mct
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種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-4-11 Daiwa神宮前ビル1・2F |
設立 | 2002年 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 5011001102977 |
事業内容 | デザインコンサルティング |
代表者 | 代表取締役社長 白根 英昭 |
従業員数 | 35名 |
主要株主 | 株式会社大伸社 |
外部リンク | https://mctinc.jp/ |
株式会社mct(エムシーティー)は、大伸社グループ傘下の日本のデザインコンサルティング会社。
概要[編集]
インサイトに基づく製品・サービス・ビジネスのデザイン、カスタマーエクスペリエンスの継続的改善、デジタルトランスフォーメーションの支援を行っている。
フォレスターリサーチからCooperのペルソナ(2002年)、Doblinからエスノグラフィックリサーチ(2002年)、イリノイ工科大学デザイン大学院ヴィジェイ・クマー教授からデザインイノベーションの方法論[1](2003年)を習得。株式会社大伸社の一部門としてサービス提供を開始し、2014年に分社化された。
近年は、オハイオ州立大学リズ・サンダース准教授からコ・デザインの方法論[2](2014年)、ミラノ工科大学ロベルト・ベルガンティ教授から意味のイノベーションの方法論[3](2019年)を習得し、支援領域を拡大している。
マーケティング分野において、日本で唯一、Olson Zaltman AssociatesからZMET[4](Zaltman metaphor elicitation technique )、Experience EngineeringからClue scaning[5]のライセンスを受けている。それにより、デザインやマーケティングの枠にはまらないアプローチが特徴になっており、アメリカ人、イギリス人、スペイン人、ベトナム人を含む、デザイン、経営、人間工学、人類学、心理学、芸術、建築のバックグラウンドを持つメンバーで構成され、設立当初から海外プロジェクトを提供している。
2016年から、ダイヤモンド社主催の会員制研修プログラム「ダイヤモンドデザインマネジメントネットワーク(DMN)」の企画・運営を行っている。いくつかの講座では同社のメンバーが講師を担当しており、株式会社mctとしても個別企業へのデザイン思考の研修やセミナーを数多く提供している。
2019年、同志社女子大学名誉教授、ネオミュージアム館長の上田信行を迎え、これからの働き方を実践するコミュニティPlayfulNetworkを創設した。「プレイフルな働き方」や「リモートコラボレーション」の他、関西大学教授の松下慶太を招いて「ワーケーション」、建築家の小堀哲夫を招いて「ワークプレイスデザイン」など、コロナ後の働き方に焦点を当てたテーマを扱っている。コミュニティと連動して、同社ではチームビルディング、従業員エンゲージメント、働き方デザイン、ワークプレイスデザイン等のサービスを提供している。
2020年、一般社団法人Nelisとソーシャルイノベーション支援事業を開始した。会員制ソーシャルイノベーションプログラム4Revs[6]、オープンイノベーションプログラム、海外エキスパートによるアドバイザリーサービス、ソーシャルイノベーションブートキャンプ等を提供している。サービスの開始に合わせて、一般社団法人Nelisの代表理事ピーター・D・ピーダーセンが社外取締役に就任した。
2021年、クラウドホワイトボードアプリケーションを提供するMiro社より国内の企業として初めて「Miro Experts」の認定を受けた[7]。mct社の制作したオリジナルのテンプレートをMiro社のWEBサイト内で公開している[8][9][10]。また、同年、市場調査レポートと実証済みのデータを顧客に提供し、グローバリゼーション、国際化、ローカリゼーション、通訳、翻訳における業界のベストプラクティスの運用、ベンチマーク、最適化、変革を支援する米国のCSA Research社との業務提携を開始した[11]。
2022年、miro社のパートナーの中でtop50のクリエイターであることを現わす「2022 Miroverse Top Creator」[12]に選出された。
書籍・論文[編集]
- ペルソナ戦略(ダイヤモンド社/企画・監訳)モジュール:Citation/CS1/styles.cssページに内容がありません。ISBN 9784478000410
- 顧客経験(一橋ビジネスレビュー2007年秋号/白根英昭)モジュール:Citation/CS1/styles.cssページに内容がありません。ISBN 9784492820315
- 究極の顧客像を構築せよーペルソナマーケティング入門(日経情報ストラテジー2008年3月号、5月号/白根英昭)
- Using Design Thinking to Improve Patient Experiences in Japanese Hospitals(Journal of Business Strategy February 2009/Taisuke Uehira, Carl Kay)
- エスノグラフィックマーケティング(ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー2010年10月号/白根英昭)
- 実践ペルソナマーケティング(日本経済新聞社/白根英昭、ジョナサン・ブラウン他)モジュール:Citation/CS1/styles.cssページに内容がありません。ISBN 9784532319304
- イノベーターのための問題解決法(ハーバードビジネスレビューオンライン 2012年4月-9月/白根英昭)
- Design Management Expo 2018(企画:ダイヤモンド社/出版:ライブアートブックス)
- Remote Work for Design Teams 日本語版(InVision社の発刊する同タイトルのドキュメントをmctにて日本語訳)
受賞・認定[編集]
- 2005年 大和ハウス工業のEDDI'S Houseのマーケティングプログラム[13]がForrester Research"VOICE OF THE CUSTOMER AWARDS"で最終選考作品として表彰
- 2008年 東京大学森川研究室の空間デザインがAICA SHOP DESIGN CONTESTで優秀賞を受賞[14]
- 2010年
- Clue Scaningライセンス取得
- ZMETライセンス[15]取得
- 2021年 miro expert認定[16]
- 2022年 miro Top Creators of 2022選出
セミナー・カンファレンス[編集]
- 2004年 国際モダンホスピタルショウにて「患者経験改善プロジェクト(済生会熊本病院)」の患者ジャーニーマップ公開
- 2006年 Architects Hawaii、Ergonomidesign(現Veryday)をゲストにヘルスケアデザインセミナー主催
- 2008年- 組込みシステム産業振興機構「組込み適塾」にて「組込みシステムのためのUXデザイン」を担当[17]
- 2009年 epic2009でワークショップ"Focus on Emotions to Provide More Actionable"と"Insights for Business Designers”を実施、アーティファクト"Empathic Design Process"を発表[18]
- 2010年 epic2010でワークショップ "The (DO) of Service: Japan's traditional SHINISE businesses”を実施、アーティファクト"Transmitting the Empathy”を発表[18]
- 2011年 epic2011のPecha kuchaで"Cheerful Humor: Changes in Japan after the Disaster”を発表[18]
- 2012年
- In/situm(Fiordに統合)と新興国向けイノベーションセミナーを開催
- 第1回 SDN Japan Conferenceにてワークショップ「老舗の秘密 - 日本文化に学ぶ経験デザイン」を実施
- 「マネジメントアカデミー(ダイヤモンド社・サイコムブラインズ社主催)」で「エスノグラフィックマーケティング入門」を担当
- 2013年
- Convoとインド向けイノベーションセミナーを開催
- ジェームス・ネル(LIVE|WORK)とサービスデザインキットを開発、ワークショップを開催
- ヴィジェイ・クマーによるセミナー「101デザインメソッド」を主催(共催:ダイヤモンド社、協力:日本デザイン振興会)
- 2014年 リズ・サンダースによるセミナー「コ・クリエーション」を主催(共催:ダイヤモンド社、協力:日本デザイン振興会)
- 2014年-2018年 関西の会員制イノベーション勉強会「上町座」を企画・運営
- 2015年
- 2016年 京都大学サマーデザインスクール2016にてワークショップ「外国人が求めている日本食とは?」を実施[21]
- 2016年-2019年 大阪市が主催するIoTによる起業家創出プログラム「AIDOR」にてビジネスデザインの講師を担当
- 2016年-ダイヤモンド社DMNビジネスデザインコースで「顧客経験」を担当
- 2017年
- マレーシア、香港、ベトナム3地域を対象にしたリモートエスノグラフィワークショップ開催
- セミナー「海外でも伝わるブランド構築の手法と国際商標登録の注意ポイント」を実施
- 京都大学サマーデザインスクール2018にてワークショップ「未来の京都ステイ」を実施[22]
- 2017年-Waseda neoにて「デザイン思考」講師を担当
- 2018年
- スタートアップハブ東京にて起業家育成プログラム「MIGAKU〜顧客開発ブラッシュアップスクール」を提供
- 京都大学サマーデザインスクール2018にてワークショップ「五感に訴えるモーメントのデザイン〜マイクロインタラクションから考える京都の観光」を実施 3位入賞[23]
- 2019年
- 京都大学サマーデザインスクール2019にてワークショップ「京都のエモーショナルコネクションをデザインする」を実施、3位入賞[24]
- 「コロンビアの社会課題解決」をテーマにソーシャルイノベーションブートキャンプを実施(協力: 一般社団法人Nelis、SocialLab)
- 2020年
- 10社のサポーター企業支援の下、リサーチプロジェクト「アフターコロナビジョニング:Making New Things」を実施
- 4Revs グローバルサミットにおいて大陸横断型オンラインイベントのファシリテーションを担当
- 2021年
- デザインシステムのソリューションを扱うInVision社と『進化するデザイン:実践・人々・プラットフォーム 』と題したライブセッションの開催やポッドキャストを公開
- グローバリゼーション調査およびデータサービスを提供するCSA Research社と『日本企業におけるグローバリゼーションの機会とリスク 』と題したセミナーを実施
脚注[編集]
出典[編集]
- ↑ “101 Design Methods”. www.101designmethods.com. 2020年11月17日閲覧。
- ↑ Maketools. “Generative Research for the Front End of Design” (英語). Maketools. 2020年11月17日閲覧。
- ↑ “Roberto Verganti – Innovation | Leadership | Design” (英語). 2020年11月18日閲覧。
- ↑ “ZMET®” (英語). Olson Zaltman. 2020年11月18日閲覧。
- ↑ Storey, Don. “ClueScanning Workshop” (英語). Experience Engineering. 2020年11月17日閲覧。
- ↑ “4Revs – Nelis Global” (英語). 2020年11月17日閲覧。
- ↑ “miro_expert”. 2021年2月19日閲覧。
- ↑ “MIROVERSE_Value Mix Design Workshop”. 2021年2月19日閲覧。
- ↑ “MIROVERSE_From…To Exploration Canvas”. 2021年2月19日閲覧。
- ↑ “MIROVERSE_Playful Workshop Template: Continental Theme”. 2021年2月19日閲覧。
- ↑ “CSA Researchとの提携”. 2021年11月4日閲覧。
- ↑ “Top Creators of 2022”. 2023年1月13日閲覧。
- ↑ “日本マーケティング研究所|戦略ケース研究会|大和ハウス”. www.jmr-g.co.jp. 2020年11月18日閲覧。
- ↑ “入賞作品|第2回アイカショップデザインコンテスト|アイカ工業株式会社”. www.aica.co.jp. 2020年11月16日閲覧。
- ↑ “Global Partners” (英語). Olson Zaltman. 2020年11月16日閲覧。
- ↑ “mct,Inc. is one of Miro Experts” (英語). https://miro.com/. 2020年11月17日閲覧。
- ↑ “組込みシステム産業振興機構” (日本語). 組込みシステム産業振興機構. 2020年11月16日閲覧。
- ↑ 18.0 18.1 18.2 “Past Conferences” (英語). EPIC. 2020年11月16日閲覧。
- ↑ “京都大学サマーデザインスクール 2015”. www.design.kyoto-u.ac.jp. 2020年11月18日閲覧。
- ↑ “mifフォーラム2015 資料をダウンロードいただけます | mif 生活者市場予測システム”. mif.mri.co.jp. 2020年11月16日閲覧。
- ↑ “京都大学サマーデザインスクール 2016”. www.design.kyoto-u.ac.jp. 2020年11月18日閲覧。
- ↑ “京都大学サマーデザインスクール 2017”. www.design.kyoto-u.ac.jp. 2020年11月18日閲覧。
- ↑ “京都大学サマーデザインスクール 2018”. www.design.kyoto-u.ac.jp. 2020年11月18日閲覧。
- ↑ “京都大学サマーデザインスクール 2019”. www.design.kyoto-u.ac.jp. 2020年11月18日閲覧。
外部リンク[編集]
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