埼玉資産家夫婦死体遺棄事件

埼玉資産家夫婦死体遺棄事件（さいたましさんかふうふしたいいきじけん）とは2013年 1月28日、埼玉県久喜市で2012年 12月末より行方不明であったスイス在住の51歳投資ファンドマネージャーの資産家男性と48歳の妻の死体が見つかった事件。警視庁は死体遺棄容疑で数人の男の逮捕状を取り行方を追っていた^[1]。

この夫婦は2012年11月に帰国、会社の同僚に栃木県日光市で行われるパーティーに参加すると伝え、12月7日に東京銀座のマンションを出たのを最後に連絡が途絶えた。このパーティーには福山雅治も参加するとされていたが、実際にはパーティーすら実施されておらず、夫婦は嘘の話で誘い出されたと見られている^[2]^[3]。

2014年 9月19日、東京地方裁判所の田辺三保子裁判長は、元会社役員の被告人に対し、強盗殺人罪を適用して、死刑を言い渡した。

2016年 3月16日、東京高等裁判所の藤井敏明裁判長は、元会社役員の被告人の控訴を棄却した^[4]。