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装甲騎兵ボトムズの登場兵器

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装甲騎兵ボトムズ > 装甲騎兵ボトムズの登場兵器

装甲騎兵ボトムズの登場兵器(そうこうきへいボトムズのとうじょうへいき)では、テレビアニメ『装甲騎兵ボトムズ』に登場する架空の兵器(非兵器のメカニック類含む)について記述する。

なお以下のメカの名称の多くは、一部を除きアニメ放映時には設定されておらず、同人誌ムックでの非公式な二次創作である。また後日、ホビー関連の商品に使われた名称もある。

兵器概要[編集]

ボトムズの舞台であるアストラギウス銀河の二大勢力であるギルガメスバララントは、百年戦争と呼ばれる第三次銀河大戦に、アーマードトルーパー (AT) の開発によって戦争形態ががらりと変わり、それまでの戦闘の主力である宇宙戦艦や、戦闘機戦車といったものは、ATを補助する戦力運用という形になっていった。

しかし、ATが登場しても、それらの戦力の根本的な運用方式は変わらず、ギルガメス、バララント両軍共に、戦時にはATと共に運用していくものとなった。

アーマードトルーパー[編集]

ギルガメス軍[編集]

ギルガメス軍の兵器類は、ATM-09-ST スコープドッグと同じグリーンとアイボリーを用いたカラーリングが多い。

艦船[編集]

AT輸送艦
EX-10でAT輸送を円滑に行うために用いた河川用の輸送艦。艦首にランプドアを持ったLST型で、5機前後のATを搭載。自衛用に連装機関砲塔を装備している。
LCT-05-AT 宇宙揚陸艇
逆台形の胴体に四本の着陸脚、両舷に大型連装ミサイルを内蔵、ATを10機搭載し、大気圏内外の離脱も可能な揚陸艇。宇宙戦闘や惑星降下作戦などで多用される、宇宙戦艦から最前線へのAT部隊の展開に欠かせない艦艇。アニメ設定書での名称は「装甲騎兵 揚陸艇」。
大型輸送艇
OVA『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』に登場。レッドショルダー新参者達をオドンまで運んだ。アニメ設定書での名称は「降下してくる揚陸艇」。
オバノー級高速巡洋艦
ギーガ級をスケールダウンさせたもので、大気圏内飛行も可能。速度がギーガ級戦艦以上あり、AT運用を考慮した設備とATや戦闘機等を搭載する。作戦次第では、母艦として惑星降下戦に投入される。アニメ設定書での名称は「ギルガメス星域軍 小型宇宙艦」で、「オバノー級」の名称は同人誌や各種ムックで使われているもの。
ガンボート
前後に機銃座を備えた河川パトロール用小型艇。EX-10所属。
小型艇
軍民問わず、クメン周辺で多く見られる木造の小艇。天幕張りで乗員は吹きさらしである。武装は各自が持ち込んだ携帯火器が主。キリコがEX-10に向かう際に使用していたのもこのタイプ。
ギーガ級宇宙戦艦
艦首側にT字翼、艦尾近くに下反角のついた主翼を備える主力大型宇宙戦艦。アニメ設定書での名称は「ギルガメス星域軍 宇宙戦艦」で、「ギーガ級」の名称は同人誌や各種ムックで使われているもの。
建造時期によって3種に分かれ、対艦隊戦用のものと、AT母艦としての機能を向上させたもの、大気圏内飛行も可能にしたものとがある。AT運用を考慮した設計がされ、運用設備を備えている。機動性のある高速艦で、銀河中心部から外縁部までを、MH航法用フィールド・エンジンを使用して約2週間で13万光年を移動可能。宇宙艦隊の主軸であり、多数のATや戦闘機を搭載する。
軍用シャトル
大気圏内離脱が可能で、ギーガ級やオバノー級と同じカラーリングの可変翼スペースシャトル
ケルビン級高速巡洋艦
オバノー級よりも前のタイプの高速艦で、『機甲猟兵メロウリンク』では、この艦が地表に突き刺さり、傾いたまま巨大な塔となって沈黙している場所がある。全長620メートルで、ATや戦闘機などを多数搭載。
バウントント
百年戦争初期に開発された超大型戦艦だが、旧式化している。現在は移動司令本部として、メルキア近辺での活動に使われている。ギルガメス軍のメルキア方面軍のみで設計開発、建艦した。退役延長中の旧式戦艦で、巨艦に様々な追加改造を行い、特異な外観の移動要塞の側面も持つ。
テレビシリーズ第1話において、秘密結社によるリドのPS奪取計画に組み込まれた主人公キリコ・キュービィーを乗せてメルキアに帰還した。
小型宇宙艇
クエントで、バニラがキリコの援護によって脱出する際に操縦した小型艇。

他にも第1話での百年戦争の時には、名称不明の多くの艦船が登場する。

航空機[編集]

F-24-DH
ギルガメス軍の宇宙戦闘機で、ギーガ級やオバノー級に搭載されている。主翼のない独特のフォルムで、大気圏内飛行が出来ないためバララント側のB・FH-14に劣るが、火力では優れている。
TH-32-AT エーティーフライ
AT空輸用に使用する中型ヘリ。AT1機を吊り下げて空中投下できる。ATの肩のフックをワイヤーの爪に引っかけるものと、磁力式のものがある。また単座だけでなく複座のものもある。武装は機首に機関砲2門。
大型ヘリ
『野望のルーツ』等で出てきた輸送ヘリ。スパームウェルを上回る搭載量で、武装もほどこされている。配備数は少ない。
軽爆撃機
EX-10でも使われていた双発の小型爆撃機。
ギルガメス軍クラフト機
弾薬積載量の多い攻撃機。『機甲猟兵メロウリンク』でメロウリンクが雨宿りしたのは、この機体の残骸。軽爆撃機のバリエーション。
TH-28-T スパームウェル
大型輸送ヘリ。ゴン・ヌー将軍もクメン内乱末期に搭乗した。
脱出シャトル
カンジェルマン宮殿内に隠されていた使い捨てブースターとカタパルトレールによって、大気圏離脱を可能にした小型機。単座だがPS用の収容カプセルを持つ。
治安警察ヘリ
メインローター外周を円形のカバーで囲った治安警察が使う戦闘ヘリコプター。コクピットに正・副パイロット、後方機銃座にも射手が乗り込む三座式。前後に連装機関砲塔。左右に6連装ミサイルポッドを計2基搭載。
バニラがウドと『ビッグバトル』で使用した。
汎用偵察ヘリ
ボローがフィアナを同乗させ、キリコとイプシロンの戦闘を見学させたビーラーゲリラの小型偵察ヘリ。非武装。『機甲猟兵メロウリンク』ではガルボネール・J・ボイルも使用。
ファイアーパロット
EX-10に配備されている単座の対地攻撃用小型ヘリ。武装は機首に連装機関砲塔、左右に3連装ミサイルポット計2基。傭兵に志願したバニラも搭乗した。
ファイアーパロットの重武装型
ファイヤーパイロット系統の武装を強化したタイプ。『機甲猟兵メロウリンク』等で登場。拠点防衛や迎撃任務などで使われる。
メルキア軍大型輸送機
メルキア軍で採用されている大型輸送機で、第13話では後部からメルキア機甲兵団の降下部隊“ヘルダイバー”のATを投下する。
メルキア軍戦闘機
先端にカナード翼を備えた大気圏内用戦闘機。機銃しか武装を持たない。
メルキア軍フロート機
輸送用の水上飛行機。ドッパー刑務所への囚人輸送で使われた。
メルキア軍連絡機
キリコが第1話で脱走する際に乗り込んだ小型機。
TH-101-AT ラードル
赫奕たる異端』でゴディバがキリコを乗せ、アレギウムに乗り込む際に使用した小型ヘリ。

車両[編集]

MAG-S53
ギルガメス軍の裝輪式自走砲。武装は主砲1門と4連装ミサイルポット2基。裝輪式のため路上移動速度が速いが、不整地での地形対応にやや劣る。
GMBT-208-II アストラッド
150ミリ連装キャノン(形式GT-TS-38)と連装式リニアランチャーを備えた大型戦車。ATと同種の三連スコープを備え、光学系の性能を向上させている。もとはムック『ボトムズオデッセイ』の記事で描かれた二次創作のメカだったが、OVA『野望のルーツ』と『ペールゼン・ファイルズ』に登場し、公式の存在となった。
ガーシム
治安警察の6輪装甲車。ビーラーゲリラも使用している。車体銃として重機関銃を持ち、場合によってはフレイムスロウワーと換装する。上部に人力操作のロケットランチャー、背面には20ミリ連装機関砲塔を装備。
戦車
ビーラーゲリラが使用していた戦車とは名ばかりの裝軌式戦闘車両。砲塔は開口部が多く、乗員が丸見えで直接戦闘は危険なため自走砲的運用がされていた。連装主砲の他に11連装ロケット弾ポッド、砲郭式20ミリ機関砲2基と砲塔のボールマウント式機関砲1基で武装している。
地上戦艦
マナウラ正規軍が移動作戦本部として使っており、大口径の主砲を備える。百年戦争初期にも使われていた。
マニーシV型
アストラッド同様に、砲塔前面にATの三連スコープを備えた小型戦車。車体に砲郭式75ミリ砲、砲塔に35ミリ戦車砲を搭載。
ミサイルカー
ビーラーゲリラが用いた10連装ミサイルランチャーを備えた車両。自走式と牽引式がある。
輸送トラック
ごく普通の輸送トラック。これの荷台を排し、ATを仰向けに乗せるようにしたものもある。
ビッグキャリー
ATを4台輸送出来るようにした大型トレーラー。『ザ・ラストレッドショルダー』に登場し、『野望のルーツ』ではコンテナを持ったものも出てくる。

その他[編集]

監視衛星
メルキア星のメルキア軍情報部が使用する無人監視衛星。周囲の軌道上にある無数のデブリや障害物を自動的に内蔵レーザーで消滅させながら、同時に惑星上の監視対象を追跡する任務も行う。地上基地からのコントロールで、衛星画像やビーコンからの情報収集にも使われる。
アーマーマグナム(携行火器)
正式名称バハウザーGMA-571。AT操縦士専用大型拳銃で、主にバカラ・メタル社が生産を請け負っていた。キリコも登場作品で常に愛用している。拳銃というよりソードオフ・ショットガンをさらに短く切り詰めたような銃であり、装弾数は3+1でカートリッジ(実包)はバレル下のマガジンに装填する半自動ショットガンの様なシステム。さらにピストル型のグリップには予備カートリッジを2発収納可能(しかし、劇中のキリコは時にほぼ無制限に乱射していた)。うまく狙えばATのカメラ=光学センサーや関節フレームを破壊するほどの威力を持つが反動も強く、至近以外で命中させるには神業ともいえる射撃技術を要する。
本銃を使用したキリコ以外の人物では、ガナード(機甲猟兵メロウリンク)、ケイン・マクドガル(青の騎士ベルゼルガ物語)、ノル・バーコフ(ペールゼン・ファイルズ)、レッカ・バロウ(CRIMSON EYES)、ペイガン(ケース;アービン)等がいる。

バララント軍[編集]

バララント軍の使用する兵器は、ギルガメスに比べて流線型のラインをしており、色彩もBATM-03 ファッティーと同じカラーリングのものもあれば、宇宙戦艦類のように紫が基調のものがメインとなっている。

艦船[編集]

小型宇宙艇
小型ながらMH(マクガフィ・ハイパードライブ)航法を備えた宇宙艇。キリコがクエントに向かうときに使用。
B・SFTV-AT-105 ザーハット
大気圏突入/離脱可能なAT揚陸艇。ファッティーと同じカラーリングで、連装機銃砲座を2基備える。その他の兵装は艇上2座の24ミリソリッドシューター以外に、105ミリロケットランチャー等を搭載。搭載量はAT10機程度能で、これに換えて貨物では109トン以上可能。作戦では揚陸艇として軌道降下や対宇宙施設、要塞戦等に多数投入される。劇中では、停戦中のギルガメス軍との対クエント星共同作戦等に使用された。
脱出宇宙艇
レスリオン級に搭載されている小型宇宙船。舷側にオレンジ色のタンクが3つずつ並んでいる。
ミーズ級宇宙駆逐艦
大気圏内飛行も可能な宇宙駆逐艦で、レスリオン級はこれをスケールアップしたもの。大気圏内戦闘や離脱が可能。宇宙艦隊の多数を占め、レスリオン級戦艦の随伴艦としての任務等も多い。母艦的な要素もあり、支援戦闘機15機、AT40機、装甲車、上陸用舟艇等を搭載可能。アニメの設定書での名は「バララント星域軍 宇宙小型艦」。
レスリオン級宇宙戦艦
ギーガ級と同等の性能を持つバララント軍の最新主力戦艦。ギーガー級よりも設計コンセプトは先んじている。全長約600メートルクラスの最大級戦艦で、500機以上の搭載数と、多数のミサイル、レーザー砲を持つ。大気圏への降下、離脱が可能で、作戦には随伴艦を配備することもある。アニメの設定書での名は「バララント星域軍 宇宙戦艦」で、「レスリオン」は劇中で同クラスの艦の名として登場している。

航空機[編集]

B・FH-14
バララント軍の主力宇宙戦闘機で、下部に3連装ミサイルランチャー、機首に連装機銃を持つ。火力は低いが、大気圏内外飛行が可能。
B・RAC-08-AT
ギルガメスのエーティーフライに相当する、AT輸送機能を持ったVTOL機。機首に20ミリ機関砲4門を持っている。
対地ヘリコプター
両脇にミサイルポッドと機銃を備えた対地攻撃ヘリ。メロウリンクがシュエップス小隊全滅後、帰投中に攻撃してきたもの。対ATを想定して設計されたものだが、思ったほどの成果は出ていない。

車両[編集]

B・MAV-19 スカラベ
上部に連装式砲塔を持った装甲車。
探査車
前部に大型ホイールを備えた三輪探査車。
地上戦艦
ギルガメス側と形状が違い、あまり目立った巨大砲塔はないものの、連装式の小型砲塔を全体に張り巡らせている。『ビッグバトル』ではバララント軍PSのニーヴァが全コントロールを行えるようにした。

要塞[編集]

ミノータス
バララント主星バランの衛星軌道上にある巨大移動要塞。バランの衛星を改造したもので、バララントは主星としての機能を惑星地表から全てここへ移している。アニメでの設定名は「バララント星域軍指令本部衛星」。
マニド峡谷前哨基地
資源惑星ガレアデにあるマニド峡谷の間に挟まれたように存在する基地。作品背景時点では両軍の最前線で既にバララントは制空権を有しているため、ギルガメス軍が侵攻するにはこのマニド峡谷を抜けるしかないので地上からの侵攻を抑える役割を持っている。大規模の侵攻が確認された場合、基地の下部には峡谷を粉砕し通り道を遮断する巨大砲が搭載されている。
惑星モナド
アストラギウス銀河を二分した戦いにおいてギルカメス連合内に存在している惑星だったが、バララントが占領した後は最重要拠点として半世紀にかけて要塞化された。既に自然的な惑星の原型がなく地殻まで機械化されているが、惑星中心部にはバララント軍でも詳しく解明されていない領域が存在している。

秘密結社[編集]

秘密結社は、異能者ワイズマンによって提供された技術で独自の艦を創り上げた。

艦船[編集]

宇宙探査艇
アロンとグランが使用した小型宇宙艇。カラーリングからギルガメス軍からの流れを受けている事が読み取れる。
テルタイン級宇宙戦艦
ギルガメス軍の退役宇宙戦艦で、長方形の艦体の下部に艦橋を備える独自のデザイン。艦首と左右舷側の計三箇所に艦載機の発進口がある。塗装は茶褐色。終戦前に秘密結社によって、ベラボスから強奪され、秘密結社旗艦となった。
艦長はフットー大佐。首領のアルベルト・キリィも一時期本艦に搭乗していたが、クメン編終了直後から分離式戦闘母艦に旗艦を移した模様。キリコを追って戦艦Xを追尾したサンサ戦以後の消息は、艦長を含めて不明となる。
『ペールゼン・ファイルズ』では、ギルガメス軍内で同型艦が艦隊を組んで行動した。また、テルタインを2隻並べて連結したダブルテルタインも登場しており、こちらは戦艦というより空母に特化されているようである。
分離式戦闘母艦
テルタインの後継艦として秘密結社の旗艦となった大型の新造艦。テルタイン同様、艦体は平べったい形状で前後に分離する機能を持ち、それぞれ単艦で独立行動可能。更に大気圏内での運用能力を備えている。塗装は灰色系。
ワイズマンのステーションで後部艦体を囮として切り離した後、前部艦体は神の後継者となったキリコを守って戦い、クエントの大気圏内で轟沈した。設定名は「キリィの戦闘母艦」。
高橋良輔著の小説版ではワイズマンのステーションで、テルタインを分離可能なように改装した艦との設定になっており、新造艦扱いではない。

航空機[編集]

秘密結社輸送機
秘密結社がヂヂリウム輸送用に使おうとした。

車両[編集]

装甲リムジン
ウドでイスクイ署長やボローなどが使用していた高級車。見掛けは単なるリムジンだが要人用に装甲が施された上、後部には偽装された自衛用ミサイルランチャーまで装備しており、劇中ではこれでメルキア軍のATを撃破している。最後はATのミサイル攻撃によって機能停止した。
霊柩車
ボローがウド脱出時、メルキアの警戒線を超えるために葬儀屋を装う目的で使用。擬装用に本物の死体を積んでいた模様。

その他[編集]

艦船[編集]

宇宙戦艦X
クメンを脱出したキリコとフィアナを、メルキア上空で取り込んだ戦艦。大きさは巡洋艦サイズ。
艦内にスコープドッグIIを搭載し、ギルガメス、バララントのどちらでもない技術で航行している。そして、艦内にはメルキア戦略装甲騎兵団特殊任務班X-1レッドショルダーの記録映像(すなわち、キリコの過去の「悪行」の記録)が常にかかるようになっており、洗脳まがいの精神的拷問としてキリコを苦しめた。
テルタインの攻撃でサンサに不時着し、そのまま姿勢制御ノズルでAT隊を蹴散らした後に放棄された。
宇宙運搬艇
ブールーズ・ゴウトサンサで使用していた小型運搬艇。バララント軍の攻撃で行動不能となったが、後に同型船が『幻影篇』のラストでバニラ・バートラーの一家を乗せて登場。ヌルゲラントにいたバニラ一行を迎えに来たところから、HM航法による恒星間航行も可能な模様。

車両[編集]

サンドライナー
クエントに住むクエント人や砂漠商人が砂漠の移動に用いる車両。ゲッコが持っていた車両になっているものと、ル・シャコが用いたホバークラフトになっているものとの二種類がある。
スネークガンナー
再生武器商人が使用する武装トレーラー。数台が登場するが荷台に探照灯と砲塔(廃品を再生したものらしく、砲身などが破損している物も多い)などを持っており、ハンドメイドらしく同じ仕様の車両はない。
ダング
暴走族がよく用いる武装バイク。サイドカー付きのものも多い。ATの武装を輸送可能な貨物タイプもある。
六輪トレーラー
前部に大型ホイールを持ち、後部コンテナにATを2機搭載できるトレーラー。宇宙戦艦Xに搭載されており、キリコとフィアナが脱出用として使用した。『赫奕たる異端』のラストでは、ゴディバも運転していた。
無人警備ロボット
人間とATの中間の大きさの二足歩行型警備ロボット。腕部はなく、球体の胴体に単眼型の大型センサーを備えて機銃を二門装備。カンジェルマンの宮殿の警備用に配備され、侵入してきたキリコを連行する。

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