ハンドレッドノート
『ハンドレッドノート』は、講談社によるメディアミックスコンテンツ。2023年5月に発表され[1]、YoutubeやTiktokで公開されているアニメーション、漫画といった媒体で物語が展開されている[1]。
沿革[編集]
2023年5月1日、プロジェクトが始動される[2]。同日にティザー映像とキャラクターのビジュアルを公開[2]。作中には5つの「ハウス」が存在し、そのビジュアルはそれぞれ秋赤音が「ホークアイズ」、スオウが「スワロウテイル」、TCBが「アグリーダック」、真木蛍五が「ナイトアウル」、神慶が「クラウンクレイン」を担当している[2]。翌5月2日から公式Twitterにてキャラクターのキャストを発表[2]。12月19日より、プロジェクト初のコミカライズ『ハンドレッドノート ―高校生探偵 天命大地―』が『マガジンポケット』にて連載される[3][4]。
2024年1月には「ウズ」のアプリにて、『ハンドレッドノート 消えた■■の在処』のタイトルでマーダーミステリー化されている[5]。2024年2月時点で、YouTubeの総再生数が4億を突破[6]。2024年4月、舞台化が発表され、東京都の品川プリンスホテル クラブeXにて上演されることを発表[7]。
設定[編集]
20XX年、警察は東京の人口急増に伴う犯罪の急増に対処できず、治安が急激に悪化。東京は『"犯罪都市" TOKYO CITY』と呼ばれるようになっていた。その問題を解決するため、100人の「名探偵」を集めた統一名探偵組織「ネスト」が結成される。ネストに集められた一癖も二癖もある名探偵たちを二人の「記録者（レコーダー）」が支え、TOKYO CITYで巻き起こる多くの事件を解決していく。
登場人物[編集]
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ホークアイズ[編集]
- 司波 仁（しば じん）
- 声 - 古川慎[8]
- 名探偵[8]。能力は「観察」[8]。飄々とした性格[8]。
- 枯柳 杖道（かれやなぎ じょうどう）
- 声 - 笠間淳[9]
- 記録者[9]。書道家であったが、司波仁にネストに入るよう勧めたために、自身も入所[9]。読書家で寡黙な性格[9]。
- 物怪 瑠衣（もののけ るい）
- 声 - 梅田修一朗[10]
- 記録者[10]。熱血漢で正義感の強い性格[10]。
アグリーダック[編集]
- 天命 大地（てんめい だいち）
- 声 - 岡本信彦[11]
- 名探偵[11]。能力は「捜査」[11]。伝説の名探偵の息子[11]。努力家な性格[11]。
- 霧 縦人（きり たてひと）
- 声 - 山下大輝[12]
- 記録者[12]。天命大地と司波仁とは、高校時代の同級生[12]。女性が好きな問題児[12]。
- 塔 翠（とう みどり）
- 記録者[13]。元は天命ハジメの記録者であったが、ハジメが死亡したことにより退所し、バーテンダーを経て、再入所している[13]。冷静沈着な性格で、中性的な見た目をしている[13]。
漫画[編集]
| ハンドレッドノート | |
|---|---|
| 漫画：ハンドレッドノート ―高校生探偵 天命大地― | |
| 作者 | 雪一 |
| 出版社 | 講談社 |
| 掲載サイト | マガジンポケット |
| レーベル | KCデラックス |
| 発表期間 | 2023年12月19日[3] - |
| 巻数 | 既刊1巻（2024年4月9日現在） |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | 漫画 |
| ポータル | 漫画 |
プロジェクト初のコミカライズ『ハンドレッドノート ―高校生探偵 天命大地―』が、『マガジンポケット』（講談社）にて2023年12月19日から連載されている[3][4]。漫画は雪一が担当している[3]。名探偵の子・天命大地と洞察力と推理力がある司波仁とともに、事件の謎に挑むストーリー[3]。担当編集者が雪一に声をかけたところ、「企画の面白さと魅力的なキャラに惹かれ」たため、本作を描くこととなっている[3]。
- 雪一『ハンドレッドノート ―高校生探偵 天命大地―』講談社〈KCデラックス〉、既刊1巻（2024年4月9日現在）
- 2024年4月9日発売[4][14]、モジュール:Citation/CS1/styles.cssページに内容がありません。ISBN 978-4-06-534915-1
ゲーム[編集]
2024年1月20日、「ウズ」のアプリ内にてマーダーミステリーの『ハンドレッドノート 消えた■■の在処』を配信開始[5]。シナリオはポン酢、作画は秋月壱葉と安住奏が担当[5]。ホークアイズの司波仁、枯柳杖道、物怪瑠衣の3人が登場するストーリー[15]。
舞台[編集]
2024年10月3日から13日に品川プリンスホテル クラブeXにて上演予定[7]。演出は福澤侑、プロデューサーは荒牧慶彦、脚本は亀田真二郎[7]。福澤が演出を務めるのは、本作が初となる[7]。キャストのオーディションは一般公募で行っている[7]。
コラボレート[編集]
2023年9月29日と30日に、本作のホークアイズとスワロウテイルとスネイクピットの3つのYouTubeチャンネルが『テイコウペンギン』とコラボレートを果たす[16]。
脚注[編集]
- ↑ 1.0 1.1 “【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第62回 『ハンドレッドノート』ー出版社がゼロイチでIP開発を行うと、どうなるのか？”. 2024年5月5日閲覧。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 “講談社の“名探偵プロジェクト”「ハンドレッドノート」始動、ビジュアルと映像公開”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年5月1日). 2024年5月6日閲覧。
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 “【マガポケ新連載】“名探偵”の卵たちが複雑怪奇な難事件に挑む！ 『ハンドレッドノート－高校生探偵 天命大地－』雪一先生を紹介！”. マガジンポケット. 講談社 (2023年12月19日). 2024年5月6日閲覧。
- ↑ 4.0 4.1 4.2 ““新時代の名探偵プロジェクト”「ハンドレッドノート」初のコミカライズ版”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年4月9日). 2024年5月6日閲覧。
- ↑ 5.0 5.1 5.2 “YouTube登録者数60万を突破した『ハンドレッドノート』がマダミスに！”. PR TIMES (2024年1月21日). 2024年5月6日閲覧。
- ↑ “総再生数4億突破『ハンドレッドノート』のオリジナルブロマイドが全国ローソンにて販売決定”. PR TIMES (2024年2月15日). 2024年5月6日閲覧。
- ↑ 7.0 7.1 7.2 7.3 7.4 “「ハンドレッドノート」荒牧慶彦プロデュースで舞台化、福澤侑が初演出”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年4月13日). 2024年5月6日閲覧。
- ↑ 8.0 8.1 8.2 8.3 “司波 仁（しば じん）”. ハンドレッドノート公式サイト. 講談社. 2024年5月6日閲覧。
- ↑ 9.0 9.1 9.2 9.3 “枯柳 杖道（かれやなぎ じょうどう）”. ハンドレッドノート公式サイト. 講談社. 2024年5月6日閲覧。
- ↑ 10.0 10.1 10.2 “物怪 瑠衣（もののけ るい）”. ハンドレッドノート公式サイト. 講談社. 2024年5月6日閲覧。
- ↑ 11.0 11.1 11.2 11.3 11.4 “天命 大地（てんめい だいち）”. ハンドレッドノート公式サイト. 講談社. 2024年5月6日閲覧。
- ↑ 12.0 12.1 12.2 12.3 “霧 縦人（きり たてひと）”. ハンドレッドノート公式サイト. 講談社. 2024年5月6日閲覧。
- ↑ 13.0 13.1 13.2 “塔 翠（とう みどり）”. ハンドレッドノート公式サイト. 講談社. 2024年5月6日閲覧。
- ↑ “『ハンドレッドノート－高校生探偵 天命大地－（1）』（雪一）”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年5月6日閲覧。
- ↑ “ハンドレッドノート 消えた■■の在処”. ウズ (2024年1月21日). 2024年5月6日閲覧。
- ↑ “探偵×社畜！「ハンドレッドノート」と「テイコウペンギン」のコラボ動画配信！”. PR TIMES (2023年9月22日). 2024年5月6日閲覧。
外部リンク[編集]
- ハンドレッドノート - 公式サイト
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