照井康文
Lua エラー package.lua 内、80 行目: module 'Module:Message box/configuration' not found 照井 康文(てるい やすふみ、1958年 - )は、北海道室蘭市生まれの写真家。
幼少期のほとんどを北海道苫小牧市で過ごす。1979年苫小牧高専を卒業後東京工芸大学(旧称・写大)に入学。1980年、大学が主催するフォックス・タルボット賞で佳作を受賞する。1981年東京工芸大学短期大学部写真技術科を卒業。1984年、写真家の山崎博が審査を担当したカメラ毎日のアルバムに3度、作品が掲載される。1986年の神田、真木画廊での初個展では案内状によせる文章を山崎博からもらっている。その後は所沢市を中心に過ごし、現代美術画廊を中心に写真作品を発表する。
系もしくは景ここに照井 康文 の写真が有る。それは、近い位相の物たちが、それぞれ一つの「系」として収束されている。通常、写真は一枚一枚それぞれに“特種”であるといえる。“一般的な写真”というのは原理的に存在しないと思っている。それは、それらの写真が“撮影された”という過去形だけで、すでに一枚としての主張を始めるからである。照井の営為は、近似に拠って全体性を、差異に拠って個別性を主張する複数の写真を一つの「景」として提示し、それらの写真の、写真という「物」としての存在理由を問うていく作業であるのだろう。 写真家・山崎博 1986年
写真は真実を写すのか?そんな不遜なことは言えないと語りつつ、作者は、目の前の写真がひとつの事実となり得ることを知っている。初めから思想を籠めてシャッターを押すのではなく、ランダムなモノクロ・プリントの集積の中から、ひとつの思想体系を作り上げようとしているのである。 「いけ花龍生86年10月号」・荒木扶佐子
2003年より苫小牧市に戻り作家活動を続ける。2010年頃よりデジタル処理による写真への探求を行っている。日本写真芸術学会会員。東京展美術協会会員。
略歴[編集]
- 1986年 - 神田・真木画廊で写真個展「行為」開催
- 1987年 - 神田・田村画廊で写真個展「ANALYSIS」開催
- 1988年 - 神田・田村画廊で写真個展「SIGHT」開催
- 1989年 - 神田・真木画廊で写真個展開催
- 1991年 - 銀座・村松画廊で写真・絵画・立体による個展「古墳」開催
- 1991年 - 神田・真木田村画廊で写真個展「古墳」開催
- 1992年 - 銀座・村松画廊で写真個展開催
- 1993年 - 神田・真木田村画廊で写真・絵画による個展開催
- 1994年 - 神田・真木田村画廊で写真・絵画による個展開催
- 1994年 - 銀座・村松画廊で写真個展開催
- 1995年 - 銀座・ギャラリーアートグラフで写真個展開催
- 1995年 - 神田・真木田村画廊で写真個展「BONIN ISLAND」開催
- 1996年 - 新宿・ミノルタフォトスペースで写真個展「行為」開催
- 1996年 - 神田・真木田村画廊で写真個展開催
- 1997年 - 神田・真木田村画廊で写真個展開催
- 1999年 - 銀座・村松画廊で写真個展「EYES」開催
- 2002年 - 銀座・フタバ画廊で写真個展開催
- 2002年 - 品川O美術館・日韓米交流2002現代美術企画展参加
- 2003年 - 京橋・ギャラリーテア・JAPAN PHOTO ART 3人展
- 2004年 - 品川O美術館・日韓現代美術交流2004展参加
- 2005年 - 韓国ソウル朝興ギャラリー・2005韓日展参加
- 2008年 - 練馬区立美術館区民ギャラリー・2008日韓展参加
外部リンク[編集]
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