全日本大学新聞連盟
Lua エラー package.lua 内、80 行目: module 'Module:Message box/configuration' not found 全日本大学新聞連盟(ぜんにほんだいがくしんぶんれんめい)は、学生新聞発行団体に所属する大学生と、一般新聞社等とによって組織された全国組織である。略称は、「大新連(だいしんれん)」、または「JACNA(ジャクナ)」。
概要[編集]
日本全国の学生新聞発行団体に所属する大学生同士、あるいはその様な大学生と一般新聞紙発行各社との交流の場を設け、相互の親睦を深める事を主目的とする団体である。
「活字離れ」等が叫ばれ、「ペーパーレス化の時代」といった言葉がもてはやされる風潮の中で、新聞媒体という一つの「文化」を通じた「先輩―後輩」の関係を深めると共に、「社会の木鐸たる新聞」という存在のあり方を批判的に見直していく、という目標を掲げる。
尚、学生運動が盛んであった頃に存在していた「全日本学生新聞連盟」との関連は一切なく、その後継的立場にもない。むしろ「政治的中立」を掲げており、昨今のNPO活動等の流れの中で登場した団体である。従って、現在では、NPO法人格の取得が目指されている。
歴史[編集]
平成23年(2011年)1月1日、中央大学新聞学会内に「全日本大学新聞連盟設立準備委員会」が設置されて事実上の活動を開始した。
活動[編集]
主な活動は、以下の2つである。
- 各大学新聞同士の交流 - 週に一度、輪番制で行われるブログ更新や、毎年実施される名刺交換会などのように、学生新聞発行団体に所属する大学生同士の交流が図られている。また、部員数や発行経費等の確保といった理由から、苦しいサークル経営を強いられている所が多い各大学新聞発行団体同士が、少しでもその様な苦境を脱すべく、共同デスクを設置して記事配信を行ったり、情報を共有したりする等の相互互助活動も行う。
- 一般新聞社との交流 - 一般学生よりも、新聞社等のメディア関係業界に就職する可能性の高い各大学新聞発行団体に所属する学生達が、新聞記者としてのあり方や新聞発行のノウハウ等を学ぶと共に、一般新聞社の関係者に様々な助言をお願いする等して、交流を深めている。また一般新聞社側からも、名刺交換会での挨拶や様々なコンテストへの協賛といった形で、積極的な参加を受けている。
尚、連盟への加盟は原則として無料であり、必要経費のみが負担金とされる。
参加資格[編集]
各大学新聞発行団体に対する参加資格は、下記の通りである。
以上が原則的な参加資格だが、会議に諮った上で、フリーペーパー等を発行する学生団体の加入も認めるなど、柔軟な対応がなされている。
- 新聞を発行している事(但しスポーツ新聞社は加盟できない)。
- 連盟内においては、宗教的・政治的に中立である事(宗教や政党の機関誌発行団体は加盟できない)。
その他、協賛・後援を行う組織の加盟も認められており、連盟への協力度合いによって個々に応じた便宜が図られる。
組織[編集]
各大学新聞社同士の、あるいは連盟組織内での平等を実現するため、「連盟本部」というものは存在せず、「関東部会」、「九州部会」、…等というものが、それぞれの地域に設置されている。そして、各大学新聞発行団体からは代表者(「参事」と呼ばれる)を、当該部会に登録する事となる。各団体当たりの上限は2名(平成23年(2011年)現在)。
議事等の決定機関である「理事会」は、各部会単位から選出された理事により構成され(つまり「理事」は、各部会の長としての性格を持つ)、更にその「理事」の中から、連盟を統括する「全日本大学新聞連盟代表」と、その下におかれる2名の副代表とが互選される(但し、代表・副代表に選出された場合には、理事の肩書を喪失する)。
すなわち、会長・副会長・理事といった職に就く者は、参事との兼職となる。また、会長職のみに限っては、宗教法人を基盤とする大学の新聞発行団体からは就任できない。
またこれに対し、一般新聞社側にも2つの職が存在する。具体的には、連盟へ参加する新聞社において責任者としての地位にある者には「特別顧問」の職が、また連盟との実務処理を行う担当者には「特別理事」の職が、各々設置されている。尚、新聞社に関係するが現段階で所属していない個人(元記者など)が連盟に参加する場合には、「特別参与」に就任する事となる。これらの役職は個人に付与される為に終身使用が可能とされ、栄誉称号的側面も持つ。
中央大学新聞学会との関係[編集]
「全日本大学新聞連盟」は現在、本部事務局を中央大学新聞学会内に置いている。
連絡先[編集]
東京都八王子市東中野742-1 中央大学多摩キャンパス4号館4336号室 中央大学新聞学会内 全日本大学新聞連盟
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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