キングギドラ
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キングギドラ | |
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ゴジラシリーズ モスラシリーズのキャラクター | |
初登場 | 『三大怪獣 地球最大の決戦』 |
作者 |
渡辺明(初代デザイン) 西川伸司(『VS』『モスラ3』デザイン) |
演 |
宇留木耕嗣(『三大怪獣』) 広瀬正一(『大戦争』) 内海進(『総進撃』) 伊奈貫太(『ガイガン』) 破李拳竜(『VS』) 喜多川務(『モスラ3』) 大橋明(『GMK』) |
キングギドラ(King Ghidorah)は、東宝の「ゴジラシリーズ」をはじめとした特撮怪獣映画に登場する架空の怪獣である。
1964年に公開された映画『三大怪獣 地球最大の決戦』で初登場して以来、後の多くのゴジラシリーズに登場している[1]。
作品によっては単に「ギドラ」と呼称されているものもある。
特徴[編集]
竜を思わせる3つの頭部と、それを支える長くしなやかな3本の首、2本の長い尾、全身を覆う黄金色の鱗(うろこ)、腕の代わりに巨大な1対の翼を持つ。飛行し、2足歩行もする。口からは稲妻のような形状の引力光線を吐く[2][3][4][1][注釈 1]。
出演作品における扱いはそのほとんどが悪役・敵役となっており、ゴジラとの交戦回数がもっとも多い怪獣でもある[注釈 2]。
全身の造形は日本神話を描いた特撮映画『日本誕生』(東宝、1959年〈昭和34年〉)に登場する八岐大蛇の造形物がイメージ元となっているほか、1956年にソビエト連邦で制作、1959年3月に新東宝配給で日本公開された『豪勇イリヤ 巨竜と魔王征服』(原題:Илья Муромец(ILJA MUROMETS)、イリヤー・ムーロメツ)の火を噴く3頭龍(ロシア・東欧に伝承される三つ首竜ズメイ)の影響を指摘する向きもある[5][6]。この作品のズメイは、日本に配給された際に「キング・ドラゴン」と紹介されており[7]、また、ロシア語におけるヒドラ(ヒュドラー)の発音は「ギドラ」(Гидра, ˈɡʲidrə) である。また、ヒュドラー、ユニコーン、ペガサス、麒麟などをモチーフとして挙げているものもある[8]。 また、『地球最大の決戦』のDVDオーディオコメンタリーの語り手・佐藤利明は、コメンタリー内にて1924年公開のドイツ映画『ニーベルンゲン 第一部/ジークフリート』に登場したドラゴンが原型であることを延べている。
基本的にはゴジラなどと同様に内部にスーツアクターが入って演技する着ぐるみ怪獣であるが、3つの頭、2枚の翼、2本の尻尾といったそれら大きなパーツが独立した動きをするため、『三大怪獣 地球最大の決戦』など当初の作品ではピアノ線操作におよそ25名前後の人員を必要とする[注釈 3]など、操演は困難をきわめていた。同作品の撮影当時、円谷英二に師事していた川北紘一は、3つの首の動きが揃い過ぎないように動かす工夫をしたり、エレクトーンを使った鳴き声も首ごとに変えていたという[9]。
操演の際には、3つの頭を区別するためにそれぞれに愛称が付けられることがある。
キングギドラには、サイボーグ体のメカキングギドラ、亜種怪獣のデスギドラ、カイザーギドラなどのバリエーションもある。
昭和時代の作品におけるキングギドラには、「どのような存在なのか」(どのような生命体なのか、宇宙のどこで誕生したのか、など)ということの詳細な公式設定は存在していない。「怪獣図艦」などで「想像図」としての内部図解などが描かれたことはあるが、劇中の設定として語られたこともない[注釈 4]。
『ゴジラvsスペースゴジラ』では当初、『ゴジラvsキングギドラ』に登場するキングギドラではなく、『三大怪獣 地球最大の決戦』などに登場するキングギドラと同じく本来の設定の宇宙超怪獣であるキングギドラを敵に迎える作品が企画されていたが、直前に公開された『ヤマトタケル』に登場するヤマタノオロチがキングギドラに似ていたことから、スペースゴジラに変更された[10]。スペースゴジラが重力を操ってゴジラを宙に浮かせるという設定などは、その名残である[注釈 5]。
英語圏では当初のスペリングは「King Ghidrah」であったが、のちに「Ghidorah」に変更された。
登場映画リスト[編集]
公開順。右は各作品に登場する怪獣(キングギドラ、その他の怪獣の順)。
- 『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964年) - キングギドラ、ゴジラ、ラドン、モスラ(幼虫)
- 『怪獣大戦争』(1965年) - キングギドラ、ゴジラ、ラドン
- 『怪獣総進撃』(1968年) - キングギドラ、ゴジラ、ミニラ、ラドン、モスラ(幼虫)、アンギラス、バラゴン、ゴロザウルス、マンダ、バラン、クモンガ
- 『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』(1972年) - キングギドラ、ゴジラ、アンギラス、ガイガン
- 『ゴジラvsキングギドラ』(1991年) - ドラット→キングギドラ→メカキングギドラ、ゴジラザウルス→ゴジラ
- 『モスラ3 キングギドラ来襲』(1998年) - キングギドラ、モスラ(成虫)、フェアリーモスラ、原始モスラ、ガルガルIII
- 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001年) - ギドラ / 魏怒羅→キングギドラ / 千年竜王、ゴジラ、バラゴン / 婆羅護吽、モスラ / 最珠羅
- 『GODZILLA 星を喰う者』(2018年) - ギドラ、ゴジラ・アース、セルヴァム、モスラ(卵)
- 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年) - キングギドラ、ゴジラ、モスラ、ラドン[11]
- 『ゴジラ対メカゴジラ』、『メカゴジラの逆襲』では過去の映像を流用で登場。特撮テレビ番組『流星人間ゾーン』、『ゴジラアイランド』、パチンコ『CRゴジラ3・4』にも登場する。
- 『ゴジラvsメカゴジラ』ではメカキングギドラのメカ首の残骸が登場する。
- 『モスラ』(1996年版)にはデスギドラ、『ゴジラ FINAL WARS』にはモンスターX=カイザーギドラという亜種怪獣が登場する。
ゴジラシリーズのキングギドラ[編集]
昭和シリーズのキングギドラ[編集]
キングギドラ[注釈 6] KING GIDORAH[3][13] KING GHIDRAH[3] KING GHIDORAH[14][13] | |
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身長 | 100m[15][16][4][14][17][18] |
体重 | 3万t[15][16][4][14][17][18] |
飛行速度 | マッハ3[15][3][4][14][18][注釈 7](大気圏内) マッハ400(宇宙空間)[21] |
『三大怪獣 地球最大の決戦』から『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』まで登場。
たてがみと額の三日月状の角が特徴。
「ゴジラシリーズ」の怪獣の着ぐるみは作品が異なると別の着ぐるみが作られていることが珍しくないが、キングギドラに関しては同一のものが修復と改修を繰り返されて9年間使用されている[22][23]。
デザインは渡辺明、頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。初期のデザイン画では西洋的に描かれていたが、円谷英二によって東洋の「龍」のイメージを加えるよう指示があり、頭部の造形には狛犬の意匠が加えられている。当初、完成した着ぐるみは青い体[注釈 8]に虹色(実際の塗色は赤・黄・青のグラデーションになっている)の羽根であった[注釈 9]が、撮影本番直前になって、当時スクリプターを担当していた鈴木桂子が円谷に「金星から来る怪獣なので、私、金色かと思ってました」と話したところ、それを聞いた円谷が大変気に入り、金色に塗装し直された[24][注釈 10]。
着ぐるみの重量は80キログラムほどあったという[8]。たてがみは麻、翼は針金の芯に天竺布を張って作られた。
独特の鳴き声はエレクトーンによるもの。頭の数に合わせ、3種類の金属音が作られた。この声は『ウルトラQ』のケムール人の光波の効果音と『ウルトラマン』の科学特捜隊や『戦え! マイティジャック』のMJ基地に登場する、電話のベル音に使用された[注釈 11]。
『三大怪獣 地球最大の決戦』[編集]
初代キングギドラ[12]。かつて金星に存在した高度な文明を3日間で滅ぼしたとされ、現代の地球においては日本の黒部谷[注釈 12]に強力な磁力を持った隕石となって落下し、やがてその中から炎の塊となって飛び出したものが徐々に形を変え、キングギドラとしての姿を現す。引力光線を吐いて暴れ回り、引力光線による破壊だけではなく巨大な翼からの突風で、東京を壊滅に追い込む。
出現地点は黒部渓谷霞沢→松本市→富士のすそ野→宇宙[3]。
富士山の裾野にてなおも暴れ回っていたところを幼虫モスラに挑まれるが、歯牙にもかけず軽くあしらう。その窮地を見かねて参戦したゴジラやラドンとも戦うことになるが、1対1ではゴジラをも圧倒するパワーとラドン以上の速度と飛翔能力で3大怪獣を苦しめる。しかし、ゴジラに注意を引きつけられている最中に背後からラドンに乗ったモスラに大量の糸を吐きかけられ、身動きを封じられたところをゴジラに放り投げられて戦意を喪失し、宇宙へ退散する。
金星をはじめ地球などの惑星で破壊活動を行う理由や目的は不明であるが、「金星人の意思」は最後の祈りのなかでキングギドラを「金星の業火」と呼ぶ。
- 昭和ゴジラシリーズで自分の意思にもとづいて行動するキングギドラはこの作品のみであり、以後の作品ではすべて「異星人に操られている」というかたちで登場する[15]。
- 決定稿の段階までキングギドラによるニューヨーク破壊シーンが存在し、ピクトリアルスケッチも描かれていた[8]。
- 隕石から舞い上がった炎が夜空を背景に何度も爆発を繰り返しながらキングギドラに変わっていく映像は、『怪獣総進撃』でも流用されている。
- スーツアクターは宇留木耕嗣[25][注釈 13]。内部には横棒が仕込んであり、これを両手でつかんで操演するという危険なものだった[8]。
- 3つの頭部の口から発する引力光線については、宣伝用のスチル写真などでは火を吐いている[27]。当初は同写真にあるように尾を描いて伸びる炎のイメージであったが、実際に操演された3本の首は特定の方向への細かい操演が難しく、偶発的な動きをしている頭部と着弾を表現する火薬の発火のつじつまを合わせるため、稲妻状の光線に変更された[8]。
- 飛行シーンのほとんどは3尺(約1メートル)サイズのミニチュアで撮影されているが、人の入っている着ぐるみと見分けがつかないほど非常に精巧に製作されている[8]。
- キングギドラが擬態した隕石は、まだ一般に使われていなかったポリ樹脂で造形された。内部にライトをいくつも仕込んで発光を表現しているが、撮影中にライトの発する熱でポリ樹脂が軟らかくなり、自重に負けて凹むために補修が大変だったそうである。
- 書籍では、尻尾は刀剣のような武器として機能し、口と尻尾から毒ガスを発射するほか、テレパシーやレーダー機能を頭部に持ち、腹部に第二の脳が(頭部の「攻撃脳」や首元の「ギドラ脳」とは別に)存在するとされる[28]。
『怪獣大戦争』[編集]
X星人に「怪物0」と呼ばれてコントロール下にある。出現地点はX星→アメリカ→日本・富士のすそ野近郊→宇宙[29]。
X星に連れて来られたゴジラやラドンと戦うが、撃退されて敗走する(この戦闘はX星人の自作自演であったもようである)。その後、地球に飛来してゴジラやラドンとともに破壊活動を行い[注釈 14]、キングギドラはアメリカを攻撃したことが劇中の台詞で語られる。最後はAサイクル光線車の活躍でX星人が全滅したため、ダウンする。そして同じようにコントロールが解けたゴジラとラドンを前作と同様に敵と見なして改めて戦うが、特攻を受けて崖からともに海中へ落下して敗北し、またも宇宙へ逃げ帰る。
引力光線の形は前作と異なる(『怪獣総進撃』も同じ)。
- スーツアクターは広瀬正一[30][31][32]。
- スーツは前作と同一[33]。金色の塗料は着ぐるみの表皮のラテックスを非常に速く腐食するため、大幅な補修が成されており、初代とは首が延長されて長くなったのが大きな違いである。これは、初代において全体のバランスの悪さが指摘された[注釈 15]ためと、キングギドラには腕がないためにゴジラなど他の怪獣と格闘させる際には「腕」に代わるものとして、首のアクションが必要とされたためである。
- 公開から半年後の1966年7月19日に放送された『11PM』の大阪、よみうりスタジオで収録された「怪獣供養」では、キングギドラの遺影が飾られていた[34]。
『怪獣総進撃』[編集]
キラアク星人の最後の切り札として登場する。星人は「キングギドラは宇宙の怪獣です。地球の怪獣では歯が立ちません」と語る。出現地点は富士・青木ヶ原[35]。
富士の裾野でキラアク星人によるコントロールから解放された怪獣たち[注釈 16]に空襲をかける。引力光線の一撃でモスラとラドンをまとめて吹き飛ばしたり、アンギラスを首に噛みつかせたまま飛び上がり、空中から落としたうえで踏みつけたりして奮戦するが、次第に手数で押されていき、ゴロザウルスにカンガルーキックで倒されたあと、それぞれの首を痛めつけられて絶命する[注釈 17]。尾は右のほうをゴロザウルスに噛みつかれ、左のほうは痛めつけられることはない。その直後、キラアク星人の地下要塞が破壊されると爆発によって地面が陥没し、巻き込まれた死体は地底へ落下する。本作の戦闘では、引力光線は前から見て左の首が3回、右の首が1回と、合計4回しか使用されず、中央の首は1回も吐かない。
- スーツアクターは内海進[36][37]。
- 翼が新しく取り替えられてビニール製になり[38]、根元部分が広くなって上部の縁には先端まで鱗が貼り付けてある。自転車のタイヤのゴムを鱗型に切ったものを、新たに下半身に張り付けている。改修は白崎治郎が担当した[39]。
『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』[編集]
顔と鳴き声が初代と若干異なるが、引力光線の形状は『地球最大の決戦』と同じものとなっている[注釈 18]。宇宙空間を移送される際には、初代同様に隕石の中に入っている。出現地点は宇宙→世界子供ランド→東京→月ノ瀬海岸→子供ランド→宇宙[40]。
M宇宙ハンター星雲人に操られてガイガンとともにゴジラやアンギラスと戦い、あと一歩まで追いつめるが、乱戦の最中、自分に突っ込んだガイガンに引力光線を当てたことから、喧嘩になる。その隙を突いたゴジラとアンギラスの連携に加え、地球人によってM宇宙ハンター星雲人の司令塔が爆破されてコントロールを失ったことにより、ガイガンとともに宇宙へ敗退する。
- 関連書籍などでは二代目キングギドラとも表記される[12][41]。
- スーツアクターは伊奈貫太[42][43][44]。
- 頭部が安丸信行による新規造形のものに差し替えられ[21]、白目に当たる部分が以前は赤かったのに対し、こちらでは白くなっている。なお、胴体こそ現在していないものの昭和ギドラで唯一この頭部だけは現存しており、2014年に開催された『大ゴジラ特撮展〜ゴジラ60年の軌跡〜』で展示された[45]。
- 飛行用人形はこれまでのものを使用[46]。目が赤く点灯するが、翼も首も微動だにしない。
『ゴジラvsキングギドラ』のキングギドラ[編集]
キングギドラ KINGGHIDRAH[47] KING GIDORAH[48] KING GHIDORA[49] | |
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身長 | 140m[50][48][51][49][52][53][注釈 19] |
体重 | 7万t[50][47][48][51][49][52][53] |
『ゴジラvsキングギドラ』に登場。出現地点は福岡・博多→広島→瀬戸大橋→四日市市・臨海工業地帯→襟裳岬上空西北西→北海道・網走の平原→オホーツク海[48]。
3匹のドラット(後述)が、マーシャル諸島のビキニ環礁核実験の放射能の影響により合体、巨大化・凶暴化して誕生した[48][51]。未来人の特殊音波によって操られており、稲妻のような引力光線を吐いて福岡市街と広島市を破壊し、翼から放つ衝撃波は瀬戸大橋を粉砕する。そして航空自衛隊のF-15J編隊を寄せ付けずに壊滅させ、以前よりも巨大になって復活し、北海道に上陸したゴジラと対峙する。
最初は空中からのキックなどでゴジラとの戦いを優位に進めるが、未来人のコントロールが失われたことで形勢が逆転し、尾をつかまれ何度も地面に叩きつけられる。その後も長い首を使って締め上げ、泡を吹かせるも、体内放射の直撃を浴びて吹き飛ばされたすえに熱線で中央の首をはね飛ばされる。ゴジラが未来人の母船を破壊した隙に逃走を図るが、熱線で翼を貫かれ、海へ沈む。だがまだ絶命しておらず、仮死状態で生きていた。
主用武器は引力光線と衝撃波[2]。翼を閉じて身を守り、パワーアップしたゴジラの熱線をも防ぐが[50]、逃走時には貫かれる。
- スーツアクターは破李拳竜[54][55]。
- 鳴き声はラドンの声を使用[56](加工されている)。
- 福岡を襲撃するシーンは、『空の大怪獣 ラドン』でのラドンの福岡襲撃をオマージュしている[57][58]。
- 中央の首がはね飛ばされるシーンでは、子供層への配慮や海外での規制を考慮して、血ではなく金粉を噴出させている[59]。本作品以降、特技監督の川北紘一は金粉による演出を多用するようになるが、後始末が大変なためスタッフからは敬遠されていたという[59]。
- 書籍『ゴジラvsキングギドラ超全集』では、昭和シリーズのキングギドラとは別種の生物と解釈し、未来人が何らかの手段で入手したキングギドラの遺伝子をドラットに組み込んだキングギドラのクローンとする説と、ドラットが人間と意思疎通を行う能力によって地球人の潜在意識から読み取った恐怖の象徴に擬態したとする説を記述している[12]。
造形(vs)[編集]
基本デザインは初代のものをそのまま使用しており、頭部のみ西川伸司により新規にデザインが描かれている[60]。造形製作はツエニー[61][62][59]。初代の制作にもかかわったチーフの村瀬継蔵のもと、スーツ制作は村瀬直人をリーダーに浜谷哲裕(頭部原型)、ダニー谷林(しっぽ原型)、小松秀則らが担当。昭和時代のものは顔が東洋の「龍」に近かったのに対し、本作の顔は西洋の「ドラゴン」に近いものとなり[59]、昭和版にはある頭頂部の三日月形の角と、頭部のたてがみ状の毛がない[12][47]。尾の先端も昭和版の毛筆状な形状に対し、棘の生えた扇に近い形となった。特技監督の川北紘一は、顔を変更した理由について、合成のために毛をなくし、精悍さを出したと述べている[63]。
着ぐるみは4万枚の鱗を1枚1枚貼り付ける手間のかかる手法をとっているため1着しか造られず、海底での中央の首のないものやメカキングギドラなどにも使いまわされている[61][62][64][59]。飛行用の3分の1スケールのミニチュアも同様[65]。地上を横切る影の撮影にはバンダイのプラモデルを流用している[61][59]。
飛行シーンのほとんどは着ぐるみを吊って表現している[47]。使用したピアノ線は首に2本(3つで6本)、尾に2本(2つで4本)、翼に2本(2枚で4本)、胴体に2本の合計16本[66][59]。操演スタッフ7-8人[63](最大12人[54])によってコントロールされ、早く動かさず、ゆっくり回して動かすことで初代キングギドラの動きを再現した。3つの首は区別のため、スタッフからそれぞれ一郎(右)・二郎(中央)・三郎(左)と呼ばれていた[62]。
メカギドラとの対比として「生ギドラ」とも呼ばれており、映画本編とは逆に撮影ではメカギドラでの新宿決戦から先に撮り、その後でこの生ギドラとなって映画中盤のシーンを撮影したあと、北海道の戦いで使われた。
ドラット[編集]
ドラット DRAT[67][48][68] | |
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身長 | 30cm[69][67][48][51][68][52][70] |
体重 | 800g[69][67][48][51][68][52][70] |
23世紀から来た未来人の説明によれば、未来の地球でブームとなっている愛玩動物とされているが、実際には23世紀のバイオテクノロジーと遺伝子操作が生んだ生体兵器で、特殊な笛の音波によって飼い主を識別している。劇中に登場した3匹のドラットは、あらかじめ核エネルギーを吸収して1体のキングギドラと化すようバイオプログラミングされており、ビキニ環礁のラゴス島に置き去りにされた結果、そこで行われた核実験のエネルギーにより、未来人の目論見通りにキングギドラへの変貌を遂げる。
- デザインは西川伸司が担当[71]。脚本では「コウモリとネコを合わせたような合成生物」と記述され、吉田穣によりこれに準じたデザインも描かれている[71][72]。
- ノベライズ版では、金星に眠る宇宙超怪獣キングギドラの遺体から体組織を回収してドラットが作られる過程が描かれている[要ページ番号]。
- 造形物は同型の人形が3体造られ、そのうち1体のみが手を入れて操るアップ用となっている[65]。造型はベル工房が担当[65]。エミー・カノー役の中川安奈も操作を行なっている[73]。しかし、監督の大森一樹にはDVDのオーディオコメンタリーで「どう見てもオモチャにしか見えない」と嘆かれていた[74]。
- 劇団こがねむしによる怪獣人形劇「ゲキゴジ」にも登場する。
メカキングギドラ[編集]
メカキングギドラ MECHA KINGGHIDRAH[75] MECHA=KING GIDORAH[76] MECHA-KING GHIDORA[77] MECHAKINGGHIDORAH[78] | |
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身長 | 140m[79][76][51][77][52][78][注釈 20] |
体重 | 8万t[79][76][51][77][52][78][注釈 21] |
飛行速度 | マッハ4[77] |
北海道・網走でゴジラに敗れてオホーツク海に沈み、212年間仮死状態で存命していたキングギドラを地球連邦機関が回収し、23世紀の技術で機械化手術を施し改造したサイボーグ怪獣[76]。出現地点は東京・新宿副都心→太平洋[76]。
失われた中央の首のほか、胴体や翼と尾の先端、脛もメカ仕様になっている。左右の首からは改造前と同じ引力光線、中央の首からは引力光線以上の威力を持つレーザー光線を発射できるほか[79][80][76]、腹部にはゴジラ捕獲用兵器としてワイヤー付きのマシンハンドを装備している[79][80][76]。マシンハンドは、捕獲したゴジラに高圧電流を流すことができる[80]。中央のメカ首の付根に小型タイムマシン・KIDSを改造したコックピット兼緊急脱出装置があり、エミー・カノーが搭乗する[80]。
3つのロックオンサイトで光線の照射を操作し、コックピット内に追加されたタッチパネルで3つの長い首の神経に命令を伝達して、ゴジラに巻きつく、かみつくといった動作を行わせることができる。その巨体ゆえに敏捷な起動は難しく、2枚の翼は機械製になっているため空気を捕らえて浮力を得ることも難しい。そのため、飛行はホバリングが主になっている(能力は高く、破れた状態でもゴジラをつり下げたまま飛行する)。この能力を利用して、転倒した状態から一瞬で起き上がることが可能である。KIDSと合体しているため単独でのタイムワープが可能。コ・パイとしてアンドロイドM11のAIが積んであり[80]、これによって制御され、KIDSパイロットによって操縦される。
新宿都庁付近で暴れるゴジラの前に登場[注釈 22]。ゴジラを都庁の下敷きにするも、反撃され翼を損傷し墜落、一時はエミーが気絶するなど苦戦するが、ゴジラをマシンハンドで拘束。どこかへ運び去ろうとするが、戦闘によるダメージが蓄積し、さらに暴れるゴジラから至近距離で熱線を浴びてついに海に墜落し、ともに小笠原海溝に沈む。エミーはKIDSで脱出し、23世紀へと帰る。
その残骸の一部は、2年後の1993年に公開された映画『ゴジラvsメカゴジラ』でG対策センターによって海底から引き上げられ、その技術を解析した結果メカゴジラが完成する。作品の冒頭ではメカキングギドラの中央の首がG対策センターに保管されているシーンがある。
なお、劇中では未呼称で、名前が呼ばれるのは『vsメカゴジラ』の冒頭ナレーションでのみ。
- 初登場シーンは、『三大怪獣』でのキングギドラの登場シーンをオマージュしている[57]。
造形(メカキングギドラ)[編集]
デザインは西川伸司が担当[82]。着ぐるみはキングギドラの上にFRPの別パーツをかぶせるかたちで製作されたが[61][62]、そのために着ぐるみの重量は200キログラムにもなり、操演用のワイヤーも18本に増えたが[59]、吊っていたワイヤーが重みで切れて撮影前に都庁舎のセットを壊すというハプニングも起きた[66][64][59]。着ぐるみの構造上「中に人を入れるのは危険」と判断され、スーツアクターを入れないかたちで撮影が行われた[83][84]。操演用のピアノ線は18本に増えている[59]。翼は、セットとの兼ね合いからデザインよりも小さく作られた[62]。
飛行用の3分の1スケールのミニチュアもキングギドラを改修して使用され[65]、都庁上空の飛行シーンではクレーンで吊るされてオープンセットで撮影された[59]。
操縦席のセットには排水口の網や鍋の蓋などキッチン用品を塗装・改造したものが使われている[73]。スイッチ類はゴジラ捕獲装置のもの以外決まっておらず、エミー役の中川安奈がビームのボタンなどを自身で決めて演じていた[73]。
『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』のキングギドラ[編集]
キングギドラ KING GHIDORAH[85] | |
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身長 | 50m[86][87][85][88][89] |
体重 | 2万5千t[86][87][85][88][89] |
『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』に登場。
本作では、日本の自然の守り神・護国三聖獣の一体「天の神・魏怒羅」として登場。「護国聖獣伝記」では足が4本ある姿で描かれている。劇中において「キングギドラ」という呼称は、ギドラが千年竜王として覚醒したとき、主人公の立花由里が1回用いるのみである[86]。
ギドラ(魏怒羅)[編集]
富士の樹海の氷穴で眠っていた。成長が遅いため、1万年の眠りから覚めると完全体となり、地・海・空すべてを支配する最強の聖獣となるという[86]。しかし不完全体で目覚めたため、翼も折り畳まれた状態であり、飛行も光線攻撃も不可能である。唯一の武器はかみついた相手に電撃を放つサンダースパーク[86][88]。ゴジラとモスラの闘いに割って入り、かみつき攻撃を仕掛けるが、ゴジラに投げられてあえなく気絶し、結果としてふたたびモスラに孤軍奮闘を強いることになる。
キングギドラ(千年竜王)[編集]
キングギドラをかばってゴジラに敗れたモスラのエネルギーを吸収し、地・海・空のすべてを制覇する完全体となった姿。閉じられていた翼が開いて飛行できるようになり、ゴジラの熱線を黄金の粒子で跳ね返し、ビッグスパークボールとして撃ち返したり、口から引力光線[86][88]も吐けるようになる。引力光線を吐く際は黄金に輝く。動きも機敏で、ビッグスパークボールで海中に没したゴジラに撃破の突破口となる肩の傷も開かせ、海中でも背後から羽交い締めにして動きを封じて一時は優位に立つ。しかし、その傷口に向けて放ったさつまのD3削鋼弾を回避するために身をねじったゴジラの盾になるかたちで浴び、ダウンするが立花由里が落とした石を吸収して復活する。
ゴジラと海中で戦ったあとに浮上し、追ってきたゴジラに引力光線で攻撃するが、ゴジラはこの光線をも吸収したうえに熱線と合わせて放射し、これを至近距離で食らったキングギドラは爆発四散。その直後、護国三聖獣のゆらぎ(霊魂の状態)となり、ゴジラに憑依している怨念を浄化することに成功し、その後のD鋼弾攻撃で止めを刺すきっかけを造った。しかし、最後にゴジラは心臓のみになって生存している姿が描かれる。
ギドラ、キングギドラを通して本作における立場上、ゴジラにとっては敵であることに変わりはないが、怨念を宿して破壊を続けるゴジラを止めるために戦う存在で、過去作のキングギドラとは異なり、バラゴンやモスラとともに「クニ」をゴジラから護る守護神として描かれている。立花由里(元々、伊佐山教授が持っていた)が落とした石(古代のディスク)を吸収してダウンした状態から復活したり、橋から転落した立花由里に口から水を噴出させ、海面落下衝撃を和らげて救うといった、他作品のキングギドラでは見られない行動も見せる。
- スーツアクターは大橋明[90]。
- 企画段階ではバラン・バラゴン・アンギラスの3体での登場が予定されていたが、東宝側から派手な怪獣の登場が要望されモスラとキングギドラに変更された[91]。
- 怪獣がゴジラに次々と倒されるだけでは虚しいという特殊技術の神谷誠や造形担当の品田冬樹らからの意見により、モスラがキングギドラと合体したり、終盤で3匹のイメージが空中に現れるなどのシーンが追加された[91]。
- デザイン的には従来より首が短く、顔立ちがやや柔和になり、尾が太くなっているほか、翼の指が1本少ない。鳥のイメージもあり、足の指が3本でかかとに突起が付いているのも鳥脚がモチーフ。顔は、イヌをイメージしており[92]、横のひれはバランをモチーフとしている。覚醒時に大きく開いた翼はほかのキングギドラに比べて多少大きめである。『モスラ3』版と同じく、棘が首から尻尾まで生えている。
- 着ぐるみは全長180センチメートルで歴代最小となっている[93]。これに合わせて不完全体という設定となった[92]。着ぐるみの首は、操演で動かす長めのものと、スーツアクターが腕を入れて動かす短めのものの2種類が作られ、シーンに応じて使い分けられた[94]。ウロコは玩具メーカーのM1号によりソフトビニール製の1万5千枚が手作業で作られた[92]。富士の樹海の氷穴で眠るシーンでは、大型の首のモデルが使用され、合成で3本に見せている[95][注釈 23]。品田によるラフスケッチでは、スーツアクターが上半身のみ入って操作するものや、脚部にスーツアクターの腕を入れて演じるものなどが検討されていた[96]。
- 復活シーンはフルCGで描写され、『VSキングギドラ』でのメカキングギドラの登場シーンをスケールアップしたイメージであった[97]。
- 引力光線の描写は、過去のものよりイメージを強化し太い稲妻状とし、従来の描写にはない直線的なフレアーも加えている[97]。
- 昭和版キングギドラ同様に、体液が赤色になっている。
- 本作のイラストポスターでは角の生えかた以外はVS版のように描かれている。
- のちに発売されたDVD限定版では、映画で使われたうろこのレプリカが同梱された。
- パチスロ版『ゴジラ』での撮影では、スーツが改造されて顔立ちも映画と異なり、ゴジラの敵役としての悪役顔になった。
高次元怪獣ギドラ[編集]
- 身長:不明[注釈 24]
アニメーション映画『GODZILLA』に登場。
異星人エクシフが「金色の王」「黄金の虚無」と称する黄金の怪獣[99]。作中ではブラックホールより現出した3つの首のみが登場し、胴体や翼、足、尻尾を含めた全体像は登場人物たちが幻視したシルエットのみの登場となっている[100]。全身が出現した場合は直ちに惑星ごと全てを飲み込んでしまうため、ギドラを信奉するエクシフにも真の全体像を見た者はなく、彼らの精神の中で定義された造形が他の観測者に見えているに過ぎない[101]。
エクシフの信仰で語られる「宇宙知性」「既存の宇宙を超えた高次の領域へと至る門」と同一の存在[102]。エクシフにとっては信仰の対象であり、差し出された母星エクシフィルカスを筆頭に、放浪する彼らの見つけた数々の惑星を文明ごと滅ぼしてきた[103]。星という種から命が芽吹き、人という花が文明を咲き誇らせ、その果てに実る果実である怪獣(地球で言うところのゴジラ)を食らう存在とされている。エクシフの信仰に登場する七芒星はギドラの姿を意味し、告解する者に手を2回振り下ろす行為は身体を3つに分けてギドラに捧げることを暗示している[99]。また、2035年の報告書では、スラブ民族やテュルク系民族の伝承に登場する複数の首を持つ竜ズメイ、多くの文明で魔除けや吉祥として重んじられる雷紋とも関係があると指摘されていた[102]。
次元の狭間に生息する高次元エネルギー体[100]であり、出現するだけでブラックホールが形成されるほどの重力制御能力を有している。また、この宇宙とは物理法則の系そのものが異なる別次元の存在であるが故に、人の眼や耳では認識できるが、コンピューターやセンサーなどの電子機器では異常な重力場の拡大以外はその存在を検知・解析することはできず、干渉や捕捉することもできない[104]。召喚時には歪曲重力場および時空間曲率の破綻により特異点が発生、惑星上に出現する際には異常重力場による上昇気流で巨大な積乱雲を発生させる。周囲ではあらゆるデータの送受信が時間的整合性を失うため、作中では計測上は数十秒前に死亡しているはずの相手と通信する、まだ生きているはずなのに生命反応が途絶したと表示されるといった不可解な現象が起きた。
地球次元側からの観測や干渉を一切受け付けず、ギドラだけは別次元の法則によって自在に地球次元側の存在に干渉できる絶対的な優位性を有している。異次元の物理法則を利用することにより、自分への物理攻撃は完全に素通りし、噛みついた場所からは分子振動による発熱をも無効化して一方的に熱を奪い、10万トン以上の体重を誇るゴジラ・アースを宙に浮かせ、噛み付かれた対象もまた実在が侵食されてギドラと同じように計測値が曖昧になっていく。重力波で空間そのものを湾曲させ、ゴジラの熱線をも捻じ曲げることもできる。しかし、地球次元側と同様にギドラ単体では地球次元側の存在を観測できないという弱点を抱えており、捕食対象の捕捉にはエクシフによる観測を必要としている。さらに、召喚中にガルビトリウムを砕かれると地球側の物理法則に捕まってしまい、物理的な攻撃を無効化できなくなるだけでなく、計測上の現象の不整合が補正されていき、異常重力場は減衰してエルゴ領域も急速に閉鎖を始める。
第二章『決戦機動増殖都市』にて、主人公のハルオ・サカキがゴジラ・アースに対して抱いた恐怖心を和らげるため、エクシフのメトフィエスがゴジラ以上の脅威としてその名を伝える。
第三章『星を喰う者』では、メトフィエスやエクシフの族長エンダルフが、メカゴジラシティの陥落にともなってエクシフの宗教にすがった先遣隊の生き残りやアラトラム号の人々とともに儀式を執り行い、地上の生存者たちを生贄とすることでアラトラム号周辺に召喚される[100]。アラトラム号を撃沈した後には地上へ降臨し、ゴジラ・アースと対峙する。ゴジラ・アースとの戦いでは別次元の法則による優位性によって、ゴジラ・アースの一切の干渉を受けつけず、自身は核兵器すら通じない「非対称性透過シールド」を無視した直接攻撃を行い、ゴジラ・アースの実在を自身の次元法則で侵食して喰らい尽くそうとするが、ハルオにより観測役だったメトフィエスが右目に埋め込んでいた観測装置「ガルビトリウム」を破壊されたことで地球次元側へ引き込まれてしまい、ゴジラの反撃に圧倒された末、現出元のブラックホールを熱線で破壊され、撃退された。ただ、完全に消滅したわけではなく、地球で文明が再興されればいずれまた降臨する可能性は残っている。
造形(アニメーション)[編集]
3DCGモデルは監督の瀬下寛之のラフスケッチを元に川田英治が担当。瀬下によるテーマは稲妻[105]。「まったく違う進化をしたゴジラ」というイメージを再現するため、モデリングは劇中に登場するゴジラの派生怪獣セルヴァムからの進化という方向性を軸に、セルヴァムのモデルをベースに発展させる形で行われた[100]。3つの頭部はそれぞれ形状が異なり、複数の目玉を備え[100]、上顎よりも下顎が大きい。首が非常に長く、鱗に相当する部分は植物の薔薇や柊の棘がモチーフとなっており、攻撃性が表現されている[100]。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のキングギドラ[編集]
キングギドラ | |
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体長 | 158.8m |
体重 | 14万1056t |
南極の氷の中で眠っているところをモナークに発見されて管理下に置かれていたが、エマ・ラッセル博士と結託したアラン・ジョナ率いるテロ組織の爆破工作によって目覚めさせられる。モナークから”モンスター・ゼロ”というコードネームを与えられている。
太古からゴジラのライバルとして何度も戦ったとされる最強の怪獣であり、西洋におけるあらゆる神話などで伝承される悪のドラゴンらのもとになったとされる。その反面、詳細な資料や記録が残っておらず、これについては「その力を恐れ、忘却したかったために記録しなかった」とアイリーン・チェン博士は推測している。また、ギドラに対して東洋におけるドラゴン=竜=ゴジラは神聖な存在として伝承されたとも推測された。
正体は太古に宇宙から飛来した外来生物、すなわちエイリアンともいうべき存在であり、気象を自在に操る、頭部を失っても短時間で再生する、オキシジェン・デストロイヤーが効かないなど、地球上の自然摂理を逸脱した能力を有している。また、ゴジラと同等以上の力を持つが、地球外生命体であるがゆえに地球のバランスを保つ存在ではないとして、ゴジラを怪獣王と考える芹沢猪四郎博士は「偽りの王」と称した。「キングギドラ」とは日本語吹替版で1回だけ呼ばれる程度で、基本的には「ギドラ」と呼ばれる。性格は極めて凶暴で、怪獣とコミュニケーションを取る装置「オルカ」やそれを扱う人間を障害と見なし、激しい憎悪をむき出しにする。
南極での覚醒時、存在を感知したゴジラと交戦するが、3本の首から吐く引力光線でゴジラを悶絶させて南極モナーク施設を壊滅に追い込み、ハリケーンをまとって身を隠す。さらにメキシコで覚醒したラドンとプエルトリコ沖で交戦するが、ラドンを空中戦で圧倒して海に叩き落とすと、続いて追跡してきたゴジラと再戦となり、海中に引きずり込まれて左側の首を噛みちぎられるが、両者を倒そうと米軍の放ったオキシジェン・デストロイヤーに平然と耐えて飛び去り、左側の首も再生する。
その後、自身の配下となったラドンをはじめとする各地の地球怪獣を一斉に覚醒させ、世界各地に攻撃を開始する。マディソン・ラッセルがオルカを使って地球怪獣たちをなだめるとそれを排除しようとボストンに襲来し、そこで芹沢が自らの命と引き換えに起動した核兵器のエネルギーを吸収して復活したゴジラおよび米軍と交戦する。ゴジラへの加勢に飛来したモスラにラドンを差し向けて妨害する一方、発電所から大量の電気を吸収して引力光線で航空機部隊を壊滅させた後、ゴジラを首で捕縛して高々度から叩き落として昏倒させ、モスラを引力光線で消滅させる。
だが、飛散したモスラの粉を吸収して復活したゴジラに再度形勢を逆転された後、超高温の体内放射を連続で浴びせられ、ほぼ全身を焼き尽くされる。中央の首だけとなっても生きていたが、ゴジラに咥えられた状態から放射熱線を浴びせられ、完全に消滅する。エンドロール後、プエルトリコ沖の戦いでゴジラに噛みちぎられた後に放棄されていた左側の首をジョナが地元漁師から買い取るシーンで、本編は終了している。
- 本作では全編CGで描かれ、動きがスーツよりも滑らかになっている。日本版よりも翼のボリュームが増しており、尾の先端は『モスラ3』や『大怪獣総攻撃』のように棘が目立ち、翼を前脚の代わりにして地上を駆ける。中央の首は『FINAL WARS』のカイザーギドラのように前に出ており、モンスター・ゼロ(怪物0)という『怪獣大戦争』での呼び名と、『大怪獣総攻撃』のような氷の中からの復活、さらに後述する『モスラ3』のような再生能力やカイザーギドラのようなエネルギー吸収能力など、歴代の登場個体の要素や能力が採り入れられている。首は各自の性格が異なっており、中央の首がリーダー格として左右の首に注意したり指示を出しているのが見られる。
- 監督のマイケル・ドハティがインタビューで明かしたところによれば、モーションアクターは3人が担当しているほか、BGMにはスタジオで僧侶に詠唱してもらった般若心経を用いたという[106]。
『モスラ3 キングギドラ来襲』のキングギドラ[編集]
キングギドラ KINGGHIDORAH[107] | |
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身長 | 60m[108][107][109][110] |
体重 | 5万t[108][107][109][110] |
飛行速度 | マッハ3(大気圏内)[108][107][110] 亜光速(宇宙空間) |
年齢 | 2億歳[109] |
1億3千万年ぶりに地球を襲った宇宙超怪獣。中央の首がリーダー的な役割を務める。地球の生態系の頂点にして生命力に富む人類の子供をさらって分身体である生体ドーム[注釈 25]に閉じ込め、最後にはドーム内から分泌される溶解液で生命エキスに変えて吸収することにより、エネルギー源にしようとたくらむ。過去作品の個体以上に豊富な技と高い知能をもち、通常の引力光線のほか、3つの口を揃えて一斉に引力光線を吐くトリプルトルネード、羽から放つ反重力光線などといった数多の戦力を有している。さらに防御手段としてバリアの展開能力をはじめ、獲物である子供を捕えるための誘導テレポート能力やマインドコントロール能力など、過去作品の個体にはなかった特殊能力[注釈 26]を数多く備えている。モスラとエリアス族の関係も瞬時に見抜き、モスラをサポートする力を半減させるためにロラを操ってモルと引き離すなど、性格はきわめて悪賢い。
恐竜のエキスで強大に成長しており、空中戦においてレインボーモスラのビームをバリアで防ぐと翼にのしかかり、左右の首がモスラの翼に噛みついて投げ飛ばしたあと、トリプルトルネードで倒す。タイムスリップしたレインボーモスラに白亜紀当時のキングギドラが倒されたことでいったん消滅するが、白亜紀で切断された尾からの再生を経て再出現する[注釈 27]。フェアリーに乗ったベルベラとロラによる攻撃を一蹴したあと、タイムカプセルで1億3000万年眠り続けて進化した鎧モスラと戦うが、どの攻撃も通じず鎧・翼カッターで左の翼を切断され、最終的にはエクセル・ダッシュ・バスターで青色の塵に分解されて大爆発する。
エリアスのモルによれば、本作世界の宇宙の星々における生物大絶滅の原因は、その半数がこのキングギドラを始祖とする「ギドラ族」が行った虐殺の結果であるとされ、モルは「恐怖の大魔王」と呼称する。
- 小学館から発売された『モスラ3超全集』において、鎧モスラが切断した翼からキングギドラが復活する可能性があるかもしれないということが指摘されている[112]。
- 企画段階では新怪獣→ラドンがこの役割で登場する予定だった[113]。
- デザインは西川伸司、造形はMONSTERSの若狭新一がチーフ・リーダー・頭部原型を担当する。鱗は小川スタジオが製作[114]。過去作品の個体と比べて格段に凶悪な顔付きとなっており、中央の首の角は他の2つのものと若干違う形をしている。また、首だけにあった
棘 ()が首から尻尾まで生えており、体の部位による鱗の大きさの差も大きくなっている。着ぐるみの塗装には、部分的にカメレオンカラーも採用されている[115]。なお、造形スタッフや西川には「グランドギドラ」とも呼ばれていた[115][116]。造形に予算がかかったため、都市破壊シーンはミニチュアではなく実景合成で表現された[117]。 - ドームはCGで描写され、撮影現場では青く塗装されたミニチュアを用いていた[117]。
- 脚本を担当した末谷真澄は、ドームをキングギドラの胃であると想定している[108]。
- スーツアクターは喜多川務(後述する白亜紀型を含む)[115][118][119]。特技監督の鈴木健二がキングギドラを走って飛ばすことができるスーツアクターを要望したところ、若狭がドラゴンからの連想によりCMでブルース・リーのモノマネを演じていた喜多川を連想し、起用に至ったという[119]。喜多川は本作品での演技が評価され、翌年『ゴジラ2000 ミレニアム』でゴジラ役に抜擢された[119]。
白亜紀型キングギドラ[編集]
白亜紀型キングギドラ KINGGHIDORAH[120] | |
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身長 | 40m[108][120][109][110] |
体重 | 2万5千t[108][120][109][110] |
飛行速度 | マッハ3(大気圏内)[108][120][109][110] |
1億3千万年前の中生代白亜紀の地球に襲来し、当時の生態系の頂点に立つ恐竜を絶滅寸前に追いやった。現代型に比べるとまだ若くて小さく、首、胴体、足も現代型に比べると細くて華奢で、体重も現代型の半分ほどである。当時は走行が可能だったようで、飛ぶときにはアホウドリのように助走をつける。また、現代型とは角の生え方や、顔付き、身体の凹凸の模様などが違っており、翼の付け根の形も現代型と比べ細い形になっている。使用する技は成長後のキングギドラが使う引力光線と違い、灼熱の火球(レインボーモスラのバリアで防がれ、威力はそう高くない)である。また、当時はまだ翼から光線を発射したりバリヤーを展開ができないうえ、誘導テレポートや子供たちを取り込んだドームを形成する能力なども備えておらず、直接恐竜を丸かじりにする。
恐竜を食べようとしたときに現代からタイムスリップしてきたレインボーモスラに襲撃されて右側の尾を切断されるが、幼態とはいえ噛み付きや至近距離からの火球弾といった容赦のない攻撃でレインボーモスラを苦戦させ、一時は行動不能にまで追い込む。しかし、現代側で洗脳が解かれたロラのアシストを受けたモスラの鱗粉攻撃で大ダメージを受け、そのままモスラに運ばれて相討ちに近いかたちで火山に葬られて絶命し、同時に現代側のキングギドラも消滅する。その後、レインボーモスラの攻撃によってちぎれていた尾の一部から再生し、現代型キングギドラとなって現代に復活する。
- 着ぐるみは現代型とは別造形[117]でデザインは酉澤安施、造形はレプリカの大神考がチーフに、リーダーの江久保暢宏を筆頭に伊藤成昭(頭部原型)、鈴木俊哉、山田太一、小柴航、木村一仁、関根喜美子、倉橋夏子らが製作した。左右の首はピアノ線による操演とスーツアクターが腕を入れて動かす方法が採られた[120]。着ぐるみの造型にあたっては軽量化が強く意識されており、アクターが入ったまま走って飛び上がるといったアクションも可能となっている[121][115][注釈 28]。スタッフの間では「ヤングギドラ」とも呼ばれていた[122][119]。
- 火口に落下するシーンは、櫓の上にオープンセットを組んで撮影された[117]。
- 脚本では落ちた首が生き延びるという展開であったが、残虐性を考慮して映像では尾に改められた[108]。
『流星人間ゾーン』のキングギドラ[編集]
キングギドラ | |
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身長 | 100m[123] |
体重 | 3万t[123] |
第5話および第6話に登場[124]。ゾーンの宿敵であるガロガが、ブルーグリーン装置を破壊するために送り込んだ「恐獣」として登場する。この作品でのキングギドラは「宇宙超恐獣」とされている[123]。
第5話で太陽光線を遮断するガロガの「ダークプリズム作戦」で、エネルギーが補給できなくなったゾーンファイターに対して翼を使った強風で有利に戦うも、ゾーングレートのボルトサンダーであえなく形勢逆転される。
第6話では有利なはずである金星でゾーンファイターと戦うが、3本の首をそれぞれ滅茶苦茶にへし折られたあげく、ミサイルマイトを大量に受けるなどしてまたしても敗北し、宇宙に逃げ帰る。絶命には至らないが、隊員は「キングギドラはもう立ち直れない」と発言する。
- 関連書籍などでは『ゴジラ対ガイガン』と同一個体とするものもある[41]。
- スーツアクターは図師勲。
- 着ぐるみ自体は『地球最大の決戦』以来改修を重ねて使用されたもの[22]。テレビの撮影現場では映画のような操演はできず、ただ立っているだけの状態がほとんどだった。この造形物は、従来はこの撮影後に処分されたといわれていたが[125]、1979年に酒井敏夫が『週刊少年ジャンプ』[要文献特定詳細情報]の特集記事で、東宝の倉庫に保管されているのを確認している。飛び人形は『ゴジラ対ガイガン』のものを流用。
- バンダイのプラモデル「ザ・特撮コレクション」の1/350キングギドラはモデル自体は翼の付け根に鱗がある『怪獣総進撃』時のものであるが、説明書の表紙の写真は、このキングギドラの写真である。
『ゴジラアイランド』のキングギドラ[編集]
X星人の操る宇宙怪獣として、第1シーズンの「キングギドラ編」に初登場。
凶暴電波が消えて正気を取り戻したゴジラのもとへザグレスによって送り込まれ、ゴジラ、ラドン、子モスラと交戦して海に転落するが、ザグレスのヴァバルーダが放った「滋養強壮赤マンダドリンク光線」を浴び、3倍にパワーアップして復活する。しかし、ゴジラを圧倒するもトレマのミラクル念力を受けた影響で押されていき、宇宙へ退散する。
その後、第2シーズンの「ミサト登場編」で怒ったランデスにより、宇宙から召還されて再登場する[注釈 29]。Gガード基地を攻撃してモゲラを撃退し、駆けつけて来たゴジラを苦しめるが、ミサトにダンスグロビンを吸わされてダンスを踊らされ、撤退する。
『ゴジラアイランド』のメカキングギドラ[編集]
第1シーズンの「メカキングギドラ編」に初登場。
ザグレスが怪獣自動販売機で買ったメカ怪獣(本当は下記のハイパーメカキングギドラを買おうとしていたが、このときのザグレスは赤字財政だったため、渋々こちらを買う)で、ランクはグレードB、価格は250万宇宙ゼニー。購入して早々ゴジラに差し向けられるが、実はこのとき別売りのオプションの電子頭脳が入っておらずまともに動けなかったため[126]、たやすくゴジラに倒されてGガードに奪われ、逆にヴァバルーダ攻撃のために利用される。だが、すぐにザグレスに奪い返される。その後、ザグレスがオプションの電子頭脳を購入して取り付けたことによりまともに動けるようになり、Gガード基地を攻撃する。戦いを挑んだゴジラと互角に戦うが、のちに駆けつけたGガード司令官の乗るメカゴジラが必死に戦う姿を見て奮い立った怪獣たちの猛反撃に遭い、右の首を引きちぎられて逃げ去る。
その後、「さよならトレマ編」で暗黒大皇帝によって首を修理された姿で再登場する[注釈 30]。このときはゴジラが不在だったために他の怪獣を次々となぎ倒し、カマキラスとともにGガード基地にも大被害を与える。帰ってきたゴジラと一致団結した怪獣たちの猛反撃に遭い、またしても右の首を引きちぎられて退散する。その後の詳細は不明。
- 武装は口から吐くレーザー光線。映画では虹色と金色だったが、終始白の光線を吐く。
- 「メカギドラ」と呼ばれることが多い。ルーカスには「メカギドラではなく、バカギドラ」と呼ばれている。
- 造形物はバンダイのソフビ人形だが、オリジナルと違い首はすべてメカで、翼の表側の色が銀一色になっている。
ハイパーメカキングギドラ[編集]
上記のメカキングギドラの最高級品。初登場は第1シーズンのメカキングギドラ編だが、ここでは名前のみの登場で、実物が登場したのは第2シーズン完結編から。本作最後の敵怪獣でもある。
怪獣自動販売機で販売されており、価格は1千万宇宙ゼニーで[126]、ランクはスペシャルグレードA。地球に戻る途中で、ザグレスが購入する。尾以外はすべてメカで、両翼の形状が生身のキングギドラに近い。翼が大きく足が太い。また、カラーリングもメカキングギドラと比べると全体的に黒ずんだ色合いをしており、ところどころに赤い三角形のマーキングがある。武器は赤色のレーザー光線に加え、中央の首から吐く凍り漬け光線[126]に命中したものはたちまち氷漬けになり、ゴジラも一時冷凍される。全体的な戦闘力も通常のメカキングギドラより高く、最高級品にふさわしい性能を有する。このほか、身体の一部が破損しても内部から修復プログラムを起動することで、自己修復が可能[126]。
地球攻撃隊隊長に再任命されたザグレスが、ワープゲート奪還のために乗ってゴジラアイランドを攻撃する。氷付け光線でGガード基地を氷付けにして一時的に基地の機能を麻痺させ、ゴジラすら凍結させるが、ザグレスを追って戻ってきたトレマの呼びかけで復活したゴジラに反撃されて一時退散し、終盤でふたたび登場する。このとき、ザグレスがいつの間にか購入していたトラクタービームを付け加えており、ワープゲートを奪おうとするが、そこに駆けつけたトレマのパンナトルテとミサトのタルトクープ、そして司令官の乗るメカゴジラとゴジラと戦闘になる。これにレーザー光線で応戦するもミサトたちの攻撃で左の首を破壊されたうえ、ゴジラを再度氷漬けにしようと放った氷付け光線もゴジラの熱線で押し返され、中央の首も破壊されてダウンする。次にザグレスは前記の修復プログラムを起動し、破壊された首が再生して復活するが、この直後にミサトがワープゲートの設定を逆転させたため、ザグレスごとワープゲートの向こうに吸い込まれる。
『CRゴジラ3・4』のキングギドラ[編集]
ニューギンのパチンコ『CRゴジラ3・4』に登場。このゲームにはゴジラvsシリーズで特技監督を務めた川北紘一による新撮の東宝怪獣が大挙登場し、キングギドラはゴジラとの戦いのムービーが新たに撮影されている。
着ぐるみは『大怪獣総攻撃』のスーツの首を延長し、従来通りの操演で動かすように改修した(元のスーツでは両腕で首2本を操作するという独特の構造であり、そのために首が太く短かった)ものであり、昭和のギドラにかなり近いフォルムを持っている。『3』での登場テーマは『ゴジラvsキングギドラ』のメインタイトル曲である。
宇宙から飛来した宇宙超怪獣キングギドラは、数々の怪獣を倒したゴジラの前に立ち塞がり、大都市で激闘を繰り広げる。首を噛まれるなどの激闘のすえ、ゴジラの熱線と引力光線がぶつかった大爆発で市街地は焦土と化す。
『4』ではガイガン、アンギラスとともにゴジラと戦うムービーがある。
- スーツアクターは西村郎(『4』)。
『ゴジラ・パチスロウォーズ』のキングギドラ[編集]
宿敵ゴジラを倒すべく亜空間から登場する。かみつきや引力光線でゴジラに挑む。姿は『大怪獣総攻撃』のもので、鳴き声は『vs』版。
その他の作品[編集]
- 1966年に朝日ソノラマから発売されたソノシート『大怪獣戦 30怪獣大あばれ!!』収録の「宇宙怪獣対地球怪獣」では、地球を襲う宇宙怪獣の1体として登場する[129]。
- 『ゴジラ対ヘドラ』では、キングギドラのソフビ人形が矢野研の所持しているおもちゃとして登場する。
- 漫画『怪獣王ゴジラ』では、悪の科学者であるマッド鬼山が操る宇宙怪獣「キングギドラIII世」として登場する。
- ゲーム『巨影都市』では、キングギドラが「巨影」の1体として登場する。
亜種怪獣[編集]
デスギドラ[編集]
デスギドラ DESGHIDORAH[130] | |
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体高 | 50m[131][130][132] |
全長 | 100m[131][130] |
体重 | 7万5千t[130][132] |
デスギドラ(Desghidorah)は、東宝の特撮怪獣映画『モスラ』(1996年)に登場する架空の怪獣である。
- 武器[133]
- 火砕流撃弾[131][132]:光線化した火砕流。
- 火龍重撃波[132]:灼熱の火炎。
- 剛烈駆雷震[132]:地割れを起こし、地下のマグマを噴出させる。親モスラに使用するが、常に空中にいるためあまり効果がない。
- 天怒爆突:体の一部を爆発させる。死角である背中に取り付いた親モスラに使用、吹き飛ばすと同時に大きなダメージを与える。
- 轟砲一閃:高熱エネルギーによるバリア。モスラ幼虫に浴びせられたエクセル・ストリングスを振り払う。イリュージョン・ミラージュで無数の小型モスラに分裂したグリーンモスラにも使用するが、振り払いはするもののダメージは与えられない。
- 三重渦撃砲:3つの首から火砕流撃弾を一斉に放ち回転、増幅させる。
- 炎龍旋風撃波:三重渦撃砲のスピードと回転をさらにパワーアップさせる。
姿はキングギドラに似ているが、体表にはうろこがなく、体色は黒で四足歩行。マグマを自在に操る。惑星の命、特に植物のエネルギーを好んで吸収して生きている(動物が持つエネルギーは植物と比べ、効率が悪いため利用しない。人間を直接襲わないのもこのためである)。6500万年前に火星を不毛の星にしたあと、地球の植物に壊滅的な打撃を与え、恐竜を滅ぼすが、モスラ一族に敗れ現代の北海道紋別の森林奥地に封印されていた。地面に埋まっているエリアスの盾が封印の役割をしていたが、人間たちの森林伐採工事が原因で遺跡が露出し、何も知らない人間・後藤裕一にエリアスの盾を取られたため、復活する。
復活したばかりの不完全体では、翼が短過ぎてまだ飛べないため、4足で歩く。武器は口から吐く火砕流をエネルギーにした光線や火炎。序盤は成虫モスラの多彩な攻撃技に苦戦するも次第に圧倒して返り討ちに追い込み、幼虫モスラが援護に来て2対1という不利な状況になってからもなお、互角以上に戦う。また噛みつきや踏みつけも得意で、逃げ出したモスラ幼虫の尻尾を踏みつけて尻尾や胴体に噛みつき出血させる程の威力である。
モスラ親子の挑発に乗り、ダムを破壊して濁流に呑み込まれるが生存し、成虫モスラが倒れたあと、かつて地球を滅ぼそうとした際の形態(翼を使って空を飛べるようになる=完全体)となる。その後、黒雲状の力場で北海道全域の植物エネルギーを搾取し、その地域の酸素濃度の低下を招く。最終的には、幼虫が変態した新生モスラに敗れ、ふたたびエリアスの盾で封印される。
公開当時に扶桑社から刊行された波多野鷹のノベライズ版では、宇宙のエントロピーを増やす傾向から生まれた、生命の存在しない宇宙を構築するための負の生命とされており、神に等しいその存在に死はないとされ、その設定にもとづき「負の生命」と記述する書籍[要文献特定詳細情報]もある。
その正体は不定形のマグマ状生命体であり[131]、『モスラ超全集』やノベライズ版によれば、その姿はかつて交戦したキングギドラや、中生代の恐竜や爬虫類の外観をコピーしたものとされている。
造形(デスギドラ)[編集]
デザインは吉田譲[130]。特技監督の川北紘一は、キングギドラやデストロイアを思わせる名前であることから、デザインに苦悩したと述べている[134]。
造形はモンスターズ[134]。チーフの若狭新一の筆頭の元。リーダー・兼・頭部原型担当の伊藤成昭をはじめ、八木文彦、寒河江弘、山岡英則、渡辺勉、そしてメカニカル製作のレプリカの江久保暢宏がそれぞれ担当。
キングギドラとの差別化のため、四本足の怪獣としてデザインされた[134]。着ぐるみの前足には杖が入れられ、後足が膝をつかないようにしている[135][130][134]。後ろ足で立ち上がることができるなど機動性が高く、特技監督の川北紘一もこの着ぐるみを気に入っていたという[135][130]。また4足歩行のデザインは、「のちのカイザーギドラに近い」とも評されている[136]。
着ぐるみの翼は付け根の部分で着脱が可能となっている[135]。
造形物は着ぐるみのほか、25分の1スケールの飛行用と首の可動ギミックを内蔵した小型のものの3種類が造られた[134]。
パンフレットによれば、3つの首は操演時の区別のため、右からそれぞれ「のぞみ・かなえ・たまえ」と呼ばれていた。
モンスターX/カイザーギドラ[編集]
映画『ゴジラ FINAL WARS』に登場。X星人の最終兵器ともいえる怪獣である[137]。
モンスターX、カイザーギドラともに、デザインは寺田克也[138]。
モンスターX[編集]
モンスターX MONSTER X[139][140][141] | |
---|---|
身長 | 120m[139][137][140][142][141] |
体重 | 6万t[139][137][140][142][141] |
スマートな2足歩行のフォルムを持ち、2本の角が生えた頭部に加え、両肩にも骸骨を縦に2等分したようなものがついている(カイザーギドラになるときはこれが伸びる)。体色は銀色と黒色で、尻尾の先は2つに分かれている[139]。
ゴジラ以上のパワーとスピードを持ち[139]、3本の頭部の赤眼から放たれる引力光線デストロイド・サンダー[139][137][142]はゴジラの放射熱線に匹敵する威力を持つ[137]。
知能は高く、ガイガンと連携したりするが、ゴジラを取り押さえた際に誤ってガイガンのチェーンソーで斬りつけられたり、背後からモスラのラリアットによりガイガンともども突き倒されるといった展開もある。
南極にて復活したゴジラにガイガンが倒されたあと、X星人が呼び寄せた隕石[注釈 31]に乗って宇宙から飛来する。ゴジラのハイパースパイラル熱線で隕石を破壊されたあと、廃墟と化した東京でゴジラと戦う。高々とジャンプして高速でスピンしながら上記の尻尾を鞭のように顔へ打ち付け、組み付いた状態から腕をひねって持ち上げたりといった、ゴジラを上回るパワーとスピードを活かした格闘スタイルを披露して苦しめる。また、至近距離で放射熱線を顔面に受けてダメージを負いながらもすぐに引力光線「デストロイド・サンダー」で反撃に転じる。
さらに改造ガイガンとタッグを組み、ゴジラを挟み撃ちにして戦いを優勢に進めていくが、インファント島から飛来したモスラによって改造ガイガンは倒され、モンスターXもゴジラにマウントポジションで組み伏せられ、殴打される[注釈 32]。
- スーツアクターは中川素州。
- デザインは、骨がモチーフ[138]。造形物はスーツのほか、変身時のものも製作された[143]。
- ゴジラとモンスターXの戦闘シーンでは、監督の北村龍平の意向によりこれまでにない派手なアクションが目指された[143]。
カイザーギドラ[編集]
カイザーギドラ KAIZER GIDORAH[144] KEIZER GHIDORAH[145][146] | |
---|---|
身長 | 140m[144][137][145][142][146] |
体長 | 150m(尾を除く)[144][137][145][146] |
体重 | 10万t[144][137][145][142][146] |
地球人によってX星人が倒されたあと、モンスターXがさらなる変身を遂げた姿[144]。戦闘力はキングギドラをしのぐ[147]。外骨格がはずれ、3つの首が伸びて角が生えて四足歩行となり、翼が生じて体色が金色と黒色に変わる。3つの首から放つ反重力光線デストロイド・カイザー[144][137][142]で標的を空中に舞い上げてそのまま地面に叩きつけるほか、左右の首を両腕代わりにして相手を押さえつける、3つの首すべてで噛み付くと同時にエネルギーを吸収するといった戦法を取り、相手を苦しめる。
設定によれば、モンスターXの外骨格はカイザーギドラとしての肉体を保護する反面、これを失うことでカイザーギドラの防御力はモンスターXとしてのそれよりもいくらか劣るとされている。[要出典]
頭の角の形状と生え方および首のひれの形状はそれぞれの首で違う[138]。なお、モンスターXの額には三日月型の角があったが、変身後のそれに当たる中央の首にはそれがない(左の首の額に三日月型ではないが、そこから角が生えている)。またキングギドラの首の根元は、左右が前の方に、中央が後ろの方に付く配置だったが、カイザーギドラは逆で、中央が前に付いている。設定では飛行も可能だが、翼はキングギドラやデスギドラよりも体の大きさに比べて小さい。
統制官が倒され、X星人が全滅すると同時にモンスターXはカイザーギドラに変身。持ち前の巨躯と反重力光線「デストロイド・カイザー」を武器にゴジラを圧倒し、ついにはゴジラに噛み付いてエネルギーを吸収して戦闘不能に追い込む。しかし、尾崎がみずからの超能力「カイザーエネルギー」を新・轟天号のメーサー砲に注入して発射したG粒子メーサー砲を浴びたゴジラは力を取り戻し、反撃に転じる。カイザーギドラは噛みつきを振りほどいたゴジラの至近からの放射熱線によって中央の首を吹き飛ばされたあと、左側の首が放った光線を右側の首を盾にされて誤爆し、右側の首も失う。その後は反撃する力もなく、何度も一本背負いを浴びせられて動かなくなったところを空中に投げ上げられ、バーニングGスパーク熱線によって宇宙空間まで吹き飛ばされた結果、爆発四散する。
- 名前はドイツ語で皇帝を意味する「Kaiser」から。ギドラ族の最上級怪獣として位置づけられており、キングギドラに似たフォルムをしている[147]。劇中では、変身の前後とも名前を呼ばれない。
- モンスターXについては劇場公開前に公表されていたが、カイザーギドラはその存在が秘密扱いとされており[143]、劇場公開前の時点では写真等の資料は公開されていなかった[注釈 33]。撮影時も関係者の見学は不可とされるなど徹底していた[143]。
- スーツアクターは中川素州、小倉敏博(前後にふたり入る)。
- デザインはキングギドラのアレンジ[138]。造型の際に各部のバランスが調整されている[138]。スーツは、安全性から3分割構造となっている[148]。ゴジラを踏みつけるシーンでは前脚部分だけ用いられた[143]。頭部は1つの原型から作られた[148]。スーツのほか、腕にはめる首だけのギニョールも用いられた[143]。
- 撮影では多人数による操演を必要とする[143]。操演を担当した鳴海聡は、カイザーギドラが走るシーンをきれいにできたことに感動したが、うまくいくとは想定されていなかったため短いカットとなったことを惜しんでいる[149]。
他作品への影響[編集]
- 映画『ヤマトタケル』の特報では、ヤマタノオロチの造形物として既存のキングギドラの首にCG加工したものを用いている[150]。
- 特撮テレビドラマ『幻星神ジャスティライザー』には、メカキングギドラの首を2本にしたような姿の「星神獣リュウト」が登場する[151]。また、映画『超星艦隊セイザーX 戦え!星の戦士たち』には、強敵であるボスキートが巨大化してキングギドラの首を2本にしたような姿の「マンモスボスキート」が登場する[151]。
- 山本弘のSF小説『MM9』には、キングギドラをモチーフにした[152]、8本の竜の首と女性の上半身の計9本の首を持つ怪獣「クトウリュウ」が登場し、鳴き声や攻撃手段の光線がキングギドラのものに類似している。
- 柳内たくみのファンタジー小説『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』では、翼を持ち、口から火を吐く炎龍の姿を見た自衛官が「首一本のキングギドラか?」と言うシーンがある。それに対し、主人公の伊丹は「古いなぁ」と呟く。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 光線を出す怪獣はゴジラ以外では初めて。
- ↑ 『vsキングギドラ』のメカキングギドラや『大怪獣総攻撃』の魏怒羅(千年竜王)は悪役ではなく、人類の敵となるゴジラと戦う存在として描かれている。
- ↑ 各部を動かさずにただ「立って」いるだけでも、頭(首)各2本(計6本)、翼2本のピアノ線と、その保持要員が必要である。
- ↑ 1975年に「ブルマァク」からダイキャスト製玩具「ジンクロン合金シリーズ」のひとつとして玩具が発売されたことがあるが、腹部を開くとメカが仕込んであるという趣向になっていた。
- ↑ キングギドラが使う引力光線は本来、スペースゴジラが使うグラビトルネードのように敵を宙に舞い上げるというものだったが、撮影当時の技術的限界などからその表現は見送られた。
- ↑ 各作品共通[12]
- ↑ 書籍『東宝特撮全怪獣図鑑』ではマッハ2と記述している[19][20]。
- ↑ 岸川靖によれば、ブルーグレー調に塗装されていたという。
- ↑ ヤマタノオロチのイメージであったという。
- ↑ 宣伝用のカラースチル写真の中には、翼は虹色のまま、胴体だけが金色に塗り直されたものが存在する。『三大怪獣 地球最大の決戦』公開時のポスターにおいても、この「翼が3色」のスチル写真が使われている。
- ↑ 2009年公開のアニメーション映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の作中では携帯電話の着信音に引用されているが、これは円谷プロから正式に許可を受けて借用されたものである。
- ↑ 前年の1963年に黒部ダムが完成したことにより、話題性があった。
- ↑ 資料によっては広瀬正一としている[26][8]。同じく特典の東宝俳優図鑑では坂本晴哉と表記。同作の特典の『メイキング8mmフィルム』では、撮影現場に坂本の姿がある。しかし、2014年3月15日に神保町シアターで開催された中野昭慶・川北紘一トークショーによる証言では宇畄木耕嗣が正しいとされる[信頼性要検証]。中野自身がキャスティングしたが、「キングギドラの撮影初日に宇畄木が来ず、調べたら黒澤映画のエキストラ役として勝手に連れて行かれており、黒澤組チーフ助監督の森谷司郎と大喧嘩して連れて帰ってきた」と発言している。また、当時撮影助手をしていた川北は、「よく言われる広瀬は身長が小さいのでキングギドラ役は無理だと思う」と発言している。
- ↑ キングギドラがゴジラと肩を並べて戦うのはこのときが唯一である。
- ↑ 胴体が大柄で大きな翼と2本の尾を持つため、相対的に首が短く見えた。
- ↑ マンダ・バラン・バラゴンを除く。
- ↑ 左端の首はゴジラに何度も踏みつけられ、右端の首はアンギラスに噛まれ続けてそれぞれ絶命するが、中央の首はそういう描写もなく終始虫の息で、ミニラの放射能火炎によってとどめを刺される。
- ↑ 登場シーンの多くがライブフィルムである都合による。
- ↑ 書籍『ゴジラVSキングギドラ 怪獣大全集』では、150メートルと記述している[47]。
- ↑ 書籍『ゴジラVSキングギドラ 怪獣大全集』では、150メートルと記述している[75]。
- ↑ 書籍『ゴジラVSキングギドラ 怪獣大全集』では、7万トンと記述している[75]。
- ↑ 登場シーンは昭和版の炎に対し、稲妻をイメージさせている[81]。
- ↑ オープニングクレジットでの鱗の部分は、この首のものを使用。
- ↑ 製作段階で行われたCG設計では、作品の世界観に則したとき20キロメートルに及ぶと計算されている[98]。
- ↑ このドーム自体も触手を伸ばして獲物を捕らえることができる。
- ↑ トリプルトルネードとバリアの展開能力は、もともとメカキングギドラの技として考案されていたものである[111]。
- ↑ 書籍『東宝特撮全怪獣図鑑』では、この個体の名称をキングギドラ(再生)と記述している[109]。
- ↑ スーツアクターの喜多川務は、このアクションのために小型のキングギドラが必要となり、幼体の設定が設けられたと証言している[119]。
- ↑ このときの登場シーンは『三大怪獣 地球最大の決戦』と同じく光に包まれて登場する。
- ↑ 資料によっては、名称をメカキングギドラ(完全修理)と記載している[127][128]。
- ↑ DVDメニューによれば妖星ゴラス。作中当初に登場するゴラスは、いわゆる立体映像。
- ↑ これらの戦いは、母船内での地球人とX星人の戦い、そして尾崎真一と統制官の一騎討ちと同時進行で描写されている。
- ↑ 公開直前に発売された『てれびくん』2005年1月号でも、モンスターXがカイザーギドラに変化する直前のシーンまでしか掲載されていない[要ページ番号]。
出典[編集]
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