イェルク・フェルバー

イェルク・フェルバー（Jörg Faerber, 1929年 6月18日^[1] - 2022年 9月15日^[2]^[3]）は、ドイツの指揮者。^[4]

シュトゥットガルト出身^[5]。1936年からヴァイオリンとピアノを学び始める。1945年から1947年までヴュルテンブルク野外劇場のオーケストラのヴァイオリン奏者を務め、作曲もこなした。^[6] 1949年に地元の人文主義ギムナジウムを卒業後、地元の音楽大学に進学し、グスタフ・コスリクとアダルベルト・カリクスに指揮法を学んだ。^[7]1953年にカペルマイスターの試験に合格^[8]。音楽大学を卒業した1954年からハイルブロン小劇場のカペルマイスターとなり^[9]、1962年までその任に当たった。^[10]^[11]1960年にハイルブロン交響楽団がハイルブロン市からの補助金をカットされて解散した^[12]のを機に、その一部の元団員達とヴュルテンブルク室内管弦楽団を結成して首席指揮者となった。ハイルブロン市からは1976年に金貨、1999年に名誉勲章を授与されている。また1979年、1984年、2000年の三度に渡ってハイルブロン市の姉妹都市であるフランスのエロー県ベジエから功労勲章を贈られている。1979年には手兵のヴュルテンブルク室内管弦楽団を率いて初来日を果たした。1984年には連邦功労十字章を受勲。2002年にヴュルテンブルク室内管弦楽団の職を辞し、同楽団より名誉指揮者の称号を贈られた。