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白鵬翔

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白鵬 翔(はくほう しょう、1985年(昭和60年)3月11日 - )は、モンゴル国ウランバートル市出身で宮城野部屋に所属した元大相撲力士、

第69代横綱(2007年7月場所 - 2021年9月場所)。2019年9月3日に日本国籍を取得。現在は年寄・宮城野。

本名同じ。帰化前はムンフバト・ダヴァジャルガル。モンゴル語での愛称は「ダワー」。

身長192 cm、体重155 kg、血液型はA型。得意手は右四つ、寄り、上手投げ。好物は焼肉と納豆およびプレーリードッグ(本人談)。嫌いなものはあんこ、趣味は読書、チェス、テレビゲーム、ゴルフ。アジア初のユネスコ・スポーツ・チャンピオン。

引退後の親方・帰化[編集]

現役引退後には日本で親方になる考えを持っており、その要件について以下のような考えを表明している。

  • モンゴル国籍のまま親方になりたいとの考えを公言している。
  • 白鵬の帰化がスムーズに進まないのは、北の富士の著書によると、モンゴルでは家督を次男が継ぐという慣習がその背景にある。
  • 日本相撲協会が規定する親方となるための日本国籍要件について、2017年10月31日に放送されたモンゴルのテレビ番組『モンゴル民族の100人の偉人』における朝青龍との対談にて「今まで帰化せずに土俵に立ってきた。(親方として)教えるために、なぜ帰化しないといけないのか?」「入口はあるけど、出口がない」など批判を込めた見解を表明した。

その後、白鵬はモンゴル政府に対し、日本国籍取得のためにモンゴル国籍離脱を申請していたが、2019年6月、モンゴル当局により国籍離脱が認められ、日本国籍取得に向けての進捗が見られた。9月3日に日本国籍を取得して、日本への帰化を果たした。これにより現役引退後に親方として日本相撲協会に残る資格を得た。日本名は四股名の白鵬翔をそのまま採用した。

ところが、進退が取り沙汰された2021年3月場所中になっても、幕内最高優勝を20回以上果たした横綱に与えられるとされる一代年寄を襲名するという話は協会内からあまり聞こえていないことが報じられた。白鵬の勝負判定に異議を唱える姿や、客席に万歳三唱や手拍子を促すような姿勢が「横綱としてふさわしくない」と受け止められているためであると言われる。また、同年4月19日に開催された「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の第11回会合の最終報告書には、現在の協会の定款に根拠となる規定はないなどとして、一代年寄の存在意義を示すものは見いだされないと論じられた。これにより、白鵬の一代年寄襲名は厳しい見通しとなり、結局先述のように間垣→宮城野を襲名した。

現役力士(横綱・大関)[編集]

  • 横綱・照ノ富士には白鵬の10勝4敗。照ノ富士の大関在位中は白鵬の6勝3敗(照ノ富士の大関復帰後は白鵬の1勝)。横綱同士の対戦は実現しなかった。
  • 大関・貴景勝には白鵬の5勝1敗。貴景勝の大関在位中は白鵬の1勝。
  • 大関・霧島には白鵬の1勝。霧島(当時の四股名は霧馬山)の平幕時代における対戦成績である。
  • 元大関・髙安には白鵬の21勝2敗(不戦勝1含む)。髙安の大関在位中は不戦勝含めて白鵬の4戦全勝。
  • 元大関・朝乃山には白鵬の3戦全勝。いずれも朝乃山の大関昇進前における対戦成績である。 
  • 元大関・正代には白鵬の10勝3敗(不戦敗1含む)。正代の大関在位中は白鵬の1勝。
  • 元大関・御嶽海には白鵬の12勝4敗(不戦敗1含む)。いずれも御嶽海の大関昇進前における対戦成績である。

引退力士(横綱・大関)[編集]

  • 元横綱・朝青龍には本割では白鵬の13勝12敗と互角であり、優勝決定戦では白鵬の1勝3敗。白鵬の横綱昇進後は本割では白鵬の8勝3敗と分が良いが、優勝決定戦では2戦全敗と分が良くない。また、2009年1月場所から2010年1月場所まで白鵬が朝青龍戦本割7連勝を記録している。
    • 朝青龍戦本割7連勝は横綱戦本割連勝記録として双葉山と並んで歴代1位タイ。
  • 元横綱・日馬富士には本割では白鵬の36勝21敗、優勝決定戦では白鵬の1勝1敗。日馬富士の横綱昇進後は白鵬の14勝8敗。幕内で最も多く黒星を喫した相手でもあり、唯一20敗以上している。
  • 元横綱・鶴竜には本割では白鵬の42勝8敗、優勝決定戦では白鵬の2戦全勝。初顔合わせから白鵬が鶴竜戦20連勝を記録している。鶴竜の横綱昇進後は白鵬の12勝4敗。
    • 鶴竜戦42勝は同一力士からの勝利数として歴代3位。
  • 元横綱・稀勢の里には白鵬の44勝16敗。稀勢の里の横綱昇進後は白鵬の1勝。
    • 稀勢の里戦44勝は同一力士からの勝利数として歴代2位。
  • 元大関・千代大海には白鵬の22勝6敗。白鵬の横綱昇進後は白鵬の11勝2敗。
  • 元大関・出島には白鵬の10勝2敗。いずれも出島の大関陥落後における対戦成績である。白鵬の横綱昇進後は白鵬の4戦全勝。
  • 元大関・武双山には白鵬の2戦全勝。いずれも白鵬の平幕時代における対戦成績である。
  • 元大関・雅山には本割では白鵬の23勝4敗、優勝決定戦では白鵬の1勝。いずれも雅山の大関陥落後における対戦成績である。白鵬の横綱昇進後は白鵬の11戦全勝。
  • 元大関・魁皇には白鵬の27勝6敗(不戦勝1、不戦敗1含む)。白鵬の横綱昇進後は白鵬の18勝2敗。
  • 元大関・栃東には白鵬の8勝5敗(不戦勝2含む)。栃東の大関在位中は白鵬の6勝5敗(不戦勝2含む)。白鵬の横綱昇進後における対戦はなし。
  • 元大関・琴欧洲には白鵬の35勝10敗。白鵬の横綱昇進後は白鵬の25勝6敗。
  • 元大関・琴光喜には白鵬の23勝9敗(不戦勝1含む)。白鵬の横綱昇進後は白鵬の13勝4敗(不戦勝1含む)。
  • 元大関・把瑠都には白鵬の25勝3敗。白鵬の大関在位中は白鵬の3戦全勝。白鵬の横綱昇進後は白鵬の22勝3敗。
  • 元大関・琴奨菊には白鵬の56勝7敗(不戦敗1含む)。琴奨菊の大関在位中は白鵬の24勝2敗。2016年3月場所以降不戦敗を除き琴奨菊戦10連勝中だったが、最後の対戦となった2019年7月場所に金星を許し、連勝がストップした。
    • 琴奨菊戦56勝は同一力士からの勝利数として歴代1位。
  • 元大関・豪栄道には白鵬の38勝7敗(不戦敗1含む)。初顔合わせから白鵬が豪栄道戦13連勝を記録している。豪栄道の大関在位中は白鵬の15勝3敗(不戦敗1含む)。また、2015年7月場所以降は不戦敗を除いて白鵬が豪栄道戦12連勝を記録している。
  • 元大関・栃ノ心には白鵬の27勝1敗。初顔合わせから白鵬が栃ノ心戦25連勝を記録している。栃ノ心の大関在位中は白鵬の2戦全勝。
    • 初顔合わせからの25連勝は初顔合わせからの連勝記録として北の湖が栃光に対して29連勝とした記録に次いで歴代2位。同一力士からの連勝記録(初顔合わせからだけでなく、2度目以降の取組からの連勝記録も含む)としては北の湖が栃光に対して29連勝、朝青龍が琴光喜に対して28連勝に次いで歴代3位。
  • 最高位が関脇以下の力士との幕内での対戦成績は以下の通りである。
力士名 勝数 負数 力士名 勝数 負数 力士名 勝数 負数 力士名 勝数 負数
関脇
碧山 23 1(1) 朝赤龍 13 2 阿炎 3 2(1) 安美錦 37 4
阿覧 12 0 13 2 逸ノ城 13 3 隠岐の海 24 1
魁聖 13 0 初代・琴ノ若 2 0 琴勇輝 4 0 大栄翔 8 2
隆の勝 2 0 隆乃若 1 0 宝富士 16 2 豪風 21 1
玉乃島 7 1 玉鷲 16 1 土佐ノ海 6 1 栃煌山 38 2
栃乃洋 7 2 豊ノ島 31* 2 追風海 1 1 北勝力 11 0
妙義龍 20 2 明生 2 0 嘉風 15 3 若隆景 1 0
若の里 11 6
小結
岩木山 6 3 遠藤 14 2 阿武咲 3 2(1) 海鵬 2 1
臥牙丸 5 0 垣添 9 1 旭鷲山 3 0 黒海 9 2
霜鳥 2 0 常幸龍 1 0 松鳳山 15 0 高見盛 5 1
千代鳳 1 0 千代大龍 10 0 時天空 17 1 栃乃花 0 1
翔猿 1 0 錦木 2 0 白馬 1 0 普天王 8 1
豊真将 17 0 北勝富士 9 3(1) 竜電 3 0 露鵬 5 0
若荒雄 3 0
前頭
朝乃若 1 0 荒鷲 0 1 宇良 1 0 大砂嵐 4(1) 0
2 0 春日王 1 0 金開山 0 1 琴恵光 1 0
佐田の海 3 0 翔天狼 0 1 蒼国来 1 0 貴ノ岩 0 1
千代翔馬 2 0 千代の国 2 1(1) 時津海 1 0 德勝龍 2 0
徳瀬川 1 0 土佐豊 2 0 栃栄 1 0 栃乃若 4 0
豊桜 0 1 豊響 5 1 白露山 2 0 春ノ山 1 0
武雄山 1 0 豊山 4 0 若ノ鵬 3 0
  • 他に優勝決定戦で鶴竜に2勝、雅山・豊ノ島に各1勝、日馬富士に1勝1敗、朝青龍に1勝3敗がある。

(カッコ内は勝数、負数の中に占める不戦勝、不戦敗の数、太字は現役力士)



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