点P
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点P（てんピー）は、数学の問題における要素である。
概要[編集]
「P」は英語の「point」の頭文字であり[1]、数学では点の名称として「点P」は広く用いられる。
日本の中学校数学では、中学校2年の1次関数の学習時に、応用問題として、多角形(長方形・直角三角形など)の辺上を動く動点と定点が作る図形の面積に関する問題が取り扱われることがある[2]。高校入試や大学入試センター試験にも[3]動点に関する問題が出題されている。
この動点の名称が「点P」であることが多く、「動く点P」として数学のあるあるに取り上げられることがある。
反応[編集]
明治ヨーグルトR-1の野外広告では、同社がスポンサーであるTBSラジオの番組が行ったアンケートから「受験生に聞いた数学を勉強して腹が立ったこと」として「移動する点P」が挙げられた[4]。
デザイナーのみっけによる、動く点Pを映画タイトルのデザイン風にした作品や[5]、筑波大学に通う学生が点Pを実写化した映像は[6]、Twitterなどで多くの反響があった。
デイリーポータルZには『数学の「動く点P」を実際に動かしてみる』という記事が投稿されている[7]。
企画デザイン2時が、ファスナーが「動く点P」をモチーフにしている「動く点Pポーチ」「動く点Pと動く点Qポーチ」を発売した[8]。
脚注[編集]
- ↑ “原点はオー! (PDF)”. もっと数学の世界 24（中学生以上）. 教育開発出版. 2023年7月29日閲覧。
- ↑ “「新しい数学」 学習指導計画・評価規準例 【２年】”. 東京書籍. 2023年7月25日閲覧。
- ↑ Company, The Asahi Shimbun. “点Ｐは走り、いつか出会う(かもしれない) 大西科学 - Look Back センター試験 - 教育：朝日新聞デジタル” (日本語). 朝日新聞デジタル. 2023年7月25日閲覧。
- ↑ “「ひとりじゃない！」 明治R-1が孤独や不安を感じる全ての受験生に贈る 思わずほっこりする“受験生あるある広告””. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1｜PR TIMES (2021年2月1日). 2023年7月25日閲覧。
- ↑ “数学あるある「動く点P」を映画タイトル風に「じっとしてて！」 完成度の高さが「センスの塊」と話題呼ぶ｜よろず〜ニュース” (日本語). よろず〜ニュース (2023年4月18日). 2023年7月25日閲覧。
- ↑ Hisamatsu, Reona (2021年1月6日). “「世界で1番嫌いなやつが実写化したww」大学生が「動く点P」を作った結果” (日本語). BuzzFeed. 2023年7月25日閲覧。
- ↑ 爲房新太朗 (2020年6月10日). “数学の「動く点P」を実際に動かしてみる” (日本語). デイリーポータルZ. 2023年7月28日閲覧。
- ↑ “あの点Pが動き出した……！「動く点Pポーチ」「動く点Pと動く点Qポーチ」の先行予約がスタート！”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1｜PR TIMES (2021年8月27日). 2023年7月25日閲覧。
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