吉井虹
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基礎情報 | ||||
四股名 | 吉井虹 | |||
本名 | 吉井虹 | |||
生年月日 | 2003年8月1日(21歳) | |||
出身 |
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身長 | 178cm | |||
体重 | 146.3kg | |||
所属部屋 | 中川部屋→時津風部屋 | |||
成績 | ||||
現在の番付 | 東幕下26枚目 | |||
最高位 | 東幕下26枚目 | |||
生涯戦歴 | 46勝24敗(10場所) | |||
データ | ||||
初土俵 | 2019年3月場所 | |||
備考 | ||||
2021年1月24日現在 |
吉井 虹(よしい こう、2003年8月1日 - )は、静岡県焼津市出身で、時津風部屋所属(入門時は中川部屋)の現役大相撲力士。本名同じ。身長178cm、体重146.3kg、血液型はA型[1]。最高位は東幕下26枚目(2021年1月場所)。
来歴[編集]
入門前[編集]
相撲を始めたのは小学校4年の時からであり、それ以前は柔道をしていた[2]。小学6年次に、全日本小学生相撲優勝大会で2位の実績を残している[2]。中学3年次の2018年の全国中学校体育大会(全中)を制し中学横綱となり、2019年3月場所初土俵[3]。初土俵の同期に時栄秀喜、北の若大輔。
入門後[編集]
2019年5月場所では5番相撲で後に同部屋になる時栄に敗れるも5勝2敗。
2020年4月27日発表の同年5月場所番付で、16歳8カ月26日での新幕下昇進を果たした(1972年以降に初土俵を踏んだ力士では史上3位のスピード昇進)[4]。平成以降16歳で幕下昇進を果たしたのは貴乃花光司、稀勢の里寛に次いで3人目。
幕下3場所目となった2020年11月場所は3勝3敗となった7番相撲で夢道鵬幸成を肩透かしで破り、勝ち越しを決めた[5]。
エピソード[編集]
- 吉井の名前、虹(こう)は、母親が福山雅治の楽曲『虹』から命名した[6]。福山もTOKYO FM『福のラジオ』で、ドラマ『集団左遷!!』のロケ中、稽古後の吉井と偶然にエレベーターで一緒になったエピソードを明かした[7]。
- 中卒後の大相撲入門は、小学校5年次に決意した。中川部屋へ入門することにしたのは、師匠の15代中川が焼津の相撲道場へ顔を出しており、怪我で入院中も気にかけてもらったからである。[2]
- 2019年3月の入門時点で、目標とする力士は嘉風、好きな有名人は白鵬。[2]
- 2020年7月に所属していた中川部屋が閉鎖、吉井は時津風部屋に移籍した。その後も元中川部屋の兄弟子が気遣い、「大丈夫か?落ちついているか?」と連絡をしたという。吉井は「(移籍した時津風部屋は)みんな優しく受け入れてくれた。勝ち越しできるように1日1日集中してやっていく」と話し、7月場所は4勝3敗と勝ち越した[8]。
取り口[編集]
甲山は「勝負強いと言うか、本来の実力よりも本場所の方が強い感じがする。押し相撲だけど前ミツを取る相撲も取れる」、高砂は「真面目で一生懸命やっているから期待は大きいですよ」、熊ヶ谷は「17歳で幕下で3連敗したらもっと崩れてもおかしくないのにそこから勝ち越せるのは度胸がいいんだと思います」と評した[9]。
主な成績[編集]
2021年1月場所終了現在
通算成績[編集]
- 通算成績:46勝24敗(10場所)
場所別成績[編集]
一月場所 初場所(東京) |
三月場所 春場所(大阪) |
五月場所 夏場所(東京) |
七月場所 名古屋場所(愛知) |
九月場所 秋場所(東京) |
十一月場所 九州場所(福岡) |
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2019年 (平成31年 /令和元年) |
x | (前相撲) | 東序ノ口14枚目 5–2 |
西序二段66枚目 6–1 |
東三段目96枚目 5–2 |
東三段目61枚目 5–2 |
2020年 (令和2年) |
東三段目33枚目 4–3 |
東三段目19枚目 5–2 |
新型コロナウイルス 拡大により中止 |
西幕下54枚目 4–3 |
西幕下44枚目 4–3 |
西幕下33枚目 4–3 |
2021年 (令和3年) |
東幕下26枚目 4–3 |
x | x | x | x | x |
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
改名歴[編集]
- 吉井 虹 (よしい こう)2019年3月場所 -
脚注[編集]
- ↑ 『相撲』2020年5月号別冊付録 令和2年度版 最新部屋別 全相撲人写真名鑑、ベースボール・マガジン社、2020年、 38頁。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 『相撲』2019年4月号、ベースボール・マガジン社、2019年、 100頁。
- ↑ 「稀勢以来の中卒横綱なるか 15歳吉井、大相撲デビュー」『朝日新聞』、2020年3月17日。2020年5月1日閲覧。
- ↑ 「吉井5勝目、夏場所昇進なら史上3位のスピード出世」『日刊スポーツ』、2020年3月20日。2020年5月1日閲覧。
- ↑ 元中学横綱幕下17歳吉井、大鵬の孫破り勝ち越し、2020年11月20日
- ↑ 「中学横綱の序ノ口吉井、福山雅治から「虹を」で5勝」『日刊スポーツ』、2020年5月25日。2020年5月1日閲覧。
- ↑ 「中学横綱の序ノ口吉井、福山雅治から「虹を」で5勝」『日刊スポーツ』、2020年5月25日。2020年5月1日閲覧。
- ↑ “元中川部屋力士「みんな頑張ろうぜ」新天地で奮闘 - 大相撲裏話 - 相撲・格闘技コラム : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com(2020年7月21日). 2020年8月2日閲覧。
- ↑ 『相撲』2020年12月号 p50
関連項目[編集]
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