セイコーファンタジア

Lua エラー package.lua 内、80 行目: module 'Module:Message box/configuration' not found セイコーファンタジア（SEIKO Fantasia）は、1988年から2000年代初頭までセイコーで販売された、家庭用からくり時計のシリーズ、またはその総称である。

概要[編集]

1988年、セイコーの初代家庭用からくり時計として発売^[1]。毎正時、文字盤の数字のブロックごとに人形が登場し、曲にあわせてランダムに開閉してパフォーマンスする。初期型のRE501B、RE501Cは病院やデパートなどの公共施設にも数多く設置された。

人形がディズニーやサンリオのキャラクターになっているバージョンも存在する。また、マクドナルドバージョンのものもあり、この型はマクドナルドの一部店舗に設置されている。

からくり時計の総称として「ファンタジア」が使われたのは、2002年のRE549Gが最後である。その後は電波ムーブメントを採用した時計が同社製品の中心に切り替わり、アミューズ時計は「ウェーブシンフォニー（Wave Symphony）」のブランド名で展開されている。

品番[編集]

※（）内は発売年。いずれも現在は生産終了。

RE501B（1988年） - シリーズ初期型。大型で、八角形の形状。12か所の回転窓からピエロの人形が現れる。2パターンのパフォーマンスが用意されており時間によって変化する。ミキハウスバージョンも存在する。
- RE501C - RE501Bの配色・デザインが異なるバージョン。子供と熊がメインとなっているデザイン。
- RE903C - RE501B/Cのマクドナルドバージョン。人形がドナルド・マクドナルドなどのキャラクターになっている。
RE505B（1989年） - RE501よりも小型で、正方形の形状。2パターンのパフォーマンスが用意されており時間によって変化する。人形がサンリオキャラクターになった型も存在する。
- FW668B　- RE505Bのディズニーバージョンで、セイコーの「Disney Time」シリーズの一つ。人形がミッキーマウスなどのディズニーキャラクターになっており、曲もディズニー作品の楽曲が使用されている。
RE705S（発売年不明） - 「からくり・ホール・クロック」として企業向けに販売。シリーズ唯一の縦型モデルで、世界各国の衣装をモチーフにした人形が登場する。
RE540M(パフォーマンス中)
RE540M（1998年） - 初登場以来10年ぶりのリニューアルで、「森のオーケストラ」という副題が付いている。FM音源IC、高音質のメロディーシステム「Hi-Fi音源」を使用。12か所の窓が開き、楽器を持った妖精の人形が現れる。3・6・9・12時の部分は左右に揺れ、それ以外の部分ではライトが点滅する。
- RE907C/RE900C（2001年） - RE540Mのマクドナルドバージョン。3・6・9・12時の部分の人形が回転する。RE907CとRE900Cではドナルドの腕の上下が逆である。
- CQ215E（2010年） - 『それいけ!アンパンマン』のキャラクターに差し替えたバージョン。曲も『それいけ!アンパンマン』の楽曲が使用されている。
RE546S（2000年） - 中央の円盤と6・12を除く数字が回転し、演奏者をモチーフにした人形が姿を見せる。RE540Mに収録されたものと同様の楽曲が使用されているが、オープニング、エンディング、数取りは省略されている。
RE548B（2001年） - 夜の都市がテーマの廉価モデル。
RE549G（2002年） - クリスタルベル音のHi-Fi音源を使用。後継モデルとして、内蔵曲を変更して販売されたRE816B(Melody in Motion)という型がある。