二十七進法
二十七進法(にじゅうしちしんほう、Heptavigesimal, Septemvigesimal)とは、27 を底(てい)とし、底およびその冪を基準にして数を表す方法である。
記数法[編集]
二十七進記数法とは、27 を底とする位取り記数法である。慣用に従い、通常のアラビア数字は十進数とし、二十七進記数法の表記は括弧および下付の 27 で表す。二十七進記数法で表された数を二十七進数と呼ぶ。
一般には、0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C, D, E, F, G, H, I, J, K, L, M, N, O, P, Q の 27 個の数字を用いる。右端あるいは小数点で 1 の桁を表す。数字の意味する数は、左に 1 桁ずれると 27 倍になり、右に 1 桁ずれると 1/ になる。(11)27 という表記において、左の「1」は二十七を表し、右の「1」は一を表し、合わせて二十八を表す。I と 1 および O と 0 および S と 5 は紛らわしいので、18 から 26 を表すのに I, J, K, L, M, N, O, P, Q の代わりに J, K, L, M, N, P, Q, R, T を用いることもある。
同様に、二十七進記数法では (60)27 は 162 (4×271) を、(100)27は 729 (1×272) を意味する。
三法表記の3桁 | 二十七進表記の1桁 |
000 | 0 |
001 | 1 |
002 | 2 |
010 | 3 |
011 | 4 |
012 | 5 |
020 | 6 |
021 | 7 |
022 | 8 |
100 | 9 |
101 | A |
102 | B |
110 | C |
111 | D |
112 | E |
120 | F |
121 | G |
122 | H |
200 | I |
201 | J |
202 | K |
210 | L |
211 | M |
212 | N |
220 | O |
221 | P |
222 | Q |
関連項目[編集]
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