カニノケンカ –Fight Crab–
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ジャンル |
アクション 対戦格闘ゲーム[1] |
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対応機種 |
Nintendo Switch PlayStation 4(予定) Steam(Windows PC) |
開発元 | カラッパゲームス |
発売元 |
Mastiff PLAYSM |
音楽 | Deku |
人数 |
1人~2人(一人用) 1~4人(対戦) |
メディア |
Nintendo Switch パッケージ版(ゲームカード) ダウンロード販売 |
発売日 |
Nintendo Switch 2020年8月20日[2] 2020年9月15日 [3][4] 2021年3月18日[5] Steam 2020年7月30日[6] |
最新版 | 1.2.1/2021年2月21日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象)[2] ESRB:T(13歳以上)[3] PEGI:7[4] |
デバイス |
Nintendo Switch Joy-Con2本持ち モーションコントロール対応 |
売上本数 | 10万本(出荷数、2021年) |
その他 |
Nintendo Switch Online 対応 クロスプレイ対応 ローカル通信対応 |
映像外部リンク | |
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Switch『カニノケンカ -Fight Crab-』トレーラー |
『カニノケンカ -Fight Crab-』は、カラッパゲームスが開発し、MASTIF または PLAYSM より、2020年7月30日に発売されたゲームソフト。対応プラットフォームは、Nintendo Switch・PC(Steam配信)・PlayStation 4(予定)。
本作は、文字通り蟹と蟹がケンカして勝敗を決める、いわゆる格ゲー(3D)である。ルールは簡単で「転倒して3つ数えたら負け」という仕組みとなっている。ただし、自然界で見られるような蟹のケンカとは異なっており、武器を持って戦うなど、何でもありの戦いが繰り広げられる。目的としては、最終的に種族の王者となるため、かにパルサーを目指すという展開。内容もさることながら、システムも操作性も極めて特殊。ゲームエンジンにUnityの採用により物理演算が働くなかでの独特な3Dアクションゲームとなっている。
世界観[編集]
ストーリーを要約すると 『神から不死身の肉体と知性を授かった無敵のカニたちは、人間が開発した武器を奪い地上を支配したが、どうしても逆らえない掟があった ―地に背をつけた者は敗者となり服従しなければならない― そして、カニたちは最強をめざして旅に出た』
これが公式ストーリーである。実は、ゲーム内においてはストーリーについて全く語られておらず、唯一残されたテキストも一言だけ。
『星辰の浜辺からすべてをひっくり返す旅が始まる ―カニの王座は天空― 天にかにパルサー輝くとき、次代の王を決める儀式が始まる』
最終的に「最強の王を決める儀式が始まる」ため、カニが集まる「ファイトクラブ」に参戦し、戦いながら王者を目指すという流れのもよう。
また、カニ同士の戦いにおいては掟のとおり「ひっくり返されたら負け」になることが基本的なルールとなる。
ルール[編集]
基本的なルールとしては「カニを転倒させて3カウントとった者が勝ち」というシステムで勝敗が決まる。なぜかというと「背を大地につけた者は負け」という掟があるから。掟は唯一無二の絶対的ルールである。それ以外は何をしても構わないが、永久パターンなどのハメ技は物理エンジンの特性上、不可能である。
戦いは、カニとブキを選んでから行う。ブキに関しては、片手ごとに別々のブキを持たせる(両手剣など両手専用のブキもある)。基本的には、ブキによる攻撃でカニの体力が減ったり、体幹ダメージが蓄積すると千鳥足になり倒れやすくなる。転倒して3カウント取られたら負けとなる。
概要[編集]
本作は「キャンペーン」と対人戦の「バーサス」と、おおまかに2つのモードに分かれている。基本1人用のキャンペーンは、ファイトクラブに参戦し、カニ同士で対戦しながら王者を目指すモード。バーサスにはオンライン対戦とオフライン対戦があり、1人から4人までの各種対戦が可能。1対1のシングルマッチ、2対2のタッグマッチ、どちらも可能。
Nintendo Switch の色んなコントローラー操作に対応している。その中でも「Joy-Con」2本を両手に持つことを「2本持ち」と呼んでいるが、本作はジョイコン「2本持ち」に対応。モーション・コントロールによって、Joy-Conを動かすとカニの腕も連動して動く。Joy-Conを左右に傾けると旋回、手を前に押し出すとパンチするなど直感的な操作となっている。開発者曰はく「カニと一体化したかのような錯覚」とのこと(例えるなら、VR専用ゲームの両手コントローラーと連動して、カニの両手が動くような操作感覚といえば伝わるだろうか)。
良くも悪くも操作キャラクターの挙動には物理エンジンによる慣性が働いている。そのため、格闘ゲームでありながら互いの物理的な動きを検討して頭に入れながら、予測して立ち回る必要性が生じる。
カメラアングルはサードパーソン・タイプとなっており、後方視点で表示される3Dゲーム。マップ自体は格ゲー準拠のため狭いステージが多いが、その中で自由に3D空間を動き回ることができるタイプである。エリアダメージが設定されていると、さらにエリアが縮小してしまうため押し相撲のようになってしまう。
モード[編集]
- チュートリアル
- チュートリアルはゲーム内で7つ用意されているため、実際に動かしながら操作を覚えることができる。
- キャンペーン
- 基本1人用のキャンペーンには簡素ではあるが育成要素がある。面クリア型ではあるが、ロールプレイのように育てながらゲームが進行する。そのため、時間をかけてお金を稼げばカニが強くなるので誰でもクリアが可能な難易度設計。難易度を5段階から選べる。トレーニング
- トレーニング
- 案山子相手に操作を練習できるモード。練習相手をカニにしてスパーリングをすることも可能。
- サバイバル(Xステージ)
- Xステージ選択で敵が徐々に強くなる周回ステージのサバイバルが可能。結果がオンライン・ランキングに掲載される。
- オフライン
- コンピュータや友人とキャンペーン協力プレイや対戦が可能。一緒に同じ場所に集まれば4人までの対戦が可能。
- オンライン
- 友人とキャンペーン協力プレイや対戦が可能。
- ランクマッチ
- オンラインで1対1の対戦を行う。勝敗が記録され、プレイヤーの順位がランキングに掲載される。マッチはランダム設計となってしまっている。
- フリーマッチ(異なるプラットフォーム間のクロスプレイに対応)
- オンラインで野良プレイヤーなど誰とでも対戦したり、Switch 本体に登録されたフレンドと対戦できる。タッグ対戦や細かい設定が可能。
- フリーマッチ(ローカル通信)
- フレンドと同じ場所に集まり、Switch 本体を持ち寄ってWi-Fi通信でオンライン対戦ができる。4人までの対戦が可能。
- フリーマッチ(LAN通信)
- フレンドと同じ場所に集まり、Switch 本体を持ち寄ってLAN接続でオフライン対戦ができる(2021年配信の更新データ Ver.1.2.1.0 から実装)。Switch 本体同士をLANケーブルで接続して「LANプレイ」での対戦ができる。バーサスを選び「ローカル ツウシン」と表示された画面で、コントローラーの左スティックを押しこみながら、LボタンとRボタンを3秒間長押しすると「ローカル ツウシン」が「LANプレイ」に変化する。
- オンライン観戦
- フリーマッチ対戦の観戦が可能。ほかにも、バリアブルの場合に観戦することができる。
- フォトモード
- オフラインにおいて、フォトモードを選択すると自由にカメラアングルを切り替えたり、スローモーションにすることが可能。
登場キャラクター(全24種類)[編集]
- ズワイガニ
- ズワイガニは本作の標準キャラ
- トラフ・カラッパ
- 本作のマスコットキャラクター
- タスマニアオオガニ
- ラスボスにして世界最大の巨大蟹タスマニアオオガニ
- ヤシガニ、タラバガニ
- カニではなく分類上はヤドカリ族
- ロブスター
- カニではなく分類上はエビ族
- シャコ
- カニではなく分類上はシャコ族
- メタルクラブ
- 地球上にこのような蟹は存在しないが、(ヒントはかに道楽)元ネタといいジェット噴射など、生物ではなく機械人形の可能性が高い
- シカ
- 分類上、鹿は哺乳類である
登場ブキ(全48種類)[編集]
- ステゴロ
- カニであるため己のハサミこそブキである。ハサミで相手の剣を真剣白刃取りすると武器を奪うこともできる。
- 刀剣類
- 基本的なブキとしてソードや刀など、鋭利な刃物で切りつけ斬撃をあたえる。
- 盾
- シールドで防御することができる。
- 鈍器
- バールのようなもので殴ることができる。
- 銃火器
- ショットガンで撃つなど遠距離から攻撃できる。照準は表示されない。
- 投擲
- 手裏剣、ブーメラン、ドリルなどを投げることができる。
- 両手持ち
- 両手専用のブキは両手で同じブキを持つことになる。
- チェーンソー
- 木を切るために使用される電動チェーンソー。
- ジェット・エンジン
- ジェットで空を飛ぶことができる。
- のりもの
- アザラシ、ベスパ(原付スクーター)に乗り騎馬戦ができる。
操作方法[編集]
- 攻撃
- ボタンとの組み合わせで攻撃の方向が変化する
- 防御
- ガードすると相手のスタミナを削る
- 腕を伸ばす
- パンチ長押しで腕を前に伸ばす(銃などのエイム性能が向上)
- 旋回
- 両スティックを倒すと旋回する
- ダッシュ(ジャンプ)
- 移動ボタンを二回連続同じ方向へ入力すると短いダッシュ
- カメラ旋回
- カメラボタンで視点を移動してターゲットを切り替える
- 壁走り
- 壁に張り付いて移動することができる
- 武器の投擲・武器を放す・武器を拾う
- 武器を放すと手から手放すが、パンチ中に武器を放すと投擲攻撃になり、ガードで落ちている武器を拾う
- 特殊攻撃(ブキ専用アクション)
- 武器によっては、ガードボタンの押し方により特殊な攻撃方法ができる場合がある
- ハイパーモード
- 必殺技のコマンド入力により必殺技を発動できる
- ハイパージャンプ
- ハイパー中はジャンプボタンで飛翔することができる
- 爆発
- ゲージが溜まっているときに爆発が起こせる
- カニハメハ
- 寒天のようなビームを放つ
- カニオウケン
- 赤く燃え上がり、超高速移動で体当たり攻撃をしかける
- カニタマ
- 元気を溜めると上空に巨大な光球が浮かび上がる
- エンチャント
- 闘気を纏った拳で爆発的に吹き飛ばす
開発の経緯[編集]
本作は物理演算に強いユニティのゲームエンジンを採用し開発された、いわゆる物理演算ゲームである。
ただし、レースシムやフライトシムでの物理演算エンジンの使用ならまだしも、本格的な対戦型格闘ゲームでの物理演算エンジン採用は世界初といえる。
2017年8月11日、コミックマーケット92に出展。このときの夏コミで頒布された体験版バージョンでは、1Pプレイのみで武器の使用は不可能だった。この開発当初は「投げる」ことに特化した柔道ゲームになるはずで、投げてひっくり返したら勝ちだった。しかし、製作者の思いつきによる方針転換で武器で戦う剣戟アクションに生まれ変わった。知性のあるカニは武器を手にするとのことで、11月12日のデジゲー博では武器が選べるようになり、柔道から総合格闘技(武器アリ・反則ナシ)に(2P対戦も可能に)。
2018年:4/14~ TokyoSandbox 、5/8~ #unitetokyo2018、5/12~ BitSummit Vol.6、8/10 コミックマーケット94 では実験作の『ケンカシムG』を頒布。11/4 デジゲー博2018、12/27 Indie World Switchリリース発表
2019年:1/26~ 闘会議、3月16〜 web即売会「BOOTH Festival デジタルゲーム回」期間中はオンライン対戦βテストも実施。4/27~ ニコニコ超会議
販売[編集]
2019年8月にアーリーアクセス開始。2020年7月30日、Steam版リリース。2020年8月20日、Switch版リリース。プレイステーション4板は開発中。
備考[編集]
世界観の補足
本作における世界観は、基本的に曖昧な世界線である。なので、多くは語られない以上、理解するにはビジュアルで解釈せざるを得ないのかもしれない。例えば、蟹が巨大化する脱皮の仕様や蟹が乗れる無人戦車、戦闘機による空爆、光の幕、メタルクラブ、人間が開発した無人兵器の可能性など、兵器転用の痕跡はないか。そもそも、巨大な蟹が実際に現れたら人間はどうするのか。
以下は未消化の人のための補足説明(見た目から読み取れる情報を整理したもの)。
- 人間は知恵の実により知性を受託 人間に死の苦しみが与えられた 光に導かれ生き物がエデンに入園 生命の樹の実により永遠の命を受託 不死の生き物が地上に君臨
- 人間は生物を戦争の道具と考えた 蟹たちは武器の扱い方を習得 武器を奪った蟹たちが地上を支配 同族争いの火種が蟹族にも芽生える 絶対に逆らえない神との契り
- 『甲羅を地につけた者は服従する』 敗れた者は大地に呑まれる契約 永遠の理を失った者は土へと還る 王者こそが真の永遠を手に入れる 蟹たちはかにパルサーを目指す
決闘
本作はどのような殺傷兵器の使用も自由である。いかに不死身とはいえ、問答無用の決闘である。しかし、このような危険極まりない行為は自然のルールに反しないのだろうか。もとい、人間社会においても20世紀はじめまで、非合法ではあるが決闘は普通に行われていた。最終的には第二次世界大戦が終わるまで決闘の風習は続いた。自然界においては言うに及ばず、飢えをしのぐには決闘こそが生き残る手段となる場合がある。自然界のなかでも特に海洋では捕食による食物連鎖が繰り返されている。生息環境や地形によっては、生き物同士が捕食しあうことが効率の良いエネルギーの摂取方法となるのだろうか。
出典[編集]
- ↑ “カニとなって戦う3D格闘アクション『カニノケンカ -Fight Crab-』Steam版が7月30日に配信決定!”. ファミ通.com (2020年6月17日). 2020年6月17日閲覧。
- ↑ 2.0 2.1 “カニノケンカ -Fight Crab-”. カラッパゲームス. 2020年8月20日閲覧。
- ↑ 3.0 3.1 “Fight Crab”. Mastiff. 2020年9月15日閲覧。
- ↑ 4.0 4.1 “Fight Crab|Nintendo Switch|Games|Nintendo”. Nintendo UK. 2020年9月15日閲覧。
- ↑ “螃蟹大戰 Fight Crab|Nintendo Switch”. Calappa Games. 2020年3月18日閲覧。
- ↑ “Fight Crab|Steam”. PLAYSM. 2020年7月30日閲覧。
外部リンク[編集]
- スクリプトエラー: モジュール「Official website」はありません。
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