秋田県の主な被害地震

秋田県の主な被害地震（あきたけんのおもなひがいじしん）では、過去に発生し、秋田県に被害を及ぼした主な地震を一覧でまとめる。

西暦（和暦）	地域（名称）	規模（Ｍ）	主な被害
830年2月3日	出羽（天長地震）	7.0～7.5	秋田の城郭や家屋の倒壊により、圧死者15人、負傷者100人以上。
1644年10月18日	出羽^{[注 1]}	6.5	本荘の城郭の大破や建物の倒壊による死者あり^[1]。
1694年6月19日	能代地震	7.0	米代川下流で被害。（秋田・弘前を含め全体では、死者394人、負傷者198人、家屋倒壊1273棟、家屋焼失859棟。）
1704年5月27日	羽後・陸奥地震	7.0	（死者58人、住家倒壊435棟、住家焼失758棟。）
1804年7月10日	象潟地震	7.0	（死者300人以上、倒壊家屋5000棟以上）
1810年9月25日	羽後地震	6.5	男鹿半島の東半分を中心に被害。死者57人、住家全壊1003棟。
1833年12月7日	庄内沖地震	7 ¹⁄₂	死者100人、家屋全壊475棟、津波被害大。
1894年10月22日	庄内地震	7.0	由利郡で家屋破損1548棟。
1896年8月31日	陸羽地震	7.2	死者205人、負傷者736人、家屋全壊5682棟、同焼失32棟。
1914年3月15日	強首地震	7.1	死者94人、負傷者324人、住家全壊640棟。
1914年3月28日	秋田県平鹿郡	6.1	沼館町に被害。家屋全壊数戸。
1939年5月1日	男鹿地震	6.8	男鹿半島の頸部に被害。死者27人、負傷者52人、住家全壊479棟。
1964年５月７日	男鹿半島沖地震	6.9	住家全壊3棟。八郎潟の干拓堤防に被害。
1964年6月16日	新潟地震	7.5	死者4人、負傷者25人、住家全壊8棟。津波を伴う。
1983年5月26日	日本海中部地震	7.7	津波と強い揺れによる被害。死者83人、負傷者107人、建物全壊757棟、同流失52棟。
1996年8月11日	秋田・宮城県境	5.9	雄勝町で住家の一部破損9棟、農地及び農業用施設3箇所、国道の法面崩落・路肩陥没29箇所などの被害。
2003年5月26日	宮城県沖地震	7.1	負傷者6人。
2008年6月14日	岩手・宮城内陸地震	7.2	行方不明2人、負傷者21人。
2008年7月24日	岩手県沿岸北部地震	6.8	負傷者４人。
2011年3月11日	東北地方太平洋沖地震	9.0	負傷者11人（平成31年3月1日現在、消防庁調べ）。
2019年6月18日	山形県沖地震	6.7	負傷者28人、住家半壊11棟（令和元年12月10日現在、消防庁調べ）。