーカルテットに覚醒してセーラーちびムーンをサポートした。
- セレセレ / セーラーセレス
- 声 - 天野由梨
- 演 - 江口潮里、本間理紗(ミュージカル版)
- 小惑星セレス(ケレス)を守護に持つ戦士。長女[6]。デッド・ムーンに操られ、アマゾネス・カルテットの花使いセレセレと名乗っていた。イメージカラーは黄色とされているが、アマゾネス・カルテットおよびセーラー戦士のコスチュームの基調カラーはピンク色(夢の結晶は黄色)。ピンク色の髪をお団子と輪っかのツインテールに結んだ色白の少女。目の色はピンク。
- 一人称は「わたくし」や「あたくし」で、語尾は「ですわん」。原作設定資料によるとお嬢様風の上品な言葉遣いだが、毒舌で底意地が悪い。
- テレビアニメでは高飛車で美容意識が高く、花の香りで仲間を眠らせて出し抜いたことがある。彼女の配下のレムレスは、共通して『夢喰い○○嬢』という名称。
- 髪の色と基調カラーがちびうさに似たピンク色である点から、ファンには「セーラーヴィーナスと同じように、ちびうさ(スモールレディ・セレニティ)の影武者ではないか」と推測されている。
- パラパラ / セーラーパラス
- 声 - 豊嶋真千子
- 演 - 西島来美、佐伯聖羅(ミュージカル版)
- 小惑星パラス(パラス・アテナ)を守護に持つ戦士。次女[6]。アマゾネス・カルテットの玉乗りパラパラと名乗っていた。イメージカラーは水色。水色の髪をお団子にして玉の飾りをつけた少女。目の色は水色。
- 一人称は「パラパラ」。特殊な術を数多く使用でき、アマゾネス・カルテットの中では一番力が強い。原作設定資料によると泣き虫で子供っぽい。
- テレビアニメ版では四人で最も幼く、幼稚な言葉遣いで子どものような遊びを好むが、無邪気さゆえの残酷さも併せ持っている。デッド・ムーンの他のメンバーと異なり、複数のターゲットから一度に夢の鏡を取り出すという戦法を用いる。また、配下のレムレスに「〜娘」や「〜嬢」といった呼び名がついていない。
- ジュンジュン / セーラージュノー
- 声 - 渡辺久美子
- 演 - 笘篠ひとみ、安島丹希(ミュージカル版)
- 小惑星ジュノー(ユノ)を守護に持つ戦士。3女[6]。アマゾネス・カルテットの軽業師ジュンジュンと名乗っていた。イメージカラーは緑色。緑色の髪を特徴的なトリプルテールにした色黒の少女。目の色は緑。
- ボーイッシュで男言葉を使い、一人称も「オレ」。原作設定資料によると下品なヤンキー。
- テレビアニメ版では他の三人よりも人情味があり、ちびうさの友達である九助に跳び箱のコーチをしたり、ペガサスを救うちびムーンの行動に考えさせられる場面があった。彼女の配下のレムレスは、全員男性型で、共通して『夢喰い○○野郎』という名称。
- ベスベス / セーラーベスタ
- 声 - 萩森侚子
- 演 - 鈴木美帆(ミュージカル版)
- 小惑星ベスタ(ウェスタ)を守護に持つ戦士。4女[6]。アマゾネス・カルテットの猛獣使いベスベスと名乗っていた。アマゾネス・カルテットの団長。イメージカラーは赤色。赤い髪を特徴的なポニーテールにした少女。目の色は暗い赤。
- 一人称は「わたし」。原作設定資料によるとジュンジュンよりも色黒で、二番目に背が高い。
- テレビアニメ版ではメンバー最年長で、最も出撃回数が多かった。目玉焼きは塩焼きが好きらしい。彼女の配下のレムレスは、共通して『夢喰い○○娘』という名称。
キンモク星[編集]
太陽系の外側に存在する惑星のこと。シャドウ・ギャラクティカに滅ぼされ、丹桂王国のプリンセスと彼女の守護戦士が地球に落ち延びた。
- 火球皇女(かきゅうプリンセス)
- 声 - 玉川紗己子
- 演 - 吉岡小鼓音、外山愛、岡村麻未(ミュージカル版)
- キンモク星にある丹桂王国の第一皇女。イメージカラーは赤、モチーフは金桂。 プリンセス・セレニティと同じ位のパワーを持ち[7]、穏やかで決して争いごとを好まない清楚な美少女。うさぎとよく似た暖かい心を持つ。原作では「プリンセス火球」と呼ばれ、ミュージカル版では「火球王妃」と呼ばれている。
- 原作ではセーラームーンのような癒しの能力を持つほかに、大きな翼を生やして他のセーラー戦士を宇宙に導く力も持つ。また、彼女自身もキンモク星(キンモク・スター)の守護戦士・セーラー火球というセーラー戦士に変身することができる。
- 赤い髪を中華風のツインテールに結い、赤いアイシャドーと口紅、王冠と金木犀の花飾りや簪、シルクの中華風衣装に花びらのようなロングスカートとかぼちゃパンツを着用している。セーラースーツはスターライツに似たビキニ服だが、スカート丈は変身前より短く、変身前と同じ王冠とフラットシューズを身につけている。
- 原作では、ギャラクシアから身を隠すために香炉に変化して公園に落ちていた時、ちびちびに拾われて月野家に持ち帰られた。そして、星野たちが月野家を訪れた際に姿を現す。うさぎと同じように恋人をギャラクシアに殺されたようで、うさぎたちと「ギャラクティカ・パレス」に乗り込んだが、スターライツがセーラーφによってセーラークリスタルを奪われる所を見て取り乱す。セーラーφの弱点をセーラームーンに伝えて倒した直後、背後からセーラーΧの攻撃を受け、うさぎに「戦いが終わらなくてもいい またみんなでめぐりあいたい」と言い残して絶命した。その後、ギャラクシアの傀儡となったセーラーヴィーナスに亡骸の中のセーラークリスタルを奪われて消滅する。
- テレビアニメでは、長らく行方をくらましていたが、第193話で遂にちびちびの持つ香炉から解放され、星野たちの前に姿を現した。セーラーレッドクロウのブレスレットから暴走したブラックホールを消滅させ、ギャラクシアの光弾を正面に迎撃するほどの力を持つ。希望の光を見つけ出すことを使命とし、セーラーウォーズの伝説をうさぎたちに告げ、セーラームーンの助力を願い出た。その後、ギャラクシアにスターシードを抜かれて消滅するが、最終話で復活し、スターライツと共にキンモク星へ帰っていった。
- 変身呪文
- キンモク・スターパワー! メイクアップ!!(原作第五期)
- 必殺技
- スターライツ・ロイヤル・ストレート・フラッシュ(原作第五期)
- 無数のスターライツ・ロイヤル・カードを一直線につないで敵を斬り裂く。
- 桂花百花繚乱(キンモク・フュージョン・テンペスト。原作第五期、ミュージカル)
- 金木犀の花吹雪を体に舞わせた後、敵にぶつける技。
- アイテム
- 火球の香炉(原作漫画第五期、テレビアニメ第五期後半)
- 火球皇女が姿を変えた赤い香炉。ちびちびが公園で拾い、月野家に持ち帰った。金木犀の香りがする。
- スターライツ・ロイヤル・カード(原作漫画第五期)
- 火球皇女が「スターライツ・ロイヤル・ストレート・フラッシュ」を発動する際に使用するカード。
セーラースターライツ[編集]
原作第5期やテレビアニメ「セーラースターズ」編に登場する、火球皇女を守る3人の守護戦士であり、各自の守護星も存在する[注 48]。長い後ろ髪をうなじで結んだポニーテールが特徴[注 49]。コスチュームは襟にセーラーカラーがついたエナメル製のビキニタイプで、靴はピンヒールのニーハイブーツ。各イメージカラーのベルトとチョーカーと腕輪を着用している。
流星として地球に飛来し、火球に声を伝えようと若い女性に大人気の少年アイドルグループ『スリーライツ』に姿を変え、都立十番高校に転入してうさぎたちのクラスメイトとなった。原作では男装の女性だが、テレビアニメ版では男性に変身[注 50]しており、セーラー戦士になると口調や仕草が女性的なものになる。なぜ男性の姿かというと、地球でたった1人の女性(プリンセス)を探すには都合が良かったからと星野が説明している。テレビアニメ当初は、未完成の変身および必殺技のバンクシーンが使用され、途中で完成版に差し替えられた。
原作ではうさぎたちに不吉な運命を予言するタロットカードを何度も示し、地球が危機にあることを伝える。うさぎに衛の死の記憶を思い出させる為に、彼女の手助けをした。うさぎたちと「ギャラクティカ・パレス」に乗り込んだが、忘却の川に飲み込まれて気絶し、セーラーφにセーラークリスタルを奪われ消滅した。直接は描かれていないが、最終話でコスモス・クリスタルのラムダ・パワーがコルドロンのスターシードを再生させた時に、火球皇女と共に蘇ったと思われる。
テレビアニメ版では太陽系戦士の正体を知らずにうさぎ達との学園生活が描かれ、ファイターこと星野光のうさぎへの片思いがストーリーの主軸となった。火球王妃を見つけて母星の仲間の仇を討つことが目的のため、ファイター以外は地球に関心を持たず太陽系戦士と対立した。最終決戦ではセーラームーン以外の太陽系戦士が次々と消滅する中、最後まで生き残ったスターライツはセーラームーンを守り、戦いが終わった後はキンモク星再興のために火球皇女と共に母星へ帰って行った。
スリーライツのモチーフは「日・月・星」を司る三柱の神である三光天子と考えられ、それぞれ3つの光を表す三色の薔薇を身につけている。月野うさぎが「月の兎」の伝承に由来すると同様に、キンモク星は中国の伝説、月に生えているという月桂[注 51]に由来し、セーラースターライツ達はその月桂と関わりを持つ伝説の男、桂男[注 52]をモチーフとしたものと考えられる。
1996年からのバンダイミュージカル「スターズ」と「永遠伝説」では、演者のアドリブからコント・スリーライツを結成し、舞台中コントタイムが設けられるほど好評を博した。コントのネタ合わせに一番時間がかかったらしく、内容は日替わりだが「キンモク星に代々伝わる3人の中で犯人を1人だけ見つけ出す方法」(いわゆるお題クイズ)で犯人探しを行うのがお約束だった。これを踏襲して、2004年の「火球王妃光臨」では、夜天と大気とマネージャーのコントがあった。さらに、2017年のネルケ版ミュージカル「Le Mouvement Final」では、スリーライツのコントが再登場した。
原作者の武内直子は、テレビアニメのスリーライツが男装ではなく男性である点[注 53]や、テレビアニメの星野光とうさぎの距離感が近すぎる点に不満を持っていたとも言われ、「ミュージカルの星野は原作のイメージにより近い」というコメントをしている。
- アイテム
- セーラーチェンジスター(原作漫画第五期、テレビアニメ第五期後半)
- セーラースターエール(テレビアニメ第五期後半)
- 決め台詞
- 星の流れ着くところ、三つの無敵の光あり… セーラースターファイター! セーラースターメイカー! セーラースターヒーラー! セーラースターライツ、参上!(原作第五期)
- 夜の暗闇貫いて、自由の大気かけぬける、三つの聖なる流れ星… セーラースターファイター! セーラースターメイカー! セーラースターヒーラー! セーラースターライツ、ステージ・オン!(テレビアニメ172話から175話まで)
- 172話から175話までは「ステージ・オン!」の部分が「見参!」だった。
- 合体技
- スターライツ・フュージョン・テンペスト(ミュージカル)
- 「永遠伝説」と「火球王妃降臨」で使用した三位一体の合体技。アニメ版スターズ199話の合体技に似ている。
- セーラー・コスモス・アタック(ミュージカル)
- 「永遠伝説」で使用した太陽系セーラー戦士との合体技。
- 星野 光(せいや こう) / セーラースターファイター
- 声 - 新山志保
- 演 - 片山沙有里、秋山千夏[注 54]、春川芽生(ミュージカル版)
- スリーライツのヴォーカルを担当。黒髪のベリーショートとポニーテールが特徴で、目の色は青。セイヤの一人称は「オレ」または「ぼく」、ファイターの時は「あたし」。火球王女にどこか似たうさぎを気にかけており、原作設定資料集によると地場衛と天王はるかを足して2で割った人物。流れ星のような速い動きと抜群のパワーで戦う彼女は、セーラースターライツの3人の中で最も高い戦闘力を持つ戦士[9]。
- スリーライツの衣装は赤いスーツで、「太陽」を表す赤い薔薇を身に着けている。ファイターの姿では水色のベルトチョーカーと、水色のベルトタイプの腕輪を装着している。キーワードは「真剣」、テーマカラーは「ネイビー」、私服のイメージは「ドーベルマン」[10]。
- 原作ではクールで物静かな性格で、うさぎは特に声と瞳が衛に似ていると感じていた。うさぎを慰めるためにポストカードを送ったり、うさぎと屋上で2人きりになった際には火球へのメッセージを込めた「流れ星へ」を歌い、敵に感づかれてしまう。テレビアニメほどうさぎとの距離は近くないが、傷心中のうさぎの手のひらと口元にキスし、うさぎを見て呟いた独り言の「銀河一身分違いな片思い」は、テレビアニメ版のキャラクターソングのタイトルになっている。
- テレビアニメ版では快活で少し子供っぽい性格。瞳の色が衛と似通っており、衛と似たサングラスをかけたり、初期の衛のようにうさぎを「お団子(頭)」と呼んでからかっていた。うさぎを普通の地球人と思ったまま一目惚れし、男友達としてアプローチをし続け、仲間を説得して地球を守ろうとした。みちるやうさぎにちょっかいをかけているのではるかとは犬猿の仲だが、最終決戦ではウラヌスにセーラームーンを託された。サターンに「セーラームーンのことが好き?」と言われて「好き」と答えている。戦いが終わって地球を発つ際、自分がウラヌスにされたようにして衛にうさぎを託した。
- うさぎのことは原作では呼んでいるシーンはないが、テレビアニメでは上記の通り「おだんご」と呼んでいる。うさぎからは原作では「星野くん」、テレビアニメでは「セイヤ」と呼び捨てで呼ばれている。テレビアニメ版のサブタイトルでは、他の2人の名前は普通に漢字表記だが、「ほしの」と間違えられるのを避けるためか、星野だけは「セイヤ」と片仮名表記されている。原作漫画ではカタカナのルビが振られている。
- ミュージカル版では原作寄りのクールな性格。「永遠伝説」ではコント・スリーライツのツッコミ担当で、文化祭ではうさぎとデュオをした。「火球王妃光臨」ではコントに参加せず、持ち歌の「Chasin' After You」ではボーカルのみでなく、サックスの生演奏を披露(二代目星夜役の秋山千夏がテナーサックスの演奏を得意とするため)。
- プロフィール
- 年齢:16歳
- 誕生日:7月30日
- 星座:獅子座
- 血液型:A型
- 好きな食べ物:ハンバーガー
- 好きな教科:体育
- 苦手な教科:古典
- 趣味:アメリカンフットボール
- 好きな言葉:清廉潔白
- クラブ:アメフト部
- 変身呪文
- ファイター・スターパワー! メイクアップ!
- 決めゼリフ
- 闇を切り裂く、さすらいの流れ星… セーラースターファイター!ステージ・オン!
- 必殺技
-
- スター・シリアス・レイザー
- 原作では右手のひらから一筋のレーザービームを放つ攻撃。
- テレビアニメ版では周りに回した星形のエネルギーを振り上げた右手の指先に蓄え、それから敵に向けてレーザー状の光線を放つ必殺技。一筋の激しい閃光が放たれ敵に直撃する描写が多く見られる。第188話以降はセーラースターエールを使って技の威力が上昇する。
- 大気光(たいき こう) / セーラースターメイカー
- 声 - 津野田なるみ
- 演 - 小野妃香里[注 55]、中山旦子、立道梨緒奈[注 56](ミュージカル版)
- スリーライツの作詞作曲を担当。ギター、キーボードもこなす。茶髪を七三分けのポニーテールにした長身の人物で、目の色は紫。一人称は「わたし」。頭脳明晰で冷静沈着なブレーンで、水野亜美と学年同率一位に並ぶほどの秀才。原作設定資料では宝塚100%で冥王せつなを無口でクールにしたイメージ。作戦を立てるのがうまく、単純な力技や格闘戦で能力を発揮する戦士[11]。テレビアニメではうさぎを「うさぎさん」と呼び、うさぎからは原作では「大気くん」、テレビアニメでは「大気さん」と呼ばれている。
- スリーライツの衣装は黄色いスーツで、「月」を表す白い薔薇を身に着けている。メイカーの姿では紫色の細い3連チョーカー、紫色の腕輪(両上腕部に上からはめ込むタイプ)を装着している。キーワードは「やさしさ」、テーマカラーは「茶色」、私服のイメージは「ヒョウ」[12]。サングラスや伊達眼鏡をよくかけている。
- テレビアニメでは保守的な性格で、火球皇女が見つからない焦りから外部戦士と対立したり、星野を結果的に怪我させたセーラームーンに「もう会うな」と冷たい態度を取ったこともある。ドライな面があり、当初は夢やロマンを否定することもあった。セーラー戦士の中で亜美との関わりが深かった。
- バンダイ版ミュージカル版「スターズ」と「永遠伝説」ではノリが軽く飄々とした性格で、コント・スリーライツでは夜天に便乗して星野を振り回す。「火球王妃光臨」では夜天に突っ込まれるボケ担当。
- プロフィール
- 年齢:16歳
- 誕生日:5月30日
- 星座:双子座
- 血液型:AB型
- 好きな食べ物:お寿司
- 好きな教科:古典
- 苦手な教科:なし
- 趣味:読書、詩の暗唱
- 好きな言葉:人生はドラマ、人はみな同じ
- クラブ:文芸部
- 変身呪文
- メイカー・スターパワー! メイクアップ!
- 決めゼリフ
- 闇を切り裂く、さすらいの流れ星… セーラースターメイカー!ステージ・オン!
- 必殺技
-
- スター・ジェントル・ユーテラス
- 原作では頭上に両手のひらをクロスした動作で、両腕の間から球体状のエネルギー弾を放つ攻撃。
- テレビアニメ版では両手のひらの間に星形のエネルギーを生成し、それから球体状の光弾を左手のひらから放つ必殺技。大量の光球で敵を倒すほか、威力を抑えることで援護にも使える[13]。第189話以降はセーラースターエールを使って技の威力が上昇するほか、大量の光球を連射出来る。
- 夜天 光(やてん こう) / セーラースターヒーラー
- 声 - 坂本千夏
- 演 - 奥山桃子、多部未華子、松田彩希(ミュージカル版)
- スリーライツのキーボード(アレンジ)を担当し、ファッションモデルもしている。小柄なベビーフェイスで、銀髪にも見える白髪をボブカットのポニーテールにしている。目の色は黄緑。原作では夜天・ヒーラー共に一人称は「僕」だが、アニメ版ではヒーラーの時だけ「アタシ」。うさぎたちに「夜天くん」と呼ばれている。使命感がとても強く、スピードと冷静な判断力で戦う戦士[14]。
- スリーライツの衣装は青いスーツで、「星」を表す黄色い薔薇を身に着けている。ヒーラーの姿では交差した黄緑のチョーカーと黄緑の細い腕輪3つを両手首に装着している。キーワードは「繊細」、テーマカラーは「グレイ」、私服のイメージは「カメレオン」[15]。
- 原作では外面がよくファンサービス旺盛だが、実は超の付く根暗・陰険・神経質・ナルシストで、根に持ちやすく繊細な性格という設定。
- テレビアニメ版ではセイヤと対照的に冷めた性格。3人の中でもっとも地球人(特に女子)を嫌い、もらったラブレターを読まずに捨てるほどだが、動物のルナには心を開いていた。火球皇女を探す焦りから外部戦士と対立したり、セーラームーンに冷たい態度を取ったこともある。しかし、戦いを経て徐々に和解していった。辛辣でやる気のない態度だが、俗に言うツンデレである。セーラー戦士の中では愛野美奈子との関わりが深かった。
- バンダイ版ミュージカル「スターズ」「永遠伝説」では子供っぽいお調子者で優しい性格。コント・スリーライツではボケ担当で、「永遠伝説」では探偵や犬のヤッシーに変装する。「火球王妃光臨」では大気に突っ込むツッコミ担当。
- 年齢:16歳
- 誕生日:2月8日
- 星座:水瓶座
- 血液型:B型
- 好きな食べ物:キャビア
- 好きな教科:美術
- 苦手な教科:体育
- 趣味:カメラ
- 好きな言葉:百花繚乱
- 苦手な物:努力
- クラブ:帰宅部
- 変身呪文
- ヒーラー・スターパワー!メイクアップ!
- 決めゼリフ
- 闇を切り裂く、さすらいの流れ星… セーラースターヒーラー!ステージ・オン!
- 必殺技
-
- スター・センシティブ・インフェルノ
- 原作では振り上げた左手の指先から光のエネルギーを広範囲に射放つ攻撃。
- テレビアニメ版では右手のひらに生成した星形のエネルギーを両手で前方に構え、それから電撃状の光線を放つ必殺技。広範囲に放つことができる電撃で敵をしびれさせ、敵をはね飛ばす[16]。第186話以降はセーラースターエールを使って創り出した大きな放電球を敵にぶつける。
その他のセーラー戦士[編集]
原作第5期に名前だけ登場する。セーラーギャラクシアによってセーラークリスタルを奪われた様子で、母星を滅ぼされる。テレビアニメには未登場。
- セーラーチュウ
- チュウ星を守護に持つセーラー戦士。
- セーラーマーメイド
- マーメイド星を守護に持つセーラー戦士。
- セーラーコロニス
- 火星を守護するフォボス、ディモスたちの母星・コロニス星を守護に持つセーラー戦士。
- フォボスとディモスがセーラーコロニスの名前を出した際に、1コマだけ後姿が描かれている。セーラーマーズに似た長い黒髪の持ち主であり、コスチュームは背中部分に交差したリボンがあしらわれている。
- セーラーマウ
- ルナやアルテミスたちの母星・マウ星を守護に持つセーラー戦士。
実写版のみ登場したセーラー戦士[編集]
- セーラールナ
- 演 - 小池里奈
- 「幻の銀水晶」の影響により、人間の少女に変身できるようになったルナが変身するセーラー戦士。「愛と小さき者達のセーラー服美少女戦士・セーラールナ!」と名乗る。
- ちょこまかと動き回って敵を撹乱し、ムーンライト・スティックで戦う(原作者・武内直子の直筆設定より「ルナ・ロッド」という専用武器が存在する)。ムーンライト・スティックはハリセン、金のハリセン、猫形網に自由変化する。離れた場所にいる敵を探知する特異能力も持つ。イメージカラーは青紫色。戦闘力は低く、敵の攻撃を受けるとルナの姿に戻ってしまう。
- 変身呪文
- ルーナ・プリズムパワー! メイクアップ!
- 必殺技
-
- ルーナ・シュクル・キャンディ
- ムーンライト・スティックから無数のキャンディ状のエネルギー光弾を放ち敵を倒す強力な必殺技。
- ダークマーキュリー
- 演 - 浜千咲
- クンツァイトに操られ、ダークキングダムの手先にされたセーラーマーキュリー。「ダークパワー・メイクアップ」で変身する。氷の剣を生成して戦う。戦闘力も上がっており、セーラーヴィーナスを上回る実力を持つ。なお、雑誌などではハープと弓のような武器の存在が確認されているが、本編では未使用。イメージカラーは青と黒。
- プリンセス・セーラームーン
- 演 - 沢井美優
- セーラームーンに前世プリンセス・セレニティの人格が宿った姿。「幻の銀水晶」で増幅された力によって突き動かされており、エンディミオン以外の者は一切目に入らない。月野うさぎの怒り・悲しみが制御しきれなくなったときに現れ、立ちふさがる者全てをなぎ払う強大な力を持つ。
- 竪琴と聖剣に変形するプリンセスハープが武器。竪琴の音色には治療の効果がある。聖剣は敵のあらゆる攻撃を弾き、五芒星の描かれた大型光弾や衝撃波を放つ他、数人の月の僕を作り出すことも可能。
- セーラーアスタルテ
- 演 - 細田阿也
- セーラームーンミュージカル「決戦 / トランシルバニアの森」及びその続編的な内容を持つ「決戦 / トランシルバニアの森・改訂版 〜ダークカインの謎〜」の2作のみに登場したセーラー戦士。
- 通常は水星より内側の軌道を巡る未発見惑星を指すが、作品内設定では太陽の反対側にあるため地球からはみえないとされる惑星バルカンの守護を持ち、謎に包まれたセーラー戦士。ベースカラーはチョコレート色(明るい茶色)。
- 人間としての名前は「柴・新月・アスタルテ(しば・しんげつ・あすたるて)」。作品内設定では紀元前3000年からの歴史をもつ地中海の古い民族・フェニキア人とのハーフ。うさぎたちの高校に転校してきた。
- 必殺技はソロモン・バーサスとソロモン・ジハード。後者は聖剣「セマエルの剣」を一撃で砕くほどの力をもつ。
- 善と悪の多重人格になっていて、リリスやダークカインなどの悪の勢力に操られる。醜い世界を破壊する力をもち、万物に君臨し宇宙を治める「真の月の女神」としてリリスたちに崇められるが、それは「セーラームーンにも匹敵する」とされる彼女のパワーを利用するためダークカインが彼女の精神を乗っ取っていたからであった。
- ドラクルの館の戦いで突如に登場し、セーラー戦士たちを危機から救ったが、その後はセーラー戦士たちに戦いを挑んだ。最後に浄化されたが、柴・新月・アスタルテ=セーラーアスタルテ自身は結晶化、スターシードとなる。
主人公の周りの人たち[編集]
月野家[編集]
東京都港区麻布十番に居住。原作者である武内直子(以下、著者と記す)自身の親族がモデルとなっている。
- 月野 育子(つきの いくこ)
- 声 - 高木早苗 / 水谷優子(1 - 3期)→?(4期以降)
- 演 - 森若香織
- うさぎの母親で専業主婦。ロングのウェーブヘアで、いつもエプロンをつけている。髪の色は原作・『Crystal』版ではすみれ色、テレビアニメ版では青色。普段は優しいが、怒ると怖い。うさぎの成績の悪さが頭痛の種であり、テストの赤点に激怒して家から閉め出すこともしばしば。料理が上手で、得意料理はレモンパイ。
- テレビアニメ版『SuperS』ではホークス・アイに夢の鏡を狙われる。
- 実写ドラマ版は原作やアニメとは異なり、テンションの高いイケイケな楽天家。うさぎの成績をあまり気にしておらず、うさぎとの仲は良好である。いつも奇妙な組み合わせの料理を作っている。
- 月野 謙之(つきの けんじ)
- 声 - 真地勇志 / 真殿光昭
- 演 - 田﨑竜太
- うさぎの父親で雑誌記者。眼鏡をかけて髪をオールバックにしている。とても優しい人物だが、妻の尻に敷かれ気味。娘のうさぎに悪い虫が付いたのかどうかを心配している。
- テレビアニメ版では車は二代目フォルクスワーゲン・ゴルフGTIを愛用している[注 57]。
- 実写ドラマ版では本編では登場せず、特別編でうさぎと衛の結婚式のシーンのみ登場する。
- 月野 進悟(つきの しんご)
- 声 - 川島千代子 / 劉セイラ
- 演 - 武子直輝
- うさぎの弟で十番小学校に通う小学生。生意気だが、かなりしっかりした性格でクラスの人気者。うさぎをバカにしており[注 58]、しょっちゅう姉弟ゲンカしている。セーラームーンの大ファンを公言しているが、「セーラームーンがバカうさぎなんて、ぜってぇありえねぇ」と斬り捨てている。
- テレビアニメ版当初は猫嫌いでルナのことも嫌っており、第5話ではシャネーラを飼った結果エナジーを吸い取られて妖魔イグアーラに操られるが、セーラームーンに浄化された。この一件からセーラームーンの大ファンとなり、セーラームーンの助言を受けてルナと仲良くするようになる。第4期である『SuperS』では、姉の友人である亜美に好意を寄せ、タイガーズ・アイから守ろうとした。
- ゲーム版『Another Story』では、セーラームーンに恨みを持つオポシティオ・シンに攫われてしまう。セーラー戦士たちにとっても弟のような存在らしい。
水野家[編集]
- 亜美の母親(実写ドラマ版の名前は「水野冴子」)
- 演 - 筒井真理子
- 医者であり、亜美が医者を目指しているのも彼女の影響である。裕福な家庭であり、ダイヤをたくさん持っている。仕事のことで家庭を疎かになりがちなことを申し訳なく思っている。テレビアニメ版では「劇場版SuperS」のエンディングに後ろ姿のみ登場。
- 実写では亜美とのエピソードが存在し、母親との関係がより掘り下げられている。
- 亜美の父親
- 画家であり、のんびりとした生活を好み亜美の母親とは離婚をしている(原作では亜美によると、何もかも合わなかった)。現在はアトリエに籠っているらしく、亜美の誕生日にはいつも絵はがきをプレゼントしている。亜美に水泳とチェスを教えたようで、彼が会員のプールに亜美はよく訪れている。
- 原作ではシルエットで描かれており、眼鏡をかけている様子。テレビアニメでは『SuperS』で話題には出るが、姿は見せない。
火野家[編集]
- 火野宮司
- 声 - 西村知道
- レイの母方の祖父で、火川神社の宮司。多忙な親に変わってレイの面倒を見てきた存在。原作とテレビアニメ版では人物像が大幅に異なる。実写ドラマ版には未登場。
- 原作では1期・4期・番外編『カサブランカ・メモリー』で少しだけ登場するが、キャラクターデザインは髪の毛と口髭があるダンディな老人であり、テレビアニメ版の容姿とは印象が全く違っている。しかし、うさぎたちをナンパしたりとテレビアニメ版に近いお茶目な一面もある。
- テレビアニメ版では禿頭の小柄な老人で、美人に目がないイケイケな性格。老若男女問わず人をナンパして神社のバイトに誘っており、ジェダイトや雄一郎を雇った。30話では藍色の虹水晶で封印された妖魔七人衆の生まれ変わりと判明する[注 59]。レイの祖父らしく優れた霊感を持ち、一度はフォボス&ディモスの加勢もあり、虹水晶を狙ってやってきたゾイサイトを追い返すが、その余波で一時は精神が不安定になり、妖魔にされた後でムーン・ヒーリング・エスカレーションで浄化されて戻った。
- なお、後述の熊田雄一郎とセットでテレビアニメ『S』編では99話、『SuperS』編では136話の各1話ずつしか出てきていないが、エンディングにおける一連の「声の出演」表示時における役柄の表示方法が前者では「レイの祖父」であるのに対し、後者では「お爺ちゃん」の表記になっている。
- フォボス&ディモス
- レイが火川神社で飼っている2羽のカラス。火星の衛星(同名の衛星「フォボス」と「デイモス」)を守護に持ち、セーラーマーズの生まれ変わりのレイを守っている。
- 原作に登場する人間体は長い黒髪を持つ双子の少女で、フォボスは紫のレオタード、ディモスは赤いレオタードを着ている。しかしテレビアニメ版では、アニメイトカセットコレクションの中でレイが「フォボスが彼氏」である旨の発言をしている。
- 原作4期では真の姿でレイの前に現れ、セーラーマーズに「マーズ・クリスタル」を授けた。コロニス星出身で、スターズ編に登場する訓練生時代の同僚だったレッドクロウによってセーラークリスタルを抜かれて消滅してしまう。最終回には登場していないが、コスモス・クリスタルのラムダ・パワーでコルドロンから再生したと思われる。
- レイの父親(実写ドラマ版では火野隆司)
- 演 - 升毅
- 政治家。仕事のことばかりで娘とは仲が悪く、レイが家を出て行き祖父の神社で暮らしているため、一緒に住んでいない。年に一回会って食事をしている。テレビアニメ版には未登場。
- 実写では妻の死に目にも現れず、妻が亡くなった後はレイを火川神社に預けたため、レイとの仲は悪く、彼女の男嫌いの原因になっていた。その後、妻の墓参りには何度も訪れていることを知ったレイとある程度は和解した。
- レイの母親(実写ドラマ版では火野リサ)
- 身体が弱かったため、レイが小さい頃に病死している。レイによく似ていたらしい。テレビアニメ版では未登場。
- 実写版では母親の眠る墓石が描写されており、T・A女学院同様、火野家がカトリックであることが描写される。
学校[編集]
区立十番中学校[編集]
うさぎ、亜美、まことが通う中学校で、東京都港区麻布十番に所在する。
- 大阪 なる(おおさか なる)
- 声 - 柿沼紫乃 / 佐藤聡美
- 演 - 河辺千恵子[注 60]
- うさぎの親友でクラスメイト。愛称は「なるちゃん」。青いリボン(テレビアニメでは緑色)をつけており、頭がよくしっかり者。実家は宝石店Osa-Pのお嬢様[注 61]。セーラー戦士以外で唯一誕生日(1月1日)を設定されており、土萠ほたると同じ山羊座(守護星は土星)にあたる。
- テレビアニメ版ではネフライトの仮の姿「三條院正人」に恋心を抱き、正体を知っても彼を信じ続けたことで両思いとなり、チョコレートパフェを食べる約束をするが、ネフライトを目の前で失ってしまった。無印26話では牧師にネフライトを亡くした悲しみを打ち明けるが、虹水晶を抜かれて妖魔化した牧師に襲われた際に、身を挺して自分を助けようとした海野と付き合い始め、『S』では「愛情度コンテスト」でナンバーワンカップルに選ばれるほどの仲になった。『SuperS』でタイガーズ・アイに夢の鏡を狙われた時は、看護師を目指していた。
- ネフライトの持つ黒水晶が彼女に反応したり、決して抜けないはずの妖魔グレープの棘を素手で半ば抜き取ることに成功するが、その理由は特に言及されていない。
- アニメ無印の続編に当たるPCエンジン版ゲームでは、海野と付き合っていた頃に復活し、ダーク・キングダムに追われていたネフライトを匿うが、目の前でネフライトをさらわれてしまう。自分を忘れたネフライト(の自分を忘れさせようとした演技)に攻撃されかけた時に海野に救われて復縁した。
- 原作第二期および『R』ではうさぎが隠し事をしていることに感づく(うさぎがセーラームーンであることまでは気がつかない)描写があるが、その後の物語ではその件には触れられていない。
- 原作では第3期以降ほとんど出番がないが、第5期では十番高校に進学し、はるか達と一緒に昼食をとっている様子が描かれている。テレビアニメ版では『R』以降からは出番が少なくなり、『セーラースターズ』には登場しない。
- 実写ドラマ版では、妖魔に襲われた時うさぎにセーラームーンの正体だと打ち明けられ、妖魔と戦ううさぎを応援した。うさぎとの仲に嫉妬した亜美と一時的に険悪になるが、次第に友情が芽生えるというエピソードがなされた。
- 海野 ぐりお(うみの ぐりお)
- 声 - 難波圭一 / 山下大輝
- その名の通り、ぐりぐり眼鏡をかけたオタクの少年。冴えない風貌だが行動力はあり、パソコン通信を使った情報収集能力に特に優れている。各期連載当初の辺りしか頻繁に登場しない。成績優秀だが、登場初期は「テストなんてゲーム」と発言するなど嫌味な性格だった。
- テレビアニメ版では当初うさぎに恋心を抱いていたが、後にネフライトを亡くした大阪なるのことが気になるようになり、なるを妖魔から守ろうとした男気が認められて交際するようになった。亜美に眼鏡を外すと美形という想像がされたが、最後まで明かされることはなかった。
- PCエンジン版ゲームではネフライトと再会したなるに振られてしまうが、諦めきれずになるの様子を覗き続けたため、クンツァイトたちにネフライトが攫われる一部始終を目撃し、ネフライトから身を呈して彼女を庇ったことで復縁する。
- 原作では第3期、テレビアニメでは『SuperS』を最後に登場しなくなった。実写ドラマ版には登場しない。
- ゆみこ
- 声 - 瀬戸真由美 / 金香里
- うさぎのクラスメイトで、ロングヘアの少女。原作第1期、テレビアニメ無印、『Crystal』版のダーク・キングダム編のみ登場。
- くり
- 声 - 神山雅美 / 森下由樹子
- うさぎのクラスメイトで、ボブカットヘアの少女。原作第1期のAct7、テレビアニメ無印、『Crystal』版のダーク・キングダム編のみ登場。
- 『Crystal』版では原作とキャラクターデザインが異なり、原作第1話に登場する短髪の少女がモデルになっている。
- 桜田 春菜(さくらだ はるな)
- 声 - 川島千代子 / 神田朱未
- 演 - 大寶智子
- うさぎの担任の教師で、遅刻・早弁をするうさぎをいつも叱っている。愛称は「春だ」。髪の色は原作・『Crystal』版では金髪、テレビアニメ版では栗色。原作では第1期、テレビアニメ版では第2期「魔界樹編」、『Crystal』版ではダーク・キングダム編まで登場する。
- 著者が本作品以前に手がけた『Theチェリー・プロジェクト』にも登場しており、この時は芝公園中学校の教師を務めていた[注 62]。
- 『コードネームはセーラーV』に登場した桜田夏菜の姉。また、冬菜という名のバレリーナの妹もいる。
十番小学校[編集]
ちびうさ(スターズ編ではほたるも)が通う十番小学校の同級生たち。
- 桃原 桃子(ももはら ももこ)
- 声 - 川田妙子 / ?
- ちびうさの同級生。両親が中華料理屋を経営している。シニヨンヘアで、チャイナドレスを着ている。ちびうさからは「ももちゃん」と呼ばれている。
- テレビアニメ版のブラックムーン編では、エスメロードが十番小学校に打ち込んだ最強のダルクヘンジの力で先生や他の同級生と共に操られてしまい、ちびうさに襲い掛かるが、駆けつけたセーラー戦士達に助けられる。
- 髪の色は原作と『Crystal』版では紅色、テレビアニメ版では途中で髪の色が茶色から紫色に変わっている(『R』と『S』→茶色・『SuperS』→紫色)。
- 更科 九助(さらしな きゅうすけ)
- 声 - 奥島和美→阪口大助 / 森下由樹子
- ちびうさの同級生。更科ことの(その他を参照)の弟で、両親が蕎麦屋を経営している。セーラーVの大ファン。いわゆるガキ大将で、編入してきたちびうさをからかった際に「低レベル」と反撃される。
- テレビアニメ第155話「恐怖を越えて! 自由へのジャンプ」では変装して小学校にやってきたジュンジュンと一時の交流を持った。その結果、幼少期のトラウマにより苦手だった跳び箱を無事克服することができた。
- 空野(そらの)
- 下の名前は不明。ちびうさの同級生。外見も言動も海野に瓜二つだが、関係性は不明。テレビアニメ版には未登場だが、『Crystal』版ではSeason IIIでカメオ登場している。
- リリカ・ユベール
- 声 - 山本百合子
- ちびうさの同級生。U国大使館に住むU国大使の娘で、ちびうさの編入4日前(テレビアニメ版では、ちびうさよりも後[注 37])に転校してきた留学生。実は吸血鬼で、ちびうさの血を狙っている。早退を装って男子生徒を送らせ、仲間に引き込んでいる。最後はセーラームーンによって倒され、表向きは急に転校したことになっている(テレビアニメ版では、吸血鬼が取り憑いていたという設定で元に戻っている)。
- 三井 不動(みつい ふどう)
- ちびうさの同級生。父親は一流不動産会社のオーナー社長であるため、玉の輿を狙う女子児童の人気の的。テレビアニメ版には未登場。
- 大阪 なるる(おおさか なるる)
- ちびうさの同級生で友達。大阪なるの妹。コスプレイヤーでギャル語を話す。チャンネル(シャネルのパロディ)の大ファン。テレビアニメ版には未登場。
- 神戸 るるな(こうべ るるな)
- ちびうさの同級生で友達。なるる同様にコスプレイヤー。グッチッチ(グッチのパロディ)の大ファン。テレビアニメ版には未登場。
その他[編集]
- 古幡 元基(ふるはた もとき)
- 声 - 佐藤浩之 / 岡本寛志
- 演 - 黄川田将也
- 父の経営するゲームセンター(実写版ではカラオケボックス)「クラウン」でアルバイトをしている爽やかな青年。原作での愛称は「ふるちゃんにーさん」で、アニメ版では「元基お兄さん」。うさぎ達が学校帰りによく立ち寄るので、彼女たちと仲がいい。家族は父と妹の宇奈月が確認されている。
- テレビアニメ版・実写版では衛の顔なじみで、彼に恋愛の相談をしたりと結構仲がいいが、原作・『Crystal』版での彼の大学の顔なじみは西村レイカ(テレビアニメ版では別の大学にいる)と遠藤であり、衛がクイン・メタリアに洗脳された際に初めて接触している。
- 最初期のうさぎの想い人であり、原作・アニメ版ではまことも声が昔の先輩に似ている、ということで彼に恋をしていた(原作では亜美も元基に気があるような素振りを見せている)。ただ、当の本人は彼女達の気持ちに気付いているのか気付いていないのか、「妹のよう」としか見ておらず、西村レイカと付き合っていた。実写版では逆にまことに想いを寄せており、彼女がセーラージュピターだったことも後に知り、たびたび彼女の支えになったこともあって、スペシャル版にてうさぎの結婚式でまことにプロポーズする。
- 原作ではクラウンの下に月のホストコンピュータと繋がるセーラー戦士たちの司令室があることについては全く知らなかったが、第2部でこのことを知り、それ以降は頼もしい協力者になると同時に、セーラー戦士たちの正体を知る数少ない人物になった(なお、『Crystal』版ではその描写はない)。原作では第3期以降、テレビアニメ版では『R』以降出番が急激に減り、『セーラースターズ』には登場しない。
- 実写版ではおっとりした冴えない亀オタクであり、「カメ吉」という名前の亀を溺愛している。原作・アニメとは逆にまことに想いを寄せ、後にセーラージュピターの正体だと知らされて受け入れた。普段は抜けているが、クイン・ベリルに見捨てられ途方に暮れていたネフライトに当り散らされたにもかかわらず、「クラウン」でのアルバイト生活を勧めるお人好しな一面もある。ネフライトに「ネフりん」「ネフ吉」というあだ名を付けていた。特別編ではまことにプロポーズした。
- 当時「クラウン」は実際の麻布十番ではパチンコ屋であり、現在は閉店。跡地はマクドナルド麻布十番店となっている。『コードネームはセーラーV』にも登場している。
- 古幡 宇奈月(ふるはた うなづき)
- 声 - 遠藤みやこ、原えりこ(テレビアニメ第94話代役)
- 古幡元基の妹。父の経営するフルーツパーラー「クラウン」(原作ではゲームセンターと共営、テレビアニメ版ではゲームセンター2階)でアルバイトをしている。レイと同じT・A女学院の女子高生で、セーラー戦士達(特にまこと)とも仲良し。テレビアニメ版では当初は衛の新しい恋人と誤解された。
- 西村 レイカ(にしむら レイカ)
- 声 - 深見梨加 / 中原麻衣
- 古幡元基の恋人で大学生。髪の色は原作・『Crystal』版ではピンク色(原作では金髪のイラストもある)、テレビアニメ版では栗色。原作者デザインのキャラクターだが、テレビアニメ版で原作に先駆けて登場した。著者によるキャラクター設定集の初期設定は「近所のおたくな女子大生」。
- テレビアニメ版では麻布工業大学に通うエリート学生で、落ち着いた雰囲気の女性。実は青色の虹水晶で封印された妖魔七人衆の生まれ変わり[注 59]。29話で初登場してうさぎ達をヤキモキさせたあと、「人類発生の原点」を研究するためにアフリカに旅立つ。後に『SuperS』編に再登場し、タイガース・アイに夢の鏡を狙われる。
- 原作では元基が在籍するKO大学に通うミーハーな性格の女性。第1部では遠藤(になりすました衛)に宝石に関する薀蓄を教えたり、第3部ではせつなと会話するシーンがある。『Crystal』版では原作準拠の設定で登場する。
- 浅沼 一等(あさぬま いっとう)
- 声 - 中井和哉 / 阪口大助
- 衛の後輩。原作と『Crystal』版では元麻布中学の1年生。またフルーツパーラー「クラウン」の常連で、同じく常連のまことと親しい。
- 原作では入試の下見に来て道を聞いた時に握手をし、「お前、受かるよ」と予言した衛に憧れていて、仕草のマネをしていたりもする。衛が腕の傷をヒーリングの能力で治癒するのを目撃している。
- うさぎ達といたルナがしゃべっているのを目撃し、その会話の内容から、衛やうさぎ達が普通の人間ではないのではないかと疑い始め、そのことをまことに告白し、おおよその事情を聞かされた。その時、まことに想いを寄せているような描写が見られた。
- テレビアニメ版では『セーラースターズ』編の3話(169話)にゲストとして登場したが、衛のマンションのチャイムを押すだけの出番だった。
- 更科 琴乃(さらしな ことの)
- 声 ‐ 神田朱未(Crystal版)
- ちびうさの同級生である九助の姉。T・A女学院超常現象研究部の部長。T・A女学院の学園祭の際にレイと親しくなり、レイがブラック・ムーン一族に連れ去られた時、レイのことをずっと心配していた。
- 名前の由来は声優でうさぎの役である三石琴乃から。新装版が出るまでは名前が平仮名表記の「ことの」だった。テレビアニメ版には未登場だが、『Crystal』版では登場する。
- プリンセスD / ダイヤ王女(テレビアニメ版)
- 声 - 伊藤美紀 / 植田佳奈
- D王国(テレビアニメ版ではダイヤモンド王国)の王女。普段は海野と瓜二つの風貌で自分の容姿に自信を持てずにいるが、眼鏡を取ると実は美少女である。ネフライトの分身に取り憑かれるが、セーラームーンによって分身は祓われた。
- 原作・『Crystal』版では4話、テレビアニメ版では22話に登場。
- 遠藤(えんどう)
- 声 ‐ 三浦祥朗(Crystal版)
- 古幡元基の親友。原作ではクイン・メタリアに洗脳された衛に消滅させられて成り代わられてしまう。
- テレビアニメ版には未登場。『Crystal』版では衛に記憶を消される暗示をかけられて立ち去るのみで、生存している。
- 土萠 蛍子(ともえ けいこ)
- 声 - 柿沼紫乃(Crystal版)
- ほたるの母親。現在は故人のため、回想シーンのみに登場する。
- 原作と『Crystal』版ではビル建設中の火事に巻き込まれて死亡している。テレビアニメ版では夫の創一がダイモーンの卵に取りつかれる以前に死別しており、ほたるの回想シーンでは顔にシルエットがかかっている上にセリフもなかった。
原作番外編の登場人物[編集]
- 海堂(かいどう)
- 原作番外編『カサブランカ・メモリー』に登場。レイの父の秘書で、レイの初恋の人でもある。
- レイが幼い頃から彼女の世話係をしており、毎年レイの誕生日にはカサブランカの花束をプレゼントしていた。後に許婚と結婚することになり、レイと別れのキスを交わし、レイが恋をしない理由の一つとなった。
- 凡松浦 マコト(はんまつうら マコト)
- 原作番外編『ヒミツのハンマープライス堂』に登場。なるるとるるなの行きつけの質屋「ハンマープライス堂」の店主。刺繍が趣味の肥満体の男性。
- 月野 こうさぎ(つきの こうさぎ)
- 原作番外編『ぱられるせぇらぁむ〜ん』に登場。同作品の主人公。うさぎと衛の次女で、ちびうさの妹。母親のうさぎに似て泣き虫で大食い。友達のあみたちからは馬鹿にされている。猫アレルギー持ち。
- 水野 あみ(みずの あみ)
- 原作番外編『ぱられるせぇらぁむ〜ん』に登場。水野亜美の娘。常に眼鏡をかけている。母親の亜美に似て優等生。
- 火野 れい(ひの れい)
- 原作番外編『ぱられるせぇらぁむ〜ん』に登場。火野レイの娘。母親のレイに似てクールな性格。
- 木野 マコ(きの マコ)
- 原作番外編『ぱられるせぇらぁむ〜ん』に登場。木野まことの娘。母親のまことに似て男勝りで姉御肌。
- 愛野 ミナ(あいの ミナ)
- 原作番外編『ぱられるせぇらぁむ〜ん』に登場。愛野美奈子の娘。母親の美奈子に似てちゃっかり者。
テレビアニメオリジナルキャラクター[編集]
本記では重要な人物と特殊なゲストキャラクターのみ記載する。
- 熊田 雄一郎(くまだ ゆういちろう)
- 声 - 島田敏
- 30話から登場。普段は前髪で目が隠れるほどの長髪と無精ひげの青年。無銭旅行中に野宿した火川神社でレイに一目惚れし、レイの祖父に弟子入りして火川神社に住み込みで働く。その頃レイは衛と付き合っており、『SuperS』編でその事実を知って衛を敵視した。
- 実は別荘を持つほどの金持ちのお坊ちゃま。実家は雪国で、そのためスキーも抜群にうまい。セーラーマーズに変身したレイにキスされたこともあるが、当然ながら本人は正体がレイであることを知らない。
- 初登場のエピソードではレイをかばって妖魔に立ち向かい、さらに『R』編の70話でもコーアンの攻撃からレイをかばうなど、レイのために意外な活躍をする。
- 『S』編ではレイとはるかの仲を誤解して火野神社を去ろうとしたが(その時の挿入歌は雄一郎が熱唱する「あずさ2号」)、乗り込もうとした電車の車両に憑依していたダイモーン・トデーンに襲われて純な心の結晶を奪われ、セーラー戦士達に助けられる。その後、挑発していたはるかが女性だとレイに聞かされて自分の誤解に気付き、レイと仲直りした。
- あまり報われないが、思い込みの激しいコミカルな性格とレイを守るなら命も惜しまない一途さが一定の人気に繋がり、『R』編以降も忘れた頃に登場する人気脇役となった。『セーラースターズ』編では登場しない。
- サキコ
- 声 - 渕崎ゆり子
- 20話に登場する「ペンションADAMS」に暮らす少女。霊的な力を持つが、本心では普通の子供のように楽しく過ごしたいと願っている。催眠術を使う父親(声 - 阪脩)がいる。
- お供に吸血鬼の女主人(声 - 阿部道子)、狼男のコック(声 - 小林通孝)、フランケンシュタインのベルボーイ(声 - 平野正人)がおり、この三人は『怪物くん』が元になっている。
- クレーンの丈
- 声 - 大倉正章
- 25話に登場する青年。麻布十番近辺のゲームセンターを荒らす凄腕のクレーンゲーマー。実は赤色の虹水晶で封印された妖魔七人衆の生まれ変わりで、念動力(サイコキネシス)を使ってクレーンを操作してした。木野まことの「センパイにそっくりな人」第一号だが、「デカい女は嫌いだ」とあえなく彼女を袖にしている。
- 彼のキャラクターデザインは著者の読み切り短編の『7月(ジュライ)マーマレード・バースデー』(短編集『ミス・レイン』に収録)の登場人物から流用されている。
- 牧師さん
- 声 - 梅津秀行
- 26話に登場する横浜の教会の牧師。英語が混じった喋り方をする。大切な人(ネフライト)を亡くしたなるに婚約者を亡くした女性の話をして元気づけた。その正体はオレンジ色の虹水晶に封印された妖魔七人衆の生まれ変わり。
- 浦和 良(うらわ りょう)
- 声 - 太田真一郎
- 27話で初登場した十番中学校の転校生で、亜美のクラスメイト。謙虚で心優しい性格の少年だが、イザと言うときには強い意志と確かな行動力を持つ。塾の模試で偶然隣席となった亜美に一目惚れした。生まれつき予知能力(プレコグ)を持ち、程度の大小にかかわらず様々な未来を予知できる。一度はその能力で偶発的に亜美を抜き、学年テスト一位になった。
- その正体は黄色の虹水晶に封印された妖魔七人衆の生まれ変わり。ダーク・キングダムの復活と共に強まる予知能力でセーラー戦士の正体を知っており、妖魔に覚醒した自分がマーキュリー(亜美)を殺してしまう未来を予見し、亜美に自分が妖魔に覚醒した時は躊躇わず殺すよう頼むが、亜美から希望を捨てずに自分の力で自分の望む未来を作っていくよう諭される。一件が片付いた後、親の都合で再び転校することになり、別れ際に亜美本人から『自分(亜美)の生写真』を手渡される。それ以来、亜美にとっては最も親しい異性の友人となる。
- 41話では予知能力でダーク・キングダムが『伝説の最強妖魔』を復活させようとしていると察知し、セーラー戦士達に伝えた。その際には自分を狙って現れたエンディミオンに対し「自分の運命は自分の力で切り開く」と強い意思を見せるなど、以前より成長した様子を見せていた。最後の登場は45話のDDガールズとの戦いで亜美が見せられた愛する人間の幻として姿を見せていた。
- SFC版のRPGゲームで唯一の再登場を果たしており、亜美と連絡を取り合っていた。オポシティオ戦士がマーキュリーに見せた夢の中の未来では、亜美と結婚していた。
- 夢野 ユメミ(ゆめの ユメミ)
- 声 - 渕崎ゆり子
- 28話に登場する画家で、『恋人が幸せになれる絵』や『両思いになれる絵』を描く。その正体は緑色の虹水晶に封印された妖魔七人衆の生まれ変わり。
- 自分の冴えない容姿にコンプレックスを持ち、自画像では似ても似つかないお姫様のような美人を描いていた。衛とうさぎをモデルに絵を描いたが、前世の記憶が影響しているためか、彼女が描いた2人の絵はプリンス・エンディミオンとプリンセス・セレニティの恋物語となっていた。その後、衛とうさぎに励まされてコンプレックスから解放されることになる。
- レッドバトラー
- 声 - 安西正弘
- 31話に登場するデブ猫で、小原杏のペット。体型の割に機敏で、ネコの縄張り争いに巻き込まれたルナをタキシード仮面ばりに助けた(しかもテーマソング付きでバラの代わりに魚の骨を使用)。実は紫色の虹水晶に封印された妖魔七人衆の生まれ変わり。
- ルナに好意を寄せていたが、ルナ自身はヒキ気味であった。妖魔に覚醒してもルナへの想いは変わらず、足を滑らせて落下したルナを救出した。
- なお、レッドバトラーの由来は『風と共に去りぬ』のレット・バトラーから来ている。
- 小原 杏(おはら あん)
- 声 - 嶋方淳子
- 31話に登場する少女。レッドバトラーの飼い主で、当初セーラー戦士たちやゾイサイトは彼女が虹水晶に封印された妖魔七人衆の一人と勘違いしていた。父の名は蔵久で母の名は美々(表札で名前が確認できるのみ)。やはり、名前の由来は『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラとクラーク・ゲーブル、ヴィヴィアン・リーから来ている。
- ローズ夫人
- 声 - 川浪葉子
- 37話に登場するイギリスの貴婦人。クンツァイトの術で妖魔に変えられて、セーラー戦士の正体を探るためにプリンセス・セミナーを主催する。
- 山本 冴子(やまもと さえこ)
- 声 - 佐々木優子
- 38話に登場するスキーインストラクターで、「ムーンプリンセスコンテスト」の優勝者だった過去を持つ。クンツァイトの術で妖魔に変えられて、セーラー戦士の正体を探るために「ムーンプリンセスコンテスト」を主催する。
- 湖の妖怪
- 声 - 原亜弥
- 40話に登場する蛇女のような姿の妖怪。「天女伝説」の残る湖に封じられていたが、タキシード仮面が誤って目覚めさせてしまった。元は人間の女性だったが、慕っていた男性が天女と恋仲になってしまい、その嫉妬から妖怪と化して湖に封印されてしまう。人間だった頃の心はほとんど失われて嫉妬心に突き動かされ、ひたすら「返せ」と口にしていた。最後はセーラームーンのムーン・ヒーリング・エスカレーションで嫉妬の心を浄化され、人間に戻って昇天していった。
- 余談だが、この妖怪のエピソードは「前世のセレニティ・エンディミオン・ベリルの関係」と「ベリルがなぜメタリアに取り憑かれたか」を示す伏線になっていたと思われる(「叶わぬ恋をしていた点」と「恋敵への嫉妬で悪に染まった点」がベリルと共通している)。
- SFCで発売されたRPG『Another Story』では「ラディナ」という名前で登場していて、正体も「前世でのヴィーナスの従者」になっている。
- カタリナ
- 声 - 三田ゆう子
- 42話に登場するイギリスのインターポールで働く婦人警官。イギリスでセーラーVとして活動していた美奈子が「お姉さま」と慕っていた人物で、彼女がセーラーヴィーナスだと知っている。イギリスから来日した際にクンツァイトの術で妖魔に変えられたが、美奈子の説得を受けたセーラームーンによって救われる。そして、アランに想いを伝えるために美奈子に見送られて帰国した。
- アラン
- 声 - 難波圭一
- 42話に登場する美奈子の男友達で、美奈子がセーラーVだと知っていた。美奈子が想いを寄せる相手だったが、実はカタリナと恋仲だった。劇中では美奈子の回想シーンに登場するだけだが、『R』編の65話にも彼の名前が登場する。
- 朝比奈 ナナ(あさひな ナナ)
- 声 - 遠藤みやこ
- 43話に登場する女性記者で、頭部にバンダナを巻いている。クンツァイトの術で妖魔に変えられて、「セーラー戦士の仲たがいの原因」(実は芝居)を探ることになる。セーラームーンの活躍で元に戻ったものの、懲りずに仲たがいの調査を続けていた。
- キリンちゃん
- 声 - 山田恭子
- 67話で登場する首長竜の子供。溺れたちびうさを助けた。「キリンのように首が長い」から、ちびうさはこの名前をつけた。その後、母の首長竜と共に安全な場所へと旅立った。
- 慎之介(しんのすけ)
- 声 - 矢島晶子
- 104話に登場する美少年。ちびうさと運命の出会いをしたと思われたが、変な言動を繰り広げた末に股間を露出してちびうさを絶句させる。その後、母親(声 - ならはしみき)に殴られ、「家に帰っておしおきよ!」と言われて引きずられていった。
- 慎之介とその母親は『クレヨンしんちゃん』105話に登場したセーラームーンのパロディ「美少年軍団セーラームフーンH」へのお返しに登場した野原しんのすけと野原みさえのパロディキャラクター。これらのクロスオーバーは、テレビアニメが『クレヨンしんちゃん』と同じくテレビ朝日放送で、佐藤順一と本郷みつるの仲が良く、担当プロデューサーが同じ太田賢司だったために実現した。
実写版オリジナルキャラクター[編集]
本記では主な重要キャラクターのみ記載する。
- 斎藤 菅生
- 演 - 池田成志
- 愛野美奈子が所属している芸能事務所の社長。オネエ口調で話す。妖魔に操られて美奈子を襲ったことがある。
- 美奈子が芸能活動を辞めようと思っていた際にはそのことを悟り、彼女を元気付ける為にレイをモデルにしようとしたり、偽物の企画を作った。
- 日下 陽菜 (くさか ひな)
- 演 - 松下萌子
- 衛の幼馴染で許婚。衛が両親を亡くし、記憶喪失になったことで彼の援助をしていた。
- 衛の学校卒業と共にロンドンへ留学するつもりだったが、記憶を取り戻せない彼のことを心配しており、彼の気持ちが他の人にあることを悟り、婚約を撤回した。「Act.ZERO」に寄ると、その後は女優になったようである。
- 木村 桃子(きむら ももこ)
- 演 - 清浦夏実
- うさぎの同級生。愛野美奈子のファンで、「Act.ZERO」ではうさぎと共に「セーラーM」に変装した。原作でのゆみこに該当する人物。
- 阿部 香奈美(あべ かなみ)
- 演 - 平井愛子
- うさぎの同級生で、桃子と行動していることが多い。愛野美奈子のファンで、「Act.ZERO」ではうさぎと共に「セーラーK」に変装した。原作でのくりに該当する人物。
セーラー戦士が戦ってきた敵たち[編集]
多くのキャラクターのネーミングは、鉱物・岩石・元素などの名前から来ている(対するセーラー戦士達は天体名である)。
ダーク・キングダム[編集]
原作と『Crystal』版の第1期、テレビアニメ版(無印)、実写ドラマ版での敵組織。詳しくはダーク・キングダムを参照。
魔界樹とエイリアン[編集]
本来なら第1期シリーズで終わる予定だった内容が急遽第2期シリーズの製作が決定し、そのためアニメが原作に追いつかないように挿入された、テレビアニメ『R』シリーズ前半に登場するオリジナルの敵キャラクター。
エイルとアンの名前の由来は「エイリアン」から。本編では人間態から元の姿に戻る時に瞬時に変化していたが、アニメイトカセットコレクションでは「エクストラ・テレストリアルパワー・メイクアップ!」と唱えて元の姿に戻っていた。
- 魔界樹
- 声 - 中西妙子
- 地球とは別の世界に生まれ、宇宙をさまよっていた知的生命体。長い時を孤独に生きた寂しさからエイリアンを生み出す。終盤で暴走し、エイル達でも止められなくなってしまうが、セーラームーンに浄化されて暴走を止められる。最後は芽になり、エイルたちと再び宇宙を旅をすることになった。
- エイルとアンにとっては、先祖から伝わってきた、エナジーを蓄えるための樹木。彼らの体質に合う、極上のエナジーを作り出す蒸留機能を備えている。
- エイリアン
- 魔界樹から生まれた種族。生まれた当初は楽しく暮らしていたが、次第に魔界樹のエナジーを奪い合うようになり、下記の2人以外は滅びてしまう。
- エイル / 銀河 星十郎(ぎんが せいじゅうろう)
- 声 - 緑川光
- 魔界樹に育てられ、その魔界樹に新鮮なエナジーを供給するために地球にやってきた生命の末裔の男。「宇宙のさすらい貴族」を自称する。地球上では「銀河星十郎」という名でうさぎの学校に転校し、アンの兄と名乗る。
- まことに好意を持たれるが、本人はうさぎに恋をする。よく吹いている横笛はカーディアンを召喚したり、魔界樹からエナジーを引き出すのに使われるが、うさぎのために即興曲を吹いたこともある。愛を知らなかったが、セーラー戦士との対決の際に本当の愛を知る。最後は生き返ったアンと共に芽になった魔界樹を連れて新たな星を目指して旅立った。
- アン / 銀河 夏美(ぎんが なつみ)
- 声 - 冬馬由美
- エイルと同じく魔界樹に育てられ、魔界樹に新鮮なエナジーを供給するために地球にやってきた生命の末裔の女。地球上では「銀河夏美」という名でうさぎの学校に転校し、エイルの妹と名乗る。
- ふとしたことから衛に恋をする。嫉妬深くヒステリックな性格で、愛とは奪うものだと信じていたが、暴走した魔界樹の攻撃からうさぎを庇う衛の姿を目にして本当の愛を知り、その直後にエイルを庇って、暴走した魔界樹の攻撃を受け命を落とす。最後はセーラームーンの力で生き返り、エイルと共に芽になった魔界樹を連れて新たな星を目指して旅に出た。
カーディアン[編集]
ザコ敵の総称。エイルの笛の音で、「ガーディアンカード」(各ガーディアンの絵柄が描かれたタロットカード)から召喚される女性型宇宙怪物。死に際に「クレンジングー!!」(「洗浄」の意)と断末魔をあげる。カーディアンが倒されると、カードは力を失って絵柄が消え黒紙になる。伝説上の怪物をモチーフにしたものが多いが、例外も多々ある。
話数(通算) | 名前 | 能力 | モチーフ | 声優 |
---|---|---|---|---|
47 | ヴァンピル | 右手の花でエナジー吸収 | 吸血花 | 緒方恵美 |
48 | ミノタロン | 強烈な突進攻撃と伸びる頭の角でエナジー吸収 | ミノタウロス | 大野由佳 |
49 | ファライオン | 獣のように飛び掛かり運命の輪でエナジー吸収・口から衝撃波を吐く | ライオン・タロットカードの「運命の輪」 | 中友子 |
50 | ヘルアント | 何本もの触手を伸ばしエナジー吸収・同時に複数を相手にするのが得意 | 蟻 | 高木早苗 |
51 | レーシー | 近づく者から無差別にエナジー吸収・桜の木の中に相手を取り込む・桜の花びら攻撃 | 化け猫・桜の精 | 山崎和佳奈 |
52 | ギガロス | 羽から竜巻を飛ばしてくる・爪を伸ばし切り裂く | イカロス | ならはしみき |
53 | アマデラス | 熱線・熱風攻撃・球体バリアで攫った赤ん坊を盾にする | 太陽、天照大神 | 大野由佳 |
54 | セイレーン | 空を泳ぎ、鱗粉を撒いてエナジー吸収・自在に伸びる髪の毛で敵を拘束・水を操り、炎を消す | 人魚 | 緒方恵美 |
55 | ウトンベリノ | 爪楊枝ソード・敵を巻き取る海苔、ジュピターを必殺技発動中に拘束した | 海苔弁当 | 川島千代子 |
56 | ピピエーロ | 傘から出す電撃ムチ・帽子の角を飛ばす | ピエロ | 金丸日向子 |
57 | アマーンジュ | 命令と逆のことを行う | 天邪鬼 | 兵藤まこ |
58 | ヤーマンダッカ | エナジーを吸収する花びらを巻き散らす | 四面観音 | 川島千代子 |
ブラック・ムーン一族[編集]
原作と『Crystal』版の第2期、テレビアニメ『R』シリーズ後半の敵組織。詳しくはブラック・ムーン一族参照。
デス・バスターズ[編集]
原作と『Crystal』版の第3期、テレビアニメ『S』シリーズの敵組織。詳しくはデス・バスターズ参照。
ヘル・デスティニー[編集]
スーパーファミコンのRPGゲーム『美少女戦士セーラームーン ANOTHER STORY』に登場する敵組織で、暗黒の城を本拠地とする。「運命を変える」ことを目的にしており、そのためにこれまでセーラームーン達が闘ってきた、(デス・バスターズ以前の)敵たちの運命を変えて次々と復活させ、セーラー戦士を倒そうとする。
- 魔人シャーマン・アプスー
- ヘル・デスティニーの指導者。黒い太陽のような髪飾りをつけた白い長髪の魔女。病気を患っていて既に命が尽きかけており、自分が死ぬ運命を変えようとする。オポシティオ戦士とアンシャルを利用して「幻の銀水晶」を手に入れ、世界の運命を自在に操ることを企んでいる。自らが復活させた時空の塔でセーラー戦士に戦いを挑み敗北した後、シンと合体し、クリスタルパレスの地下室で巨大なドラゴンの頭部に乗った醜悪な姿「破壊神・アプスー」として、セーラー戦士の前に立ちはだかる。
- 必殺技は黒い太陽、ソニック・ウェーブ。
- 名前の由来はシュメール神話・アッカド神話に登場する原初の水アプスー。
オポシティオ戦士[編集]
『美少女戦士セーラームーン ANOTHER STORY』での反セーラーチーム。元々は30世紀に住む未来人だが、シルバー・ミレニアムの一族と「幻の銀水晶」への不信感や憎しみをシャーマン・アプスーに煽られ、運命を変えるために彼女の配下となる。それぞれが対応するセーラー戦士に似た容姿を持ち、セーラー戦士に似たティアラの他にネクタイとボディスーツを着用している。
「オポシティオ」の語源に近いと思われる言葉で、西洋占星術に180℃のアスペクト(惑星が正反対に位置するホロスコープの相)を指す「オポジション」という専門用語がある。
- オポシティオ・シン
- アンシャルの姉で、赤いリボンをつけた金髪のツインテールの少女。オポシティオ戦士の中心的存在。
- 両親をブラック・ムーンの襲撃の際に亡くしており、被害を防げなかったセーラー戦士たち(特にセーラームーン)に激しい憎しみを抱いている。唯一の肉親であるアンシャルを大切に思っている。
- 必殺技はヘルズ・アタック。
- 名前の由来はメソポタミア神話の月の神シン。
- オポシティオ・ナブ
- 左側が長い青髪のボブカットの少女。理詰めで物事を考える冷静沈着な頭脳派で、自分の利害のみを追求している。セーラーマーキュリーとの対決が多い。
- 以前から科学的裏付けのない「幻の銀水晶」の力による平和に疑問を抱いており、「幻の銀水晶」の力の解析を目的にアプスーの配下となった。
- 必殺技はヘルズ・フリージング、ダーク・ウォーター。
- 名前の由来はメソポタミア神話の知恵の神ナブ。
- オポシティオ・ネルガル
- 襟足のみを長く伸ばして結んだ赤髪の少女。気性が激しく戦いに喜びを感じる好戦的な戦士だが、使命には忠実。セーラーマーズにライバル心を燃やしている。
- 最強の戦士を目指す中で、「セーラー戦士と戦う機会を与える」というアプスーの誘いに乗り配下に加わった。
- 必殺技はヘルズ・フレイム・バード、ダーク・ファイヤー。
- 名前の由来はバビロニア神話の神ネルガル。
- オポシティオ・マルドゥク
- 薄い栗色の髪をポニーテールにした少女。アンシャルに代わってオポシティオ戦士のリーダーになろうとしているが、意外と抜けているのでセーラージュピターに呆れられる。
- クリスタル・トーキョーの住人たちが「幻の銀水晶」の強大過ぎる力がブラック・ムーンの襲撃などの様々な争いを招いたという負の側面を顧みない姿に違和感を抱いており、アプスーの配下となった。
- 必殺技はヘルズ・サンダー、ダーク・サンダー。
- 名前の由来はバビロニア神話の神マルドゥク。
- オポシティオ・イシュタル
- 金髪のロングヘアの少女。オポシティオ戦士で一番子供っぽく、美奈子に似た楽天的でものを深く考えない性格。
- 一方的に友人のナブについてきたため、おまけの扱いでオポシティオ戦士となった。そのため、オポシティオ戦士の中では唯一アプスーの勧誘を受けていない。
- 必殺技はヘルズ・シャワー、ダーク・ビュート。
- 名前の由来はバビロニア神話の愛と美の女神イシュタル。
- アンシャル
- シンの弟で、緑色の髪の少年。オポシティオ戦士のまとめ役で、時空を移動する不思議な力を持つ。物語の冒頭でちびうさと出会い、身分違いを理解しながらちびうさに想いを寄せている。セーラー戦士との戦いを望んでいなかったが、後にアプスーに操られてセーラー戦士と戦うことになってしまう。
- 名前の由来はメソポタミア神話の天の神アンシャル。
- キシャル
- アンシャルの忠実なペットで、猫に似た姿をしている。後に巨大な姿になってセーラー戦士と戦うことになる。
- 名前の由来はアンシャルの妻にして大地を司るキシャル。
デッド・ムーン[編集]
原作第4期、テレビアニメ『SuperS』シリーズの敵組織。詳しくはデッド・ムーン参照。
シャドウ・ギャラクティカ[編集]
原作第5期、テレビアニメ『セーラースターズ』シリーズの敵組織。詳しくはシャドウ・ギャラクティカ参照。
その他の敵[編集]
- ダミー
- 声 - 阪口大助
- テレビアニメ『SuperS』のTVスペシャル『はるかみちる再び!亡霊人形劇』に登場する怪物。腹話術人形の姿をしており、人間を操ったりエナジーを吸い取る能力を持つ。最後はセーラーウラヌスに倒された。
- パスト・ワイズマン
- 声 - 掛川裕彦
- PCエンジンのゲーム『美少女戦士セーラームーン』に登場する怪人。死者を甦らせると言われる魔石「ブラッディオパール」でクイン・ベリルと四天王を復活させ、「幻の銀水晶」の入手を目論む。パストは「過去」を意味し、ブラック・ムーン一族の黒幕ワイズマン(デス・ファントム)の眷属。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ スーパー化すると白が基調のグラデーションがかったコスチュームに変わり、ティアラの宝石は三日月型に、後腰のリボンが大きく伸びて肩のガードにフリルがついた。
- ↑ エターナルセーラームーンになると額のティアラが消えて三日月の紋章が現れ、大きな翼が生えてスカートは三重に、後腰のリボンは紐状に、肩のガードは球体に変わっている。
- ↑ エターナルセーラーちびムーンのコスチュームは星型のブローチを除いて他の太陽系セーラー戦士と共通だが、エターナルセーラームーンと同じティアルを持つ。
- ↑ 蒼のサフィール曰くうさぎと『幻の銀水晶』の存在が歴史を狂わせているらしく、ネヘレニアは「闇は光を呼び 光はまた 闇を呼ぶ」と発言し、セーラーレテは戦いの元凶がセーラームーンだと語っている。
- ↑ 最終回の「いつかオレたちが消えてしまって あたらしいセーラー戦士たちが あたらしい星たちがつぎつぎに生まれてきても セーラームーン きみはきっと 永遠に不滅だ 永遠に一番美しく 輝く星だよ」という衛の台詞から。
- ↑ テレビアニメ第44〜50話のみ、三石入院時の代役。
- ↑ 「S」と「SuperS」のOPを桜っ子クラブさくら組とムーンリップス名義で歌っている。
- ↑ 後に「Le Mouvement Final」でセーラーコスモス役を演じている。
- ↑ SFCゲーム『Another Story』の専用アイテムはダイヤモンド。
- ↑ 後に天王はるか/セーラーウラヌス役を演じている。
- ↑ 「ダーク・キングダム復活編」では初代クンツァイト役だったが、同公演改訂版から二代目タキシード仮面役となり、後に「新伝説降臨」「かぐや島伝説」のキング・エンディミオン役と「ラスト・ドラクル」のドラクル伯爵を演じている。
- ↑ 無印終盤〜R序盤までは三石琴乃の代役を演じていた。
- ↑ なかよし で公募されたオーディション合格者。
- ↑ 後に「永遠伝説」の初代ちびちび役と「誕生!暗黒のプリンセス ブラック・レディ」の初代ブラック・レディ役を演じた。
- ↑ 後にネルケミュージカル『PetiteÉtrangère』の一部振付を担当している。
- ↑ 後に「火球王妃降臨」で四代目ちびちび役を演じた。
- ↑ 実写版では、中盤に洗脳された亜美がダークマーキュリーとして敵対し、終盤では美奈子が合流後まもなく病死してしまい、特別編では諸事情でレイが変身しないため、全員揃うことはほとんどなかった。
- ↑ 「S」と「SuperS」のOPを桜っ子クラブさくら組とムーンリップス名義で歌っている。
- ↑ 実写版では大阪なるを演じている。
- ↑ 過去に「誕生!暗黒のプリンセス ブラック・レディ 改訂版」のベルチェ役を演じている。
- ↑ 『夢戦士〜愛・永遠に』で梅宮亜須加と交代したが、『サターン復活編』で岩名美紗子に改名して復帰した。
- ↑ 「決戦 / トランシルバニアの森」の二代目セレセレ役を演じていた。
- ↑ 第163話のみ代役。
- ↑ キャスティングされていた山下栄が事故で降板したため、急遽アンサンブルだった征矢千鶴が演じた。
- ↑ 後に「かぐや島伝説」のビルハ・エメラルド、「スターライツ・流星伝説」の二代目クイン・ベリルを演じている。
- ↑ タリスマンによる原作のサターン覚醒、テレビアニメ版での聖杯召喚など。
- ↑ 「夢戦士・愛・永遠に…」では『MOON』名義で『Over the Moon』を作詞し、クイーン・セレニティの歌を担当している。
- ↑ 過去に「スターライツ・流星伝説」で二代目大気光/セーラースターメイカー役を演じていた。
- ↑ SFCゲーム『Another Story』の専用アイテムから推定。また、琥珀にはブルーアンバー(青色琥珀)という青い品種がある。
- ↑ 後に「スターライツ・流星伝説」で二代目ジェダイト役を演じた。
- ↑ 過去に「無限学園〜ミストレス・ラビリンス〜改訂版」で初代ミストレス9役を演じていた。
- ↑ SFCゲーム『Another Story』の専用アイテムから推定。
- ↑ 月野進悟と桜田春菜も演じている。
- ↑ 武器のガーネット・ロッドとSFCゲーム『Another Story』の専用アイテムから推定。
- ↑ 芸能界を引退したため「永遠伝説」で今井ちひろに交代したが、同公演の改訂版の間だけ復帰した。
- ↑ SFCゲーム『Another Story』の専用アイテムから推定。
- ↑ 37.0 37.1 原作が第2期の時期なのに対し、テレビアニメ版は第4期のエピソードであるため。
- ↑ 実写ドラマ版でも担当。
- ↑ 撮影ではぬいぐるみや手踊のパペットとCGが併用されている[3]。
- ↑ 実写ドラマ版では山口勝平が担当。
- ↑ 『セーラーV』ではゲームでアルテミスが女神の名前と知った美奈子に「オカマ」呼ばわりされたことがある。
- ↑ 原作では赤の場合もあるが、青で塗られているイラストもある。『Crystal』版では事前告知で瞳が青いイラストも公開されている。
- ↑ 実写ドラマ版では沢海陽子が担当。
- ↑ 小山はテレビアニメ版『R』でブラック・ムーン一族の翠のエスメロード役を演じていた。
- ↑ 歌はアンサンブルで参加した岩崎元是。
- ↑ うさぎを除く月野家の人間に催眠術をかけたと思われる。原作ではうさぎ達に「ちびうさの妹」(または「ちびうさの子供」)と疑われていたが、当然ちびうさも身に覚えがなく、セーラーカルテットによると「シルバー・ミレニアムの女王は代々第一王女しか生まない」らしい。本編とは別の宇宙を描いた原作番外編『ぱられるせぇらぁむ〜ん』では、ちびうさの妹として「月野こうさぎ」が登場する。
- ↑ ただしネヘレニアにだまされていたが、特に洗脳を受けていたわけではなく、あくまで自分達の意志で従っていた。
- ↑ テレビアニメ194話ではキンモク星とその衛星と思しき三つの月が描写されている。
- ↑ 当初短髪でデザインされたが、ドールメーカー側から「髪を長くして欲しい」要望されたため、長い後ろ髪が追加されたと原画集でコメントされている。
- ↑ 海外版の放送では、原作と同様の設定に変更されている場合もある。
- ↑ この桂とはカツラを指し示すものではなく、現代中国語においてはモクセイの意である。
- ↑ 桂男という言葉は月を擬人化した異名として使われる他、美男子の意味で用いられる。
- ↑ テレビアニメでは、原作の天王はるかの両性具有の設定が「子供向け作品には如何なものか」と判断されて男装の麗人に変更されたが、テレビアニメの描写が好評だったので原作のはるかの設定をスリーライツに反映させたと言われている。しかし、WikiMoonによると「セーラー戦士は女性だけ」と決めていた武内は不満に思っていたらしい。
- ↑ 「無限学園〜ミストレス・ラビリンス〜」では初代ミストレス9を演じている。
- ↑ 「夢戦士・愛・永遠に…サターン復活編」と「新・伝説光臨」のホークス・アイ、「かぐや島伝説」のルーフ・メロウ、「ドラクルシリーズ」のヴァンピール、「誕生!暗黒のプリンセスブラック・レディ」のプリンス・デマンド、「愛のサンクチュアリ」の黒月光を演じた。
- ↑ 「Petite Étrangère」の紅のルベウスと「Amour Eternal」のホークス・アイを演じていた。
- ↑ 余談だがフォルクスワーゲン・ゴルフの北米での販売名はフォルクスワーゲン・ラビット(Rabbit=うさぎ)である。
- ↑ 「バカうさぎ」「うさぎ」と呼び捨てにしたり、お前呼ばわりすることがほとんどで、「お姉ちゃん」「姉ちゃん」ということはまれである。
- ↑ 59.0 59.1 ただし『R』編からはうさぎたちが別次元の世界に転生したので、この設定はオミットされている。
- ↑ 河辺はミュージカル版の5代目水野亜美役でもある。
- ↑ 店名の由来は著者の編集担当の小佐野の愛称「Osa-P」(後にこの愛称はオサブーとなり、コミックスの後書きにたびたび登場する)
- ↑ ただし、性格や担当教科はそれぞれの作品で異なっており、本作品では英語、同作品では保体を担当している。
出典[編集]
- ↑ 『なかよしメディアブックス&アニメアルバム44 美少女戦士セーラームーンS II』第38頁より。
- ↑ 『テレビマガジンデラックス30 決定版 美少女戦士セーラームーン』50-51頁より。
- ↑ 「好き!すき!!ルナwithアルテミス」『宇宙船』Vol.112(2004年5月号)、朝日ソノラマ、2004年5月1日、 47頁、 雑誌コード:01843-05。
- ↑ 原作単行本第16巻 - 第170頁より。
- ↑ Sailor Cosmos」Sailor Cosmos | Sailor Moon Wiki | FANDOM powered by Wikia
- ↑ 6.0 6.1 6.2 6.3 『美少女戦士セーラームーン 設定資料集』第4部 設定原画より。
- ↑ 『テレビマガジンデラックス66 決定版 美少女戦士セーラームーン セーラースターズ』第53頁より。
- ↑ 8.0 8.1 『テレビマガジンデラックス66 決定版 美少女戦士セーラームーン セーラースターズ』第9頁より。
- ↑ 『テレビマガジンデラックス66 決定版 美少女戦士セーラームーン セーラースターズ』第10頁より。
- ↑ 原作設定資料集より。
- ↑ 『テレビマガジンデラックス66 決定版 美少女戦士セーラームーン セーラースターズ』第12頁より。
- ↑ 原作設定資料集より。
- ↑ 『テレビマガジンデラックス66 決定版 美少女戦士セーラームーン セーラースターズ』第13頁より。
- ↑ 『テレビマガジンデラックス66 決定版 美少女戦士セーラームーン セーラースターズ』第15頁より。
- ↑ 原作設定資料集より。
- ↑ 『テレビマガジンデラックス66 決定版 美少女戦士セーラームーン セーラースターズ』第14頁より。
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