関西学院大学柔道部窃盗事件

関西学院大学柔道部窃盗事件（かんせいがくいんだいがくじゅうどうぶせっとうじけん）は、2013年から2014年にかけて発生した窃盗事件。

概要[編集]

2014年7月6日、関西学院大学柔道部に所属する2人が、兵庫県神戸市のダンスクラブで客のポケットに入っている財布を窃盗した。直後にこの財布に入っていたプリペイドカードを付近のコンビニエンスストアで使用していた。兵庫県警察は10月22日にこの2人を窃盗の疑いで逮捕。この犯人は防犯カメラの映像では関西学院大学のマークが入ったズボンを着用していたことから特定されていた。この事件の犯人の1人は、兵庫県内で行われた柔道の選手権で優勝した実績がある人物であった^[1]。

10月18日、大阪市北区のダンスクラブで、関西学院大学教育学部に所属する大学生が他の客の財布を窃盗していた。この件で11月に逮捕される^[2]。

11月12日、兵庫県警察は柔道部員であった2人を再逮捕した。再逮捕容疑は同じ7月6日に、逮捕された件とは別の客からも財布を窃盗していたことから。この大学生はスマートフォンのアプリを用いて盗んだ金額を報告しあっていた。柔道部は無期限活動停止となる^[3]。

2015年 1月27日、兵庫県警察は関西学院大学の大学生2人を窃盗容疑で逮捕。これで逮捕者は5人となる。このうちの1人は2014年9月に大阪市北区のダンスクラブで他の客の財布を窃盗した容疑で逮捕。供述では窃盗を100件くらい行っていた^[4]。

2015年3月、兵庫県警察は新たに大学生と卒業生の計6人を窃盗容疑で書類送検。これで関与していた人物は計11人となった。供述によると2013年1月から2014年10月にかけて、11人で約400件の窃盗をしていた^[5]。