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慶應義塾大学塾長秘書わいせつ事件

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慶應義塾大学塾長秘書わいせつ事件は、日本で起きた性犯罪

概要[編集]

犯人の逮捕[編集]

2020年1月20日警視庁は、慶應義塾大学病院経営企画室課長であった人物を東京都迷惑防止条例違反と建造物侵入の疑いで逮捕した。生活安全特別捜査隊によるとこの逮捕された人物は、2018年12月に慶應義塾大学三田キャンパスの女子トイレに侵入して、個室に小型カメラを取り付けて盗撮していたということであった。2019年3月に女性教員がカメラに気付いた。この逮捕された人物がバッテリーを取り替える様子も映っていた。この逮捕された人物のパソコンには、同じトイレで盗撮された映像が1,000件以上記録されていた[1]

事件の詳細[編集]

2020年6月2日にこの事件の初公判が東京地方裁判所で開かれる。ここでの起訴状によれば、被告は2018年11月下旬から2019年3月頃まで慶應義塾大学三田キャンパスの女子トイレに複数回侵入し、トイレ上部に備え付けた自動撮影機能付きのカメラで同僚の女性がトイレを使用しているところを撮影していたということであった。これに対して被告は間違いないと全ての起訴事実を認めた。被告はかねてより同僚女性のスカート内を撮影したい、トイレを使用している姿を見たいという気持ちがあり、これを満たすために犯行に及んでいた。3台のカメラを設置して盗撮をしていた。2019年3月にトイレを使用していた人がカメラに気付き警察に通報する。警察が来るまでにカメラの一部を持ち去り当初は疑惑を否認していたものの、カメラを取り付ける動画が残っていたことから罪を認めるようになった。捜査を行ううちに服務室でも盗撮を行っていたことが明らかとなる。盗撮をした目的は、ある特定の女性に好意を抱き撮りたいと思ったから。なぜ盗撮にしたのかという質問には、仕事でのストレスが大きかったためにこのような行動にしたと答える。設置していたカメラは人の動きを検知すれば自動的に撮影されるもので、目的としていた女性以外の人も個室に入るたびに撮影されていた。撮影していた画像は、目的としていた女性だけを抜き出してSDメモリーカードに保存していた。最初は執務室のみで盗撮をしていたものの、エスカレートしてトイレでまで盗撮をするようになっていた[2]

関連項目[編集]

脚注[編集]


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