猪飼英樹

猪飼英樹（いかいひでき、1974年(昭和49年)4月4日 - ）は大阪府大阪市淀川区にある「猪飼弓具店」の3代目代表取締役社長。

9月10日を「弓道の日」と制定した。

略歴[編集]

1974年4月4日大阪府大阪市に生まれる。父は猪飼英一、祖父は猪飼秀重。幼少期～高校までは吹田市で過ごした。

上武大学卒業後1年間、愛知県岡崎市にある｢小山矢｣で矢師としての修行をした後家業である猪飼弓具店に入社。

2015年(平成27年)、父・猪飼英一の跡を継いで｢猪飼弓具店｣三代目代表取締役社長となる。

人物[編集]

猪飼弓具店代表取締役。

猪飼弓具店は昭和16年(1941年)に、初代猪飼秀重が御弓師である柴田勘十郎に弟子入りし、滋賀県にて弓師として独立した。その後、大阪市に拠点を移し「猪飼弓具店」として営業を開始。「職人を弓具が伝える」をモットーに活動中。

弓道の普及と発展を目指した取り組みとして、近年、ネットショップやSNSでの発信を通し、幅広い層に弓道を身近に感じてもらえるような試みも行っている。

趣味は弓道と共に10歳(1984年)から始めたアイスホッケーである。アイスホッケーでは高校2年の時(1991年)、山形国体の選手に選出。

弓道の日[編集]

2015年（平成27年）、日本の伝統武道である弓道を広め、弓道の魅力を多くの人に伝える事を目的に制定。日本記念日協会により同年9月24日に認定された。日付は9と10で「弓道（きゅうどう）」の語呂合わせからである。翌2016年から2019年まで記念交流射会を開催していたが新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響により現在は延期されている。