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WOWOW

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株式会社WOWOW(ワウワウ、英: WOWOW INC.)は、日本全域を放送対象地域とする衛星基幹放送事業者。当初は日本初の有料放送を行う民放衛星放送局として開局した。2004年以降、TBSやフジテレビが上位株主となり、2020年3月現在、フジ・メディア・ホールディングス(以下「フジHD」)、東京放送ホールディングス(現・TBSホールディングス、以下「TBSHD」)の持分法適用関連会社となっている。

コーポレートメッセージは「見たい、の先へ。」。

概要[編集]

1991年(平成3年)に放送衛星を日本放送協会(NHK)などと区分保有して放送する民放局として開局。その後に開局した地上波キー局系のBSデジタル放送事業者と異なり、開局時から視聴料が必要な有料放送を行っている。そのため、リーガ・エスパニョーラ(スペインサッカー)やUEFA欧州選手権、ジャパンコンソーシアム共同制作によるFIFAワールドカップ、クエスト~探求者たち~(本放送のみ)、及び後述のノンスクランブル(無料)放送以外はCMを流さない。 局名のWOWOWは、英語で驚きや喜びを表すWOWを2つ重ね、3つのWはWorld Wide Watchingを意味するとしてつけられた。1991年の開局当初のコンセプト「5つのS」は、スクリーン(映画)、サウンド(音楽)、ステージ(演劇)、スポーツ、ショッピングだった。その後、ショッピング番組を縮小したものの、映画や外国サッカーなどのスポーツ中継を中心に編成する基本方針は一貫している。

天気予報は月曜 - 土曜の朝などに放送されており、ニュースやワイドショーなどの情報番組は、1991年の開局時からは、平日7時に小林克也司会のワイドショー番組『WOWOW TODAY』を、平日11時台に民放各局の昼のニュースを放送していた。番組終了後の空白期間を経て、2011年10月からは『ザ・プライムショー』などが定期的にノンスクランブル放送されている。一部のスポーツ中継や音楽・舞台中継などでは生放送も行われている。

アニメ番組を中心とする一部番組では、番組スポンサーがWOWOWから放送枠を買い取ってノンスクランブルの無料放送を行っており、番組中にCMが流されるものがある(WOWOWアニメを参照のこと)。TOEFL受験対策番組であるPOKKA PRESENTS PRACTICE FOR THE TOEFL TESTを飲料メーカー、ポッカコーポレーション(現:ポッカサッポロフード&ビバレッジ)がスポンサーとなりノンスクランブル放送を行っていた。

不定期で地上波各局でCMを放送するが、2007年と2015年の全国高校野球選手権大会中継で同業のBS朝日放送の番組で、また2009年にはBS日テレが行うプロ野球中継でも中継協賛スポンサーとしてCMを提供した。このほかテレビ朝日の『報道ステーション』の番組スポンサーも一時期務めたことがある。更に、2009年10月9日深夜(10月10日未明)0時から0時54分まで「WOWOW SPECIAL 松任谷由実コンサートツアー2009 TRANSIT」を在京民放系BS5局で同時放送した。これは10日に国立代々木競技場などで行われるイベント「WOW FES」のキックオフイベントとして開催されたもので、同イベントへの来場とWOWOW加入の宣伝を目的として同業の在京民放系BS5局とコラボレーション・同時放送が行われた。

2007年11月以降、事業形態が、委託放送並びに電気通信役務利用放送(衛星役務利用放送)事業者となり、送信施設は放送衛星システム(B-SAT)が保有する放送衛星及び、JSAT(現・スカパーJSAT)が保有する通信衛星となっている。2011年6月の放送法改正により、委託放送は衛星基幹放送、衛星役務利用放送は衛星一般放送へそれぞれ移行している。

また、地デジ難視対策衛星放送(衛星セーフティネット)における視聴制御管理業務、契約者管理業務、利用者電話対応をデジタル放送推進協会から受託していた。

後述の通り、2009年10月よりリモコンの色ボタンで選局出来るようになったが、これは当局が最初に導入した。その後NHK BS1、BS日テレ、BSテレ東、BSフジでも実施するようになった。

沿革[編集]

  • 1984年(昭和59年)12月25日 - 放送衛星「ゆり3号」(BS-3)による放送免許申請を経団連主導で一本化し、193社の出資により日本衛星放送株式会社(略称:JSB)設立。
  • 1989年(平成元年)11月 - 愛称をWOWOWとする(但し、放送上の権利クレジットでは「JSB日本衛星放送」表示、その後、WOWOWのロゴムービーを流す形を取る)。
  • 1990年(平成2年)
    • 11月30日 - 開局。放送衛星「ゆり3号a」を用いてサービス放送を開始(BS-3ch)。
      • 11時45分より社長挨拶を放送したのち、12時よりサービス放送の番組を開始。ノンスクランブル放送。
      • サービス放送開始初の番組は「TVがTVでなくなる日『What's WOWOW』」、その後の番組は映画「マーシェンカ」。ただし冒頭でVTRにトラブルが発生し、一時映像が中断した。
      • 当初は1日につき12 - 14時間程度行われ、本放送開始直前の2・3月にはスクランブル放送の配信テストが行われた。
      • サービス放送開始直前には木村太郎司会、後藤田正晴ら出演の政治討論番組も特別に企画、放送された。
  • 1991年(平成3年)
    • 4月1日 - アナログでの本放送を開始(放送開始時の呼出符号(コールサイン)はJO33-BS-TV、呼出名称は JSBえいせいテレビジョン)。
      • 本放送開始から1992年6月までは、平日の朝時間帯はノンスクランブル放送で、音楽、情報番組やアニメの再放送などを放送していた。そのほか、在京民放各局から交代で昼ニュースの供給を受け、オープニングタイトルに全国向け提供スーパーが乗る場合は元素材に差し替えて(背景にクロマキー処理を予定しているものは処理せずそのまま)、さらにCMは自局番組のPRへの差し替えで放送されていた。
      • 4月中旬に地球による「食」が終了した後より24時間放送が行われている。しかし、3月に発生した「ゆり3号a」の太陽電池のトラブルがあり、季節や時間帯によってはNHKを含む3チャンネル分の電波が供給できない事態となり、同年7 - 8月の一時期は平日は10:05 - 26:00、土曜日は8:05 - 26:00、日曜日は8:05 - 24:30の放送で早朝・深夜放送を一部休止していた。
    • 10月25日 - 同年8月に打ち上げに成功した放送衛星「ゆり3号b」を用いてBS-5chでの放送開始(11月17日までは「ゆり3号a」のBS-3chとサイマル放送。11月17日24:00をもってBS-3chでの放送を終了し、BS-5chのみの放送となる。)。
    • 24時間放送であるが、1997年(平成9年)のBSAT-1に移行するまでの間は地球による「食」(放送衛星と太陽との間に地球が入り、その影に覆われて充電用電力の供給源である太陽光が遮られる状態)が発生する2-4月と8-10月の一部期間は20時間放送(0:30 - 4:30休止)だった。さらに、年に不定期で(1 - 3回程度)月による「食」(放送衛星と太陽との間に月が入り、その影に覆われて太陽光が遮られる状態)で1 - 4時間程度放送休止していたことがあった(NHK-BS1、NHK-BS2も同様)。また不定期で送信機メンテナンスのため深夜放送を休止した(現在は火曜深夜=水曜未明に月数回行われている)。
  • 1997年(平成9年) - 衛星放送局の呼出符号変更の実施により呼出符号をJO23-BS-TVに変更
  • 1998年(平成10年)4月 - CSデジタル放送プラットフォーム「ディレクTV」で「CS-WOWOWシネプレックス」「CS-WOWOWアリーナ」の放送開始(1999年(平成11年)6月終了)。
  • 2000年(平成12年)12月1日 - 商号を株式会社ワウワウに変更。同日11時、BSデジタル「デジタルWOWOW」の本放送を開始(デジタル放送ではWOWOWは委託放送事業者として放送。送信物理チャンネルはかつて同局が1991年(平成3年)11月17日までアナログ放送を行っていたBS-3chがBSジャパン(現:BSテレ東)とともに割り当てられた)。
  • 2001年(平成13年)4月 - 東京証券取引所マザーズ市場に上場。
  • 2002年(平成14年)4月 - 東経110度CS放送の委託放送事業者・CS-WOWOW、「WOWOW PPV」4チャンネルなど計6チャンネルを「プラット・ワン」で放送開始(2004年(平成16年)2月末をもって放送終了)。
  • 2003年(平成15年)1月6日 - 商号を株式会社WOWOWと更正登記。
  • 2004年(平成16年)
    • 5月 - 第三者割当増資実施。筆頭株主が三菱商事からフジテレビ(旧法人、現・フジHD)に変わり、TBS(旧法人、現・TBSHD)が第3位株主となる。
    • 11月12日 - 東経110度CS放送のプラットフォーム「WOWOWデジタルプラス」サービス開始。
  • 2005年(平成17年)
    • 9月30日 - BSデジタル・ラジオ放送を終了。
    • 10月1日 - インターネットラジオ局「AZステーション」(アズ・ステーション)を開始
    • 12月5日 - ウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル ジャパンと、劇場用映画、TVシリーズ、長編アニメーションを中心とした、複数年包括作品供給契約を締結(2021年9月8日に、動画配信サービスのDisney+において、新ブランドであるスターを開始するのに伴い、契約終了)。
  • 2006年(平成18年)
    • 10月 - 「WOWOWプレミアム・オンデマンド」を開始
    • 12月1日 - CSデジタル放送プラットフォーム「スカイパーフェクTV!(現・スカパー!プレミアムサービス)」において電気通信役務利用放送(衛星役務利用放送)開始、チャンネルは330。
    • 12月31日 - WOWOWデジタルプラス終了
  • 2007年(平成19年)
    • 3月 - CS-WOWOW、清算を完了し解散
    • 6月末日時点におけるデジタルWOWOWの加入者数がWOWOW(BSアナログ、スカパー!等)の加入者数を突破。
    • 11月1日 - アナログ放送が委託放送へ移行。アナログ放送の放送免許は廃止(廃局)に。
  • 2008年(平成20年)
    • 4月1日 - 料金制度を改定。加入料が廃止される。
    • 5月9日 - デコーダーの新規販売を終了。これに伴い、デコーダー所持者の再加入・CATV・スカパー!を除くアナログWOWOWの新規加入受付を終了。
  • 2009年(平成21年)6月10日 - 2011年(平成23年)以降に開始される新しいBSデジタル放送において、HDTV2番組・48スロット分を認定することが総務省より発表された(送信物理チャンネルは同局がアナログ放送を行っていたBS-5chが割り当てられた)。
  • 2010年(平成22年)
    • 6月1日 - スカパー!(スカパー!HD)でハイビジョン3チャンネルによるデジタルWOWOWの放送を開始。
    • 10月1日 - BSアナログ放送に「アナログ」表示付加開始。
  • 2011年(平成23年)
    • 3月29日 - 東京証券取引所1部に市場変更。
    • 5月31日 - この日をもってアナログWOWOWの新規加入受付を完全終了。
    • 6月30日 - この日をもってアナログWOWOWの有料契約取り扱い終了。
    • 7月24日 - この日12時をもってアナログWOWOW(BSアナログ放送、スカパー!・Ch.330)の放送を終了。
    • 9月14日 - この日0時30分をもってBS191chでのマルチ編成放送を終了。以降、BS191chはハイビジョン専用チャンネルに。
    • 9月21日 - この日から、BS192chとBS193chでハイビジョン画質によるサービス放送(無料放送)を開始。
    • 9月26日 - BS191ch - 193chの受信機局名表記を「WOWOW」・「WOWOW2」・「WOWOW3」から「WOWOWプライム」・「WOWOWライブ」・「WOWOWシネマ」に、受信機表示アイコンを2代目ロゴの「WOWOW」から3代目ロゴによる各chロゴにそれぞれ変更。
    • 10月1日 - 10時、BSデジタル放送でハイビジョン3チャンネル放送(「WOWOWプライム」、「WOWOWライブ」、「WOWOWシネマ」)を開始。同時に、各チャンネルでウォーターマークの常時表示も開始。
  • 2012年(平成24年)
    • 7月3日 - スマートフォン・タブレットPC向けビデオ・オン・デマンドサービス「WOWOWメンバーズオンデマンド」を開始。
    • 12月17日 - 「WOWOWメンバーズオンデマンド」のパソコン向け配信を開始。
  • 2013年(平成25年)
    • 4月30日 - WOWOWの動画コンテンツの一部を無料で配信する新サービス「W流 by WOWOW 」を開始
    • 9月30日 - WOWOW渋谷ステーションが閉館
  • 2014年(平成26年)
    • 1月31日 - 2013年12月2日にフジHDが東芝よりWOWOW株式70万株を取得、同年12月24日にWOWOWが自己株式926,400株を取得したため、フジHDの保有比率が15.87%となり、フジHDが「その他の関係会社」(フジHDの持分法適用関連会社)となる。
    • 2月13日 - 同年2月6日にTBSHDが株式公開買い付けにより株式70万株を取得、TBSHDの保有比率が15.54%となり、TBSHDが「その他の関係会社」(TBSHDの持分法適用関連会社)となる。
  • 2017年(平成29年)
    • 3月31日 - アクトビラの発行済み株式をパナソニックとソニーネットワークコミュニケーションズから取得した上で、アクトビラによる第三者割当増資を引き受け、75.7%の株式を保有し子会社とする。
    • 4月3日 - IMAGICAティーヴィ(現・WOWOWプラス)の発行済み全株式をイマジカ・ロボット ホールディングス(現・IMAGICA GROUP)から取得し、子会社とする。
  • 2018年(平成30年)
    • 10月1日 - ネット同時配信トライアルサービス開始
    • 12月1日 - ネット同時配信本サービス開始。
  • 2019年(平成31年・令和元年)
    • 2月18日 - 定額制動画配信サービスのParaviを介してのWOWOWの契約・販売を開始。テレビ無しでも一部番組を除くWOWOWの放送を視聴できるようになった。
    • 10月25日 - 直販と並行して、スカパー!を介してのWOWOWの契約・販売を開始。放送チャンネルは直販と同じBS191-193ch。またスカパー!を通した契約の場合、スカパー!の基本料(390円(税込429円)/月)が必要となる。
  • 2021年(令和3年)
    • 1月13日 - 動画配信サービス「WOWOWオンデマンド」のサービスを開始。BSの契約が無くても同サービスが利用でき、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクの携帯電話キャリア決済にも対応している。それに伴い、ParaviでのWOWOWの契約・販売を同日朝に終了した。
    • 3月1日 - 2018年12月1日の一斉開局から3年遅れて、新4K8K衛星放送「WOWOW 4K」開局。当初は2020年(令和2年)12月1日での開局をアナウンスしていたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大の影響で、延期されることとなった。なお、2Kサービスと同じ「9」のリモコンキーIDは他局の4K放送開始時点で予約済み。また、2Kサービス3波の付帯サービスとして扱われるため、WOWOW 4Kの単体販売は行われず、追加の視聴料も生じない。
  • 2022年(令和4年)2月1日 - 番組の時間表記をこれまでの「午前(4:00-11:59)」、「午後(12:00-17:59)」、「夜(18:00-23:59)」、「深夜(0:00-3:59)」から「午前(0:00-11:59)」、「午後(12:00-23:59)」に変更。
  • 2023年(令和5年)12月1日 - パラマウント・グローバル並びにJCOMとの協業でParamount+を展開予定。

放送の仕組み[編集]

有料放送を行うため限定受信方式を採用しており、一部無料放送の時間を除いて、信号にはスクランブル処理を施している。レギュラーの無料放送番組の場合は、通常の民放と同じスポンサーを設け番組の合間にコマーシャルを入れている。また番組の合間で行なわれている番組案内や天気予報も無料で見られる。

BSデジタル放送の場合は、BSデジタルチューナー付属のB-CASカード・ACASチップに記録された暗号鍵を利用する(詳しくは、B-CASの項目を参照。BSデジタル放送の場合、BSデジタルチューナーそのものにデコーダ機能が組み込まれており、加入者のみスクランブル信号を復号できる)。このため有料放送が行われている時間帯は、有料契約者以外は電波が遮断され「このチャンネルは契約していません」と表示され、データ放送用の加入案内のチャンネルへの誘導がなされる。なお、有料放送はカードに対しての解除信号が送られているためカードを差し替えることで利用できる機器を切り替えられる。

BSアナログ放送の場合は従来の受信機にBSデコーダーと呼ばれる専用の復号装置(※一部の単体BSチューナーやBSチューナー内蔵テレビ、BSチューナー内蔵ビデオデッキではBSデコーダーを内蔵したものも発売していた)をFM検波端子とビットストリーム端子で接続すれば視聴できた。このBSデコーダーは加入者ごとに付与されて送信される暗号鍵情報に基づいてスクランブルの解除が行われる。スクランブルはコアテック方式で、音声は遮断されるが、画像は意図的に画面を分割し、モザイクに近い状態のかく乱映像が映される。かつてのCSアナログ放送のCSバーンと同じである。

なお、BSデコーダー、BSアナログ放送が地上波アナログ放送と同じく2011年7月24日に終了し、それに先駆けて2008年5月9日でBSデコーダーの新規購入受付を終了した。更にデコーダー所持者の再加入及びCATV・スカパー!による加入も2011年5月31日を以て受付を終了した。

レイティング[編集]

WOWOWでは映倫規定に基づいて、番組に指定を受けた作品のレイティング(→映画のレイティングシステム)の表示がなされている。また映倫の年齢制限指定を受けていない作品でもPG12指定相当(例:デトロイト・メタル・シティ)またはR15+指定相当(ポルノ映画など)と表示されることがある(R15+指定を受けていてもR15+指定相当とされる映画もある)。

チャンネル内訳[編集]

テレビ放送[編集]

BSデジタル放送が開始された2000年12月1日よりBSアナログ放送が終了した2011年7月24日までは、BSデジタル放送(およびCSでのハイビジョン放送)は「デジタルWOWOW」、BSアナログ放送(およびCSでの標準画質放送)は「アナログWOWOW」と区別されていた。画面右上の「アナログ」の表示は2010年10月に開始している。

BSデジタル放送[編集]

スカパー!プレミアムサービス(光含む)[編集]

2010年6月1日よりスカパー!HD(現・スカパー!プレミアムサービス)でもデジタルWOWOWを放送開始。BSデジタル放送に先がけてハイビジョン3チャンネル放送を実施。マルチ編成非実施時は3チャンネルとも同じ番組編成であった。

2011年4月1日より光放送のスカパー!プレミアムサービス光(有線一般放送事業者はオプティキャスト:現・スカパーJSAT)でもハイビジョン3チャンネル放送を開始。

2016年12月1日より、スカパー!プレミアムサービスの衛星一般放送事業者が同サービスの全テレビチャンネル一斉にスカパー・ブロードキャスティングからスカパー・エンターテイメントに変更。

チャンネル番号はCh.621・622・623で、プライム・ライブ・シネマの並びはBSデジタル放送と同じ。

ひかりTV[編集]

2010年10月1日よりIP放送のひかりTV(有線一般放送事業者はアイキャスト)で放送開始。BSデジタル放送の再放送として扱われるため、チャンネル番号はBSデジタル放送と同じ。

BSアナログ放送・スカパー!SD[編集]

BSアナログ放送の5chで放送されていた。CSデジタル放送のスカパー!SD(現・スカパー!プレミアムサービス(標準画質))でもCh.330でサイマル放送を行っていた(デジタル放送であるが、「アナログWOWOW」の扱いであった。なお、スカパー!(旧・e2)ではBSデジタル受信機と共用できるため放送を行わなかった)。

ステレオ放送を示すマークの画面表示はアナログ放送のみ表示されていた(映画・ドラマ・バラエティ番組の放送時のみ)。

デジタルWOWOWでハイビジョン放送もしくは5.1ch音声放送を行う場合、アナログWOWOWでも番組開始直前にそれらを表すイメージCGが流されていた。また、デジタルWOWOWのハイビジョン放送時は、16:9レターボックスサイズで放送されていた。

BSアナログ放送、スカパー!SDとも2011年7月24日に放送を終了。スカパー!SDでは正午に、BSアナログ放送では深夜0時に完全停波した。同年6月30日までにデジタルWOWOWに移行しなければ、同日付で強制解約となった。

コールサインの遍歴[編集]

現在は、BS放送のWOWOWについては、受託放送事業者→基幹放送局提供事業者の放送衛星システム(B-SAT)が一括して管理・コールサイン保有・送信している関係から、委託放送事業者→衛星基幹放送事業者として放送を行っているため、WOWOWは勿論全てのBSデジタル放送局に対する単体のサインは決して割り当てられない。

2007年10月31日までは、BSアナログ放送についてはWOWOWが送信業務を実施していた為に、WOWOW単体でのサインが割り当てられていた。このサインは放送を発信する衛星によって割り当てられたサインが異なっていた。

  1. 1990年(ゆり3号a→1991年10月からゆり3号b使用)JO33-BS-TV ※この時、衛星デジタル音楽放送(セント・ギガ)とチャンネルを共有していることからJO33-BS-TAMのコールサインを保有していた
  2. 1997年(BSAT-1使用)JO23-BS-TV ※同じくセント・ギガ(→その後ワイヤービー(クラブコスモ)を経てWorld Independent Networks Japanに移行)もチャンネルを共有していたのでJO23-BS-TAM1(データ放送は末尾4文字がTDM1)となっていた

2007年11月1日からは、BSアナログ放送の送信業務もB-SATへ委託となり、WOWOWは委託放送事業者となった為、WOWOW単体でのサインは廃止された。

なおJO33-BS-TVは、BS-17chの地デジ難視対策衛星放送用として、BSデジタル標準テレビジョン受託放送を行うB-SAT所属の放送衛星局(BSAT-3aならびにその予備衛星使用)に再割当されている。

デジタル限定サービス[編集]

以下はBSデジタル放送のみで提供されているサービスである。

データ放送[編集]

サービス名称はWOWOWnavi(ワウワウ ナビ)。Ch.191では連動データ放送にて映画の詳細情報が提供される。

独立データ放送ではCh.791、792が割り当てられている。Ch.791は「WOWOWご案内チャンネル!」。ここでは動画や文字情報による番組案内が提供されるほか、双方向サービスによる加入手続きも可能である。放送開始当初は両チャンネルにて料理などの情報番組、VOWのような視聴者参加型番組も提供されたが、加入案内のみに縮小された。Ch.792は2021年4月現在「WOWOWオンデマンドご案内チャンネル!」。WOWOWオンデマンドについて紹介する画面が表示される。かつては「WOWOWプレミアムナビ」で、インターネット回線につなぐことにより、詳しい番組案内を見ることができた。

動画配信[編集]

「WOWOWメンバーズオンデマンド」でテレビ会員を対象に無料の放送同時配信やビデオ・オン・デマンド配信を行っている。2021年1月13日からテレビ無しでもWOWOWの放送が視聴できる動画配信サービス「WOWOWオンデマンド」を開始した。

過去のサービス[編集]

ラジオ放送[編集]

サービス名称はWOWOWwave(ワウワウ ウェーブ)。Ch.491(WOWOWwave1:ワウワウ ウェーブ・ワン)では映画音楽番組やエンターテインメント情報番組、ヒットチャート番組などを、Ch.492(WOWOWwave2:ワウワウ ウェーブ・ツー)ではAORなど大人向けの音楽番組や本の朗読番組、落語などをBSデジタル放送で提供していたが、2005年9月30日をもって終了した。

新聞番組欄の扱い[編集]

WOWOWの新聞における番組表での扱いは、新聞社にもよるが「WOWOWプライム」(BS-191ch)は最終面のメインテレビ面、「WOWOWライブ」(BS-192ch)「WOWOWシネマ」(BS-193ch)は中面の第2テレビ・ラジオ面に掲載されることが多い。なお新聞社により、局名のカット表示では正式な3桁のチャンネル番号ではなく、「プライム」は単に「ch9」あるいは「ch9・青」、「ライブ」は「ch9・赤」、「シネマ」は「ch9・緑」と表記される場合がある。

これは2000年12月からデジタル放送では一部時間帯でチャンネル別編成(上記参照)を行っていた名残であり、プライム・ライブ・シネマの色分けもそれを引き継いでいるためでもある。また、スポーツ紙、一部地方紙では収録スペースの都合上、デジタルの番組表(特にライブ・シネマ)を載せていない新聞もある。

資本構成[編集]

概要[編集]

設立当初から地上波テレビ民放キー局5社が出資している。

出典[編集]

資本金 発行済株式総数 株主数
50億円 28,844,400株 15,601
株主 株式数 所有割合
フジ・メディア・ホールディングス 5,925,000株 21.95%
東京放送ホールディングス 4,541,400株 16.82%
日本テレビ放送網 2,616,400株 9.69%
日本マスタートラスト信託銀行

(退職給付信託口・電通口)

1,400,800株 5.18%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505224

(常任代理人 みずほ銀行決済営業部)

875,000株 3.24%
NTTコミュニケーションズ 580,200株 2.14%
朝日新聞社 555,200株 2.05%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 463,600株 1.71%
テレビ朝日ホールディングス 346,000株 1.28%
テレビ東京 346,000株 1.28%
日本経済新聞社 346,000株 1.28%
読売新聞東京本社 346,000株 1.28%


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