スーパーシルエットシリーズ
Lua エラー package.lua 内、80 行目: module 'Module:Message box/configuration' not found スーパーシルエットシリーズは、1970年代から1980年代初頭にかけて日本で行われていた、グループ5等によるレースシリーズ。略称は(富士)SS。
概要[編集]
1979年(昭和54年)から富士グランチャンピオンレース(富士GC)のサポートレースとして「富士スーパーシルエットシリーズ」(富士SS)が開始される[1]。当初はTS(特殊ツーリングカー)クラスのマツダ・サバンナRX-3、GTクラスの日産・フェアレディZがそのまま参加したが、その後日産からは710型やPA10型のバイオレットターボが参戦し、トヨタはトムスがシュニッツァーチューンのRA20系セリカLBターボを逆輸入して参戦した。その後日産はS110型シルビア・ガゼールターボを、トヨタは童夢製作のRA40系セリカターボを投入する。
1982年(昭和57年)には、日産はR30型スカイライン、S110型シルビア、910型ブルーバードを投入[1]。これら「日産ターボ軍団」とBMW・M1の激突で、富士や筑波サーキットで開催されたスーパーシルエット・レースは大いに人気を博した。これがきっかけとなり、この後日産は1984年(昭和59年)にNISMOを設立するなど、本格的なワークス活動を再開することになる。
国際的には1982年(昭和57年)一杯でカテゴリが消滅したため、日本におけるシルエットフォーミュラ(スーパーシルエット)レースも段階的に縮小し、シリーズ戦は1983年(昭和58年)限りで終了[2](WEC-JAPANには特認で「GT-JAPAN」クラスが設けられた)。1984年(昭和59年)には2戦だけが開催され、ここで完全に終焉となった。
年表[編集]
年代 | 内容 |
---|---|
1979年 | ニッサン710型バイオレットターボで富士スーパーシルエットシリーズ(富士SS)参戦。 |
1980年 | ニッサンPA10型バイオレットターボで富士SS。 |
1981年 | ニッサンS110型シルビア/ガゼールターボで富士SS参戦。 |
1982年 | ニッサンS110型シルビアターボ、910型ブルーバードターボ、R30型スカイラインターボで富士SS参戦。 11月 グループ5のスカイラインターボで、南アフリカ・キャラミで開催された9時間耐久レースに参戦。 |
1983年 | ニッサン2リットル直列4気筒LZ20ターボエンジン搭載のグループCカー(LM・03C/日産、スカイラインターボC、マーチ・83G/日産)で富士ロングディスタンスシリーズ、全日本耐久選手権(87年より全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権=JSPC)に参戦。 |
出典[編集]
参考文献[編集]
- 『Racing on Archives』第14巻、三栄、2019年12月25日、 ASIN B07RLG587B。
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