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勇者御一行様殺人事件

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勇者御一行様殺人事件
ジャンル パズルゲーム
アドベンチャーゲーム
対応機種 Microsoft Windows(XP/95)
開発元 てつ(カタテマ)
人数 1人
メディア ダウンロードゲーム
発売日 2003年4月
最新版 1.23/ 2006年4月22日
エンジン RPGツクール2000
その他 フリーウェア
コンテストパーク銀賞受賞作
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勇者御一行様殺人事件』(ゆうしゃごいっこうさまさつじんじけん)は、『テックウィン』2003年5月号のコンテストパークにおいて銀賞を受賞したRPGツクール2000製のパズルゲーム。仲間を殺した勇者達への復讐を目指すスライムのジョニーを主人公とするアドベンチャーゲームとなっている。

内容と制作背景[編集]

透明な「クリスタルスライム」であるジョニーは「おじさん」から、対象とする建物を一時的に外部から隔離することができる「魔法の書」を手に入れ、勇者ら3人を洋館の中に閉じ込め、を仕掛けて勇者らの殺害を試みる[1][2][3]トゥルーエンドに到達するには、洋館に存在するすべてのアイテムを用いる必要がある[3]

作者であるてつは本作について、コンテストパークに応募するため、「ストーリーのある謎解きゲームを作ろう」との発想から制作したとしており、当時は「全体像を考えないままマップを作りはじめて、作りながらシステムとストーリーを考えていた」という[2]。また、「『魔王物語物語』や『ムラサキ』で取り入れた断片的なテキストによるストーリーテリングは、実は初期の頃からやっていたように思える」としたうえで、デビュー作である本作についても「最小限の要素で物語を語っている」としている[4]。なお『魔王物語物語』においてキャラクターデザインイラストなどを担当した木村は、本作の感想を書いたことがきっかけでてつと知り合ったという[4]

評価[編集]

ベクターの「新着ソフトレビュー」では「ゲーム自体は短いが、決して物足りなさは感じさせない。むしろ『勇者たちをどう罠にハメるか』を考えているうちに、どんどん時間が経ってしまう」と評されている。また、「ミステリーの要素」が強く「勇者、戦士魔法使いの人間関係は見どころのひとつ」と評価されており、「プレイ中に不思議と感じたことが、エンディングですべて明らかになったときの爽快感は格別」とされている[2]

関連項目[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

外部リンク[編集]


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