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リアルダービースタリオン

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リアルダービースタリオンとは、ニコニコ動画10周年を記念した、ゲーム『ダービースタリオン』の世界を現実世界に再現すべく、馬を生産、競走馬として育成し、視聴者と共にみんなの愛馬として応援するニコニコ動画内の生放送企画[1]

概要[編集]

企画の記者発表は2016年12月13日13時よりニコファーレで行われた。事前には「2017年より開始する新たな『競馬×ゲーム×ネット』の取り組み」とのみ告知されていた。その内容が、競走馬育成シミュレーションゲーム『ダービースタリオン』の世界を現実で再現することをテーマに、繁殖牝馬の購入、配合相手となる種牡馬の選択や2歳馬の購入、出走するレースや騎乗する騎手の選択などを行い、それらはすべてユーザーで選択を決定していくという。当初は2017年から2020年の予定だった。

当初は生産牧場を決めていなかったようで、ニコニコユーザー古参でジェイエスを通じて企画を知った藤沢亮輔(当時の馬長、現社長)率いる北海道新ひだか町の藤沢牧場兼エバーグリーンセールスコンサインメントが名乗りを上げた。育成した競走馬は地方競馬大井競馬場でデビューさせる。

なお、資金面については外部出資無しでドワンゴが全額負担する形で行う。司会はドワンゴ企画担当の石崎崇大、放送作家で馬主の村上卓史、過去には競馬アイドルの天童なこが担当。

企画の変遷[編集]

母馬を選んで買いに行こう

2017年1月18日20時、ゲストに『ダービースタリオン』シリーズの生みの親で、株式会社パリティビットの代表取締役で馬主薗部博之を迎えての初放送。

2月1日のジェイエス冬季繁殖馬セールに出品される25頭の牝馬から、本企画の基礎牝馬となる購入候補以下の5頭をアドマイヤビジン、シュシュブリーズ、ムーンシンフォニー、レディオブフレイム、ソングオブプライズに決めていた。[2]その内、アドマイヤビジンとシュシュブリーズは未供用であった。

投票1番人気はアドマイヤビジン、2番人気はシュシュブリーズであった。2月1日のセリ本番、会社から1500万円の予算(後に判明)で購買の権を任された石崎崇大が100万円台で落ち着きそうに見えた最初の2頭には全く競らず、3頭目のシュシュブリーズに目星を付け、「絶対降りない」という気魄のビッドを仕掛け、850万円で落札した。アドマイヤビジンは牝馬クラシック戦に出走していた背景もあり、落札価格が2000万円まで上がってしまったため、もしアドマイヤビジン一点買いだったら企画倒れの危機に遭っていたので、結果的には予算を上手に使った上で最良の戦果を得たことになった。[3] 余談だが、シュシュブリーズ落札後、本馬購入後にデビューした本馬のいとこのルヴァンスレーヴが、2017年から2018年にかけて全日本2歳優駿ジャパンダートダービーマイルチャンピオンシップ南部杯チャンピオンズカップとG1競走を複数制すると、同じくいとこのチュウワウィザードが2019年のJBCクラシック、2020年の川崎記念、チャンピオンズカップとG1競走を複数制覇、加えて年下の叔母のアイアンテーラーがG3のクイーン賞に優勝と、結果的には「活力と勢いのある牝系」を入手していたことになる。こうしてシュシュブリーズは基礎繁殖として藤沢牧場に移動され、繋養されることとなった。それに伴い2月16日から毎日定点観察生放送『今日のシュシュブリーズ』(現『今日のシュシュブリーズ一家』)を開始した。なお、1番人気のアドマイヤビジンは翌年の出産時の事故で死亡している。

父馬を選んで、配合しよう[編集]

2017年3月1日20時からゲストに薗部博之を迎えて、シュシュブリーズに種付けする種牡馬候補の順位を決めた。ユーザーからメールで寄せられた候補のうち数の多い上位20頭をリストアップし、その中からアンケートによって支持率順に並べる作業が行われた。今回は体質が強かったとはいえないシュシュブリーズを考慮して、血統表内の3代目以内に同じ馬が登場する配合となる馬、体調が思わしくなく種付けを休んでいる種牡馬はリストから外されたが、すでに投票段階で種付けの権利が売り切れている種牡馬も、実現の見込みが極めて薄いながら選考対象とされた。

種付けは必ずしも支持率最上位の馬が選ばれるわけではなく、シュシュブリーズの準備が整った日に種付けの予定が空いている馬の中で最も支持率の高い馬を種付けする。ユーザーの投票の結果支持率の上位5頭は以下の通りとなった(5頭とも当日の予定が埋まっているときはさらに6位以下に繰り下がる)。支持率1位ホッコータルマエ、2位トランセンド、3位ヘニーヒューズ、4位カジノドライヴ、5位パイロだった。支持率1位のホッコータルマエは種付けの権利が余ってない状態であった。シュシュブリーズの直腸検査を経て、3月19日に相手がホッコータルマエに決まり、配合された[4]。しかし不受胎のため、再度ホッコータルマエを配合され受胎した。[5]

未来の競走馬を購入しよう[編集]

2017年5月22日19時から放送。ゲストに藤沢亮輔を迎えて、前回の生放送(ゲスト以下同)にて千葉サラブレッドセールで2歳馬を落とせなかった[6]ため、北海道で行われるHBAトレーニングセールにて買う2歳馬候補を選ぶことになった。[7]なお、当日の現地での公開調教や翌日のセリ参加のため、北海道(スタジオ)からの放送となっている。絞り込んだリストはすでに挙がっていたが、欠場やメールでの支持からの追加があり、44頭から選ぶことになった。候補の選び方はボーダーなど検討したそうだが、いつも通り支持率上位15頭からということになった。追加の1頭を除く候補馬の映像や写真、前日の公開調教のタイムや様子、藤沢亮輔のコメントや石崎崇大の情報などを参考にアンケートを行い、以下の結果となった。ただし、6位以下は戦略上あえて伏せている。支持率1位カネヒキリの牡馬、2位オリミツキネンの2015、3位バンブーエールの牡馬、4位サウスヴィグラスの牝馬、5位エスポワールシチーの牡馬となった。なおセール時の馬の呼称は○○の2015ではなく当時は愛称で登録可能となっており、実際の名称とは異なる。

2017年5月23日9時からのHBAトレーニングセール当日、#7で決めた候補の2歳馬を1頭買うという番組が放送された。今回は候補が15頭と多いので定期的に参加かと思いきや、支持率と順番の兼ね合いで支持率1位のカネヒキリの牡馬までスルーした。カネヒキリの牡馬には何度か手を上げるも、想定価格をすぐ超えてしまいあえなく断念。その後もオリミツキネンの2015までスルーとなった。支持率2位のオリミツキネンの2015は注目馬の1頭であったことや始値が100万円と低いことから数人の手が挙がっていたが、取られてもすぐに手を上げる石崎崇大が約2分の激闘の末、1350万円(税別)でオリミツキネンの2015を競り落とした。[8]この馬の落札にこだわった理由として、「アジュディミツオーの最後の弟をどうしても大井で走らせたかった」との思いが語られた。その後はすぐに牧場に戻すとのことで、戻す前に馬房前にてオリミツキネンの2015を撮影した。

オリミツキネンの2015命名からデビューまでの道のり[編集]

競走馬としてのデビューのため北海道むかわ町のエクワインレーシングに移送され、馴致開始。定点生放送「今日のオリミツキネン2015[9]が開始された。そして、2017年7月27日19時からゲストに薗部博之、ラジオNIKKEI小塚歩アナウンサーを迎えて、購入した2歳馬オリミツキネン2015の競走馬名を決める放送を迎えた。事前に募集した612通の中から運営が選んだ12個の候補名から選ぶことになった。[10]この馬名候補を小塚歩アナに先日のジャパンダートダービーの映像を使って全候補を実況してもらい、その後アンケートを行い上位3つを馬名登録へ持っていくこととなった。その結果、1位オーバーザリミッツ、2位タイムシフト、3位シャラルエイオーとなり、8月16日22時30分の発表でまず、競走馬名が「オーバーザリミッツ」に登録されることが石崎崇大から発表された。また、この放送前に大井競馬の的場文男騎手に一筆書いてもらいオーバザリミッツの馬房前に飾ることとなった。[11] 9月20日7時30分からエクワインレーシングから大井競馬場まで行くオーバーザリミッツの馬運車を後ろから丸一日車で追いかけていくという放送を行った。もともと台風のために日程がずれ、到着日にニコニコの全体メンテナンスが入っていたため大井競馬場に到着し、厩舎に向かう所までは撮影できたがそのまま放送終了となった。改めて9月22日15時から厩舎発表のために撮影された特番を行い、放送の最初に大井の澤佳宏厩舎に所属したと発表された。10月25日6時30分からオーバーザリミッツの大井競馬場での調教風景を見学する放送を経て、能力検定の騎手を投票で選ぶこととなった。2017年10月27日21時からゲストに瀬瀬賢を迎え間近に迫った能力試験とデビューの騎手を決定するという放送を行った。澤佳宏が推薦した4名の騎手候補から1名が選ばれることとなり、1位柏木健宏、2位御神本訓史、3位和田譲治、4位楢崎功祐となり柏木健宏を迎えて能検当日を迎える。

2017年11月17日6時からゲストに清水久嗣アナウンサーを迎えてオーバーザリミッツの能力試験を見に行く放送を行った。清水アナウンサーのリアルダービースタリオンオリジナルの実況付きで行われ、オーバーザリミッツはスタート良く飛び出したが抑えられ、砂をかぶる、間を通すという澤佳宏からの指示をこなしつつ能力試験を51.7秒という最速タイムでクリアし、アジュディミツオーの弟としての資質を見せることになるが、結局ラストランとなってしまった。12月末の新馬戦でデビューを目指していたが右前肢靭帯付着炎を発症し、治療のためエクワインレーシングに放牧される。3ヶ月ほどエクワインレーシングで療養した後、2月20日澤佳宏厩舎に再入厩。調教を受けながらデビューを待っていたが繋靭帯炎及び種子骨付着部剥離骨折が判明。治療が終わったころには大井で出られるレースが無くなってしまうため、未出走引退となった。[12]引退後はエクワインレーシングで治療を受けた後、安平町のエクワインファームで乗馬となった。

シュシュブリーズ初仔出産 、まさかの出来事[編集]

2018年2月28日にシュシュブリーズは牝馬を出産[13]した。牧場関係者から「たるこ」と呼ばれていたが、体調が急激に悪化し、3月19日に亡くなってしまった。2018年3月23日19時に放送された生放送では、たるこの死因の説明や亡くなる前日に撮っていた映像を放送し、死因が腸炎ウイルスが腎臓に感染したことによる疾患と判明した。その後、大百科のコメントやTwitterにあげられていたイラストなどを紹介した。そして、シュシュブリーズの2回目の種付けへと方向を進めようということが発表された。最後は黙とうで締めくくったが、そのあとシュシュブリーズの定点再開を21時まで放送した。

父馬を選んで配合しよう2[編集]

2018年4月14日19時、シュシュブリーズに種付けする種牡馬候補の順位を決め、2018年は前年上位10頭に入った種牡馬と新規5頭を加えた合計15頭のリストから選ばれることになった。[14]ルールは前回と同じく、種付けは必ずしも支持率最上位の馬が選ばれるわけではなく、シュシュブリーズの準備が整った日に種付けの予定が空いている馬の中で最も支持率の高い馬を種付けする。そして、この放送の最後に新規で2歳馬を追加購入することが発表となった。ユーザーの投票の結果、支持率の上位5頭は以下の通り、1位クロフネ、2位ヘニーヒューズ、3位ダノンレジェンド、4位ディスクリートキャット、5位シニスターミニスターとなった。そして、2018年4月20日15時にシュシュブリーズの配合相手はクロフネと決まり、種付けされ受胎した。[15]

未来の競走馬を購入しよう2[編集]

2018年5月10日21時、ゲストに瀬瀬賢を迎えて、ユーザーから事前にとったアンケートの内容などから運営がリスト化し[16]、事前に石崎崇大たちが撮ってきた候補馬の映像などを見ながら、イエス・ノー方式で選ぶ形となった。上位5頭は1位スウェプトオーヴァーボードの牡馬、2位フレンチデピュティの牝馬、3位スウェプトオーヴァーボードの牡馬その2、4位ファニーストーリーの2016、5位ゴールドアリュールの牡馬となった。2018年5月11日9時30分、前年の雪辱を果たすべく参戦した千葉サラブレッドセールは、上位5頭のなかで最初から出てきたのは当日調教で最速タイムを出した3番人気のファーストビットは獲れたものの、どんどん競り上がり最終的には5000万円で落札という価格で撃沈。続いては5番人気であったが膝が反っており故障が怖いとのことでドクターストップ。そして迎えた1番人気スウェプトオーヴァーボードの牡馬で勝負をかけ、競りかけていくもビットが高くなり2700万円になったときに石崎崇大がリタイアを宣告した。1番人気に勝負しにいった石崎崇大によくやったとの声が届くなか、続く4番人気No.45ファニーストーリーの2016が登場。1番人気を落札できなかった無念さを滲ませつつファーストビットをとり、競っていく石崎崇大であった。そして連闘策が実り1800万円(税別)で落札することに成功した。[17]購入後に語ったところによるともともとは1番人気、4番人気で勝負する予定だったとのことである。なお、2番人気はレポジトリで気になるところがあったらしくドクターストップがかかった。

ファニーストーリーの2016命名から競走馬デビューまでの道のり[編集]

ファニーストーリー2016の競走馬名が募集されると、応募が1,000通を超えてしまい、2018年5月26日21時の生放送は馬名候補1,000個を眺めて読む放送となった。6月9日21時にファニーストーリー2016の競走馬名を決める放送を行った。2000件以上応募の中から上位30頭を候補として発表したが、過去に同名馬がいた馬を除外した18頭の中から選ぶことになった。 前回の時と同じくゲストの清水久嗣アナウンサーが東京ダービーの映像をもとにして実況した。清水アナいわく区切りやすい馬名は比較的言いやすいとのことであった。投票の結果、1位ファニーフラッシュ、2位キナコモチ 、3位ニコファニーチャンとなった。2018年6月23日19時、ファニーストーリーの2016は山元トレーニングセンターに移動し訓練されている映像を見ながらの放送にて、競走馬名がファニーフラッシュになることが決定した。6月23日19時の生放送にて大井競馬場の福田真広厩舎に所属することが発表された。9月14日20時、瀬瀬賢と福田真広調教師を迎え、ファニーフラッシュの能力試験およびデビュー戦の騎手を決める放送を行った。[18]事前に行っていたアンケートなどを参考に運営が騎手4人を候補としてユーザーが選ぶこととなった。選ばれた騎手は以下の通りで、1位真島大輔、2位笹川翼、3位西啓太、4位御神本訓史となった。そして2018年9月21日の能力試験にて雨の降る馬場の中、52.6秒(800m)のタイムで合格した。[19]以降ファニーフラッシュのレースを応援する生放送が行われることとなる。

シュシュブリーズ第2仔出産[編集]

2019年3月18日に出産を見守る生放送が行われ、12時11分、額にはリンゴのような星を持ち、右後脚に小さな靴下をもつ芦毛の牝馬が誕生。[20]出生時の体重は54kg(推定)、出生翌日に計った体重は56kgであった。名前の呼び方は決まっていないため、ユーザーなどは自由に呼ぶことになっていたが、牧場での愛称は「くぅちゃん」と呼ばれていた。由来は藤沢牧場スタッフの通称かにちゃんが「くぅちゃん」と呼んだ時に鳴いたからである。以降離乳までは定点観測生放送「今日のシュシュブリーズと娘(次女)」、離乳後は「今日のシュシュブリーズの娘(次女)」 にてユーザーによって見守られることになった。

ファニーフラッシュ競走馬デビュー~2020年まで[編集]

初戦は2018年10月8日大井競馬3レースにて、能力試験で騎乗した真島大輔騎手でデビュー。リアルダビスタファンの後押しもあり1番人気に推されたが、3着に敗れて[21][22]一旦放牧となる。第2戦は2019年2月2日大井競馬2レースに出走。2番人気になるも5着となる。その後約1か月おきに8月までに4戦するも、最高着順は5戦目8月11日の3着であった。8月25日の6戦目は4着となったが、その後左腕節が剥離骨折をしていることが判明し、手術のため放牧となってしまう。剥離骨折治療の為、骨片除去手術の後は休養し2020年1月に帰厩した。

ファニーフラッシュハプニングからの初勝利~引退まで[編集]

2020年2月26日大井競馬6レースにて復帰戦となるも4着。引き続き3月17日大井競馬6レースは重馬場の影響か7着となる。そして、2020年4月7日大井競馬6レース(1,200m)で繁田健一騎手騎乗で1番人気を背負いレースに挑むが、ファニーフラッシュがゲートを嫌がり、時間をロスし、その後、枠入りしていた馬Aがゲートを飛び出して放馬してしまう。馬体検査の結果、出走可能となったが、2度目のゲート入りで今度は断然人気の馬Bが同じく枠から飛び出して同馬は右腕節部挫傷のため競走除外となる。すったもんだの末に行われたレースは、1着ゲートで揉めたファニーフラッシュ、2着放馬した馬Aで、トラブルを起こした2頭によるワンツーとなった[23]。勝ち時計1分15秒8で上がり3ハロン38.2の脚でデビューから9戦目にして、リアルダビスタとしても待望となる初勝利を飾った。繁田騎手は、「ゲートがとにかく大変でした。馬も賢いからどうやっても入らくなっちゃうので、ごまかしごまかし入ってくれたんですけど、馬が疲れちゃったのかキョトンとしてしまってどうなんだろうと思いましたが、競馬はちゃんと走ってくれました。 最初から2・3番手くらいのつもりで乗ってと先生には言われていて、そんなに噛まずにうまく走れました。逆に(スタートで)待った分、ガス抜きになったかもしれませんね。スピードがこの馬のいい所です」とコメントした。[24]

10戦目となる2020年6月22日大井競馬7レースは不良馬場の影響か14頭中14着と最下位となってしまう。一旦リフレッシュとのことで放牧となる。しかし11月11日、放牧先で鼻出血を発症。再発する可能性や母馬になってもらいたいという点を考慮し、12月6日に引退が発表された。[25]2021年1月27日のジェイエス繁殖馬セールにて50万円で落札され、新たな馬主へ引き取られることとなった。ちなみに落札者はリアルダビスタでも馴染み深いエクワインレーシングの元関係者であり、そういった縁もあってか落札直後にインタビューすることに成功した。預託先はホースガーデンしらおいとなっている。また、ホースガーデンしらおいでは、Youtubeチャンネルの「牧場主ゆーすけ」にて、繁殖牝馬としてのファニーフラッシュの様子の動画がアップされている。

シュシュブリーズ第3仔誕生[編集]

2019年4月20日公式ツイッターにてシュシュブリーズがモーリスを種付け、受胎したことが発表された。2020年3月13日、シュシュブリーズは鹿毛の牡馬を出産した。[26]出生当日の体重は推定57kg・翌日は59.5kg(※防寒具0.5kg程込み)。誕生前より一口馬主クラブへの売却、中央競馬でのデビューが決まっていたようで、そのクラブがYGGオーナーズクラブであることが発表された(どの時点で売却されたかは不明)。2020年5月23日にYGGオーナーズクラブでの先行受付が開始し、同クラブとしては初の当歳募集となる。当初募集総額は4960万円(2000口・1口2.48万円)であった。これ以降、近況や測尺等がYGGオーナーズクラブの公式サイトにより月1回ペースで更新されている。以降は不定期にYGGとニコニコ動画のコラボレーション生放送特番と平行に離乳までは「今日のシュシュブリーズと息子」と離乳からエクワインレーシングを経てトレセン入厩までは「今日のシュシュブリーズの息子」が放送された。そして2021年の特別生放送にて競走馬名が「モーメントキャッチ[27]と命名された。

父馬を選んで配合しよう3[編集]

2019年12月15日、ニコニコブログにて種牡馬選定アンケートを行った上で(アンケート1位はサンダースノー[28])、2020年4月3日22時、シュシュブリーズに種付けする種牡馬候補を選ぶ生放送が行われた。2020年は芝部門、ダート部門の種牡馬18頭から選ぶ方式となった。生放送にて芝部門1位はルーラーシップ、2位サンダースノー、3位アメリカンペイトリオットで、ダート部門1位はカリフォルニアクローム、2位ドレフォン、3位サンダースノーとなった。不受胎や機会がなく、ダーレージャパンの協力を得て、サンダースノーに種付け[29]するも不受胎となったが、再度サンダースノーに種付けを行い受胎した。

シュシュブリーズ2019の命名からデビューまでの道のり[編集]

シュシュブリーズ2019は順調に育ち、2020年7月15日9時に生産牧場を離れ、育成牧場であるエクワインレーシングに移動する生放送を行った。2020年11月7日及び2021年1月16日の生放送にて馴致や初期調教を受ける様子のシュシュブリーズ2019を確認した。2021年3月18日18時にシュシュブリーズ2019の競走馬名の命名発表が行われ、1200通以上の応募の中からクールフォルテが選ばれた。[30]2021年5月に大井競馬の福田真広厩舎に入厩した。入厩後はデビューに向けて調教を受け、6月11日に投票で選んだ笹川翼騎手とのコンビで能力試験を受けて合格した。[31]タイムは50.7秒。同じ試験を受けた42頭の中で一番速いタイムを記録し、注目を集めた。

シュシュブリーズ第4仔誕生[編集]

2021年3月24日4時44分にニコニコユーザーが見守る中、シュシュブリーズが鹿毛の牡馬を出産した。[32]出生当日の体重は60.5kg。牧場での愛称は父サンダースノーのサンダーから「雷太」となった。

父馬を選んで配合しよう4[編集]

シュシュブリーズが2021年に交配する種牡馬募集を行い、390票の中から運営が厳重に選定した結果、カリフォルニアクロームサートゥルナーリア、サンダースノー、シスキンドレフォン、ヘニーヒューズ、マインドユアビスケッツモズアスコットリオンディーズとなり[33]、投票結果は4月14日12時放送の「今日のシュシュブリーズと次男」内のアンケート結果で、カリフォルニアクロームが投票1位を獲得した。そしてシュシュブリーズはカリフォルニアクロームと種付けするも不受胎。再度カリフォルニアクロームと種付けを行うも不受胎となり、上位人気の種牡馬に種付けできなくなったため、前年と同じくサンダースノーを種付けし、受胎した。

クールフォルテ 2歳戦[編集]

2021年6月29日大井競馬場の2歳新馬戦でデビュー。能力試験一番時計の報もあり、クールフォルテは1番人気に推された。本番ではゲート入りが最後だった事もあってかスタートで出遅れる。しかし、中団の後ろからレースを進め直線で勝負を仕掛けると、そのまま2着馬に2馬身半の差を開いて差し切り快勝[34]。待望の初勝利を挙げた。1週間後の2戦目では前走とは変わって先行策を取り、3・4番手を維持して追走し、最終コーナーを抜けた所で空いた内側を攻め、最後の直線で一気に突き放し1着を勝ち取った[35]。以後は賞金を積んだこともあり出られるレースが無くなってしまい、少し早い休養に入り秋に備えることとなった。しかし、休養明けの9月に帰厩するタイミングで脚の異常が発覚し、帰厩は取りやめとなる。念の為、北海道の育成牧場に精密検査を行うため移動し、検査の結果、軽い捻挫を起こしていることが判明。暫くの間は治療とリハビリに費やすこととなった。怪我は10月の終わりに完治し、11月2日に帰厩。当面の大目標は大晦日の東京2歳優駿牝馬と想定され、叩きの1戦を踏まえて調教を再開した。そして12月2日、叩きの1戦として船橋競馬場8レースであるJRA認定競走ヤマノリアル・メモリアルに出走。ここまで無敗ということもあって、単勝オッズ2.5倍の1番人気に推された。本番では前目に出てから2・3番手でレースを進め、最後の直線で抜け出しを図るも、逃げ切り体制に入ったアスミを捉えきることが出来ず、アタマ差の2着で初黒星となった。[36]しかし、タイム差なしのアタマ差での2着であり、「負けてなお強し」といえる内容であった。東京2歳優駿牝馬へ向けて望みを持てる結果となった。ついに迎えた大晦日のS1東京2歳優駿牝馬では状態は完璧だったものの、ホッカイドウ競馬からの移籍馬やJRAからの移籍馬などの強豪が揃い、人気は14.1倍の7番人気となっていた。本番は上手くスタートを切り、前目の中団につけてレースを進め、最後の直線で抜け出しにかかる。しかし、後方から迫るスピーディキックの上がり3ハロン38.9の凄まじい豪脚にまとめて撫で切られ、前を行くヒストリックノヴァへ追いすがるものの3着に終わった。だが、低人気でありながら3着に食い込めたのは上々で、3歳シーズンにも期待が持てる結果となった[37]。クールフォルテはこのスピーディキックに何度も辛酸を飲むこととなる。

シュシュブリーズ第5仔誕生[編集]

2022年4月7日にシュシュブリーズは鹿毛の牡馬を出産。数時間後に計測の体重は60.5kg。幼名は全兄同様サンダースノーのスノーから「吹雪」と命名された。[38]

父馬を選んで、配合しよう5[編集]

シュシュブリーズが2022年に交配する種牡馬募集を行い、616票の中から運営が厳重に選定した結果、[39]ヘニーヒューズ、シニスターミニスター、ホッコータルマエシスキンドレフォンマインドユアビスケッツパイロルーラーシップマジェスティックウォリアーとなり、投票結果は3月26日12時放送の「今日のシュシュブリーズと三男」内のアンケート結果で、1位ヘニーヒューズ、2位ドレフォン、3位シニスターミニスターとなった。そしてシュシュブリーズは種付けをするも不受胎。[40]上位3頭が人気のため種付けできず、2回目でそれ以外とフリオーソ[41]を追加でアンケートを行った。そしてパイロが種付けされ、受胎した。

クールフォルテ南関東牝馬クラシック挑戦[編集]

2022年、年が明けて3歳となり、初戦は1月25日に行われる準重賞の桃花賞となった。桃花賞は南関東牝馬三冠への登竜門と言えるレースで、ここを勝てば三冠の1冠目である浦和桜花賞への優先出走権が、2・3着にはその前哨戦のユングフラウ賞(ダート1400m)への優先出走権が付与される。クールフォルテは獲得賞金によるハンデで+1kgの斤量を負わされるが、前走の内容や大井1600mの経験を評価され、単勝2.9倍の1番人気に推された。レースはスタートと同時に門別からの移籍馬ラインブレイカーが逃げを打ち、それに追走する形で3番手をキープしながらレースを進める。だが、ラインブレイカーの脚が止まらず、鞍上の笹川翼騎手は早めのスパートで勝負を仕掛けたが、クビ差まで追い詰めたものの、捉えきることは出来ず2着に終わった。1kgの斤量差に泣いたレースだったが、3着馬リンカイテンからは3馬身引き離しており、実力を示すことが出来たため上々と言える結果である。[42]また、この結果でユングフラウ賞の優先出走権を得たが、ユングフラウ賞は距離適性の関係でクールフォルテには合わないため行使せず、浦和桜花賞へ直行することとなった。2週の短期放牧を挟み、3月17日、クラシック1冠目のS1浦和桜花賞ではクールフォルテは3番人気に推され、更にはクールフォルテを含む上位陣5頭が10倍以内という混戦の様相となった。レース序盤は先団より少し後ろの5番手を追走し、ポジショニングは良かったものの、中盤は前と横を囲まれてしまい、終盤には横に居たスティールルージュに詰められてしまう。そのまま最終コーナーへ突入するが、鞍上の笹川翼騎手はやや強引ではあるものの僅かな隙間を狙って前進し、スティールルージュ鞍上の張田昴騎手が手綱を引いた際に肘を顔面に受けてしまったが、それでも怯まず辛うじてこじ開けるも既に遅く、大外からスピーディキックとティーズハクアが並んできており、先行勢を差し切る体制に入っていた。クールフォルテは追いすがるものの3着、5月11日に開催される東京プリンセス賞(大井競馬場 S1・1800m)の優先出走権を獲得し、放牧を挟んでから直行することとなった[43]。そして迎えたクラシック2戦目の東京プリンセス賞では浦和桜花賞を制した7枠13番スピーディキックが単勝1.4倍の圧倒的1番人気となり、クールフォルテは6.9倍の3番人気となった。レースでは良いスタートを切ったものの、先行勢が殺到。道中は常に1ハロン13秒を切る緩みない展開となり、クールフォルテは中団前目の7番手最内を追走し、徐々に位置を上げ4・5番手の位置で3コーナーに入る。前の逃げ3頭を躱すため、やや外に出し追い始めたが反応が鈍く、4コーナーに入りようやく3番手のラインブレイカーを躱した。しかし、すぐ外にはスピーディキックが迫り、並ぶことなく悠々と躱し、そのまま怒涛の末脚で差し切って1着、牝馬二冠を達成した。[44]クールフォルテは垂れてきた1頭を交わして伸びを見せたものの、前3頭のスピードの前に屈して自己最低の4着だった。初めて複勝を外してしまう悔しい敗戦となったが、上がり3Fのタイムは38.5過去最速であった。走破タイムも前年の優勝馬に並んでおり、好タイムを出しながらも勝てないという同世代の熾烈さと牝馬クラシック挑戦の限界を痛感した陣営は、3冠目の関東オークスは回避。クラシック戦線を離脱し、秋からの巻き返しを図るために長期の放牧に入った。

クールフォルテ秋初戦~無念の早期引退へ[編集]

2022年9月、クールフォルテが帰厩。陣営はJpn3・クイーン賞トライアルの準重賞クイーンズオーディション(船橋ダート1600m)を目標と定める。しかし、それと同時に登録していたJpn1・JBCレディスクラシック本選出された事[45]が判明し、まさかの選出に一時騒然となった。企画放送のリスナーの間でも「G1級に出られる千載一遇の好機を逃すべきでは無い」「古馬の超一流馬相手に勝てる見込みはあるのか?」などと意見が分かれ、参戦の是非を問うため急遽行われたアンケートの結果、反対約70%、賛成約30%で否決された。従来通りクイーンズオーディションを目指す事となり、JBCへの挑戦は2023年以降へ持ち越しとなった。そして10月25日を迎えたクイーンズオーディションでは好スタートを切ることが出来たが、序盤は出脚が付かずに囲まれてしまう。外側も塞がれてしまい、外を回す事もできない状態だったが徐々に順位を上げ、最終コーナーを回った時点で4番手につけた。最後の直線で外に出し、一気に追い込み3頭をかわすが、その外から更に脚を伸ばしてきたロカマドールにかわされてしまい、何とか追いすがるもののクビ差の2着に敗れた。[46]2着となったため、クイーン賞への優先出走権を手にしたが、陣営は「この結果ならば2000m戦でも戦える」と判断し、次走を9月15日、川崎競馬場で行われるS1・ロジータ記念に定めた。迎えた世代牝馬限定戦の最終戦となるロジータ記念ではレディオガガが先頭を行き、その後を5頭が追う展開となる。クールフォルテはその後方に位置を付ける。2周目の第3コーナーを過ぎたところでティーズハクアとスピーディキックが進出を開始。2頭の一騎打ちになるかと思いきやスピーディキックが一気に突き放す。クールフォルテは3番手につけて追うものの、圧倒的な実力差に為す術もなく、1800mを越えたあたりで脚が止まってしまう。脚が止まってしまったクールフォルテはゴール直前に追い込んできたコスモポポラリタに差し切られて自己ワーストタイの4着と敗退した。[47]距離適性の限界を思い知る結果となったと同時にラストランとなってしまった。その後も在厩したまま調教を受けていたが、11月22日の調教後に歩様が乱れ、検査を行った結果、右前脚屈腱炎が判明し、全治9か月以上との診断が下った。陣営は話し合いの結果、同月24日の緊急生放送にて引退が決定した。[48]総合成績は9戦2勝。2着3回、3着2回。出走した全てのレースで掲示板を外さなかった。引退後は生まれ育った藤沢牧場に戻って繁殖牝馬となり、ルヴァンスレーヴが交配された。[49]現在は母シュシュブリーズと同じ放牧地で放牧されている。

シュシュブリーズ第6仔誕生[編集]

2023年4月15日にシュシュブリーズは栗毛の牡馬を出産。[50]出産翌日の体重は64.5kg。幼名は父パイロからの連想で「森羅」(しんら)となった。そしてシュシュブリーズは企画の事情で1年繁殖を休むことが発表された。

シュシュブリーズの2021、命名からデビューまでの道のり[編集]

2022年3月17日、半姉クールフォルテの6戦目(浦和桜花賞)の特番内にて、シュシュブリーズの2021はセリではなく自持ちになったと発表され、併せて厩舎もクールフォルテと同じ大井競馬・福田真広厩舎になると発表された。翌2023年3月20日にエクワインレーシングを離れ、翌21日に無事大井・福田真広厩舎に入厩した。名前の応募は900通以上[51]となり、2023年3月23日の馬名決定の生放送にて、事前に募集されていた競走馬名候補の中から順位決めアンケートが行われる。その結果、上位3つの馬名で申請され、第1希望の馬名は似た名前の現役競走馬がいるため、第2希望の「レライタム」で馬名登録されたことが公式Twitterより発表された。馬名由来は「アイヌ語の風(レラ)と刀(タム)に本馬幼名ライタを組合せて」。[52] 4月21日にアンケートで選ばれた御神本訓史騎手を騎乗して騎乗能力試験に臨み52.7のタイムを出し、合格した。[53]しかし6月6日の公式Twitterにて、デビューに向け調整されていたが、調教後に脚に腫れがあり、疲れも出ていることから6月7日に大井競馬場からエクワインレーシングに戻って立て直しを計ることになったと発表された。[54] 6月3日にレントゲン検査を行っており、右前種子骨付着部が剥がれそうとの見立て[55]で、エクワインレーシングへ移動後に精密検査を行うことになり、体調を考慮してデビューが延期となった。

主な企画馬[編集]

繁殖牝馬[編集]

シュシュブリーズ
2011年生まれの日本の元競走馬で、現在は繁殖牝馬。愛称は『シュシュ』、黒鹿毛。馬名は仏語で「お気に入りのそよ風」。父フジキセキ、母ブリズデロートンヌ、母の父シンボリクリスエス社台コーポレーション白老ファーム出身。現役時代はキャロットファームが保有するクラブ馬として中央競馬中尾秀正厩舎(栗東)に所属。2013年6月22日、函館競馬場にて芝1200m・牝馬限定の2歳新馬戦で1番人気に推され、その人気通りに2着に1馬身4分の1差で快勝するも、右前脚の脚部不安で2戦目に出走するまで8ヶ月かかってしまい、以降3戦で馬券外と良い結果を出せずにいた。その後はダート戦へ転向するも、1,2戦使っては半年近く休養ということが3回続いた。 2勝目は2016年3月の中京競馬場・ダート1800mで達成したが、以降勝ち星から遠ざかり5歳時に引退。祖母オータムブリーズはその子と孫(本馬から見ると叔母やいとこ)から本文で記述するように活躍した馬が複数出ており、4代母はオールカマーなどを勝ったダイナフェアリー、さらに2代さかのぼると社台グループの基幹牝系の祖というべき名牝ファンシミンがいる由緒正しい牝系の出身である。出走馬の大半は勝ち上がり、半分くらいは2勝~3勝できる堅実な血統の持ち主である。そしてジェイエス繁殖馬セールにてリアルダービースタリオンの繁殖牝馬として850万円で落札され、藤沢牧場にて繋養されている。性格はごはんの時以外は自己主張もしないおとなしい性格である。食欲の執念は凄まじく、おやつのにんじんのためなら職員に首をかしげてかわいくアピールしたり、子供がいたら差し出してまで貰おうとしている。落としてはいけないものを落とした時は隠そうとしたり、ごはんかと思っていたが無かった日には見るからにしょんぼりしたりするなど感情は豊かである。母の父シンボリクリスエス由来のボリクリ耳が特徴で産駒にも遺伝している。

競走馬[編集]

オーバーザリミッツ
2015年4月19日生まれの栗毛の元競走馬。父パイロ、母オリミツキネン、母の父ジャッジアンジェルーチ。半兄にアジュディミツオーがいる。なお、オリミツキネンは本馬出産後消息不明のため、最後の産駒となる。馬名の由来は「限界を超える。競走馬としていくつもの限界を突破してほしい。」 視聴者からの愛称は「オリミツ」「ミツくん」など。2017年9月21日に大井の澤佳宏厩舎に入厩。2017年11月17日には、能力試験(800m)を受け(リアルダービースタリオンオリジナルの競馬実況付き)、当日最速タイム51.7のタイ記録で合格するも、その後右前肢靭帯付着炎を発症し、治療のためエクワインレーシングに放牧。3ヶ月ほどエクワインレーシングで療養した後、調教を受けながらデビューを待つも、繋靭帯炎及び種子骨付着部剥離骨折が判明。治療が終わったころには大井で出られるレースが無くなってしまうため、未出走引退となった[56]
引退後は、エクワインレーシングで治療を受けた後に去勢。北海道安平町のエクワインファームで乗馬となった。なお、数ヶ月で乗馬訓練に適応し、2018年9月22・23日にノーザンホースパークで行われた第32回秋季馬術大会へと出場し競技会デビューを果たし、10月3日のRCC引退競走馬杯にて2位を獲得した。その功績が考慮されエクワインファームが人材育成乗馬として購入したほどである。引退した後もエクワインファームのチャンネルで近況が放送されてはいるが、放送しているのはあくまでエクワインファームでありリアルダビスタからは基本的には離れている[57]
ファニーフラッシュ
2016年3月25日生まれの鹿毛の元競走馬。大井競馬・福田真広厩舎に所属していた。父はゴールドアリュール、母はファニーストーリー、母の父はDistorted Humor。馬名の意味は「母馬名(ファニーストーリー)の一部+「閃光」を意味するフラッシュ」である。閃光のようなスピードでカクテル光線の中を駆け抜け、ファンを愉快な気持ちにさせて欲しいという願いと、一瞬の閃きが勝負を分ける事もある競馬の世界を勝ち抜くに相応しい馬になって欲しいという願いも込められている。性格は牝馬らしく繊細でカリカリしている。気性が勝っており、口向きを制御するのに苦労するが、走り自体は安定していた。鼻出血を発症し競走馬を引退。2022年には初仔となる父ジョーカプチーノの牡馬を無事産んでいる。2023年にはルヴァンスレーヴを父に持つ牝馬を出産している。
クールフォルテ
2019年3月18日生まれの芦毛の元競走馬である。生まれてからは母シュシュブリーズのごはんを狙って対決するほど、食欲旺盛であった。その反面のんびり屋で、寝ている時に牧場スタッフが起こしに来てもなかなか起きなかったりと視聴者を楽しませる一幕もあった。放牧地では、特に群れの長を主張することはなく適度に他馬と接していた。ただ自分が納得できないことには徹底抗議したり、親友をいじめる馬に仲裁に入ったり、牧場に侵入して来た鹿を追い払うなどプライドは持っており、他馬から可愛がられていた。企画倒れの憂き目であったリアルダービースタリオンの立役者でもある。現役時代は尻尾が短かった。2023年より繁殖牝馬となった。
レライタム
2021年3月24日4時44分にニコニコユーザーが見守る中誕生した。鹿毛の牡馬で額の右寄りに半分になったような形の星と、左前脚と右後ろ脚に白・左後ろ脚に小白がある。競走馬としての馴致を経て、南関東競馬の能力試験に合格した。
シュシュブリーズの2022
2022年4月7日9時56分にニコニコユーザーが見守る中誕生した。鹿毛の牡馬でレライタムの全弟。顔の特徴(模様)は、鼻梁鼻白。2022年8月17日に離乳。2023年3月7日、生まれ育った藤沢牧場分場から、むかわ町の育成牧場へ移動し、競走馬として馴致を行っている。
シュシュブリーズの2023
2023年4月15日生まれの栗毛の牡馬。父はパイロ。

脚注[編集]

  1. リアルダービースタリオン公式 - Twitter
  2. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1181521 【リアルダビスタ】母馬を買いにセリ会場より生放送 2017/01/30 18:30 投稿
  3. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1181557 母馬決定!リアルダービースタリオン 2017/02/01 16:12 投稿
  4. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1231265 【お知らせ】シュシュブリーズのお婿さんはホッコータルマエに決定! 2017/03/21 18:34 投稿
  5. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1241043 “再び”母馬のシュシュブリーズが父馬に会いに行きます! 2017/04/07 19:05 投稿
  6. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1262529 【千葉セリの購入候補リスト公開】『即戦力の2歳馬を選ぼう!リアルダビスタ#5』2017/05/08 14:05 投稿
  7. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1265615 【放送決定】もう一度即戦力の2歳馬を買いにいこう リアルダビスタ#7 2017/05/12 18:25 投稿
  8. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1271583 即戦力の2歳馬が決定! 2017/05/23 12:50 投稿
  9. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1286965 即戦力の2歳馬 オリミツキネン15の定点放送正式開始 2017/06/21 17:45 投稿
  10. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1305339 オリミツキネン15の競走馬名候補が決定!2017/07/27 20:43 投稿
  11. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1315225 オリミツキネン15の競走馬名が決定! 2017/08/16 18:07 投稿
  12. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1502318 オーバーザリミッツの検査結果につきまして
  13. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1436891 【今日のシュシュブリーズ】2月28日 18:30投稿
  14. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1487854「父馬に会いに行こう2018 リアルダービースタリオン♯15」2018/04/18 17:00 投稿
  15. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1516294 シュシュブリーズの受胎を確認 2018年5月5日
  16. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1524583 アンケート対象馬発表 リアルダビスタ#16
  17. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1526198 即戦力の2歳馬"ファニーストーリーの16" 購入
  18. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1660905 ファニーフラッシュのジョッキーを決めよう2018/09/03 18:00投稿
  19. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1672133 ファニーフラッシュ能力試験に合格! 2018/09/21 13:13 投稿
  20. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1742743 【今日のシュシュブリーズ3月18日】19:30投稿
  21. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1679844 ファニーフラッシュいよいよデビュー戦!
  22. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1681820 ファニーフラッシュデビュー戦は3着でゴール! 2018/10/09 14:48 投稿
  23. nankankeiba .com 大井競馬 第2日 ダ1,200m(外) (12頭) 発走時刻 17:22 C3(五)(六) https://www.nankankeiba.com/result/2020040720010206.do
  24. 南関東魂 高橋華代子の南関東競馬ブログ 2020年 4月8日投稿文より抜粋 http://nankandamasii.jugem.jp/?eid=14581#gsc.tab=0
  25. https://twitter.com/realdabista2525/status/1335441709920972803?lang=ja リアルダービースタリオン公式Twitter
  26. https://twitter.com/realdabista2525/status/1238483839283937280 リアルダービースタリオン公式Twitter
  27. 中央競馬の武井亮厩舎(美浦)に所属し、新馬戦以外はダートで好走し10戦0勝2着6回である。騎手の乗り替わりも多く、これまでにのべ6人と乗り替わっている。2023年5月の調教中に右前脚に違和感が出てしまい、検査の結果、屈腱炎と診断された。2023年度中の未勝利脱出は絶望的となるが、これまでの成績を鑑みて地方競馬への転厩はせず、中央在籍のまま復帰を目指す事となった。
  28. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar1875723 シュシュブリーズのお婿さんを決めよう2020候補アンケート結果について 2020/03/12 01:08 投稿
  29. https://twitter.com/realdabista2525/status/1249166760470872070 リアルダービースタリオン公式Twitter
  30. https://twitter.com/realdabista2525/status/1381845020823617540 リアルダービースタリオン公式Twitter
  31. https://twitter.com/realdabista2525/status/1403347655061766145 リアルダービースタリオン公式Twitter
  32. https://twitter.com/realdabista2525/status/1374450549794344967 リアルダービースタリオン公式Twitter
  33. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar2012956 シュシュブリーズのお婿さんを決めよう2021候補アンケート結果について 2021/04/13 23:20 投稿
  34. https://news.sp.netkeiba.com/?pid=news_view&no=189642 【大井4R・2歳新馬】“リアルダビスタ”夢の第一歩、クールフォルテが初陣飾る/地方競馬レース結果 2021年06月29日(火) 21:00
  35. https://db.sp.netkeiba.com/race/202144071303/ 2歳 43.5 15:40発走 ダ1600m(右) 曇 重 6回大井2日目 2歳43.5万円以上 別定
  36. https://news.sp.netkeiba.com/?pid=news_view&no=196722 【船橋・ヤマノリアル・メモリアル結果】森泰斗騎手騎乗の7番人気アスミが逃げ切って勝利 2021年12月02日(木) 20:16
  37. 【大井・東京2歳優駿牝馬結果】スピーディキックが突き抜けて4馬身差圧勝” (日本語). netkeiba.com (2021年12月31日). 2023年2月20日閲覧。
  38. https://twitter.com/realdabista2525/status/1511872293458542594 リアルダービースタリオン公式ツイッター
  39. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar2085325 シュシュブリーズのお婿さんを決めよう2022アンケート候補結果について2022/03/11 21:04 投稿
  40. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar2095348 シュシュブリーズの2回目の種付けについて(アンケやります。)2022/05/04 22:26 投稿
  41. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar2095349 シュシュブリーズのお婿さんを決めよう2022 第二回追加候補 フリオーソ
  42. https://news.sp.netkeiba.com/?pid=news_view&no=198946 【大井・22桃花賞結果】今野忠成騎手騎乗の6番人気ラインブレイカーが逃げ切って勝利 2022年01月25日(火) 18:11
  43. 【浦和・桜花賞結果】スピーディキックが大外枠をものともせず完勝”. Net Dreamers Co., Ltd. (2022年3月17日). 2023年2月21日閲覧。
  44. 【大井・東京プリンセス賞結果】スピーディキックが人気に応えて二冠達成”. Net Dreamers Co., Ltd. (2022年5月11日). 2023年2月21日閲覧。
  45. https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/jbc_15.html 【JBCレディスクラシック】(盛岡)地方所属の選定馬および補欠馬について 2022/10/19 14:44更新
  46. http://kawasakikeibaclub.blog89.fc2.com/blog-entry-3395.html 船橋・クイーンズオーディション、ロカマドール(山崎誠士騎手、山崎尋美厩舎)が優勝し、クイーン賞(JpnIII)への優先出走権を獲得。
  47. 【川崎・ロジータ記念】スピーディキック 重賞連勝!6馬身差圧勝”. スポーツニッポン (2022年11月9日). 2023年2月21日閲覧。
  48. https://twitter.com/realdabista2525/status/1595752028554530817 リアルダービースタリオン公式Twitter
  49. https://twitter.com/realdabista2525/status/1652443892082708480 リアルダービースタリオン公式Twitter
  50. https://twitter.com/realdabista2525/status/1647224211797311489 リアルダービースタリオン公式Twitter
  51. https://sp.ch.nicovideo.jp/realdabista/blomaga/ar2140194 シュシュブリーズの21の馬名候補ご応募ありがとうございました!2023/02/20 20:05 投稿
  52. https://twitter.com/realdabista2525/status/1641314017095589891 リアルダービースタリオン公式Twitter
  53. https://twitter.com/coeurforterds/status/1649333846264139776 クールフォルテとレライタム Twitter
  54. https://twitter.com/realdabista2525/status/1665596870155186176?cxt=HHwWgMDRievhsZ0uAAAA
  55. https://twitter.com/realdabista2525/status/1665596876173852673
  56. オーバーザリミッツの検査結果につきまして - リアルダービースタリオン・2018年4月27日
  57. オーバーザリミッツの検査結果につきまして - リアルダービースタリオン・2018年4月27日

外部リンク[編集]

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