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オフロードタッチ (ラグビー)

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Lua エラー package.lua 内、80 行目: module 'Module:Message box/configuration' not found オフロードタッチは、2018年7月、手塚一志が考案した15人制ラグビーのゲーム型訓練法[1]

概要[編集]

オフロードタッチの最大の特徴は、ラグビーの練習やウォーミングアップで行われている通常の「タッチフット」と異なり、「タッチされてから3歩のステップは許される」というルールにある。この3歩の間に、攻撃者はディフェンスの背後に出て、「オフロードパス」をするチャンスが生まれる。味方のサポートプレーヤーがそこに走りこめば、ディフェンスラインが突破できる。攻撃回数の制限はない。攻撃側は、このオフロードパス状況を連続的に作り出すことによって、突破とパスのテンポの良い連続攻撃[2]の醍醐味を味わうことができる。そうなるようにゲームをデザインしている。

ステップワークのカテゴリー化[編集]

手塚は、15人制ラグビーにおいて有効なステップワークを、次の5種類に分類した。

  • カットストレート
  • タップ
  • ドッジング
  • エッジング
  • ギャロップ

訓練の段階は、次のとおりである。

  1. 上記のステップワークそれぞれの有用性を解説し、コーチが自ら手本を見せて、反復訓練する。
  2. ディフェンスのシステム、エリア、シチュエーションの違いに応じて、最適なステップワークを選択する訓練を行う。
  3. 選択の精度が増してきたら、それらのステップの組合せを行う。
  4. 順次変わっていく状況に合わせて、最大5つのステップを適切に繰り出せるよう訓練を積む。
  5. さらに、残りの14人の味方プレーヤーとの連携ができるようにする。

こうして、最初は「操育プログラム」(自らの体の操り方を育む)[3]ところから始めて、個々のステップワークの磨きこみ、それらの組合せ訓練、仲間とのコンビネーションパフォーマンスの完成に向けて進化する。

最終的には、判断することさえ「時間がもったいない」と考え、無意識レベルでそのプレーを選択できるまで、技を磨くことが目標である。それも、ピッチに出ている15名だけでも、リザーブを入れた23名だけでもなく、選手もスタッフもすべて含めたチーム全体がこのアタックの有効性を共有・反復・予測できるようになり、コミュニケーションの”無意識化”さえも視野に入れる。 さらに、観客さえもが共振できるほど美しく調和のとれたスポーツパフォーマンスにまで昇華するのが目論みである。

歴史[編集]

始まりは、東京都世田谷区立太子堂小学校の夏休みに開かれたワークショップであった。手塚が、小学校1年生から6年生までのラグビー未経験者を対象に試験的にスタートした。その後、2018年11月23日に手塚が代表を務める上達屋の契約ラグビープロコーチ金子巧[4]の「金子巧クラス」[5]で、ジュニア世代のラガーを対象にして調布市のフットサル場で有料クラスを開始した。その後1年間で50時間のセッションを開催した。その間、参加者のパフォーマンス向上に連れて、ゲームのルールも少しずつ改変していった。現在は、上達屋の通年開催クラスが、調布と横浜のフットサル場で毎週開催されている。[6]

手塚がこの訓練法を生み出すきっかけになったのは、自身の息子がラグビースクールに通ったことだった。スクール、クラブ、アカデミー、タッチラグビーの大会、ラグビーイベントなど、最大8種類のラグビー団体にまたがって活動に参加していた。南半球の強豪国が魅せる連続攻撃のパフォーマンスにコミットしている団体がないことに着目した。日本ラグビーが最も不得意とし、最も力を注いで強化しなければならないのは、突破とサポートの連続攻撃を実現するために必要な、ラグビーコミュニケーションと判断力の養成ではないか、と考えるようになった。その頃、金子巧はオーストラリアでのプレーヤー経験から、日本のラグビーに不足しているコミュニケーション能力の養成の必要性を強く感じていた。2018年6月に、調布ラグビークラブで出会った手塚と金子は意気投合し、その後、金子は手塚が主催する上達屋のラグビーコーチとして契約し、オフロードタッチを中心に、ジュニアラグビー選手を中心とするコーチ活動を展開した。

2019年8月、手塚のラグビーを通じての友人で、上達屋クオ・メソッドマイスターの資格をもつ石倉作紀が、静岡三島・清水町でラグビーとタッチラグビーのクラブ「PPC」を設立した。その際、オフロードタッチを中心としたラグビープレーヤーの個々の能力とコミュニケーション能力の統合的なレベルアップに目を向けて活動を継続している。 2021年5月からは、静岡県清水市で活動しているラグビークラブ清水(RC清水)で、個人のスキルアップと攻撃的ラグビーへのチャレンジとして、このオフロードタッチ(ラグビー)の導入が始まった。現在もチャレンジ継続中である。 また、2021年9月からは、あらゆる競技の選手、これからスポーツを始める方を対象とした、個人のスキルアップを目的に、オフロードタッチを中心としたクラブ、PPC富士をスタートする予定。

2019年10月からは、タッチラグビー日本代表として、同年タッチワールドカップ3位の栄冠を勝ち取ったメンバーの一人である石川智也[7](トミー)が上達屋のスタッフとして参入した[8]。調布と横浜のフットサル場で、オフロードタッチを中心としたプログラムのクラスを毎週開催している。 クラスの概要は、6~15歳のジュニアラグビー選手を対象に、理に適った体の操り方を育む訓練法「操育プログラム」に始まり、オフロードタッチに加えて、ラグビープレーヤーに必要な各種のスキル、ハンドリング・ステップ・ラン・クイックネス・判断力などを個別に取り出し磨き上げている。 年齢やグレードにかかわらず、一生有益となる技術を個別に磨き上げ、オフロードタッチというゲーム形式で組み立て完成させていく手法が特徴的である。

脚注[編集]

  1. 【U12 オフロードタッチ】ラグビー練習の当たり前をやめた!] -参考動画- https://www.youtube.com/watch?v=apq4zW0HNC0
  2. ニュージーランドオーストラリアのチームが行うような、ラインブレイクの後にサポートプレーヤーが次々と現れてパスをつないでトライを取る連続攻撃。
  3. 操育とは?http://www.beta-e.co.jp/p15/j-souiku.shtml
  4. 調布人図鑑 金子巧さん Barry’s オーナー(第117回2019年02月27日) https://jinzukan.myjcom.jp/chofu/post/722
  5. 上達屋ラグビージュニア 金子巧コーチクラス http://www.beta-e.co.jp/p15/ib-rugby-kanekoclass.shtml
  6. ラグビー月謝型 http://www.beta-e.co.jp/p15/rugby-jrclass-mitaka.shtml
  7. 一般社団法人ジャパンタッチ協会 日本代表選手名鑑 https://www.japantouch.jp/mo
  8. パフォーマンスコーディネーター誕生!トミー http://www.beta-e.co.jp/p03/p03-stf_yokohama.shtml#tommy

外部リンク[編集]



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