中井和哉
中井 和哉(なかい かずや、1967年〈昭和42年〉11月25日 - )は、日本の男性声優、ナレーター。兵庫県神戸市出身。青二プロダクション所属。代表作は『機動新世紀ガンダムX(ウィッツ・スー)』、『ONE PIECE(ロロノア・ゾロ)』、『銀魂(土方十四郎)』、『戦国BASARAシリーズ(伊達政宗)』などがある。
経歴[編集]
小さい頃からアニメが好きであり、職業としての声優に興味を持っていた。富山敬、神谷明、森功至、山田康雄などは憧れだったという。
中学時代はバレーボールをしており、高校時代はアーチェリーを始める。中学時代は生徒会活動をしていた。高校は工業系の学校に進学。
青二塾大阪校第11期卒。声優になる前は公務員として働いており、技術系の仕事をしていたが、25歳くらいの時に「一生このままでいいのか?」と一念発起して、働きながら土日などの休日を使い青二塾へ通う。入塾してからは、ナレーションにも興味を持つようになったという。
初仕事はCM。1995年にテレビアニメ『空想科学世界ガリバーボーイ』33話でデビュー。デビュー後すぐ、『機動新世紀ガンダムX』のウィッツ・スーなどを担当。その後もナレーションの勉強を続けていたが、『ONE PIECE』のロロノア・ゾロへの抜擢をきっかけに、アニメやゲームの声優として活躍するようになった。現在では情報・報道番組などを中心に多くのナレーションを担当している。
2011年、第5回声優アワードにて「助演男優賞」を受賞。
人物・特色[編集]
趣味はドライブ。普通自動車運転免許を有する。特技は測量、アーチェリー。『ファイナルファンタジーX』では球技選手であるワッカを演じたが、自身もバレーボールの経験がある。
好きなスイーツは柏餅。
「犬は忠実だから」との理由で元々犬派だったが、犬の散歩中に子猫を拾い、飼い始めてから猫も溺愛している。
声優としては、多数のアニメ、ゲーム、CDドラマに出演しており、テレビのナレーションにも多数出演している。
剣士や侍など刀を扱うキャラクターを演じる機会が多い。しかし先端恐怖症で刃物が苦手という。役柄については様々なものを演じてみたいと考えており、やったことのない意外な役との出会いを求めている。関西出身だが関西弁のキャラクターを演じることは苦手としている。
スーパー戦隊シリーズでは『特捜戦隊デカレンジャー』『炎神戦隊ゴーオンジャー』『宇宙戦隊キュウレンジャー』にレギュラー出演している。『デカレンジャー』では稲田徹がヒーロー役を演じたことを羨ましく思っており、『キュウレンジャー』でヒーロー役となったことにとても喜びを感じていた。