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渋谷区

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渋谷区(しぶやく)は、東京都の区部西部に位置する特別区。

地理[編集]

新宿区・豊島区とともに「副都心3区」とされる。また、不動産業界においては千代田区・中央区・港区の「都心3区」に新宿区と渋谷区を加えて「都心5区」と称される。区内全域が武蔵野台地上の高台にあり、東京の山の手地区を構成する。

ターミナル駅である渋谷駅周辺(渋谷)は新宿・池袋とともに三大副都心の一角をなし、東京を代表する繁華街である。渋谷駅ハチ公口前にある渋谷スクランブル交差点や渋谷センター街は、「若者の街」の典型としてニュースなどで報道されることが多く、全国的に有名である。新宿駅に近い代々木や千駄ヶ谷も新宿と一体となって繁華街・オフィス街となっている。ほか、西新宿に隣接する初台や本町にもオフィスビルが多く存在する。

原宿・表参道(神宮前)及び隣接する港区の青山エリア(南青山・北青山)は日本のファッションの中心として知られるほか、代官山や恵比寿には商業施設やセレクトショップなどのファッション・アパレル関連産業が多数集積している。

区内には明治神宮や代々木公園といった広大な緑地が存在し、周辺には松濤や代々木上原、代官山といった山の手の高級住宅街も点在している。同様に高級住宅地として知られる広尾は麻布区(現在の港区)に起源を持ち、現在でも麻布に近い地域性を持つ。

上記の初台、本町のほか幡ヶ谷や笹塚といった区の北部は渋谷の中心部から離れており、甲州街道や京王線の沿線にあるという特性上、昔から新宿との結びつきが強い。とはいえ渋谷区の一部であり、2022年秋には「北渋フェスティバル」やランニングを楽しむ「北渋マイル」を開催し、「北渋」として地域おこしを図る動きもある。これら区北部は下町情緒あふれる庶民的な商店街が数多く存在するなど、新宿区や中野区のターミナル駅周辺以外のエリアに近い雰囲気を持つ地域である。しかし、地域内に存在する緑道や水道道路の再整備が計画されているほか、駅周辺でも大規模な再開発が行われており、近い将来に街の様子が変貌する可能性がある。

1970年辺りまでは、「若者の街」「若者文化の流行の発信地」といえば、新宿であった。しかし、1973年に渋谷パルコの開店があり、日本における若者文化の歴史が大きく変化した。その流れは「新宿から渋谷、または渋谷区全体へ」(つまり原宿、表参道、代官山、裏原宿方面も)と移り変わっていくこととなる。

人口[編集]

2005年時点で夜間人口(居住者)は19万9280人であるが、区外からの通勤者と通学生および居住者のうちの区内残留人口の合計である昼間人口は54万2803人で、昼は夜の2.724倍の人口になる(東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行132,133ページ)。国勢調査では年齢不詳のものが東京都だけで16万人いる。上のグラフには年齢不詳のものを含め、昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないため数字の間に誤差が生じる。

主な地域[編集]

渋谷
「若者の街」として知られる繁華街である。道玄坂や桜丘町などの地域を含む。街の中心に位置する渋谷駅は山手線南西部のターミナル駅であり、新宿駅に次ぐ世界2位の利用者数を誇る(直通人員を含める)。東急や東急不動産を中心とした東急グループの拠点であり、商業活動が活発である。また、港区の六本木などともにIT企業が集積している地区としても知られる。近年は東急グループが主導の再開発により、渋谷の高層ビル化とオフィス機能を併設した複合商業ビルの建設が進んでいる。渋谷駅ハチ公口(スクランブル交差点)側に百貨店やファッション専門店、飲食店、カフェなどが密集しており、公園通り、渋谷センター街、道玄坂、スペイン坂には大小の店舗が並び、SHIBUYA 109など大型商業施設が存在する。
裏原宿(うらはらじゅく)
「サブカルチャー系」文化発信地。いわゆる「渋谷区全域」を繋げる役割のある重要な地帯で1990年代を例に出すなら「渋谷系」を表すサブカルチャー地帯。渋谷区全体はサブカルチャー系の文化発信地ではあるが、渋谷区の中でも特に裏原宿はその傾向が強い。1990年代、渋谷系というサブカルチャー色の強い音楽ジャンルがもてはやされたTOWER RECORDのある 神南エリア辺りまでを含めた渋谷区神宮前からアパレル関連業者が集まる同区千駄ヶ谷に至る、原宿周辺界隈の服飾洋品店が集まっている一帯。そのなかで、特に表参道中心寄りの「原宿通り」や「渋谷川遊歩道(通称:キャットストリート)」の南北に伸びたエリア周辺を指す。代々木公園は、大道芸人、パフォーマンスアーティスト、若い世代のコスプレ愛好家に人気のスポット。公共放送NHKの本部(放送センター)には、交響楽団の定期演奏会が開かれるNHKホール、文化的な展示やテレビの表彰プログラムに使用されるスタジオパークがある。 神南エリアには有名セレクトショップやブランドの路面店が集積している。
原宿
「kawaii」文化発信地。住所上は渋谷区神宮前。 竹下通りは若い女性向けのショップが集積しており、観光地としても有名である。商業エリアであるが、路地裏には住宅街とアパレルショップ、美容院などが混在したエリアが広がる。
表参道
モード文化の発信地。世界中のモードに関するブランド(ハイブランド、高級ブランド)店が並ぶ大通り。日本だとCOMME des GARCONSなど。フランスならLOUIS VUITTONやDior。イタリアならD&GやGucciなど。世界的なファッション雑誌『VOGUE』などパリ・コレクション、ミラノ・コレクション、服飾系専門学校をイメージする装苑などの、モード文化発信地(若者がお金を持っていた1980年代の「カラス族」や「DCブランド」などといったモードファッションの歴史でも有名な街)である。街路樹が立ち並ぶ表参道周辺には、ハイブランドをはじめとしたアパレル関連の店舗および事務所、美容室が集中する。2006年には同潤会アパート跡地に表参道ヒルズが開業した。隣接する港区の青山エリアとともに、東京を代表する「ファッションの街」である。
代官山
「洗練系オシャレ」(落ち着いた意識高い系清楚オシャレ)文化の発信地。渋谷区の中では表参道などに次ぐファッションエリアであり、旧山手通り沿いには飲食店が立ち並ぶ。また、高級住宅街でもある。
恵比寿
近年はオフィスビルが増え、日中はビジネスマンで賑わっている。ヱビスビール工場跡地に建設された恵比寿ガーデンプレイス(一部目黒区にも跨る)が、現在の恵比寿に発展するきっかけとなった。
松濤
都内を代表する高級住宅街の一つ。渋谷駅からも徒歩圏内であり、道玄坂などにも隣接している。邸宅が多いが、渋谷区立松濤美術館など文教施設も点在する。
代々木・千駄ヶ谷
新宿駅・甲州街道南側の一帯であり、駅周辺は繁華街・オフィス街となっている。髙島屋新宿店(タカシマヤタイムズスクエア)やJR東日本本社ビルなどが所在する。
代々木上原
都内を代表する高級住宅街の一つ。特に小田急小田原線・千代田線代々木上原駅北側の大山町周辺には豪邸が立ち並ぶ。
表参道
都内を代表する高級住宅地のひとつ。港区南青山・北青山に隣接している。大使館が多く、異国情緒あふれる街である。商店街や外苑西通り沿いにはカフェや飲食店が目立つ。
幡ヶ谷・笹塚
区内最北端の地域であり、渋谷よりも新宿に近い。商店街やアパートが多く渋谷区の中では庶民的な地域である。近年駅周辺や緑道で再開発が進む。
初台・本町
幡ヶ谷や笹塚に似た特徴を持つが、西新宿に隣接しているためオフィスビルが多い。


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