イオンモール釧路昭和通り魔事件
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| イオンモール釧路昭和通り魔事件 | |
|---|---|
| 場所 |
 日本 北海道釧路市イオンモール釧路昭和1階出入り口付近 |
| 座標 | |
| 標的 | 民間人 |
| 日付 |
2016年（平成28年）6月21日 15時15分頃 (JST) |
| 攻撃手段 | 包丁で刺す、切りつける |
| 攻撃側人数 | 1人 |
| 武器 | 柳刃包丁 |
| 死亡者 | 1人 |
| 負傷者 | 3人 |
| 容疑 | 殺人、殺人未遂 |
| 動機 | 死刑になりたかった |
| 対処 | 警備員が取り押さえ、駆けつけた警察官が逮捕 |
| 刑事訴訟 | 無期懲役 |
イオンモール釧路昭和通り魔事件（イオンモールくしろしょうわとおりまじけん）は、2016年（平成28年）6月21日15時15分頃にイオンモール釧路昭和で発生した無差別殺傷事件である[1][2]。
概要[編集]
事件当日[編集]
事件当日は火曜日であり、イオンでは「火曜市」が開催されていたため人足が多かった[要出典]。加害者の男は事件のおよそ2時間前にホームセンターで柳刃包丁を購入した[3]。
事件発生[編集]
21日15時15分頃、男は1階出入り口付近で女性4人を次々と刺した[1]。刺された女性4人のうち、買い物に来ていた60代の女性が死亡し、40代から70代までの買い物客および店の従業員の3人が重軽傷を負った[2]。男は店の警備員に取り押さえられ、駆けつけた釧路署員に現行犯逮捕された[1][2]。
犯人の動機[編集]
男は警察の調べに対し、「人生を終わりにしたかった。死刑になるために人を刺した」と供述した[2]。
裁判[編集]
男には統合失調症の病歴があり、刑事責任能力の有無が争点となったが、検察側は完全な責任能力があったと主張し、釧路地裁は求刑通り男に無期懲役の判決を言い渡した[4]。その後男は控訴したが、札幌高裁は控訴を棄却し、無期懲役が確定した[4]。
脚注[編集]
出典[編集]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 “釧路・切り付け：男が刃物で女性４人刺す １人死亡”. 毎日新聞. (2016年6月21日) 2022年12月10日閲覧。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 “刃物持った男 商業施設で切りつけ１人死亡３人重軽傷”. NHKニュース (日本放送協会). (2016年6月21日) 2022年12月10日閲覧。
- ↑ “釧路通り魔１人刺殺、３人けが 殺人未遂容疑で本紙配達員を逮捕”. どうしん電子版 (北海道新聞社). (2016年6月21日) 2022年12月12日閲覧。
- ↑ 4.0 4.1 “釧路４人殺傷、２審も無期 ３５歳男に札幌高裁”. 産経ニュース (産業経済新聞社). (2018年4月12日) 2022年12月10日閲覧。
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