○○警察
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○○警察(まるまるけいさつ)は、創作物に難癖をつけ、糾弾や修正要請を起こす人を揶揄したネットスラング。元々は創作物に難癖をつける者への皮肉を中心とした用法であったが、自粛警察など、身勝手な正義感で迷惑行為を行う者全般を指す用法に広がりつつある。
経緯[編集]
「○○警察」という表現が生じたのは2013年頃と言われる。2013年に「艦隊これくしょん」のブラウザ版のサービスが開始し人気を集めたことを受け、創作の場を「東方Project」から「艦隊これくしょん」に移した同人作家をあぶり出し、批判する動きが「東方警察」と呼ばれた(なお、実際にそのような動きがあったかは不明確である)[1]。
また、2015年に放送された同作のテレビアニメ「艦隊これくしょん -艦これ-」作内の弓道表現に対し、SNS上で弓道経験者が「弓を持つ姿勢が実際と異なる」など、細かい指摘を発信してファンの反感を買い、「弓道警察」として話題になった[1][2]。
ファンタジーの世界にじゃがいもが出てくるのはおかしいと指摘する「じゃがいも警察[3]」や[1]、他にも○○には軍事、時代劇、言語、刑事、推理、医療といった様々な言葉を入れて使われる[2][4]。
2019年に発生し、2020年に国内で大流行を起こした2019新型コロナウイルスの流行期には「自粛警察」と皮肉される迷惑行為が多発し、ワイドショーなどでも取り上げられた。「○○警察」は「相手にすると面倒な人」という意味を込めて使われてきたが、「自粛警察」の用法が一般化すれば「自分たちの行いが正義だと勘違いさせるのでは」との意見もある[5]。
脚注[編集]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 “うわ、来ちゃったよ…… ネットにはびこる指摘したがり「○○警察」とは” (日本語). ねとらぼ. 2020年5月9日閲覧。
- ↑ 2.0 2.1 “○○警察(○○けいさつ)”. numan. 2020年5月9日閲覧。
- ↑ じゃがいもは新大陸発見以降にヨーロッパに持ち込まれたもので、ファンタジーが舞台とする中世ヨーロッパにそのような食材が存在するのは不自然と指摘する。
- ↑ “20191105中国語サロン 時代劇の時代設定 | 中国語学・中国文学分野 | 信州大学 人文学部” (日本語). www.shinshu-u.ac.jp. 2020年5月24日閲覧。
- ↑ INC, SANKEI DIGITAL (2020年5月8日). “「自粛警察」はヒーロー? アニメ系ネットスラングが変化か、一部で誤解も:イザ!” (日本語). イザ!. 2020年5月10日閲覧。
関連項目[編集]
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