満生均史

オウム真理教徒
満生均史
ホーリーネーム	マルパ・ロサ
入信	1986年3月
関係した事件	国土利用計画法違反事件; 名古屋市老女拉致事件
判決	懲役4年6月
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満生均史（みついきひとし）は、オウム真理教の元幹部。ホーリーネームはマルパ・ロサ。

1986年3月にオウム神仙の会に入信^[1]。1988年11月に発行された機関誌『マハーヤーナ』No.18において、在家信徒の成就者チッタとして紹介される。教祖の麻原彰晃は、チッタについて「信徒で第一号の成就者として仕上げようと思っている」と述べていたという^[2]。1990年の第39回衆議院議員総選挙では、真理党の候補として東京都第2区に出馬するも落選。教団では不動産部門を担当しており^[1]、同年の国土利用計画法違反事件において指名手配され出頭する。

1995年、同年3月20日に名古屋市の女性を拉致し郵便貯金を奪ったとして、営利目的の略取と強盗の疑いで逮捕される。同年6月には教団を脱会。その後「解散要求書」を送付し、元幹部の一人として「一刻も早く解散を決断」することを願うと表明した^[1]。そして翌1996年には、熊本地方裁判所では否認していた国土利用計画法違反についての起訴事実も全面的に認めた^[3]。同年11月に名古屋地方裁判所において懲役4年6月の判決を受けた^[4]。

出典[編集]

↑ ^1.0 ^1.1 ^1.2 「『信者の母親を拉致』の満生均史被告、教団に『解散要求書』－－オウム真理教事件」『毎日新聞』1995年12月4日付夕刊、10面。
↑ 弓山達也「オウム真理教における体験談の変遷とその意味」
↑ 「オウム裁判満生均史被告一転、起訴事実を認める－－熊本の教団用地買収」『毎日新聞』1996年7月9日付朝刊、中部版22面。
↑ 「オウム裁判満生均史被告に懲役4年6月の判決元信者の母拉致で－－名古屋地裁」『毎日新聞』1996年11月6日付夕刊、9面。