春日井アイドル
Lua エラー package.lua 内、80 行目: module 'Module:Message box/configuration' not found 春日井アイドルは、愛知県春日井市を拠点に活動する市民団体(元NPO法人)「かすみん」が運営する「春民(かすみん)レーベル」[1]に所属するソロアイドルとグループアイドルの総称。
概要[編集]
春日井市に拠点を置く「かすみん」は、子供の健全育成、防災・防犯啓発、地域振興など多面的な活動に取り組んでいる市民団体(2009年から2017年まではNPO法人として活動[2][3])で、2011年より音楽イベント『ロック・ザ・カスミン』を毎年開催するなど春日井市圏からの文化発信にも力を入れてきた[1][4][5][6]。2013年4月には山下康男理事長がプロデューサーを務める自主レーベル「春民(かすみん)レーベル」を発足させ、独自にローカルアイドルやバンドの運営を手掛けるようになった[7]。こうして誕生したプランタン、ぼんやりアイドルくるみん、キッチンアイドルありす、ガーリニア、ゴリトピアなどのアイドルユニット、ソロアイドルについて、春民レーベルでは「春日井アイドル」という呼称を用いており、アイドルメディアやファンの間でも定着している[8]。
春日井アイドルは、春日井市や、隣接する名古屋市で全ユニットが参加する主催ライブを不定期に行っているほか、個別のユニットでもアイドルの対バンライブなどに出演している。初期はかすみんと連動した防災啓発活動への参加も多かったが、2015年以降はライブ主体の活動に移行している。活動は東海・関西圏が中心で、東京への遠征も行っている。
春日井アイドルの活動時期は以下のように大別することができ、運営でもしばしば「第〜シーズン」「〜期」という呼称を用いる[9]。各シーズンの間には長期にわたる活動休止期間があった。第4シーズンの活動は2018年12月9日からスタートすることが告知されている[10]。
- 第1シーズン(2013年4月〜2014年7月)……プランタン
- 第2シーズン(2015年4月〜2017年5月)……ぼんやりアイドルくるみん、キッチンアイドルありす、ガーリニア、リトルガールじゅな、ひよっこアイドルびす子。
- 第3シーズン(2017年11月〜2018年9月)……ゴリトピア、オタマちゃん、くるくるガー(バンド版)
- 第4シーズン(2018年12月〜)……<いずれも予定[11]> くるくるガー(バンド版)、ざ・りみっつ、おとぼけアイドルしゅな
春日井アイドルの各ユニットの音楽の大半は、プロデューサーであるヤマシタヤスオこと山下康男が手掛けている。山下は70年代パンク、ノー・ウェイヴ、ニュー・ウェイヴ(キャバレー・ヴォルテール、DAFやノイバウテンなど)、日本のアンダーグラウンドシーン(INU、ザ・スターリン、JAGATARAなど)の影響を受け、1990年代から「TILE」の名義でノイズユニットのNEWSTATIONなどで活動、ノイズミュージックや実験音楽を中心にリリースする「おだぶつ(Odubt)レーベル」を主宰していた[12]。またテクノやトランスを好む一方で、「元々アイドルには全く興味無かった」と語っている[13]。春日井アイドルの音楽性にもこうした山下の音楽的影響が反映され、アイドルシーンの主流からはかけ離れた個性的な楽曲が多い。
春日井アイドルのリリースは多くがライブ物販で販売されるCD-Rで、プレスCDとしては、2018年10月現在、プランタンのアルバム『ミラクルガール』、TRASH-UP!!レーベルより発売されたコンピレーションアルバム『カスガイクロニクル』、くるくるガーのアルバム『スター誕生』がある。『ミラクルガール』と『カスガイクロニクル』は全国配給もされた。また、一部の楽曲がT-Palette Recordsと、TRASH-UP!!レーベルのオムニバス作品に収録されている。
所属ユニット(活動終了ユニットを含む)[編集]
プランタン[編集]
2013年4月に発足した春民レーベルの第1弾ユニット[14]。春日井市内の中高生バンドを対象にしたロックコンテスト『ロック・ザ・カスミン』に出演したノイズバンド「酢酸カーミン」の中村ルビー(現・ナカムラルビイ)に、同コンテストの主催者で、ローカルアイドル結成を画策していた山下康男が声をかけ、2012年冬にユニット構想が始動[15][16]。2013年2月頃、NPO法人かすみんに参加していた春野夕菜が加わりプランタンが結成された[17]。中村はプランタンでは「はなむら満」を名乗り、春民レーベル第二弾ユニットとなるパンクバンド「はなまん&ザ・リミッツ」のメンバーを兼任していた[18][19]。
プランタンとはなまん&ザ・リミッツはともに2013年8月22日にライブデビューすることが告知されていたが[20]、ライブを前にした7月26日にはなむらが両ユニットを脱退[21][15]。 プランタンは春野のソロユニットとなった。2人組のプランタンの実質的な活動は、NPO法人かすみんが主催する防災教室で配布されたCD『ぼうさいソング 〜まもろういのち〜』の録音に留まった(なお『プランタンのぷらぷらプラクティス海賊版』シリーズには一部2人時代の練習テイクが収録されている[20])。プランタンの初ライブは予定どおり2013年8月22日に行われた[22]。
春野は中学時代からボランティア活動に関心を抱き、高校時代にはボランティア部に所属、3年生になってかすみんの活動に参加した[23]。こうした経緯もあり、プランタンではアイドル活動にとどまらず、かすみんが主催する防災啓発活動で「ぼうさいおねえさん」としての活動も行っていた[24]。 ライブではDJゴリ率いる「ゴリランタン」、春日井市公認安心安全キャラクター「はるかぜちゃん」のサポートが加わった[17]。
プランタンの最初の作品集『プランタンのぷらぷらプラクティス海賊版』は、22枚が入場特典として配布され、10枚が販売されたに過ぎなかったが[25]、本作を入手した音楽ライターの南波一海がその特異な内容に着目し、BUBKAの連載『南波一海のライブアイドル a go go!!』において「今回紹介する中では最もアヴァンギャルドな盤がこれ。」「リズムとメロディで各1トラックしか使ってなさそうな超スカスカなトラックに、適当すぎるラップ調のボーカルが乗る……中毒的で頭がクラクラする。」と評した[26]。南波はその後も同誌やCDジャーナルでプランタンを度々採りあげ、ピエール中野(凛として時雨)とのWEB対談においては「僕が最近、一番ハマってるグループです」と語っていた[27]。南波がMCを務めたBSスカパー!の『ご当地アイドルお取り寄せ図鑑 第二章』(2014年4月OA)でプランタンはテレビ初出演を果たし[28]、全国のコアなアイドルファンの間で知名度が広がった。2014年5月には初プレスCDとなるアルバム『ミラクルガール』がリリースされ[29]、6月には全国発売された[30]。
春野が専門学校を卒業し、就職が内定したことから、プランタンは2014年7月6日のライブをもって活動を事実上終了した[17]。春野はその後も「ぼうさいおねえさん」としての活動を続け[31]、2014年11月1日のイベントを最後にかすみんを卒業した[32][33]。
一方、脱退後のはなむらことナカムラは、酢酸カーミンに加え、自らプロデュースするアイドルユニット「地下女子企画。」(中邑マリー名義、2013年8月〜2015年10月)、父・中村達也が在籍したOXYDOLLのメンバーと組んだハードコアパンクバンド「オキシドーターズ」(2014年4月〜2015年6月)[15]、ノイズバンド「BBBBBBB」(父ドラム上手子名義、2016年2月〜2016年12月)[34]、ロックバンド「Freaky Style Loca」(2016年6月〜)[35]、ダンサーとのコラボユニット「日式イヌクラブ」(2018年6月〜)[36]などで活動。2016年3月21日にはマジカル・パワー・マコのプロデュースによるソロアルバム『Virgin Panty』(Andromeda Records)を発表している[37]。またライブペインティングの分野を中心にアーティスト活動も行っている[38]。春日井アイドルとは時折ライブで共演しているほか[39][40]、ぼんやりアイドルくるみんの1stミニアルバムのジャケットに使われたイメージイラストも手掛けている[41]。
春野は、2017年5月7日の春日井アイドル主催『春の大カスガイ祭 AID7 〜ガーリニアVSプランタン〜』にて、プランタンとして一日限りの復活ライブを行った[42][43]。またこれに先立つ6日にはゴリトピアのデビューライブにもゲスト出演した[44]。2018年3月4日以降はバンド化デビューしたくるくるガーでドラムを担当している[45]。
2018年9月2日に行われた春日井アイドル主催ライブ『フロム春 VOL.8〜カスガイだよ全員集合(終)〜』で、くるくるガーのドラマーとして参加した春野と、単独出演したナカムラは、くるくるガーのインプロ(即興)パートで、プランタン時代にも実現しなかったステージでの初共演を果たした。
在籍したメンバー
名前 | よみ | 生年月日 | 出身 | ニックネーム | 担当カラー | 備考 | |
春野夕菜 | はるの ゆな | 1994年6月18日 | 愛知県 | ゆな | -- | @printemps_yuna | 2014年7月6日卒業 |
はなむら満 | はなむら みつ | 1996年1月10日 | 愛知県 | みつ | -- | @hanaman_jp | 2013年7月26日脱退 |
ぼんやりアイドルくるみん(BIK)[編集]
プランタンの事実上の後継ユニット。2014年秋に春民レーベルに参加した牧原くるみ(当時14歳)のソロユニットとしてスタートし、2015年2月に情報が公開された[46][47]。その後見習いメンバーのれいにゃんこと青木玲花(当時13歳)が加わり、2015年4月12日、デビューライブとなった『戦国アイドルまつり2015』(三重県伊勢市)には2人組ユニットとして出演。翌13日には、青木が正式メンバーに昇格したことが発表された[48]。
プランタンを評価していた南波一海は、デビューライブで発売された1stミニアルバム『ANGEL IN DOPE VOL.1』について、「ラップともつかないラップと起伏の少ないメロディ、チープな打ち込み、狂気のコラージュ…すべて最高!」[49]と評し、自身が出演するネット番組『真夜中のニャーゴ』(ホウドウキョク24)でも同作の再編集版(『改造人間盤』)に収録された『くるみんのぼんやりした話2』のアンビエント色の強い異色の音楽性を紹介した[50]。
その後数回の公演を経て、運営との方向性の違いから青木玲花が2015年8月28日の公演をもって卒業[51][注 1]。青木の卒業により、ぼんやりアイドルくるみんは再び牧原くるみのソロユニットとなった。2015年10月11日〜12日にはガーリニア、キッチンアイドルありすの春日井アイドル勢とともに初の東京遠征を行い、これに合わせて2ndミニアルバム『ぼんやりアイドルの宮殿』がリリースされた[53]。
牧原くるみの高校受験のため、2015年冬から翌春にかけて活動を一時休止[54]。この間にも散発的なライブ出演はあったが、受験終了に伴い2016年3月27日のライブより本格復帰した[55]。
2016年7月17日〜18日には全国流通アルバム『カスガイクロニクル』のリリースイベントの一環として、また2016年9月24日〜25日にはガーリニアの受験に伴う活動休止に合わせて、いずれもガーリニアとともに東京遠征を行った[56][57]。ガーリニアの活動休止後はバンドユニットのBIK & THE LIMITSにも参加(「派生ユニット」参照)。2016年11月5日〜6日にかけてバンドとソロで東京遠征を行った[58]。
2017年1月8日、病欠の増加による学業との両立の困難さを理由に、同年3月26日のライブをもって牧原くるみはぼんやりアイドルくるみんの活動を卒業、BIK & THE LIMITSも活動停止となることが発表された[59][60][61][62]。1月15日のライブでは一転、牧原くるみ本人が、ぼんやりアイドルくるみん卒業後もBIK & THE LIMITSについては年1回程度のペースで当面活動を継続することを表明したが[63]、同年1月19日、運営は牧原くるみが病気と偽り私的な用事のために前年12月の主催ライブを欠席していたことを公表[64]。同日付で牧原くるみ/ぼんやりアイドルくるみんは引退となり、BIK & THE LIMITSの活動継続も撤回された[65]。
2018年9月2日に行われた春日井アイドル第3シーズンのラストライブにおいて、牧原くるみは約1年8か月ぶりにステージに登場[66]。ソロパートこそなかったものの、くるくるガーの一員として、長く活動を共にした山内芳樹を見送った[67]。
ぼんやりアイドルくるみんの音楽性は、デビュー作の時点ではアンビエントからバラードまでと多様性があったが、『ぼんやりアイドルの宮殿』以降は、メロディをそぎ落としたボーカルライン、パンキッシュなハンマービート、アイドル楽曲の定石を逸脱した構成、といったスタイルで個性を確立した。プロデューサーの山下は同作に収録された『おほしさま』『ホラー映画』を例に挙げ、「(これまで)僅かながらあった所謂アイドルらしさと決別した気がします。」と語っている[68]。また歌詞については、「普段くるみんが話す事をテーマにして生活から時事的な暗喩まで多々あります。」としている[68]。
ライブでは「ねこちゃん」という猫に見立てたアイテムを使った物ボケ・茶番が定番だった。また「くるみんチャレンジ」という名の「くるみんが与えられたテーマにチャレンジして成長する」コーナーがしばしば設けられ、観客を巻き込んだ展開が繰り広げられた。
在籍したメンバー
名前 | よみ | 生年月日 | 出身 | ニックネーム | 担当カラー | 備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
牧原くるみ | まきはら くるみ | 2000年6月22日 | 愛知県 | くるみん | ピンク | @kurumin_idol | 2017年1月19日引退 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
青木玲花 | あおき れいか | 2001年7月26日 | 愛知県 | れいにゃん | 青 | @reinyan_bonyari(削除済) | 2015年8月28日卒業
キッチンアイドルありす(KIA)[編集]篠原ありすによるソロユニット。篠原は自称「永遠の17歳(エターナル17歳)」[69]。春民レーベルのアイドル募集にぼんやりアイドルくるみんへの加入を希望して応募してきたが、募集対象年齢から外れていたため、得意の料理を活かした「キッチンアイドル」としてソロ活動を行うことになった[69]。2015年5月上旬にデビューが発表され[70]、ぼんやりアイドルくるみんのPVに登場[71]。同月24日、ぼんやりアイドルくるみんとの共演で初ステージを踏み[72]、6月13日の春日井アイドル主催ライブ『Angel in Dope Vol.1』で本格的にステージデビューした[73]。2015年8月1日に初のCD『ワールドキッチン』発売。2015年10月11日〜12日にはガーリニア、ぼんやりアイドルくるみんの春日井アイドル勢とともに初東京遠征を行い、2ndCD『FROM KITCHEN WITH LOVE』が発売された[74][75]。2015年12月23日にはガーリニアとともにTRASH-UP!! RECORDSのコンピレーションアルバム『メリー・クリスマス&ハッピー・ニューイヤー ソングブック』発売を記念したイベント「TRASH-UP!!のクリスマス会」に出演するため2回目の東京遠征を行った[76]。 オリジナル曲はほとんどが食べ物にまつわるもので、春日井アイドルの中でもスイートでかつ人懐っこい曲調が多いが、プロデューサーの山下は、アメリカや日本による世界の食料支配という通底した政治的テーマを潜ませているとしている[68]。 ありす本人は「春日井アイドルの中では正統派アイドル」を自称し[77]、事実正統派アイドル然とした容姿であったため、一般的なアイドル楽曲とはかけ離れたオリジナル曲を歌うことによる違和感が個性につながっていた。アイドル現場では定番のコールやMIX、ケチャなどを自身の歌でも行うよう観客に要求するといった「ヲタいじり」や、甘い口調でのトークから飛び出す毒舌などを芸風としていた。また「キッチンアイドル」のキャラ設定に沿う形で、「ありすのモーニング」と称して自作の菓子などを観客に配ったり、年明けのライブでは「お年玉」として餅をふるまうなどしていた[78]。 2016年3月以降、体調不良を理由に活動を休止していたが[79]、2016年9月11日に1回限りの復活・卒業ライブを行い、キッチンアイドルありすとしての活動を終了した[80]。卒業を記念してフォトブック『光の中のありす』(撮影:ひろ・あおき)が制作・販売された[81]。 篠原ありすは卒業後も引き続き春日井アイドルと緩やかな所属・協調関係を保っている[81]。2016年12月18日の春日井アイドル主催ライブでは司会を務め[82]、くるくるガーのコーナーではキッチンアイドルありすのオリジナル曲の替え歌を歌唱した。2017年2月5日の映画『堕ちる』上映会ではひよっこアイドルびす子。と共に春日井アイドル代表としてトークショーに参加[83]。2017年3月19日の主催ライブでも「ありす17(セブンティーン)」を名乗り司会を務めた[84]。 在籍したメンバー
ガーリニア(GIRLINEAR)[編集]男女混成のテクノ&ダンスユニット[85]。結成当初は山神麗、近田虹湖、吉川もも、下平あやな(表記は下平絢菜とも)の女性メンバー4人組で、2015年6月13日の春日井アイドル主催ライブ『Angel in Dope Vol.1』で予告なしにお披露目され[86]、6月20、21日にもイベントに出演[87]。2015年7月20日に予定されていた『Angel in Dope Vol.2』で正式デビュー予定だったが[87]、7月9日に下平あやなが「一身上の都合」により脱退したことが発表され[88]、デビューは7月26日に愛知県知多市で行われた『新舞子レインボーサマー2015〜真夏のアイドル大海戦!』までずれ込んだ[89] [90]。この時は山神麗、近田虹湖、吉川ももの3人編成だったが、2015年7月22日に公開された1stPV『リニアでガー』[91]にも出演していた元ゴリランタン(初代春日井アイドル・プランタンのサポートチーム)のDJゴリこと山内芳樹が2015年8月9日に延期開催された「Angel in Dope Vol.2」より加入し、男女4人の混成ユニットとなった。 2015年8月9日には1stCD『デモトラックス』を発売[92]。 2015年10月11日〜12日にはぼんやりアイドルくるみん、キッチンアイドルありすとともに初東京遠征を行い、2ndCD『リニアでガー』が発売された[74][75]。2015年12月23日にはキッチンアイドルありすとともにTRASH-UP!! RECORDSのコンピレーションアルバム『メリー・クリスマス&ハッピー・ニューイヤー ソングブック』発売を記念したイベント『TRASH-UP!!のクリスマス会』に出演するため2回目の東京遠征を行った[76]。 ぼんやりアイドルくるみんとキッチンアイドルありすの活動休止が重なった2016年2月〜3月にかけては、春日井アイドル唯一の実働ユニットとしてライブイベントに出演した[93]。2016年7月17日〜18日にはアルバム『カスガイクロニクル』のリリースイベントの一環として、ぼんやりアイドルくるみんとともに東京遠征を行った[56]。 山内芳樹を除くメンバー3人の大学受験に伴い、2016年9月24日〜25日にぼんやりアイドルくるみんと行った東京遠征後に半年間活動を休止[94]。その後、2017年3月19日の主催ライブ『フロム春 Vol.01』より活動を再開した。同日はバンドバージョンであるガーリニア18(別項参照)の始動に力点が置かれる形となり[95]、アイドルユニットとしては2017年5月7日の主催ライブ『春の大カスガイ祭 AID7 〜ガーリニアVSプランタン〜』を皮切りに本格始動するはずだった[96]。 ところが、復活ライブが行われた翌日の2017年5月8日、春日井アイドル運営はガーリニアの女子メンバー3人に対し運営方針への非協力を理由に同年5月20日付での解雇を通告[97]。この通告はメンバーの抗議により撤回された[97]ものの、運営側の対応に反発したメンバーが両者間のやり取りをブログで公表するなどした[97]結果、運営が5月9日付でガーリニアを含む全春日井アイドルメンバーを即時解雇することを表明した[98]。その後、運営が再び解雇を撤回したうえで女子メンバー3人に謝罪し、3人もこれを受け入れた[99]が、再復活に向けた両者間の話し合いは不調に終わり、ガーリニアは5月20日付で活動終了となった[100]。 元女子メンバー3人はその後運営側と関係を修復し、活動を再開した春日井アイドルのライブで司会を務めたり、ゲスト出演するなどしている[101][102]。 ガーリニアのグループ名の語源は「ガール」と春日井市を経由する予定の「リニア(中央新幹線)」[103]。脱退した下平あやなを含む全員が春日井市の同じ小学校の出身で[103][104][105]、女子メンバーはいずれも山内芳樹の妹と同学年だった[106]。 春日井アイドルの中でも、地元で生まれ育ったメンバーで構成されるガーリニアの楽曲は、工業都市である春日井市のやや殺伐とした空気感が投影された、性急で焦燥感のあるインダストリアルなサウンドと、地方都市ならではの土着感、密接な人間関係を描写した歌詞を特徴とする。 メンバーが通っていた小学校は、第二次世界大戦中に模擬原爆が投下された陸軍造兵廠鳥居松製造所の敷地跡にあり[103]、模擬原爆が実際の災厄であった場合の世界を描いた『カスガイクロニクル』では[68]『レディスタディガー』『リニアでガー』『UFO』『トリアでヌー』など、アルバムのテーマに沿った歌がより多く割りあてられている。 活動終了時のメンバー
元メンバー
リトルガールじゅな[編集]上原じゅな(デビュー時13歳[107])によるソロユニット。2016年3月27日の春日井アイドル主催ライブ『AID6〜大須カスガイまつり〜』でデビュー[108]。2016年4月3日の『藤が丘桜まつり』にも出演したが、同月21日に運営より「新キャラ付けて曲も2曲渡したけど『これは違う』と察したのか連絡が取れなくなりました。」として事実上の脱退発表がなされた[109]。 なお上原のために用意された2曲は、ぼんやりアイドルくるみんの歌唱で『カスガイクロニクル』に収録された、『さらばアフリカ』と『トランプ』であったことが後日プロデューサーの山下により明かされている[68]。 在籍したメンバー
ひよっこアイドルびす子。[編集]ひよっこアイドルびす子。によるソロユニット。2013~2014年にプランタンのサポートユニット、ゴリランタンでせとさなとして活動[110][111]。その後受験などにより3年近く活動から離れたのち、ソロアイドルとして再出発した。2017年2月5日の映画『堕ちる』上映会トークショーにてお披露目されたのち[83]、同年3月19日の春日井アイドル主催ライブ『フロム春 vol.01』でデビュー、同日1stCD『トウキョウモン』が発売された[112]。 2017年3月26日には初の東京遠征を行い[113][114]、同年4月16日に三重県伊勢市で行われた『戦国アイドルまつり』にもトーナメントによる出場権を得て出演した[115][116]。『戦国アイドルまつり』からは、東京遠征にも同行していたガーリニアの山内芳樹が「MCヤマー」として本格的なサポートに入るようになった[116]。 2017年5月7日の主催ライブ『春の大カスガイ祭 AID7 〜ガーリニアVSプランタン〜』に出演後[117]、ガーリニアの解雇騒動(ガーリニアの項参照)で運営が同年5月9日に全春日井アイドルの解雇を表明し、びす子。も同日解雇通知を受けたことを明らかにしたうえで活動終了を表明した[118][119]。その後、運営は先に示した解雇通知を撤回しているが、びす子。から改めて活動を続ける意向は示されていない。 ひよっこアイドルびす子。の音楽性はプランタンやキッチンアイドルありすの路線を踏襲するものだった。ヤマシタプロデューサーの楽曲のほか、同じゴリランタンのメンバーだったみずき(はなまん&ザ・リミッツのmizuki)がバラード曲『宇宙まで』を提供している[120]。ライブでは「びす子先生」を名乗り、ピアノやトイピアノを弾きつつ、アイドルファンの生態を描写した『オタクの四季』(未音源化)を観客に合唱させる演出が定番だった。 在籍したメンバー
ゴリトピア[編集]MCヤマー(やまつぇる)こと元ガーリニアの山内芳樹、平瀬"ハッピーニート"はにの男女2人組ユニット。運営によれば「春日井アイドルの次(ポスト5.7)の形を提示するモノ」[44]で、「JBミーツザ・スターリン」[121]を志向した。カンフーアクションやストリートワークアウトなどのマッチョ要素をハードコアテクノと融合させたステージングが特徴で、ザ・スターリンの1stアルバムより『ハエ』をカバーするなど、パンク色もあった。 当初は山内のソロユニットとして2017年5月6日に名古屋・鶴舞デイトリップで行われた『遅れてゴメンネ!@名古屋』でデビュー[44]。このライブでは元プランタンの春野夕菜が6曲中2曲でゲスト参加し[44]、翌5月7日の主催ライブ『春の大カスガイ祭 AID7 ガーリニアVSプランタン』では、限定復活したプランタンのステージでゴリトピアのナンバー1曲が披露された[122]。 その後春日井アイドルの活動休止に伴い、山内は大学生のふーやとコンビを組み、ゴリトピアをお笑い芸人ユニット、ざ・ぱーきんぐへと改めデビューを目指したが芽が出ず[123][124]、ふーやの引退に伴いゴリトピアにユニット名を戻した[125][126]。 2017年10月に山内の中学校時代の同級生だった[注 3]平瀬の加入が発表され[127][128]、同月23日にPV『プロテイン』がYouTubeで公開された[129]。同年11月19日には鶴舞デイトリップにて新生ゴリトピアとしての初ライブが行われ、1stCD『ステイオアゴー』が発売された[130][131]。 2017年12月にはオタマちゃんとともに東京と静岡県富士宮市に遠征[132][133]、2018年1月28日にはオタマちゃんと2度目の東京遠征を行った[134]。2018年3月3日の主催ライブ『フロム春 VOL.2〜カスガイ春のひなまつり』にて、2ndCD『SPORTS』が発売された[135]。2018年3月25日には静岡県富士市(岩本山公園)で行われたMi-IIの活動休止ライブのため遠征[136]。同年5月5日、6日の両日に行われた3度目の東京遠征では、元Mi-IIのみゆゆんがゲストで参加した[137]。同年7月15日には『FESVOLTA SEA』出演のため4度目の東京遠征を行った[138]。 この間、2018年3月14日にはくるくるガーがバンド化してデビューし、山内、平瀬ともにメンバーとして加わり、ゴリトピアと並行して活動を行った[139]。しかし、同年4月以降は、アルバム発売やリリースツアーなどで、くるくるガーへと次第に活動の重点が移り、ゴリトピアとしての活動は極端に少なくなっていった。 2018年8月1日には、山内、平瀬の両名が同年9月2日限りで春日井アイドルを卒業し、ゴリトピアが解散となることが運営より発表された[140][141][142]。運営ブログにおいて、山内は卒論と就職準備、平瀬は声優になる夢のための勉強を主な卒業理由に挙げた [143][144]。 同年8月26日、ゴリトピアとして『山梨あいどるフェスティバル』出演のため最後の遠征を行った。この出演に際しては「フリーの春日井アイドルメンバー」として関係が強まったみゆゆんが第3のメンバー的な位置づけで参加した[145]。 また、同日、K&Mミュージックを主宰する小林清美が曲を提供したラストシングル『PEACE DOVE』が発売された。 同年9月2日の『フロム春 VOL.8〜カスガイだよ全員集合(終)〜』でのゴリトピアのラストライブも、みゆゆんが一部の曲に参加する形で行われた[146]。 在籍したメンバー(共演メンバーのみゆゆんは個別項目参照)
オタマちゃん[編集]水野環によるソロユニット。春日井アイドルがガーリニアらの活動終了から半年ぶりに再始動するにあたり、新生ゴリトピアとともにデビューした。運営によるキャッチコピーは「葛藤と自己嫌悪を両手に抱えた終末アイドル」[149]。 2017年10月9日に春日井アイドル加入が公表され[127]、同年11月1日に初PV『めんたるちゃん』が発表された[150]。2017年11月19日、名古屋・鶴舞デイトリップで行われた『東海アイドルサミット』でライブデビューし、1stCD『君の世界を取り戻せ』が発売された[130][131]。 当初、運営は活動にあたって「メンヘラ系不思議ちゃん昭和シンガー」を意図していたが、自己を取り巻く世界に対する表現衝動をパフォーマンスに反映させる方向に転換[149][151]。ひよっ子アイドルびす子ら春日井アイドルのソロアイドルに連なる作風だった楽曲[152]も、『オタマちゃん激情』『裏切りの街角(未音源化)』などの、ネガティブな感情を吐き出すように歌うスタイルが強調されるようになった。 2017年12月には東京と静岡県富士宮市に遠征[132][133]。2018年1月には2度目の東京遠征を行い[134]、オタマちゃんがフロントを務めるバンド『おにたま』の始動も予定されていたが[153]、2018年2月3日、アイドルとして活動していく自信の低下と、運営との方向性の違いを理由に、3月3日の主催ライブ限りで引退することが発表された[154]。その後2月16日に主催ライブ出演も取り消され、そのまま活動を終了した[155]。 在籍したメンバー
特殊な所属形態[編集]みゆゆん[編集]元Mi-IIのみゆゆんことみゆう(以下、春日井アイドルでは「みゆゆん」という呼称が使われているのでこちらを使用)は、Mi-II在籍時代から度々春日井アイドルとの共演の意向を示していたが[156][157]、Mi-IIの活動終了後に行われたゴリトピアの東京ツアー(2018年5月5日〜6日)より、春日井アイドルと本格的な共演を重ねるようになった[158]。運営はみゆゆんを「フリーの春日井アイドル」とし、2018年8月12日以降、みゆゆんがツアー、ライブなどの共演活動中は春日井アイドルの所属下の扱いになることを告知した[159]。 2018年8月12日にはくるくるガーのライブに参加したほか[160]、同年8月26日の山梨あいどるフェスティバルと、9月2日の春日井アイドルの第3シーズンラストライブにおいては、告知こそゲスト扱いだったものの、ゴリトピアの第3のメンバーとしての位置づけで共演した[146][161][162]。 2018年12月9日に始動する春日井アイドルの第4シーズンにおいては、元LIMITSの永友りんとざ・りみっつというユニットを組んで活動する予定[11]。 メンバー
派生ユニット[編集]プランタンデジャヴ[編集]プランタンの楽曲を再現するユニット。篠原ありす扮する黒ありこと篠原黒ありすがメインボーカルを担当し、ゴリランタンのメンバーだったDJゴリ(=ガーリニアの山内芳樹)がサポートにつく形で、2015年6月13日の春日井アイドル主催ライブ『Angel in Dope Vol.1』で初披露、2015年11月22日の2回目のライブで1stCDが発売された[164]。篠原ありすの活動休止と卒業により、プランタンデジャヴの活動も凍結状態となっている。 くるくるガー[編集]ガーリニアのメンバーのうち3人が2016年夏から大学受験シーズンに入り、ライブ出演が不規則になることに備えて、欠員を春日井アイドル内外の人員で補完するための不定形ユニットとして誕生[165]。観客を含め、誰でも参加できることをうたっており、ステージに1回でも上がれば「永久メンバー」となり、くるくるガーの専用ツイッターアカウントによりフォローされる[166][167]。2016年6月12日のデビューライブ以降、プロデューサーのヤマシタヤスオ自身が「やそつぇる」を名乗ってステージに立つことも多い。2018年9月末現在、メンバーに指名されたことがあるのは、春日井アイドル、963、SAKA-SAMAのメンバーを含む出演者、観客など44人[168][169][170]。 「動物アイドル」をコンセプトに[171]、出演メンバーは動物の被りものをし、春日井アイドルの既存曲を動物ものに改作してレパートリーにしていた(例:『ミラクルガール』(プランタン)改め『くるくるガール』、『世界の料理』(キッチンアイドルありす)改め『世界のアニマル』など)。 その後、2018年3月4日の春日井アイドル主催『フロム春 VOL.3〜KKGやそつぇる生誕50周年祭』で、くるくるガーは突如バンド化しデビューライブを行った。メンバーはゴリトピアのはにこと平瀬はに(ギター&ボーカル)とやまつぇる(山ちゃん)こと山内芳樹(ベース&コーラス)、新規加入のあいみぃ♪(キーボード&コーラス)、元プランタンのゆなこと春野夕菜(ドラム&コーラス)[注 4]。プロデューサーのヤマシタによれば、ゴリトピアと自身でガーリニア18の曲を再演しようとしたのが始まりで[172]、その後オタマちゃんとあいみぃ♪が加入し、新レパートリーを演奏するおにたまというバンドに発展したものの、オタマちゃんが脱退し、春野が新たにドラム担当となり、バンド版くるくるガーが始動した[173][174]。 バンド版でのレパートリーはガレージパンク色が強いオリジナル楽曲となり、必ずしも動物と結びついたものではなくなった。プロデューサーのヤマシタはバンド版について、地方の低所得な若い女子が、世の中に搾取支配されつつも無為に日々を送っている姿がさながら動物園の動物のようだとする見地から、被差別者たる彼女たちに「立ち上がれ! 奴らを倒せ!」と歌わせるコンセプトであると解説している[139]。また、「くるくるガーは正真正銘のパンクバンドでアイドルがバンドセットでやってるのとは全然違います。聴き比べたら1秒でわかりますが赤痢とかスリッツとかナースとかそういう類のやつです。」とも語っている[175]。 2018年4月2日にはドラムの2人目のメンバーとして石野わかめが加入し、同月15日にライブデビューした[176][177][178]。また同年5月27日には佐々木みあの加入が発表され、6月3日にゴリトピアのライブのサポートでデビューした[179]。 バンドデビューした2018年3月4日に1stCD『ベッドは虫だらけ』が発売された[180]。4月29日には2nd『ベッドは虫だらけ VOL.2』が、5月5日には3rd『ライブ!』(内容が異なる販売盤と特典盤がある)が、また6月3日は『ベッドは虫だらけ VOL.3』が立て続けに発売もしくは頒布された[181][137][182][183]。 バンドデビュー後も、観客を含むゲスト出演者が永久メンバーに指名されるシステムは維持された[184]。2018年4月29日の3回目のライブで、25分間のインプロビゼーション(以下インプロ、春日井アイドルでは「インテロ」という独自用語も使う[注 5])パートが設けられたのを機に、ゲスト出演者は楽器を手に演奏に参加するスタイルとなった[186]。そのことは即興の質を高めていく方向性へとつながっていき、その結果、ゲスト出演者は一定レベル以上の楽器演奏経験者が中心となり、即興演奏に際してのルールも設けられるようになった[187]。 2018年7月29日には、くるくるガーとして初めてのプレスCDとなるアルバム『スター誕生』が発売され(初回100枚には特典盤『ベッドは虫だらけ VOL.4』が付属した)、同日には大阪で、また8月11日から12日にかけては東京でリリースツアーが行われた[188]。しかし、この間の8月1日には、運営より、平瀬はにと山内芳樹が9月2日限りで卒業すること[140][141]、石野わかめが受験のためツアー終了後に活動休止期間に入ること[189]、それによりくるくるガー自体も9月2日限りで活動休止になることが発表された[190]。 東京ツアーには、ギターの佐々木みあが参加せず、昼夜二部制だった初日の11日は、観客のイヌケンが昼夜とも本編のギターを担当した[191]。夜の部ではインプロパートが設けられ、吉田達也(ルインズ、是巨人)、中原昌也(元暴力温泉芸者、Hair Stylistics)、フジタダイスケ(marble≠marble)、沖縄電子少女彩とのジャンルを超えた即興演奏が繰り広げられた[191]。 12日には「フリーの春日井アイドルメンバー」みゆゆんが合流し、インプロを含む二部制の全編でボーカルやタンバリンを担当したほか、二部目ではやそつぇることプロデューサーのヤマシタヤスオが自らギターを演奏した[191]。 2018年9月2日の活動休止ライブ『フロム春 VOL.8〜カスガイだよ全員集合(終)〜』では、バンドデビュー時以来久々の出演となる春野夕菜がドラムを、またプロデューサーのヤマシタがギターを担当した[192]。インプロパートでは元プランタンのナカムラルビイ他が参加した。オリジナルプランタンのメンバーだった春野夕菜とナカムラルビイが同じステージで共演するのはこれが初めての機会となった。また久々にバンド形態でない形のくるくるガーのコーナーも設けられ、ぼんやりアイドルくるみんの牧原くるみが引退以来約1年8か月ぶりに出演した[193]。 このライブにも参加しなかった佐々木みあは、その後も復帰することなく、9月12日に運営より脱退が発表された[194]。 2018年12月9日からスタートする春日井アイドルの第4シーズンにおいては、新メンバーを入れた形でのくるくるガーの再開が告知されているが、詳細は公表されていない[11]。 バンド版のメンバー(春野夕菜はプランタン参照)
バンド版の元メンバー(平瀬はにと山内芳樹はゴリトピア参照)
永久メンバー(メンバー名表記は運営発表に準拠)
THE LIMITS[編集]春日井アイドルのメンバーによるサポートバンドユニット。2013年にプランタンのはなむら満をボーカルとするパンクバンド、はなまん&ザ・リミッツが結成されることになり、ゴリラエル(=ガーリニアの山内芳樹、ギター)、mizuki(ベース)、maho(ドラム)からなる3人組ロックバンド、ゴリラエルボーズがリミッツを名乗ることになったが[19]、はなむら満がデビュー前に春日井アイドルを離脱したことにより[21]、この編成は幻に終わった。 その後2016年になり、BIKことぼんやりアイドルくるみん(=牧原くるみ)のバンド展開として、BIK & THE LIMITSが始動。ルーやまうち(=山内芳樹、ギター)[注 6]と、新規加入のりん(=永友りん、ドラム&コーラス)がTHE LIMITSとしてBIK(ボーカル&リコーダー)をバックアップした。 BIK & THE LIMITSは2016年11月5日に東京・下北沢で行われたTRASH-UP!!企画ライブ『夏の遅れた僕らはぼんやり・・・』にてデビュー[200]。同日には初CD『DEMO TRACKS』を[201]、また同月27日には『DEMO TRACKS NUMBER 2』を発売した。オリジナル曲に加え、バンド向けにリアレンジした春日井アイドルの楽曲、カバー曲(GASTUNK『ジェロニモ』など)をレパートリーとしていた。 BIKが不参加となった2016年12月18日のライブでは、ヤマシタプロデューサーに加え、活動休止中だったガーリニアの山神麗、吉川ももが代役を務めた。 BIKの突然の引退により、BIK & THE LIMITSとしての活動は2017年1月15日のライブが最後となった[65]。 2017年3月19日にはガーリニアのバンドバージョン、ガーリニア18が始動し[95]、THE LIMITS専任のりんも同ユニットに合流することになっていたが[202]、ガーリニア18がりんが不参加だった同年5月7日の2回目のライブで活動を終了してしまったことから、りんは2016年12月18日のライブ以降、ドラマーとしては長期にわたって活動していない。2018年3月4日の主催ライブで、司会補佐(プロデューサーの生誕を祝うコーナーではキーボードも演奏)としてではあるものの、約1年3か月ぶりに出演を果たした[203]。 2018年12月9日にスタートする春日井アイドル第4シーズンでは、THE LIMITSはりんとみゆゆんによるユニット、ざ・りみっつへと生まれ変わり、同日お披露目ライブが行われる予定[11]。 メンバー(ルーやまうち=山内芳樹はガーリニア参照)
ガーリニア18(GIRLINEAR18)[編集]ガーリニアのメンバーらによるパンクバンド[95]。2016年12月18日の春日井市での主催ライブ『フロム春 Vol.00』にBIK & THE LIMITSのぼんやりアイドルくるみん(牧原くるみ)が参加せず、急遽ガーリニアのメンバーが代役を務めたのが事実上のプレお披露目となった[204]。 2017年3月19日の春日井市での主催ライブ『フロム春 Vol.01』で「ガーリニア18」として正式デビュー[95]。ちゃんれい(=山神麗)・にこ(=近田虹湖)がボーカルを担当。楽器陣はルー山内(=山内芳樹、ギター)、ヌー桃山(=吉川もも、ベース)に加え、デビューライブではヤマシタプロデューサーがドラムを担当し、その後THE LIMITSのりん(=永友りん)に交替する予定だった[202]。しかし、ガーリニアの女子3人はガーリニア18としてのバンドスタイルでの活動継続を拒否し、2回目の出演機会であった2017年5月7日の主催ライブ『春の大カスガイ祭 AID7 〜ガーリニアVSプランタン〜』限りで活動を停止することとなった[注 7]。このため、5月7日も不参加だったりんが「ガーリニア18」名義で演奏する機会は訪れなかった。 5月7日のラストライブでは、この日限定復活したプランタンの春野夕菜が1曲でボーカルを務め(この曲ではドラムをヤマシタプロデューサーが担当)、残りの曲では春野がドラムを担当した。 ガーリニア18は、オリジナル曲に加え、BIK & THE LIMITSの楽曲、ガーリニアの楽曲のバンドバージョンをレパートリーとしていた。デビュー日に初CD『In practice vol.1』が予約者限定盤として発売された[205]。 略歴[編集]2013年[編集]
2014年[編集]
2015年[編集]
2016年[編集]
2017年[編集]
2018年[編集]
作品[編集]CD[編集]
コンピレーション[編集]
DVD[編集]
メディア出演[編集]テレビ[編集]
ラジオ[編集]
書籍、雑誌[編集]
脚注[編集]注釈[編集]
出典[編集]
外部リンク[編集]
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