Wikipedia Town in 飯田
Wikipedia Town in 飯田(ウィキペディアタウン イン いいだ)は、2017年(平成29年)から長野県飯田市で開催されているウィキペディアタウン[1]。
ウィキペディアタウンの意義[編集]
ウィキペディアタウンとは、「まちを歩いて地域のことを知り、図書館の本を使ってインターネット上のフリー百科事典ウィキペディアに地域の情報を掲載する体験型講座」のことであり[1]、日本では2013年(平成25年)に横浜市で開催されたのを発端に、現在では全国各地で開催されている[2]。地域情報の発信による地域おこしが主眼とされるが、その目的や意義は各地で異なっている[2]。京都府立図書館の是住久美子情報サービス課長によると、「地域資料やレファレンスサービスを提供する図書館は、会場としてうってつけ」だという[2]。
飯田市での実践例[編集]
第1回(2017年)[編集]
第1回の概要[編集]
飯田市では図書館の郷土資料を活用する人が高齢者に偏っているため、若い世代にも郷土資料に関心を持ってもらおうと、飯田市立中央図書館が本イベントを企画した[3]。本イベントでは、飯田市歴史研究所の樋口貴彦研究員や飯田市美術博物館の織田顕行学芸員の解説を聞きながら、午前中には飯田市内(橋北・橋南地区)を散策した[1][3]。昼食には郷土料理の「五平餅」がふるまわれている。午後にはウィキペディア日本語版の日下九八管理者の解説を聞きながら、ウィキペディア記事の編集方法について学び、図書館の資料を用いて記事の編集を行った[1][3]。
第1回の編集記事[編集]
- 加筆
- 新規立項
第1回の反響[編集]
イベント前の6月17日には、信濃毎日新聞に「郷土資料 ウィキペディア掲載を 飯田市立中央図書館、来月8日講座」として紹介された[3]。
イベント後の7月11日には、南信州新聞に「地域情報を編集・公開 飯田でウィキペディアタウン」とする記事が掲載された[4]。またさらに、7月18日の日本経済新聞に「図書館、地の情報拠点に 県内で始動」という記事が掲載された[5]。
第2回(2018年)[編集]
第2回の概要[編集]
- 日時 : 2018年10月6日(土)
- 主催 : 飯田市立中央図書館
- 場所 : 飯田市立中央図書館
飯田市美術博物館の風越山展、白山社里宮、今宮郊戸八幡宮を散策後、飯田市立中央図書館で記事を編集した[6][7]。
第2回の編集記事[編集]
- 加筆
- 新規立項
第2回の反響[編集]
イベント後の10月11日には、南信州新聞に「市立図書館がウィキペディアタウン開催」とする記事が掲載された[7]。
脚注[編集]
出典[編集]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 “「Wikipedia Town in 飯田」開催のお知らせ”. 飯田市立図書館 (2017年6月30日). 2018年4月1日閲覧。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 「「ウィキペディアタウン」って何? 我が街の魅力、世界に発信」『』産経新聞、2017年8月16日。2018年4月1日閲覧。
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 「郷土資料 ウィキペディア掲載を 飯田市立中央図書館、来月8日講座」『』信濃毎日新聞、2017年6月17日。2018年4月1日閲覧。
- ↑ “地域情報を編集・公開 飯田でウィキペディアタウン”. 南信州新聞. (2017年7月11日)
- ↑ “図書館、地の情報拠点に 県内で始動”. 日本経済新聞. (2017年7月18日) 2018年4月1日閲覧。
- ↑ “第2回 Wikipedia Town in 飯田を開催します。”. 飯田市立中央図書館 (2018年9月13日). 2018年10月13日閲覧。
- ↑ 7.0 7.1 “市立図書館がウィキペディアタウン開催”. ミナミシンシュウ.jp (南信州新聞社). (2018年10月11日) 2018年10月13日閲覧。
関連項目[編集]
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