ゲッタウェイ
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ゲッタウェイ | |
---|---|
The Getaway | |
監督 | サム・ペキンパー |
脚本 | ウォルター・ヒル |
原作 | ジム・トンプスン |
製作 |
デヴィッド・フォスター ミッチェル・ブロウアー |
出演者 |
スティーブ・マックイーン アリ・マッグロー |
音楽 | クインシー・ジョーンズ |
撮影 | ルシアン・バラード |
編集 | ロバート・L・ウォルフ |
配給 |
National General Pictures[1] 東和[2] |
公開 |
1972年12月13日 1973年3月16日 |
上映時間 | 122分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $3,350,000 |
興行収入 | $26,987,155 |
配給収入 | 7億2000万円[3] |
『ゲッタウェイ』(The Getaway)は、1972年のアメリカ合衆国の映画である。日本公開は1973年。スティーブ・マックイーン主演のアクション映画である。
1994年にアレック・ボールドウィン、キム・ベイシンガー主演(当時夫妻、後に離婚)でリメイクされた(ゲッタウェイ (1994年の映画) を参照)。
夫婦を演じたマックイーンとマッグローは、この作品の共演をきっかけに結婚した。
物語[編集]
刑務所を裏取引で出所したドク・マッコイ(スティーブ・マックイーン)は、それと引き換えに取引相手ベニヨン(ベン・ジョンソン)の要求で妻キャロル(アリ・マッグロー)と共に銀行強盗に手を染める。
企ては何とか成功するが、2人は途中で裏切ったルディ(アル・レッティエリ)、警察、ベニヨンの弟の三者に追われる羽目になる。
キャスト[編集]
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | ||
---|---|---|---|---|
フジテレビ版 | テレビ朝日旧版 | テレビ朝日新版 | ||
カーター・ドク・マッコイ | スティーブ・マックイーン | 宮部昭夫 | 内海賢二 | 磯部勉 |
キャロル・エインズリー・マッコイ | アリ・マッグロー | 鈴木弘子 | 佐々木優子 | |
ジャック・ベニヨン | ベン・ジョンソン | 森山周一郎 | 石田太郎 | 坂口芳貞 |
フラン・クリントン | サリー・ストラザース | 一谷伸江 | 小宮和枝 | 一城みゆ希 |
ルディ・バトラー | アル・レッティエリ | 小林清志 | 麦人 | |
カウボーイ | スリム・ピケンズ | 金井大 | 雨森雅司 | 辻村真人 (中村浩太郎) |
置き引き屋 | リチャード・ブライト | 仲木隆司 | 田中正彦 | |
ハロルド・クリントン | ジャック・ダドスン | 嶋俊介 | [4] | 糸博 |
フランク・ジャクスン | ボー・ホプキンス | 井口成人 | 田中秀幸 | 小野健一 |
ラフリン | ダブ・テイラー | 藤本譲 | 槐柳二 | 緒方賢一 |
アカウント | ジョン・ブライソン | 大宮悌二 | 渡部猛 | 島香裕 |
カリー | ロイ・ジェンソン | 木原正二郎 | 平林尚三 | 幹本雄之 |
ヘイホー | トム・ラニヨン | 牛山茂 | ||
金物店店主 | A・L・キャンプ | 宮内幸平 | 槐柳二 | 緒方賢一 |
電器店店主 | ボブ・ヴィール | 鎗田順吉 | 郷里大輔 | 藤城裕士 |
スポーツ用品店店主 | ブルース・ビソネット | 上田敏也 | 石田太郎 | 藤本譲 |
演出 | 小林守夫 | 春日正伸 | 福永莞爾 (尾崎順子) | |
翻訳 | 佐藤一公(字幕) | 飯嶋永昭 | 進藤光太 | たかしまちせこ |
選曲 | 赤塚不二夫 | |||
効果 | PAG | 南部満治 | ||
調整 | 平野富夫 | 山田太平 | 長井利親 | |
担当 | 岡原裕泰 | 中島孝三 | ||
プロリューサー | 圓井一夫 | |||
配給 | ワーナー・ブラザース・ テレビジョン |
|||
制作 | 東北新社 | 日米通信社 | ニュージャパンフィルム (ブロードメディアスタジオ) | |
解説 | 高島忠夫 | 淀川長治 | ||
初回放送 | 1978年4月28日 『ゴールデン洋画劇場』 21:00-23:24 (約116分) |
1982年10月17日 『日曜洋画劇場』 21:00-22:54 (約93分) |
1994年3月6日 『日曜洋画劇場』 21:02-22:54 ※DVD・BD収録 |
- ※2014年9月20日WOWOWでノーカット放送された際に吹替音声欠落部分を同一声優と一部代役で追加録音したものが放送された。
- ※日本語吹替音声は2018年6月6日発売の「吹替の力」シリーズ『【初回限定生産】ゲッタウェイ 日本語吹替音声追加収録版 ブルーレイ』に全バージョン収録される[5]。従来ソフト収録されていたテレビ朝日新版はカット部分を追加収録したWOWOW版が収録された。
エンディング[編集]
日本で公開されたときは、スペイン版とアメリカ版(アメリカでは州法の規定により違う)でエンディングが若干異なるところがあると言われてきたが、それはトビー門口によるデマだという[6]。
備考[編集]
- この企画は当初ピーター・ボグダノビッチ監督、シビル・シェパード主演で進められていた。町山智浩によれば、ボグダノビッチ以前にサミュエル・フラーが監督をする予定であったという[7]。
- 映画用脚本も当初は原作者ジム・トンプスン自身が執筆していたが、マックィーンが脚本の結末を気に入らなかったことからウォルター・ヒルに交代させている[8]。
- 音楽はペキンパー作品の常連ジェリー・フィールディングが担当する予定が、これもマックィーンの主張でクインシー・ジョーンズのジャズ音楽に差し替えられた[9]。
- この作品に対してペキンパー本人は不満を持っていたとされるが、ペキンパー作品最大のヒット作である。
- アル・レッティエリが演じたルディ役は、当初はジャック・パランスが予定されていたが、ギャラの問題などで実現しなかった[10]。
本作の人気や後の作品に与えた影響など[編集]
詳細は「スクリプトエラー: モジュール「See/core」はありません。」を参照
脚注[編集]
- ↑ “Gettauei (1972) - Company credits -”. IMDb. 2018年5月25日閲覧。
- ↑ “映画 ゲッタウェイ”. allcinema. 2018年5月25日閲覧。
- ↑ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)312頁
- ↑ 出演シーンが全てカットされている。
- ↑ ゲッタウェイ 吹替の力
- ↑ 映画秘宝 2015年11月号 町山連載「男の子映画道場」での本作の評論より
- ↑ 『映画秘宝』2015年11月号 町山連載「男の子映画道場」
- ↑ [1]
- ↑ The Getaway: The Unused Score (1972)
- ↑ 『午前十時の映画祭7プログラム』キネマ旬報社、2016年(ISBN 9784873768311)24Pの『ゲッタウェイ』のあらすじと解説
外部リンク[編集]
- ゲッタウェイ - allcinema
- ゲッタウェイ - KINENOTE
- The Getaway - オールムービー(英語)
- The Getaway - インターネット・ムービー・データベース(英語)
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