リボル・ペシェク
リボル・ペシェク（Libor Pešek, 1933年6月22日[1] - 2022年10月23日[2]）はチェコの指揮者。[3][4]
プラハ出身。８歳からピアノを始める。17歳の時にトロンボーンを始め、自らジャズ・バンドを結成してミロシュ・フォアマンと親交を結んだ。1951年から1956年までプラハ音楽院に在学し、ピアノ、チェロ、トロンボーンを履修しつつ、ヴァーツラフ・スメターチェクやカレル・アンチェル等に指揮法を師事した。卒業後、２年ほどピルゼンでピアノ伴奏の仕事をこなし、1958年に「室内ハーモニー」という吹奏楽団を結成。ヴァーツラフ・ハヴェルの知己を得たが、オーケストラの指揮に興味を持つようになり、1964年にセバスティアン管弦楽団を結成している。1968年にセバスティアン管弦楽団を解散し、その年のうちにオランダのレーワルデンのオーケストラに客演した。それが縁となり、1969年からレーワルデンのフリスク管弦楽団に就任し、1975年からエンスヘデーのオーケストラの指揮者に転出して1979年まで務めた。1970年から1977年までパルドゥビツェの東部ボヘミア国立室内管弦楽団の首席指揮者を兼務。1981年からスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めたが、翌年にはチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の次席指揮者となり、1990年まで在任。1986年から1997年までロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務め、1990年から亡くなるまでプラハ交響楽団の首席客演指揮者を務めた。2007年から2019年までチェコ・ナショナル交響楽団の首席指揮者を歴任。
プラハにて没。[5]
脚注[編集]
 
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