ぼくらの七日間戦争
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ぼくらの七日間戦争 | ||
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編集者 | {{#property:P98}} | |
著者 | 宗田理 | |
発行日 | 1985年4月 | |
発行元 | 角川書店 | |
ジャンル | 小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
ページ数 | 383 | |
次作 | ぼくらの天使ゲーム | |
コード |
ISBN 4041602017 ISBN 978-4041602010(文庫本) | |
ウィキポータル 文学 | ||
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『ぼくらの七日間戦争』(ぼくらのなのかかんせんそう)は、1985年4月に発行された宗田理の文庫書き下ろし小説。ぼくらシリーズの第1作目。
映画化もされ、続編『ぼくらの七日間戦争2』も製作された。
作者によれば、物語の舞台のモデルとなったのは宮城県仙台市青葉区とのこと。
あらすじ[編集]
ここでは、全ての巻についてのあらすじを表す。
中学生編[編集]
- ぼくらの七日間戦争
- 1学期の終業式の日のことである。東京下町の中学校の菊地英治ら1年2組の男子生徒達が突如行方不明となる。親たちは懸命に英治らを探すが全く見つからない。実は英治らは、荒川河川敷の廃工場に立てこもって、外にいる橋口純子ら女子生徒と、FM発信機で外にFMラジオを送信する係の谷本聡と協力し、廃工場を日本大学全学共闘会議をまねた「解放区」とし、校則で抑圧する教師や勉強を押し付ける親に対し、反旗を翻していたのだ。だが、1年2組の男子生徒の柿沼直樹は、それに参加する前に誘拐されてしまった。英治たちは廃工場で出会った老人・瀬川卓蔵と共に彼を救出しに奮闘すると同時に、突入してきた教師に様々な仕掛けで対抗する…。
- ぼくらの天使ゲーム
- 廃工場に立てこもった夏休みも終わり、2学期に入ると英治たちの解放区の影響で校長・教頭が変わるとともに1年生のクラス替えが行われた。クラスがばらばらになった英治たちは「1日1善運動」を始めた。そんな英治たちの前に女子先輩の自殺やヤクザとの戦いも。銀の鈴幼稚園を老稚園にしたり、アパートをお化け屋敷にする英治たちは果たして…。
- ぼくらの大冒険
- 1年生の3学期、アメリカの転校生である木下吉郎は、あと寿命が3年だと言う。また、「UFO」を呼ぶことができる吉郎に誘われ、見物に行った英治たちは突如2人が消えてしまう。TV局の矢場勇や瀬川卓蔵に応援を頼み、彼らの救出に。やがて、ある宗教団体の悪だくみも明らかに…。
- ぼくらと七人の盗賊たち
- 1年生の春休み、英治たちはハイキング先の丹沢の山中で「福祉法人七福神」と称したマルチ商法で稼ぐ泥棒集団「七福神」のアジトを見つけてしまった。英治たちはアジトに隠してあった盗品の山を貧しい老人たちにばらまいていった。そうするうちに七福神と英治たちは攻防戦を繰り広げていくが…。
- ぼくらのデスマッチ―殺人狂がやってきた―
- 2年生に進級した英治たち。新校長と新担任真田の教育方針は、「見本は二宮金次郎」だった。厳しい校則で生徒を取り締まる教師たちに反発する英治たち。しかし、そんな中真田に脅迫状が!さらに純子の弟光太が誘拐されてしまう…。
- ぼくらの秘島探検隊
- 2年生の夏休み、英治たちは沖縄へと行った。銀鈴荘の金城まさから「故郷の美しい自然がアコギなリゾート開発業者の手に渡り、骨が埋められない。」と聞いたのが始まりだった。小さな島で現地の中学生と協力し、イタズラをしかしそこに殺し屋までも加わり…。
- ぼくらの危(ヤ)バイト作戦
- 2年の秋。安永は、療養中の父に代わり、きついアルバイトで家計を支えていた。それを知った英治、相原、久美子らは協力して安永のために金儲けの作戦を考え始めた。色々な危険なバイトをこなすうちに本物の殺人事件にも遭遇してしまう…。
- ぼくらのC計画
- 2年の3学期、21世紀に向けた英治たちは地球環境を美化するC計画委員会を結成した。その第一歩として贈収賄政治家リストの載っている極秘の「黒い手帳」をめぐるコンペを開催することに。そしてマスコミ各社に手紙を送り付け英治たちと大人の知恵比べが始まった。しかし、手帳を奪おうとする殺し屋たちとスクープを狙ったマスコミで謎解きは大混乱に…。
- ぼくらの修学旅行
- 3年生になった英治たちは、クラスに聴覚障害を抱えた佐山信が転校してきた。しかし、急な転校だったため修学旅行に参加できない佐山のために自分たちだけの修学旅行を企画する。受験勉強にかこつけたサマースクールを開催し、途中で抜け出して楽しもうというものだ。しかし、黒い手帳事件の復讐のためにヤクザが英治たちを狙う…。
- ぼくらの㊙学園祭
- 3年の2学期、学園祭の演し物は「赤ずきん」に。面白いものにしようと知恵を絞るなか、登校拒否で相談に乗っていた河辺由美子が精神病院に送られる。河辺を取り返そうと必死になる英治たちに矢場から預かったイタリア人少年ヴィットリオにからむ絵画贋作事件に巻き込まれ、マフィアとの対決になる英治たちは面白いことを考えた…。
- ぼくらの最終戦争
- 3年の3学期、いよいよ英治たちも卒業間近となった。何かをするに違いないと思う教師たちが警戒態勢を敷く中、卒業式をどう盛り上げるかの策略を練る英治達。そんな折、出所したルミの父親・為朝が刑務所で仕入れた謎めいた殺人話をしたのち失踪してしまう。真相解明に奔走しつつ、迫る卒業式に向けての準備も万端。果たして英治達はどうなるのか…。
高校生編[編集]
- ぼくらのメリークリスマス
- 1年の冬、泥棒をやめ、刑務所から出所した為朝のもとに別れた元妻のとよ子からある金庫を開けなければルミを奪うと電話があった。その頃、かつて英治たちと対決した七福神が泥棒をすっかりやめて銀鈴荘へと訪ねてきた。英治たちは七福神と共にとよ子の後ろにいる組織を探る。しかし、そのために為朝がとよ子と会う真っただ中にルミがさらわれてしまった。英治たちと七福神と2年A組探偵局の前川たちはルミを助けようとするがそこには徘徊老人を安楽死させるという宗教団体が…。
主な登場人物[編集]
- 菊池英治
- 相原徹
- 天野司郎 - アナウンサー志望、実況の天才。
- 柿沼直樹 - 産婦人科医院の息子であだ名は「カッキー」。キザな性格。
- 安永宏 - 友情に熱い、ケンカの達人。でも、本当は友達思い。
- 宇野秀明 - 臆病な性格で、当初は「シマリス」と呼ばれていたが、後に返上して「コブラ」というあだ名になった。電車や路線に詳しい。
- 日比野朗 - 食いしん坊で料理も得意。将来の夢はコック。
- 立石剛 - 花火師の息子。
- 中尾和人 - 学習塾には通っていないが成績が抜群に良い。
- 谷本聡 - あだ名を「エレキング」というエレクトロニクスの天才。
- 佐竹哲郎 - 愛犬タローと一緒にぼくらを助ける。ケンカの達人。
- 佐竹俊朗 - 哲郎の弟。俊郎のみ、タローを指示できる。
- 秋元尚也 - 絵の天才。
- 橋口純子 - 中華料理屋「来々軒」の娘
- 堀場久美子 - スケ番。得意技はケリ、ケンカの達人。
- 中山ひとみ - 水泳で学校一の実力を持つ美少女。
- 三矢麻衣 - 父親がアルコール依存症だったのを仲間に助けてもらう。
- 朝倉佐織 - 実家は「銀の鈴幼稚園」。経営難から「銀の鈴老稚園」に改める。
- 滝川ルミ - 父親・為朝は元プロの泥棒。
- 瀬川卓蔵 - ぼくらの最大の味方となる老人。
- 石坂さよ - 銀の鈴幼稚園の隣にある永楽荘アパートの住人。
- 矢場勇 - テレビリポーター。ぼくらの捜査に協力する。
- 三宅音松 校長。
- 樺島勝次 教頭。
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映画[編集]
ぼくらの七日間戦争[編集]
ぼくらの七日間戦争 | |
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監督 | 菅原比呂志 |
脚本 |
前田順之介 菅原比呂志 |
原作 | 宗田理 |
製作 | 角川春樹 |
出演者 |
宮沢りえ 菊池健一郎 工藤正貴 大地康雄 賀来千香子 佐野史郎 出門英 室田日出男 |
音楽 | 小室哲哉 |
主題歌 |
TM NETWORK 『SEVEN DAYS WAR』 |
撮影 | 河崎敏 |
編集 | 板垣恵一 |
製作会社 | 角川春樹事務所 |
配給 | 東宝 |
公開 | 1988年8月13日 |
上映時間 | 94分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
配給収入 | 3億3000万円[1] |
次作 | ぼくらの七日間戦争2 |
角川映画作品。1988年8月13日から東宝系劇場にて公開された。同時上映は『花のあすか組!』。
概要[編集]
管理教育に抑圧された中学生が、学校教師や大人に「戦争」を挑む[2]。原作にはない61式戦車なども登場する一方、原作で焦点となっている「全共闘関連の説明」・「柿沼直樹の誘拐事件」・「外部との通信・外出による各種工作」・「学校教師に対する社会的攻撃」等が削除され、立てこもる生徒が「クラスの男子ほぼ全員」から「クラスの一部生徒」に変更される等廃工場での攻防に重点が置かれている。宮沢りえ主演第1作としても注目された。
2011年に角川映画35周年記念としてデジタル・リマスター版が発売され、2012年には「角川ブルーレイ・コレクション」の一作品としてブルーレイディスク化された。
備考[編集]
廃工場のシーンは千葉県館山市の平久里川河口近くにある市民運動場の道路を挟んだ向かいにあったボウリング場跡地で撮影された。この建物はその後取り壊されたため、現存していない。2015年現在は医療関連の施設が建っている。
学校や廃工場のシーンでは多くのエキストラが募集されて撮影に参加した。警官役のエキストラには撮影スタッフも参加している。
当作には防衛庁(当時)は撮影協力はしておらず、登場した戦車(劇中では宮沢りえ演じる中山ひとみにより「エレーナ」と命名されていた)は『戦国自衛隊』(1979年)のために製作されたレプリカである。61式戦車を模したこの車両は映画マニアには「角川61式」「戦国61式」の名で呼ばれており、『戦国自衛隊』以降、数々の作品に出演した経歴を持つ。
なお、生徒達が立て籠った廃工場の地下に自衛隊が所有する戦車があった理由は作中でも明確になっていない。廃墟が関東財務局の管理する国有地であることだけが劇中から読み取れる。
劇中に出てくる「アリアハンの城」というのは、同年に発売されたファミコンのゲーム『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の中に出てくる城の名前である。
キャスト[編集]
- 青葉中学校1年A組
-
- 中山ひとみ - 宮沢りえ - 学級委員。人望があり統率力もある。快活な性格。唯一最後まで親が登場しない。
- 橋口純子 - 五十嵐美穂 - ひとみの親友。相原に好意を寄せている。女の子らしい服装を好んで着ている。
- 堀場久美子 - 安孫子里香 - ひとみの親友。中華料理屋の娘。得意技がケリ、ケンカの達人。趣味は絵を描くこと。
- 菊地英治 - 菊池健一郎 - 生徒たちのリーダー的存在。立てこもりをすることを提案した人。サッカー好き。ひとみと相思相愛。
- 相原徹 - 工藤正貴 - 生徒たちのまとめ役。陽気な性格だがおっちょこちょいな所がある。純子と相思相愛。菊池と同じくサッカー部所属。
- 安永宏 - 鍋島利匡 - 空手などをやっている肉体派。熱い性格だが、時々仲間と衝突することがある。カナリアを飼っている。ケンカの達人。
- 柿沼直樹 - 田中基 - あだ名は『カッキー』。産婦人科医の息子。オシャレ好きで服が汚れることは苦手。
- 中尾和人 - 大沢健 - 成績優秀だが学校の勉強に不満を持っている。作中の「アリアハンの城」を設計する。
- 日比野朗(あきら) - 金浜政武 - スーパーの息子。食いしん坊で食べることが好きだが料理するのも好き。
- 天野健二 - 石川英明 - 機械いじりが得意。花火屋の息子らしく家から持ってきた花火の火薬を調合できる。
- 宇野秀明 - 中野愼 - 天野と同じく機械いじりが好きで行動を一緒にすることが多い。自動二輪車が運転できる。
- 青葉中学校教職員
-
- 榎本勝也 - 金田龍之介 - 青葉中学校校長。世間体を気にする性格で自分の名誉や学校の評判を優先する。
- 丹羽満 - 笹野高史 - 校長の腰ぎんちゃく。神経質な性格。校長に命じられて菊池たちを学校に連れ戻そうとする。
- 野沢拓 - 大地康雄 - 学年主任らしき教師。生徒が少しでも風紀を乱すと厳しく正す。すぐに怒鳴ったり手を出す性格。
- 西脇由布子 - 賀来千香子 - 英語教師。爽やかな性格。生徒たちに寛容的だが他の教師に小言を言われている。
- 八代謙一 - 佐野史郎 - 1年A組の担任。社会科教師。基本的に暴力は振るわないが規律に厳しい性格。
- 女性教師 - 小柳みゆき - 女性教師。八代と共に女生徒のスカートの長さや髪型を細かくチェックする。役名は不明。
- 酒井敦 - 倉田保昭 - 体育教師。短気な性格で口よりも手が先に出るタイプ。日常的に生徒に暴力を振るっている。
- 菊地家
- その他
-
- 瀬川卓蔵 - 室田日出男 - ホームレスらしき人。廃工場近くで寝起きしていた所菊池たちと出会う。
- 純子の母 - 正国秀子
- 久美子の両親 - 三田恵子、粟津號
- 相原の母 - 恵千比絽
- 安永の母 - 田岡美也子
- 柿沼の母 - 宗田千恵子
- 中尾の母 - 沢井孝子
- 日比野の母 - 船場牡丹
- 天野の両親 - 竜のり子、石川清
- 宇野の母 - 西海真理
- 警察官 - 武藤章生
- アナウンサー - 上柳昌彦
- 英介の同僚 - 飯島大介
- リポーター - 福永典明
- 機動隊隊長 - 漣龍造
- ラジオDJ - 三宅裕司
- 生徒たち - 荒井久遠、谷田真吾、太田浩人、和泉匡俊、辺見昌臣、白野貴幸、永田美妙、小島法子、高橋幸香、内田順子[要曖昧さ回避]
スタッフ[編集]
- 製作者 - 角川春樹
- 監督 - 菅原比呂志[3](現・菅原浩志)
- プロデューサー - 青木勝彦
- 脚本 - 前田順之介、菅原比呂志
- 音楽 - 小室哲哉
- TM NETWORK『オリジナルサウンドトラック』(EPIC/SONY RECORDS)
- 主題歌 - TM NETWORK『SEVEN DAYS WAR』[4](エピックソニーレコード)
- 挿入歌 - TM NETWORK『GIRLFRIEND』(エピックソニーレコード)
- TM NETWORK『オリジナルサウンドトラック』(EPIC/SONY RECORDS)
- 撮影 - 河崎敏
- 照明 - 長谷博
- 美術 - 小澤秀高
- 録音 - 辻井一郎
- 編集 - 板垣恵一
- 助監督 - 鹿島勤、大津是、竹本克明
- 音響効果 - 帆苅幸雄
- 記録 - 原田良子
- 技斗 - 二家本辰己
- 合成 - チャンネル16
- MA - アオイスタジオ
- 現像 - IMAGICA
- 美術 - 東映美術センター、東京美工
- 協賛 - モスバーガー
- 撮影協力 - 館山市商工観光課、館山市観光協会、調布市花火大会実行委員会、和田花火工場(現:ファイアート神奈川) ほか
- 協力 - ニッポン放送「ヤングパラダイス」
- 製作協力 - 角川書店、大王製紙、東北新社
- 製作 - 角川春樹事務所
- 配給 - 東宝
関連商品[編集]
- ぼくらの七日間戦争 VHS(1989年)東宝
- ぼくらの七日間戦争 DVD(2001年)角川エンタテインメント
- ぼくらの七日間戦争 デジタル・リマスター版 DVD(2011年)角川映画
- ぼくらの七日間戦争 ブルーレイ(2012年)角川映画
- ぼくらの七日間戦争 角川映画 THE BEST(2016年)KADOKAWA
ぼくらの七日間戦争2[編集]
ぼくらの七日間戦争2 | |
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監督 | 山崎博子 |
脚本 |
山崎博子 稲葉一広 |
原作 | 宗田理 |
製作 |
角川春樹 奥山和由 |
出演者 |
明賀則和 渋谷琴乃 具志堅ティナ |
音楽 | B.B.クィーンズ |
主題歌 |
B.B.クィーンズ 『ぼくらの七日間戦争〜Seven Days Dream〜』 |
撮影 | 鈴木耕一 |
編集 | 井上治 |
製作会社 | 角川春樹事務所 |
配給 | 松竹 |
公開 | 1991年7月6日 |
上映時間 | 80分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
配給収入 | 8億6000万円[5] |
前作 | ぼくらの七日間戦争 |
1991年7月、松竹系劇場にて公開。同時上映は『幕末純情伝』。
概要[編集]
ぼくらシリーズの第10作『ぼくらの秘島探検隊』を原作に、沖縄を舞台に描かれた。
キャスト[編集]
- 青葉中学校2年A組
- 青葉中学校教職員
-
- 八代謙一 - 佐野史郎
- 丹羽満 - 笹野高史
- 野沢拓 - 鶴田忍
- その他
スタッフ[編集]
関連商品[編集]
- 『ぼくらの七日間戦争2 VHS』(1992年)角川書店/東映
- 『ぼくらの七日間戦争2 DVD』(2001年)角川エンタテインメント
漫画[編集]
- 牛島慶子版 - ストーリーは映画ノベライズに近い。1988年7月、あすかコミックス(角川書店)。
- ぼくらの七日間戦争
- ぼくらの七日間戦争2
- 大塚ヨウコ版 - 『月刊コミックブンブン』にて連載。
- ぼくらの七日間戦争
- ぼくらの天使ゲーム
ゲーム[編集]
2015年4月15日 ディースリー・パブリッシャーよりニンテンドー3DS用のダウンロード専用ソフト『ぼくらの七日間戦争 〜友情アドベンチャー〜』と題して配信中[7]。後述する「角川つばさ文庫」版をベースとしたアドベンチャーゲーム(いわゆる「ノベルゲーム」とも呼ばれるスタイル)化がされている。
シナリオは原作者である宗田と、つばさ文庫編集部が監修、キャラクターのグラフィックは、つばさ文庫で「ぼくらシリーズ」全般のイラストを担当した、はしもとしんの絵をベースにしている。
ぼくらシリーズ[編集]
この作品で成功を収めた宗田理は以後25年間にわたって続編を次々と発表した。これらの作品は「ぼくらシリーズ」と称されており、総計で1,500万部を売るヒットシリーズとなった。なお「新・ぼくらシリーズ」以降は、タイトルの冠に「ぼくら」がつくものの、1-2作品毎に登場人物や舞台が一新されている作品が多い。
2007年3月には、ポプラ社より『ぼくらの七日間戦争』から『ぼくらの最終戦争』までの11作を再録し、ヤングアダルトとして書き下ろしのイラストにしたB6版ソフトカバーの新装版が出版され、重版が続けられている。2008年に久々の書き下ろしとなる「横浜開港編」シリーズが開始され、2010年12月刊行の3作目で完結をみた。また、2010年7月に高校生編の「―『最強』イレブン」までの選り抜き3作が刊行されており、2011年4月にはこれら17巻のセット販売が予定されている。[ISBN 978-4-591-91250-8]
角川つばさ文庫での2009年からの再刊にあたっては一部サブタイトルが改題されている他、書き下ろし作品もシリーズとして出版されている。
また、角川文庫では何度か表紙がリニューアルされており、一度目は映画化による変更、二度目は2014年に行われた。 なお角川文庫の2014年版では冒頭の「相原の両親の日大全共闘時代回想」に関する部分が削除されている。
高校生編以降の作品において同作者作品である『2年A組探偵局』(仮面学園)シリーズとのクロスオーバーが成されており、同シリーズと設定を共有している。また番外編として本シリーズ主人公の後輩たちを主人公とした『ぼくんちの戦争ごっこ』がある。
ぼくらシリーズ[編集]
初出:角川文庫
- 中学生編
- 1985/04 ぼくらの七日間戦争
- 1987/04 ぼくらの天使ゲーム
- 1989/04 ぼくらの大冒険
- 1989/09 ぼくらのデスマッチ-殺人狂がやってきた-
- 1989/12 ぼくらの危バイト作戦
- 1990/05 ぼくらのC(クリーン)計画
- 1990/07 ぼくらの修学旅行
- 1990/11 ぼくらの㊙学園祭
- 1991/03 ぼくらと七人の盗賊たち
- 1991/05 ぼくらの秘島探検隊
- 1991/12 ぼくらの最終戦争
- 高校生編
- 1992/05 ぼくらの大脱走
- 1992/08 ぼくらの恐怖ゾーン
- 1992/12 ぼくらのメリークリスマス
- 1993/06 ぼくらのミステリー列車
- 1993/12 ぼくらの『第九』殺人事件
- 1994/05 ぼくらの秘密結社
- 1994/12 ぼくらの『最強』イレブン
- 1995/06 ぼくらの校長送り
- 1996/01 ぼくらのコブラ記念日
- 1996/07 ぼくらの魔女戦記Ⅰ 黒ミサ城へ
- 1996/09 ぼくらの魔女戦記Ⅱ 黒衣の女王
- 1996/11 ぼくらの魔女戦記Ⅲ 黒ミサ城脱出
- 1997/07 ぼくらのロストワールド
- 1997/12 ぼくらの卒業旅行
- 青年編
- 1998/06 ぼくらののら犬砦
- 1998/12 ぼくらのグリム・ファイル探険(上)
- 1998/12 ぼくらのグリム・ファイル探険(下)
- 1999/06 ぼくらのラストサマー
- 教師編
(初出:徳間文庫)
- 2002/07 ぼくらの悪魔教師
- 2003/01 ぼくらの特命教師
- 2003/08 ぼくらの失格教師
- 2003/12 ぼくらの魔女教師
- 第二次七日間戦争シリーズ
(初出:徳間文庫)
- 2004/08 ぼくらの第二次七日間戦争
- 2005/03 ぼくらの第二次七日間戦争 再生教師
- 2005/08 ぼくらの第二次七日間戦争 グランド・フィナーレ!
新・ぼくらシリーズ
初出:角川文庫
- 2000/03 新・ぼくらの円卓の戦士
- 2000/12 新・ぼくらの大魔術師
- 2001/07 新・ぼくらのサムライ魂
- 2002/08 新・ぼくらのいいじゃんか!
横浜開港編
ポプラ社(旧作新装版と並行して刊行)
- 2008/07 ぼくらの奇跡の七日間
- 2009/04 ぼくらのモンスターハント
- 2010/12 ぼくらの最後の聖戦
角川つばさ文庫版
- 中学生編
- 2009/03 ぼくらの七日間戦争
- 2009/09 ぼくらの天使ゲーム
- 2010/02 ぼくらの大冒険
- 2010/10 ぼくらと七人の盗賊たち
- 2011/03 ぼくらの学校戦争(書き下ろし)
- 2011/07 ぼくらのデスゲーム(改題前:ぼくらのデスマッチ-殺人狂がやってきた-)
- 2011/09 ぼくらの南の島戦争(改題前:ぼくらの秘島探検隊)
- 2011/12 ぼくらの(ヤ)バイト作戦(改題前:ぼくらの(危)バイト作戦)
- 2012/03 ぼくらのC(クリーン)計画
- 2012/06 ぼくらの怪盗戦争(書き下ろし)
- 2012/12 ぼくらの黒(ブラック)会社戦争(書き下ろし)
- 2013/03 ぼくらの修学旅行
- 2013/07 ぼくらのテーマパーク決戦(書き下ろし)
- 2014/03 ぼくらの体育祭(書き下ろし)
- 2014/07 ぼくらの太平洋戦争(書き下ろし)
- 2014/12 ぼくらの一日校長(書き下ろし)
- 2015/07 ぼくらのいたずらバトル(書き下ろし)
- 2015/12 ぼくらの㊙学園祭
- 2016/08 ぼくらの無人島戦争(書き下ろし)
- 2017/04 ぼくらのハイジャック戦争[8](書き下ろし)
- 2017/12 ぼくらの消えた学校(書き下ろし)
- 2018/03 ぼくらの卒業いたずら大作戦 (上)(改題前:ぼくらの最終戦争)
- 2018/04 ぼくらの卒業いたずら大作戦 (下)(改題前:同上)
- 高校生編
- 2018/07 ぼくらの大脱走
脚注[編集]
- ↑ 中川右介『角川映画 1976-1986 日本を変えた10年』KADOKAWA、2014年、284頁。ISBN 978-4-04-731905-9。
- ↑ 本作製作当時の1980年代の日本国内も管理教育式の学校教育がまだまだ根強く、その弊害として校内暴力やいじめ問題が噴出していた時代であった。
- ↑ ““ヨルタモリ”で人気再燃中!宮沢りえの魅力とは?「“ぼくらの七日間戦争”監督から見た14歳の宮沢りえ」”. アサ芸プラス (2015年6月20日). 2015年7月13日閲覧。
- ↑ “SEVEN DAYS WAR”. レコチョク. 2016年1月10日閲覧。
- ↑ 中川右介『角川映画 1976-1986 日本を変えた10年』KADOKAWA、2014年、285頁。ISBN 978-4-04-731905-9。
- ↑ “ぼくらの七日間戦争〜Seven Days Dream〜”. ORICON STYLE. 2016年1月10日閲覧。
- ↑ “3DS『ぼくらの七日間戦争』配信開始!名作小説がノベルゲームに”. iNSIDE (2015年4月16日). 2015年7月13日閲覧。
- ↑ 前巻までの挿絵ははしもとしんが担当していたが、今巻からはキャラクターデザインは同者だが挿絵はYUMEに変更になった。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 映画(ぼくらの七日間戦争)
- ぼくらの七日間戦争 : 角川映画 - KADOKAWAの紹介ページ
- ぼくらの七日間戦争 - TBSチャンネル
- ぼくらの七日間戦争 - allcinema
- ぼくらの七日間戦争 - KINENOTE
- ぼくらの七日間戦争 - Movie Walker
- ぼくらの七日間戦争 - 映画.comスクリプトエラー: モジュール「WikidataCheck」はありません。
- ぼくらの七日間戦争のチラシ - ぴあ
- 映画(ぼくらの七日間戦争2)
- ぼくらの七日間戦争2 : 角川映画 - KADOKAWAの紹介ページ
- ぼくらの七日間戦争2 - allcinema
- ぼくらの七日間戦争2 - KINENOTE
- ぼくらの七日間戦争2 - Movie Walker
- ぼくらの七日間戦争2 - 映画.comスクリプトエラー: モジュール「WikidataCheck」はありません。
- ぼくらの七日間戦争2のチラシ - ぴあ
- ゲーム
- ぼくらシリーズホームページ宗田理のぼくらの秘密基地(角川つばさ文庫)
ぼくらシリーズ公式サイト
- ボクラ・コム(公式サイト)
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