濱田大造
濱田 大造(はまだ だいぞう、1970年7月19日 - )は、日本の政治家。介護施設経営者。熊本県議会議員[1]。かつて、民主党、民進党、立憲民主党に所属していた。
概要[編集]
山口県で出生[2](本籍地:熊本市[3])。熊本市立出水南小、出水南中学校卒業[3]。1989年熊本県立熊本高等学校卒業。1990年早稲田大学政治経済学部経済学科入学、1994年卒業[3]。
社会人時代
1994年から日商岩井株式会社(現:双日)入社(東京本社)運輸部国際輸送第1課勤務[3]。1998年会社派遣留学でモスクワ国立大学経済学部ビジネススクール入学し、1999年の卒業から日商岩井モスクワ支店勤務。研修終了後に帰国し、国際業務部勤務(東京本社) [4]。2000年日商岩井株式会社退社[3]。
政界進出・民主党
2003年4月13日の熊本県議会議員選挙に落選。同年 9月に民主党衆議院議員の松野信夫事務所入りし、2005年8月第44回衆議院議員総選挙で松野信夫落選[5]。 同年10月事務所退職[3]。2007年4月8日熊本県議会議員選挙に民主党公認で初当選した[6][3]。2011年4月10日 熊本県議会議員選挙落選[3]。2012年12月第46回衆議院議員総選挙の熊本県第2区に民主党公認で立候補し、落選[3]。
2015年4月12日熊本県議会議員選挙で熊本市第1選挙区から民主党公認候補で元職として当選(2期目)[3][7]。
民進党
2016年4月時点民進党熊本県連副幹事長[8]。同年年5月1日に、立正佼成会熊本教会に同じ民進党の藤末健三と挨拶に伺っている[9]。2017年に解党改め「新党移行」案が浮上した民進党へ立憲民主党と希望の党の綱引きが起きている中で、平成31年(2019年)春の統一地方選挙に対して、「統一地方選や参院選を、このまま民進党で戦えるはずもない」という不安を明かしている[10]。2018年1月31日に民進党離党[3]。
立憲民主党
2018年2月6日立憲民主党入党[3]。2019年4月7日の熊本県県議会議員選挙で当選(三期目)[3]。立憲民主党熊本県県連幹事長在任中、2021年1月27日立憲民主党熊本県第1区総支部長就任。同年2月20日立憲民主党熊本県総支部連合会副代表就任で県連幹事長退任[3]。立憲民主党公認候補として2021年の第49回衆議院議員総選挙に立候補したため[11][12]、県議3期目と介護施設経営中の2021年10月19日に自動失職した[3][4]。同年10月31日落選[3][13]。2022年4月に2021年11月に熊本県議会事務局に提出した県議当時の収支報告書にチラシ配りなど衆院選挙のための活動していたスタッフの同年8~10月の給与計48万3千円を含めた事務所人件費を政活費として計上していた不正が発覚[13]。
無所属
2022年5月20日に2議員の辞職に伴う熊本県議会議員熊本市第1選挙区の2議席を争う補欠選挙に無所属前職の介護施設経営者として出馬し[1][14]、同月30日に当選(4期目)[15]。2議席を無所属4人と共産1人が争った補選は、県議選出馬経験のある無所属2人が制したが、投票率は過去最低の18.57%であった[1]。
脚注[編集]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 “当選者決まる 投票率は過去最低の18・57% 熊本県議補選:朝日新聞デジタル” (日本語). 朝日新聞デジタル. 2022年6月1日閲覧。
- ↑ “濱田大造(比例・九州・立民)【衆議院選挙2021】” (日本語). 読売新聞オンライン (2021年10月18日). 2022年6月1日閲覧。
- ↑ 3.00 3.01 3.02 3.03 3.04 3.05 3.06 3.07 3.08 3.09 3.10 3.11 3.12 3.13 3.14 3.15 “濱田大造のプロフィール、経歴・役職|濱田大造|”. www.hamada-daizo.jp. 2022年6月1日閲覧。
- ↑ 4.0 4.1 “濱田 大造(立憲民主党):熊本1区/九州ブロック|聞こえる選挙 | Yahoo! JAPAN 第49回衆議院議員総選挙” (日本語). 聞こえる選挙|Yahoo! JAPAN 第49回衆議院議員総選挙特設サイト. 2022年6月1日閲覧。
- ↑ “九州 - (比例代表)民主党 - 第44回衆議院議員選挙 2005年09月11日投票 | 選挙ドットコム” (日本語). 選挙ドットコム. 2022年6月1日閲覧。
- ↑ “熊本県議会議員選挙 - 熊本市選挙区候補者一覧 - 2007年04月08日投票 | 熊本県” (日本語). 選挙ドットコム. 2022年6月1日閲覧。
- ↑ “熊本県議会議員選挙 - 2015年4月12日投票 熊本市第一選挙区 | 候補者一覧”. 政治山. 2022年6月1日閲覧。
- ↑ “党熊本県連、益城町などで活動” (日本語). 民進党. 2022年6月1日閲覧。
- ↑ “濱田大造 - 5月1日(日) 藤末健三参議員議員と立正佼成会熊本教会様にご挨拶に伺いました。8:30〜11:30...” (日本語). www.facebook.com. 2022年6月1日閲覧。
- ↑ INC, SANKEI DIGITAL (2017年12月15日). “混迷・民進党、カネと組織めぐる綱引き” (日本語). 産経ニュース. 2022年6月1日閲覧。
- ↑ “衆院選熊本1区、野党共闘に不安 立民・濱田氏が候補内定 各党と距離“修復”急務|熊本日日新聞社” (日本語). 熊本日日新聞社 (2021年1月29日). 2022年6月1日閲覧。
- ↑ “濱田大造(比例・九州・立民)【衆議院選挙2021】” (日本語). 読売新聞オンライン (2021年10月18日). 2022年6月1日閲覧。
- ↑ 13.0 13.1 “政活費を使い切るため、不正を指示か 関係者が明かすも元県議は否定:朝日新聞デジタル” (日本語). 朝日新聞デジタル. 2022年6月1日閲覧。
- ↑ “<速報>熊本県議補選、4氏が立候補 熊本市1区 午前8時半時点|熊本日日新聞社” (日本語). 熊本日日新聞社 (2022年5月20日). 2022年6月1日閲覧。
- ↑ 日本放送協会. “熊本県議会議員補選 濱田大造氏と堤泰之氏 当選|NHK 熊本県のニュース”. NHK NEWS WEB. 2022年6月1日閲覧。
関連項目[編集]
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