田口大二郎
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田口 大二郎（たぐち だいじろう、1975年10月2日[1] - ）は、日本中央競馬会 (JRA) の美浦トレーニングセンターに所属していた元騎手。東京都出身[1]。血液型O型[1]。
2000年以降の3年間は障害競走のみに出走した[2]。体調不良に悩まされ、26歳で引退した[3]。
来歴[編集]
- 1994年 (平成6年)、競馬学校騎手課程の第10期生として卒業。同期の卒業者には、吉田豊、幸英明、渡辺薫彦らがいる[4]。同年3月5日の2回中山3日目第2競走でカイエンマックスに騎乗してデビュー（7着/13頭）。同年6月25日の1回福島3日第2競走でビッグスマイルに騎乗して初勝利[5]。
- 1994年12月25日の中山競馬第1レースで負担重量（50キログラム (kg)）を超過する50.5キロ[6]で騎乗し、1995年1月5日から1月7日までの3日間（実効2日間）の騎乗停止処分を受けた[7]。
- 1995年 (平成7年)3月26日の中山競馬第2レースで負担重量50キロのところを1キロ超過の51キロで騎乗し、4月1日から30日までの1か月（実効10日間）の騎乗停止処分を受けた[8]。
- 1996年 (平成8年)4月21日の新潟競馬第2レースで負担重量50キロのところを500 g超過の50.5キロで騎乗し、4月27日から28日までの2日間の騎乗停止処分を受けた[9]。
- 1997年 (平成9年)7月20日の新潟競馬第5レースの障害未勝利戦で落馬し、左鎖骨骨折で全治2か月と診断された[10]。
- 中野隆良厩舎に所属していたが、1999年6月1日付でフリーとなった[11]。
- 1999年 (平成11年)6月20日の新潟競馬第4レースで負担重量についての注意義務を怠ったとして戒告処分を受けた[12]。
- 1999年8月28日の新潟ジャンプステークス (JS)で負担重量超過の55.5キロ[13]で騎乗し、過怠金5万円の処分を受けた[14]。
- 2000年 (平成12年)10月18日から10月28日までニュージーランドに海外遠征した[15]。
- 2002年 (平成14年)3月17日の阪神競馬第5レースで負担重量の57キロ[16]を超過して菊地昇吾に騎手変更となり、3月24日までの騎乗停止処分を受けた[17]。
- 2002年4月5日付けで引退[1]。JRA通算643戦37勝（うち平地競走383戦13勝、障害競走260戦24勝）。
- 引退後は民間企業勤務を経て起業し、東京都港区の新橋で飲食店の経営者となった[3]。
おもな騎乗馬[編集]
- ミナミノゴージャス（2001年中山グランドジャンプ2着）[18]
脚注[編集]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 “データファイル｜騎手・調教師データ”. JRAホームページ. 2023年4月9日閲覧。
- ↑ “田口 大二郎（騎手）｜年度別”. ウマニティ. 2023年4月19日閲覧。（障害競走の出走歴は現役最終年の2002年まであるものの、平地競走での出走歴は1999年度が最後となっている）
- ↑ 3.0 3.1 高島昌俊 (2020年2月28日). “「完食率100％のお茶漬け専門店」オーナーは元JRA騎手だった”. 日刊SPA!. 2023年4月9日閲覧。
- ↑ 旭堂南鷹 (2023年2月13日). “幸英明連載【3】脱走事件の中でも光っていた〝ナベちゃん〟の信念”. 東スポ競馬. 2023年4月9日閲覧。
- ↑ 「新人の田口大二郎騎手 25日、福島競馬2Rで初勝利」『日刊スポーツ』、1994年6月26日、10面。
- ↑ “3歳未勝利｜1994年12月25日”. netkeiba.com. 2023年4月16日閲覧。
- ↑ 「田口騎手が騎乗停止処分／JRA」『読売新聞東京朝刊』、1994年12月26日、19面。
- ↑ 「田口大二郎騎手 超過重量のため実効10日間の騎乗停止処分」『日刊スポーツ』、1995年3月27日、14面。
- ↑ 「新人の田口大二郎騎手 新潟競馬2Rで負担重量を超過 2日間の騎乗停止処分」『日刊スポーツ』、1996年4月22日、19面。
- ↑ 「【新潟障害戦】田口騎手が落馬、骨折」『スポーツニッポン』、1997年7月21日、15面。
- ↑ 「田口大二郎騎手 6月1日付でフリーに」『日刊スポーツ』、1999年6月1日、12面。
- ↑ 「【福島競馬】制裁＆出来事（20日）」『スポーツニッポン』、1999年6月21日、5面。
- ↑ “新潟ジャンプS｜1999年8月28日”. netkeiba.com. 2023年4月16日閲覧。
- ↑ 「【新潟競馬】制裁＆出来事（28日）」『スポーツニッポン』、1999年8月28日、16面。
- ↑ 「【海外遠征】田口 ニュージーランドへ」『スポーツニッポン』、2000年10月14日、12面。
- ↑ “障害4歳以上オープン｜2002年3月17日”. netkeiba.com. 2023年4月16日閲覧。
- ↑ 「【阪神競馬】制裁＆出来事」『スポーツニッポン』、2002年3月18日、14面。
- ↑ “データファイル｜競走成績データ”. JRAホームページ. 2023年4月9日閲覧。
関連項目[編集]
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