歪んだ波紋
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歪んだ波紋 | ||
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著者 | 塩田武士 | |
発行日 | 2018年8月9日 | |
発行元 | 講談社 | |
ジャンル | 連作短編集 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 四六判変型 | |
ページ数 | 282 | |
公式サイト | bookclub.kodansha.co.jp | |
コード | ISBN 978-4-06-512351-5 | |
ウィキポータル 文学 | ||
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『歪んだ波紋』(ゆがんだはもん)は、塩田武士の連作短編小説集[1]。『小説現代』(講談社)2017年5月号から2018年2月号に掲載の4篇に書き下ろし1篇を加え、2018年8月9日に講談社より刊行された[2]。現役やかつての新聞記者を主人公に誤報にまつわる5つの物語を描いた社会派小説。第40回吉川英治文学新人賞受賞作品[3]。
2019年11月にNHK BSプレミアムでテレビドラマ化された[1]。
概要[編集]
本作は「黒い依頼」(「小説現代」2017年5月号、「ペン先の行方」からの改題)、「共犯者」(「小説現代」2017年9月号、「煙の向こう」からの改題)、「ゼロの影」(「小説現代」2017年11月号)、「Dの微笑」(「小説現代」2018年2月号)、そして書き下ろしとなる「歪んだ波紋」の短編5作品で構成されている。誤報を主要テーマとしており、それぞれの短編は誤報ともうひとつのテーマに沿った形で物語が展開されている(「黒い依頼」:誤報と虚報、「共犯者」:誤報と時効、「ゼロの影」:誤報と沈黙、「Dの微笑」:誤報と娯楽、「歪んだ波紋」:誤報と権力)。塩田はインタビューで「この作品を通して描きたかったのは“人間の弱さ”。書き終えた今、誤報を描くことは人間の弱さを描くことと同じことなのではないかと思う。誤報を容認することはできないが、誤報そのものを問題視しなかったことにも人間の弱さがあるように感じる」と語っている[4] 。
収録作品[編集]
- 黒い依頼(「ペン先の行方」改題、初出:『小説現代』2017年5月号)
- 共犯者(「煙の向こう」改題、初出:『小説現代』2017年9月号)
- ゼロの影(初出:『小説現代』2017年11月号)
- Dの微笑(初出:『小説現代』2018年2月号)
- 歪んだ波紋(書き下ろし)
あらすじ[編集]
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登場人物[編集]
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書誌情報[編集]
テレビドラマ[編集]
歪んだ波紋 | |
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ジャンル | 連続ドラマ |
原作 | 塩田武士 |
脚本 | 向井康介 |
演出 |
佐々木章光 村上牧人 最知由暁斗 |
出演者 |
松田龍平 松山ケンイチ 小芝風花 山口紗弥加 勝村政信 勝矢 Juice=Juice 坂井真紀 キムラ緑子 真野響子 美村里江 筒井道隆 角野卓造 イッセー尾形 長塚京三 |
音楽 | 林ゆうき |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
話数 | 全8話(予定) |
製作 | |
制作統括 |
佐野元彦 金澤友也 髙橋練 |
編集 | 涌井真史 |
製作 |
NHK テレパック |
放送 | |
放送チャンネル | NHK BSプレミアム |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2019年11月3日 - 12月22日(予定) |
放送時間 | 日曜 22:00 - 22:49 |
放送枠 | プレミアムドラマ |
放送分 | 49分 |
回数 | 全8回(予定) |
公式ウェブサイト | |
特記事項: BS4Kにて2019年10月30日から12月18日(予定)まで毎週水曜20時40分 - 21時29分に先行放送。 |
NHK BSプレミアム「プレミアムドラマ」で2019年11月3日から12月22日(予定)まで連続8回に渡って放送されている[5][6]。主演は松田龍平[6]。
BS4Kにて2019年10月30日から12月18日(予定)まで毎週水曜20時40分から21時29分に先行放送されている。
ストーリー[編集]
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キャスト[編集]
主要人物[編集]
- 沢村政彦(さわむら まさひこ)
- 演 - 松田龍平
- 「新神奈川日報」報道部の遊軍記者。
- 先輩記者・桐野の情報によってひき逃げ事故の誤報記事を出してしまう。その後行方をくらました桐野を追うと共に誤報の情報元となったウェブサイト「メイクニュース」についても調査を始める。
- 三反園邦雄(みたぞの くにお)
- 演 - 松山ケンイチ[6]
- ニュースウェブサイト「ファクトジャーナル」編集長。政彦の大学時代の同期。「大日新聞」の元記者。
- 政彦と同様にフェイクニュース作成を指南する闇サイト「メイクニュース」について調査している。
- 森本敦子(もりもと あつこ)
- 演 - 小芝風花[6]
- ひき逃げ事故で夫を失った女性。夫の子供を妊娠している。
- 政彦の誤報記事により容疑者扱いにされ、大きく人生が変わってしまう。
- 野村美沙(のむら みさ)
- 演 - 山口紗弥加
- 「新神奈川日報」文化部ネットメディア担当。政彦の同僚であり元恋人。
- 保育園児の1人娘を持ち、仕事と子育ての両立に悩む。
- 桐野弘(きりの ひろし)
- 演 - 筒井道隆
- 「新神奈川日報」報道部の遊軍記者。以前は「大日新聞」の記者だった。
- ひき逃げ事件の虚報を提供した責任により新聞社を解雇され、その後行方不明になっている。
- 中島有一郎(なかじま ゆういちろう)
- 演 - 勝村政信
- 「新神奈川日報」報道部デスク。調査報道に特化した「プロジェクトIJ」に桐野とともに携わっていた。
- 政彦に誤報記事を書かせた責任により解雇される。アイドルグループのライブによく参加している。
- 沢村早百合(さわむら さゆり)
- 演 - 美村里江
- 政彦の妻。
- 介護士として勤務時に取材で訪れた政彦と出会う。政彦との間に小学生の息子がいる。
- 沢村一平(さわむら いっぺい)
- 演 - 角野卓造
- 政彦の父。全国紙「大日新聞」の記者。
- 高卒で入社して社会部記者を務め、社会部長となった後急死した。相賀や垣内と親しかった。
- 垣内智成(かきうち ともなり)
- 演 - イッセー尾形
- 「大日新聞」の元記者。一平・相賀の元同僚。
- 沢村一平の17回忌法要後に謎の自殺を遂げている。
- 相賀正和(あいが まさかず)
- 演 - 長塚京三
- 「大日新聞」の元記者。政彦の父・一平の盟友で、垣内の元同僚。
- 垣内が自殺した要因について調査している。
その他[編集]
- 井岡公昭
- 演 - 山口馬木也
- 神奈川中央警察署の副署長
- 吾妻裕樹
- 演 - 勝矢
- 新神奈川日報の報道部デスク
- アイドルグループ
- 演 - Juice=Juice
- 本人役
- 垣内美枝子
- 演 - 坂井真紀
- 垣内智成の娘
- 沢村芳子
- 演 - 根岸季衣
- 政彦の母
- 野村新一
- 演 - 柏原収史
- 美沙の夫。大日新聞記者。
- 吉川仁
- 演 - 安井順平
- 聖応工科大学准教授
- 山尾静子
- 演 - 原日出子
- 垣内智成の元妻
- 丸岡圭祐
- 演 - みのすけ
- ニュースウェブサイト「ファクトジャーナル」編集者
- 井上京介
- 演 - 藤原季節
- ニュースウェブサイト「ファクトジャーナル」編集者
- 山尾健二
- 演 - 螢雪次朗
- 山尾静子の夫
- 石井大地
- 演 - 相島一之
- 16年前の大日新聞社会部部長。沢村一平の後任。
- 桐野月子
- 演 - 真野響子
- 桐野弘の母
ゲスト[編集]
スタッフ[編集]
- 原作 - 塩田武士 『歪んだ波紋』(講談社刊)
- 脚本 - 向井康介
- 演出 - 佐々木章光、村上牧人、最知由暁斗
- 撮影 - 宮田伸
- 編集 - 涌井真史
- 音楽 - 林ゆうき
- 主題歌 - オリジナル・ラブ「四季と歌」(WONDERFUL WORLD RECORDS)[7]
- 制作統括 - 佐野元彦、金澤友也、髙橋練
- 製作著作 - NHK、テレパック
放送日程[編集]
放送回 | 放送日 | サブタイトル | 演出 | |
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BSプレミアム | BS4K | |||
第1回 | 11月 | 3日10月30日 | 虚報 | 佐々木章光 |
第2回 | 11月10日 | 11月 | 6日職業は記者 | |
第3回 | 11月17日 | 11月13日 | 霧の中 | 村上牧人 |
第4回 | 11月24日 | 11月20日 | 共犯者 |
NHK BSプレミアム プレミアムドラマ | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
令和元年版 怪談牡丹燈籠
(2019年10月6日 - 10月27日) |
歪んだ波紋
(2019年11月3日 - 12月22日〈予定〉) |
贋作 男はつらいよ
(2020年1月5日 - 〈予定〉) |
脚注[編集]
- ↑ 1.0 1.1 “松田龍平が新聞記者…BSプレミアム「歪んだ波紋」でNHK初主演”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年8月24日) 2019年8月24日閲覧。
- ↑ 2.0 2.1 “『歪んだ波紋』”. 講談社BOOK倶楽部. 講談社. 2019年8月24日閲覧。
- ↑ “吉川英治文学新人賞”. 吉川英治賞. 講談社. 2019年8月24日閲覧。
- ↑ 塩田武士 (2019年8月23日). 塩田武士氏が語る、SNSで流れてきた「情報」を感覚的にシェアする罪深さ-ベストセラー作家が、最新作『歪んだ波紋』で世に問うたこと. インタビュアー:田中泰. ダイヤモンド・オンライン. 2019年8月24日閲覧。
- ↑ “松田龍平×松山ケンイチ『歪んだ波紋』制作開始!”. NHKドラマ. ドラマトピックス. 日本放送協会 (2019年8月23日). 2019年11月2日閲覧。
- ↑ 6.0 6.1 6.2 6.3 “松田龍平、“誤報”をテーマにした社会派ドラマで主演!共演に松山ケンイチ、小芝風花ら”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2019年8月23日) 2019年8月24日閲覧。
- ↑ “ORIGINAL LOVEが松田龍平×松山ケンイチドラマ「歪んだ波紋」に主題歌提供 - 音楽ナタリー”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2019年9月29日) 2019年11月2日閲覧。
外部リンク[編集]
- 『歪んだ波紋』 - 講談社BOOK倶楽部
- プレミアムドラマ 歪んだ波紋 - NHK
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