KEIRINグランプリ2023
テンプレート:Infobox Cycling race report KEIRINグランプリ2023(ケイリングランプリにーぜろにーさん)は、2023年12月30日に立川競輪場にて行われた、KEIRINグランプリの39回目の開催。格付けはGP。優勝賞金は1億3700万円[1][2][3](本賞金のみは1億3000万円[4])。
なお、ここではKEIRINグランプリシリーズ2日目に行われた、オッズパーク杯ガールズグランプリ2023(GGP)についても触れる。優勝賞金は1,330万円[5](副賞込み)。
出場選手[編集]
- 2023年11月26日に行われた第65回朝日新聞社杯競輪祭決勝戦終了後、出場選手が決定された[6][7]。
- 選考用賞金獲得額順位は、当年11月26日時点による。
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KEIRINグランプリ2023[編集]
競走成績[編集]
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配当金額[編集]
レース概要[編集]
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ガールズグランプリ2023[編集]
- 2023年11月23日に行われた第1回競輪祭女子王座戦決勝戦終了後、出場選手が決定された。
競走成績[編集]
- 12月29日(金)[18]
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配当金額[編集]
レース概要[編集]
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エピソード[編集]
- 立川での開催は、佐藤慎太郎が制覇したKEIRINグランプリ2019以来4年ぶり。
- 今開催のキャッチフレーズは「頂だけを、見つめろ。」。
- 今開催は、4年ぶりに入場制限が組まれなかった[注 1]。なお、特別観覧席に関しては、最終日の30日のみ事前発売のみとした。
- 近年はCOVID-19の影響を考慮して関係者のみの出席で行っていたKEIRINグランプリ2023前夜祭については、12月19日に京王プラザホテルにて共同記者会見と共に行うが、2019年以来4年ぶりに事前抽選を行った上でファンを迎えて行った[22](ガールズグランプリの久米詩は体調不良のため欠席)[23]。なお、共同記者会見と前夜祭はSPEEDチャンネルで生中継された。
- 2日目はガールズグランプリ2023終了後、バンク内の特設ステージでヒグチアイ(表彰式にも花束贈呈で出演)によるスペシャルミニライブ[注 3]が行われた後、優勝した佐藤水菜へのインタビューと表彰式が行われた。
- 最終日の寺内大吉記念杯競輪の表彰式での花束贈呈は横山由依(当日にはトークショーで来場)が、KEIRINグランプリ2023表彰式での花束贈呈は、なかやまきんに君(こちらもお笑いライブで来場)が担当[24]。
- GP単体の目標額は65億円[25]だったが、売上額は7年連続で前年よりアップしたものの63億1139万5100円[26][注 4]で、目標額には届かなかった。なお、初日のヤンググランプリは8億2947万3600円[27]、2日目のガールズグランプリは9億2384万7000円[28]で、2012年の創設以降初めてガールズグランプリがヤンググランプリの売上を上回った。
- シリーズ全体の目標額は135億円[25]だったが、シリーズ三日間の総売上額は140億9563万4200円[29]で目標額を上回った。なお、各日ごとの入場者数と売上額は、初日入場3,322人・売上22億5177万200円[30]、2日目入場5,127人・売上27億7917万3200円[31]、最終日入場15,985人・売上90億6469万800円[32]。また、KEIRINグランプリシリーズが140億円を超えたのは2008年以来15年ぶりとなった。
放送関係[編集]
- 地上波では最終日の16:00 - 16:55に「坂上忍の勝たせてあげたいTV 人力最速王決定戦! KEIRINグランプリ2023(GP)」《日本テレビ系列全国ネット》を放送[33][34]。スタジオ司会は3日間共通で坂上忍と宇垣美里、リポーターも3日間共通で稲村亜美、ゲストは武豊と武井壮、解説は加藤慎平、実況は橋本悠督が担当。また、この中継では前年と本年の第77回日本選手権競輪決勝戦に続きBS日テレのみの初日も含めてバンク内に設置したカメラを用いた自由視点映像も放映した[35]。
- 今大会もラジオ放送が行われた[注 7]。2日目のガールズグランプリも含めて、ラジオNIKKEI第2放送で放送された。ゲストはガールズグランプリが高木真備(事前収録のインタビューでの出演)と栗林さみ、KEIRINグランプリが松岡正海騎手、現地リポートは両日ともに中野雷太アナウンサー、解説も両日ともに須田鷹雄、実況はガールズを大関隼アナウンサー、KEIRINグランプリを山本直アナウンサーが担当。
競走データ[編集]
- 優勝賞金は本年も増額され、副賞込みで初めて1億3000万円を超える事になった。グランプリ前に既に年間獲得賞金額2億円を突破していた古性優作は、優勝すれば前年に脇本雄太が記録した年間獲得賞金額最高記録(3億584万2300円)を更新するところであったが、4着となり更新はできなかった(最終的に古性は2023年は2億3445万8500円を獲得[36])。
- 山口拳矢は、史上初となる父・山口幸二との親子グランプリ出場、親子S級S班在籍を果たした。
- 深谷知広は愛知、静岡の両登録地所属でグランプリ出場を果たした。複数の登録地でKEIRINグランプリ出場を果たしたのは小橋正義、後閑信一に続き三例目になった。また、ガールズグランプリの坂口楓華も京都、愛知の両登録地での出場となり、史上初の複数の登録地でガールズグランプリ出場を果たす事にもなった。
- 本年も、KEIRINグランプリの出場選手は開催初日の12月28日に競輪場入りした。
- 佐藤慎太郎は優勝すれば山口幸二が持つグランプリ最年長優勝記録(43歳5か月)を更新するところであったが、7着となった。
- 優勝した松浦悠士は通算取得賞金10億円到達を果たした(通算39人目・現役選手では21人目)[37][38]。また、中国地区からのグランプリ覇者は1996年の小橋正義(当時は岡山に在籍)以来27年ぶりとなった。
- 松浦悠士が優勝したことにより、古性優作に加え、松浦も2億円超えを達成(2023年は2億5270万7900円で賞金王)。年間2億円超えが2名誕生したのは史上初となった[36]。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 実際には、最終日の15,985人が最高だった。
- ↑ ガールズグランプリとKEIRINグランプリに出場した全16選手が登場して、一言コメントを言う形式。
- ↑ 中継を放送ないし配信していたSPEEDチャンネル、立川競輪公式YouTubeチャンネルでも放映された。
- ↑ 売上票数は、2枠連: 311,032票、2枠単: 408,616票、2車複: 1,059,907票、2車単: 5,876,882票、3連複: 4,660,436票、3連単: 50,350,381票、ワイド: 446,697票、計: 63,113,951票であった[12]。
- ↑ 2日目のみ。
- ↑ ゲストは初日が武井壮、二日目は栗原恵、解説は中野浩一、実況はヤンググランプリが筒井大輔、ガールズグランプリは橋本悠督が担当。
- ↑ 前年に引き続き、現地リポーターの中野以外は本社スタジオからの放送。また、レース映像はCS中継を制作した株式会社JPFの映像を利用(オッズパーク協賛)。
出典[編集]
- ↑ “【競輪】KEIRINグランプリ優勝賞金1億3700万円! 公営競技1レースあたりの最高賞金”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年10月26日) 2023年11月27日閲覧。
- ↑ “【競輪】松浦悠士が涙のVで広島勢から初頂点!苦闘1年を乗り越え全身全霊の差し切り/立川GP”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年12月31日)
- ↑ “【競輪】松浦悠士の通算獲得賞金が10億円を突破 史上12人目の年間2億円超えも/立川GP”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年12月31日)
- ↑ KEIRINグランプリ(S1G) (PDF) 副賞を含まない金額
- ↑ “【立川競輪・KEIRINグランプリ2023】優勝賞金は1億3700万円に決定!” (日本語). 東スポWEB (2023年10月26日). 2023年12月25日閲覧。
- ↑ 競輪資料室 選考基準 KEIRINグランプリ(GP) - KEIRIN.JP
- ↑ “【KEIRINグランプリ2023】出場予定選手が決定! 清水裕友らS班復帰、新田祐大ら4名が陥落”. netkeirin (2023年11月26日). 2023年11月27日閲覧。
- ↑ PDF新聞 - 日刊スポーツ
- ↑ 予想情報 赤競 - 立川競輪場 特設サイト
- ↑ 予想情報 アオケイ - 立川競輪場 特設サイト
- ↑ 予想情報 サイクル - 立川競輪場 特設サイト
- ↑ 12.0 12.1 岸和田競輪PDF
- ↑ 広島競輪PDF(大垣)
- ↑ 広島競輪PDF(岸和田)
- ↑ 結果 - 日刊プロスポーツ新聞社 プロスポーツWeb
- ↑ http://wm.st.keirin.jp/wm-keirin28/20231230-28-06-11-01-00.mp4
- ↑ 『KEIRINグランプリ2023シリーズレポート』 最終日編 - KEIRIN.JP
- ↑ 212月29日(2日目) 第11R ガールズグランプリ - 日刊プロスポーツ新聞社 プロスポーツWeb
- ↑ http://wm.st.keirin.jp/wm-keirin28/20231229-28-06-11-01-00.mp4
- ↑ 『KEIRINグランプリ2023シリーズレポート』 2日目編 - KEIRIN.JP
- ↑ “ガールズケイリンに3つのG1を新設! 各優勝者には年末のガールズグランプリ出場権”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年12月13日) 2023年11月27日閲覧。
- ↑ “【競輪】佐藤水菜はGP前夜祭トークショーで苦笑「本当はもっとかわいくしたかった」/GP前夜祭”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年12月19日) 2023年12月21日閲覧。
- ↑ “【競輪】「KEIRINグランプリ2023」12月19日に前夜祭 特設サイトは今日オープン”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年9月10日) 2023年11月27日閲覧。
- ↑ “「嬉しい、それしかない」松浦悠士が初戴冠『KEIRINグランプリ2023』”. More CADENCE. (2023年12月30日)
- ↑ 25.0 25.1 “【競輪】4年ぶり立川で開催!KEIRNグランプリ2023関係者が来社PR”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年12月25日) 2023年12月25日閲覧。
- ↑ “大垣競輪第1日内定表 (PDF)”. 別府競輪 (2023年12月30日). 2024年1月2日閲覧。
- ↑ “立川競輪第2日内定表 (PDF)”. 別府競輪 (2023年12月28日). 2023年12月28日閲覧。
- ↑ “立川競輪第3日内定表 (PDF)”. 別府競輪 (2023年12月29日). 2023年12月29日閲覧。
- ↑ “【競輪】シリーズの総売り上げは140億9563万円 目標を上回り前年比7・3%プラス/立川”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年12月31日) 2024年1月1日閲覧。
- ↑ テンプレート:Cite X
- ↑ テンプレート:Cite X
- ↑ テンプレート:Cite X
- ↑ テレビ・ラジオ放送予定 - KEIRINグランプリ2023(GP)
- ↑ ゲストに競馬の武豊騎手らが登場 - netkeirin、2023年12月18日
- ↑ “【KEIRINグランプリ2023】松浦悠士が自由視点映像をもとに振り返る(YouTube)”. 月刊競輪WEB公式チャンネル (2024年2月15日). 2024年3月14日閲覧。
- ↑ 36.0 36.1 “【競輪】松浦悠士の通算獲得賞金が10億円を突破 史上12人目の年間2億円超えも/立川GP”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年12月31日) 2024年1月5日閲覧。
- ↑ 【参考1】 松浦悠士選手取得賞金の歩み - KEIRIN.JP
- ↑ 【参考2】 通算取得賞⾦額10億円到達者⼀覧 - KEIRIN.JP
外部リンク[編集]
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