三上明子

三上明子（みかみあきこ、英:Akiko Mikami、1953年〈昭和28年〉9月5日^[1] - 2022年〈令和4年〉9月24日^[2]）は、日本のフルート奏者。^[3]

東京都の出身。４歳からピアノを始めたが、12歳からフルートを始め^[4]、林リリ子の指導を受けた。その後、東京藝術大学に進学して小泉剛と吉田雅夫にフルートを学び、1978年にヨハン・ゼバスティアン・バッハの無伴奏フルートのためのパルティータで修士論文を執筆して修士号を取得した。また、マルセル・モイーズ、オーレル・ニコレやペーター＝ルーカス・グラーフの各氏にフルートのレッスンを受け、ジェルジ・シェベックに室内楽を学んだ。1978年のオーストラリア国際フルート・コンクール、1979年のアンコーナ国際木管楽器コンクールのフルート部門、1980年のブダペスト国際音楽コンクールのフルート部門のそれぞれで優勝。1981年に東京でリサイタル・デビューを果たした。1982年から上野学園大学の非常勤講師を務め、2006年から常勤の教授、2019年から特任教授を務めた。1991年から2004年まで母校の非常勤講師、2005年から東京音楽大学の非常勤講師を兼務。