ノルデステ
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 機関設計 | 事業会社 |
| 本社所在地 |
 日本〒1200022 東京都足立区柳原一丁目5番4号YAK北千住ビル |
| 本店所在地 |
〒1230852 東京都足立区関原3丁目5番8号 |
| 設立 |
1984年12月 （1731年創業） |
| 業種 | 化学 |
| 法人番号 | 8011802017181 |
| 事業内容 | サプリメント、化粧品、開発、製造、販売事業 |
| 代表者 | 代表取締役 阿部 朋孝 |
| 資本金 | 1000万円 |
| 純利益 | 非公開 |
| 純資産 | 非公開 |
| 総資産 | 非公開 |
| 外部リンク | https://corp.abeyoando.co.jp/ |
株式会社阿部養庵堂薬品（英: Abe Yoando Phama Co., Ltd.）は東京都足立区に本社を置く日本製のサプリメントや化粧品の製造開発・販売を主な事業とする日本の企業である。
事業[編集]
一般消費者向けにインターネットなどで自社オリジナルブランドの健康食品や美容商品等を販売するＥコマース事業(電子商取引)を行うほか、健康食品・化粧品の受託開発製造（OEM）を行う。
主要事業[編集]
- ヘルスケア事業（サプリメント）
- 化粧品事業
- フロンティアサイエンス事業（現材料）
沿革[編集]
初代 阿部養庵貞維（1754年）
- 享保年間(1716年から1736年）に初代阿部養庵貞維が陸奥国で漢方医を開業。
- 1731年（享保16年）12月25日：陸奥棚倉藩への往診の手当として扶持籾(米)を年間五十俵(300kg）を拝領する。阿部養庵堂薬品ではこの日を創業記念日とする。
- 1734年（享保19年）11月1日：藩主松平武元の家臣に召し抱えられ十五人扶持(27席相当）と薬種代として年三両を拝領する。以後、幕末を迎えるまで大体の養庵が藩医となる。
- 1746年（延享3年）：上野国館林藩に移封となる。
- 1748年（延享5年)2月1日：五人扶持の加増を受け二十人扶持となる。
- 1754年（宝暦4年)6月29日：初代養庵貞維死去。
二代目：阿部養庵貞固（-1800年）
- 1754年 (宝暦4年)8月21日：二代目阿部養庵貞固が家督を継ぐ。亡父養庵の家督として十三人扶持と、薬種代として年三両を拝領する。
- 1755年(宝暦5年)1月15日：医師本籍を任命、以後代々御典医となる。
- 1760年(宝暦10年)11月15日：二代目養庵を襲名する。
- 1768年(明和5年)1月15日：二人扶持の加増を受け合計十五人扶持となる。
- 1775年(安永4年）1月15日：五人扶持の加増を受け合計二十人扶持となる。
- 1783年(天明3年）3月24日：御側医師席を任命される。薬種代として年三両を拝領する。
- 1798年（寛政6年）2月18日：三人扶持を加増を受け合計二十三人扶持となる。
- 1800年(寛政12年)6月11日：二代目養庵貞固死去。
三代目：阿部養庵貞好（-1824年）
- 1771年(明和8年)6月1日：江戸へ出て医術修行を任命され、滞在中三人扶持される。
- 1775年(安永4年)3月13日：江戸から戻る。修行中に支給されていた三人扶持は止められた。
- 1776年(安永５年)1月15日：熨斗目席の医師となり、五人扶持となる。
- 1783年(天明３年)7月27日：医師本席を任命される。
- 1792年(寛政4年)1月18日：二人扶持の加増をうけ、合計七人扶持となる。
- 1800年(寛政12年)8月4日：亡父の家督十七人扶持を継受、薬種代として年三両を拝領する。
- 1800年(寛政12年)8月6日：三代目養庵を襲名する。
- 1811年(文化8年)1月18日：三人扶持の加増をうけ、薬種代は止められた。合計二十人扶持となる。
- 1814年(文化11年)1月15日：御側医師席を任命される。薬種代として年三両を拝領する。
- 1824年(文政7年)9月17日：三代目養庵貞好死去。
四代目：阿部養庵貞道（-1846年）
- 1796年(寛政8年)9月5日：医術修行のため江戸滞在中、三人扶持される。
- 1804年(亨和4年)1月18日：熨斗目席の医師として召し抱えられ、五人扶持される。
- 1814年(文化11年)2月4日：医師本席を任命される。
- 1824年(文政7年)11月10日：亡父の家督十三人扶持を継受、薬種代として年三両を拝領する。
- 1826年(文政9年)12月15日：四代目養庵を襲名する。
- 1832年(天保3年)1月18日：二人扶持を加増される。
- 1835年(天保6年)6月4日：薬種代を二両増額される。
- 1836年(天保7年)1月18日：御側医師席を任命される。
- 1837年(天保8年)9月2日：石見国浜田藩に移封となる。その際、家族に良くない風評があり、また心掛けが薄くけしからないとして一ヶ月の監禁、閉門を命じられる。
- 1843年(天保14年)1月18日：三人扶持の加増をうけ、合計十八人扶持となる。
- 1844年(天保15年)8月22日：御側医師席を任命される。二人扶持の加増をうけ、合計二十人扶持となる。
- 1846年(弘化3年)10月12日：四代目養庵貞道死去。
五代目：阿部養庵貞一（-1861年）
- 1846年(弘化３年)６月8日：医術修行のため江戸滞在中、三人扶持される。
- 1846年(弘化３年)12月4日：亡父の家督十三人扶持を継受、医師本席を任命され、薬種代として年三両を拝領する。
- 1853年(嘉永６年)9月27日：五代目養庵を襲名する。
- 1854年(嘉永６年)1月18日：二人扶持の加増をうけ、合計十五人扶持となる。
- 1855年(安政２年)：世界で初めて全身麻酔手術を成功させた華岡青洲・鹿城による華岡流外科塾「合水堂」に入門。
- 1856年(安政３年)2月17日：福沢諭吉らとともに緒方洪庵が主宰する適塾に入塾し蘭学を学ぶ。
- 1858年(安政５年)：外科医を兼ねることを藩に願い出て、承諾される。
- 1861年(文久元年)9月5日：五代目養庵貞一死去。
六代目：阿部實
- 1861(文久元年)11月7日：亡父の家督八人扶持を継受。
- 1866(慶應2年)：第二次長州征討で浜田城が焼失し、岡山県津山市に避難する。
- 1870(明治3年)：浜田藩最後の明細分限帳に八人扶持として名前が残る。
- 1887(明治20年)：薬舗開業試験（薬剤師試験の前身）に合格し、東京府四久保櫻川町四に薬舗を開業する。
- 1909(明治42年)：東京府四久保櫻川町四に薬舗を移転する。
- 1934(昭和9年)11月28日：六代目實死去。
七代目：阿部和友
八代目：阿部和夫
- 1960(昭和35年)：江戸期に国内で発明された民間薬の梅の濃縮エキス「古式梅肉エキス」を、一般の人も気軽に服用できるようにと製造開発に着手。赤痢、チフス、食中毒、消化不良に良いとされる同商品を瓶に詰めて発売した。
- 2001(平成13年)：八代目和夫死去。
九代目：阿部和重
- 1984(昭和59年)12月6日：阿部和重が有限会社ノルデステを設立し健康食品の販売を開始。
- 1996(平成8年)7月：東京商工会議所に入会。
- 1996(平成8年)12月：西新井法人会に入会。
- 1999(平成11年)10月：一般社団法人日本プロポリス協議会に入会。
- 2004(平成16年)：ブラジルの養蜂場と提携し、オーガニックプロポリスを発売する。
- 2014(平成26年)7月：健康食品の受託開発製造（OEM）を始める。
十代目：阿部朋孝
- 2017(平成29年)1月：化粧品の受託開発製造（OEM）を始める。
- 2017(平成29年)10月：代表取締役に阿部朋孝が就任。
- 2018(平成30年)9月：東京都足立区北千住に千住オフィスを開設。
- 2019(平成31年)7月：NMNサプリメントの販売を開始。
- 2020(令和2年)10月：NMN化粧品の販売を開始。
- 2022(令和4年)8月：千住オフィスを拡大移転。
- 2023(令和5年)5月29日：社名を株式会社阿部養庵堂薬品に変更[1]
出典[編集]
- ↑ “株式会社ノルデステから「株式会社阿部養庵堂薬品」へ社名変更のお知らせ”. Pr Times (2023年5月29日). 2023年5月29日閲覧。
参照ウェブサイト[編集]
- “適塾を訪ねる”. "もの教材を求めて". 2020年5月27日閲覧。
- “緒方洪庵”. 2020年5月27日閲覧。
- “ノルデステ企業サイト”. 2020年5月27日閲覧。
- “NMN Sirtuinオンラインショップ”. 2020年5月27日閲覧。
参照画像[編集]
参照文献[編集]
中田雅博 著 「緒方洪庵 幕末の医と教え」、思文閣出版、2009年、236頁
外部リンク[編集]
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