馬と鹿
Lua エラー package.lua 内、80 行目: module 'Module:Message box/configuration' not found
「馬と鹿」 | ||||
---|---|---|---|---|
米津玄師 の シングル | ||||
B面 |
海の幽霊 でしょましょ | |||
リリース | ||||
規格 |
マキシシングル デジタル・ダウンロード | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | SME Records | |||
作詞・作曲 | 米津玄師 | |||
プロデュース |
米津玄師 坂東祐大 | |||
ゴールドディスク | ||||
| ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
米津玄師 シングル 年表 | ||||
| ||||
「馬と鹿」(うまとしか、英文表記: Uma to Shika)は、日本の男性ミュージシャン米津玄師の楽曲。2019年8月12日に音楽配信サービスにて音楽配信リリースされ、同年9月11日にSME Recordsより米津の10枚目のシングルとしてフィジカルリリースされた。楽曲は大泉洋主演、TBSテレビ日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」の主題歌として制作され、リリースと同年に日本で開催された「ラグビーワールドカップ2019」と複数のコラボレーションを果たし、音楽配信チャートで複数週に渡ってトップを保持した。
背景[編集]
米津は2013年に本人名義でユニバーサル・シグマからメジャーデビューし、ソニー・ミュージックレコーズを経由し、本作のリリースをもってエスエムイーレコーズの在籍となった。シングルリリースは「Flamingo/TEENAGE RIOT」より約10ヶ月ぶりである。楽曲は大泉洋主演TBS日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」の主題歌として制作された。テレビドラマへの楽曲提供は前々作「Lemon」以来となったが、楽曲提供に関する情報は、ドラマの放送が開始した直後まで意図的に伏せられていた。ドラマの第1話のエンディングで初めて楽曲がオンエアされたことで視聴者に対して情報が解禁され、SNSで知ったファンの間で大きな話題となった。
ミュージックビデオは上映会が開催され、解禁となった。上映会2日目の朝にYouTubeで公開された。
「ノーサイド・ゲーム」は大泉洋演じる君嶋隼人が社内の権力者への反駁をきっかけに左遷され、社内ラグビー部・アストロズのゼネラルマネージャーとして奮闘する様が描かれており、米津は「主人公が逆境の中を進んでいく様をどうにか音楽にできないかと探った末にこの曲ができた」とコメントしている[1]。
フィジカルは「ノーサイド盤」「映像盤」「通常盤」の3形態でリリースされた。「ノーサイド盤」はレザージャケット仕様で、真鍮製のホイッスル型ペンダントが付属、「映像盤」は紙ジャケット仕様で、「米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」の約20分に渡るティザー映像と「海の幽霊」のミュージックビデオを収録したDVDが付属する[2]。
プロモーション・リリース[編集]
本作は、TBS系日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」の主題歌としてドラマの初回放送内で初めて解禁された。同枠では池井戸潤の小説を原作とする5作「半沢直樹(2013年版)」「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット(2015年版、2018年版)」「陸王」が制作されたが、いずれも主題歌は存在しなかったため、「ノーサイド・ゲーム」で初めて主題歌が使用される事となった[3]。楽曲解禁後、7月12日に楽曲のCDシングルリリースが告知された。
ミュージックビデオ[編集]
本作のミュージックビデオは、「Lemon」「Flamingo」のミュージックビデオ、米津が出演したソニー完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP900」のコマーシャルの映像を手がけた山田智和が監督を務めている。ダンサーの振り付けは「LOSER」「Flamingo」のミュージックビデオや米津のワンマンライブの演出などに携わってきた辻本知彦が担っている。映像は某所の屋上、栃木県宇都宮市のカネホン採石場、同地域内の採石場跡地の地下空間OHYA UNDERGROUNDにて撮影された。映像は米津が屋上にて、肩を組んだ数十人のダンサーを背景に歌う様から始まる。楽曲の展開に合わせて撮影箇所は採石場跡などへ移動する。百人に近い規模まで増加したダンサーの中で、体中を引っ張られながら歌う米津や、天井から吊るされ燃える松明などが印象的である。
公開まで[編集]
本作のミュージックビデオは、2019年9月2日にYouTubeの米津の公式チャンネルへアップロードされた。また、同日には表参道ヒルズにて開催された「鏡の上映会」では鏡の乱反射や来場者の姿を演出として利用する特殊な環境でミュージックビデオが上映された[4]。YouTubeへ公開されたミュージックビデオは9月9日時点で1000万回再生を記録した。2020年4月7日には10作品目となる1億回再生を突破した。
ビジュアル・アートワーク[編集]
ジャケットワーク[編集]
本作のジャケットワークは米津が自ら手がけている。米津はミュージシャンと平行してイラストレーターとしても活動しており、これまで自身のジャケットワークの多くを手がけてきた。自らジャケットの絵を書き下ろしたのは「Flamingo/TEENAGE RIOT」以来で、漫画家の五十嵐大介が制作した「海の幽霊」以来2作ぶりである。本作のジャケットは、白色の背景に、曲名にちなんだ鹿角を生やした馬が精微なタッチで描かている。
アートワーク[編集]
楽曲のリリースに先駆けて公開された米津のアートワークは2種類存在し、いずれも写真家の小浪次郎が手がけている。アートワークは2つの異なる光の中てられる石群が左右に分かれその間に米津が佇むという内容[5]。
ラグビーワールドカップとの関連[編集]
本作のリリース、本作を主題歌に据えたテレビドラマ「ノーサイド・ゲーム」が放送された2019年には、ラグビーワールドカップ2019が初めて日本国内で開催された。本作はラグビーを題材とするドラマと、この大会の関連から、ラグビーの試合のライブビューイングを実施するハードロックカフェと連携した企画を展開した。ハードロックカフェのライブビューイング対象店では、ワールドカップ期間中、本作のミュージックビデオが上映された。さらに、ラグビーから着想を得たオリジナルメニューを注文した客に対して「馬と鹿コースター」がプレゼントされた[6][7]。
評価・チャート[編集]
批評家の反応[編集]
ROCKIN'ON JAPANの小池宏和は本作の詩的かつ神秘的な歌詞に着目し、「ノーサイド・ゲーム」の物語が展開するに連れて、歌詞に込められた真意が暴かれていく様子を好意的に捉えている[8]。同じく蜂須賀ちなみは度重なる転調、複雑なコードやメロディの展開など、少々難解な要素の多い楽曲を大衆的なポップソングへ昇華したと米津の手腕を肯定的に評価している[9]。
チャート成績[編集]
本作は2019年8月12日に各音楽配信サービスにて配信が開始され、iTunes、レコチョク、mora他、27に及ぶサイトにてデイリーランキング首位を獲得した[10]。オリコン発表のデイリーデジタルシングルランキングでは64834件のダウンロード数を記録し、1位を記録した[11]。楽曲は8月26日付けの週間チャートへ初登場し、164798ダウンロードを記録、デジタルシングルチャートで1位、合算シングルチャートで2位へチャートインした[12][13]。このデジタルシングルチャートにおいて本作は「LOSER」「Lemon」「Flamingo」「海の幽霊」に次ぎ通算5作目の1位を獲得した楽曲となり、米津はアーティスト別の通算1位獲得数で単独1位となった。またダウンロード件数はチャート史上歴代3位、2019年単独1位の数値を記録した。[14]。Billboard JAPANでは8月26日付けのチャートで初登場し、Hot 100で2位、Download Songsで1位にチャートインした[15]。
また、9月23日付けのオリコン週間シングルランキングでは、初週41.2万枚を売り上げ初登場2位、Billboard JAPAN Hot 100にはソロアーティスト史上最高ポイントで1位を獲得した。
収録曲[編集]
全作詞・作曲: 米津玄師、全編曲: 米津玄師。編曲協力:坂東祐大(#1、#2)。 | ||
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「馬と鹿」(TBS系テレビドラマ『ノーサイド・ゲーム』主題歌) | |
2. | 「海の幽霊」(劇場アニメ『海獣の子供』主題歌) | |
3. | 「でしょましょ」 | |
合計時間: |
# | タイトル |
---|---|
1. | 「米津玄師2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃」(ライブ ティザー映像) |
2. | 「海の幽霊」(MV) |
脚注[編集]
- ↑ “米津玄師 ハチさんのツイート”. Twitter (2019年7月7日). 2019年7月15日閲覧。
- ↑ “米津玄師ニューシングル「馬と鹿」に「海の幽霊」収録、ライブ映像付きの形態も”. 音楽ナタリー (natasha). (2019年7月12日) 2019年7月15日閲覧。
- ↑ “米津玄師「馬と鹿」9月11日発売決定&ジャケット公開 日曜劇場主題歌”. エキサイトニュース (M-ON! MUSIC). (2019年7月15日) 2019年7月15日閲覧。
- ↑ “米津玄師、『ノーサイド・ゲーム』主題歌「馬と鹿」MV公開 “衝動”や“情熱”を120人が表現”. リアルサウンド (realsound.jp). (2019年9月2日) 2019年9月8日閲覧。
- ↑ “米津玄師、髪が淡い水色に。新ビジュアル&新曲“でしょましょ”を含む『馬と鹿』収録詳細公開”. rockinon.com (rockin`on holdings). (2019年7月26日) 2019年8月25日閲覧。
- ↑ “「馬と鹿」ハードロックカフェとラグビーW杯応援CP開催!”. Reissue Records (KENSHI YONEZU). (2019年10月2日) 2019年10月14日閲覧。
- ↑ “米津玄師「馬と鹿」がラグビーW杯を盛り上げる!ハードロックカフェでコラボメニュー提供”. 音楽ナタリー (natalie). (2019年10月2日) 2019年10月14日閲覧。
- ↑ “美しいたてがみと角を持つものへ”. rocnkin'on holdings. (2019-9-) 2019年9月11日閲覧。
- ↑ “【今週の一枚】米津玄師はシングル『馬と鹿』収録の3曲で新たな時代の幕開けに何を歌ったのか?”. rocnkin'on holdings. (2019-9-) 2019年9月11日閲覧。
- ↑ “https://this.kiji.is/534003905097450593?c=39546741839462401”. 徳島新聞 (nor.). (2019年8月12日) 2019年8月13日閲覧。
- ↑ “オリコンデイリー デジタルシングル(単曲)ランキング 2019年08月12日付”. ORICON NEWS (oricon). (2019年8月12日) 2019年8月12日閲覧。
- ↑ [https://www.oricon.co.jp/rank/dis/w/2019-08-26/ “週間 デジタルシングル(単曲)ランキング 2019年08月26日付”]. ORICON NEWS (oricon). (2019年8月26日) 2019年8月21日閲覧。
- ↑ [https://www.oricon.co.jp/rank/cos/w/2019-08-26/ “週間 合算シングル(単曲)ランキング 2019年08月26日付”]. ORICON NEWS (oricon). (2019年8月26日) 2019年8月21日閲覧。
- ↑ “米津玄師「通算1位獲得数」歴代単独1位に「馬と鹿」オリコン初週16.5万DLで1位獲得!”. Qetic. (2019年8月20日) 2019年8月21日閲覧。
- ↑ “Charts”. Billboard JAPAN (Hanshin Contents Link Corporation). (2019年8月26日) 2019年8月21日閲覧。
外部リンク[編集]
- ソニーミュージックによる紹介ページ
スクリプトエラー: モジュール「navbox/former」はありません。 テンプレート:TBS日曜劇場主題歌 2010年代後半 スクリプトエラー: モジュール「navbox/former」はありません。 スクリプトエラー: モジュール「navbox/former」はありません。 スクリプトエラー: モジュール「navbox/former」はありません。 スクリプトエラー: モジュール「navbox/former」はありません。 スクリプトエラー: モジュール「navbox/former」はありません。
This article "馬と鹿" is from Wikipedia. The list of its authors can be seen in its historical and/or the page Edithistory:馬と鹿.
This page exists already on Wikipedia. |