アリシア・ナフェ
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アリシア・ナフェ（Alicia Nafé, 1947年8月4日[1] - ）は、アルゼンチンのメゾ・ソプラノ歌手。[2][3]
ブエノスアイレス出身。地元のマヌエル・デ・ファリャ音楽院で学び、ブランカ・リエティに声楽、ギレルモ・オピッツに室内楽と歌曲、フェルッチョ・カルージオにオペラ解釈をそれぞれ師事。さらにコロン劇場高等音楽院に進学して奨学金を得てヨーロッパに留学し、[4]ルイジ・リッチ、テレサ・ベルガンサの各氏のレッスンを受け、[5]マドリードでローラ・ロドリゲス・アラゴンの薫陶を受けた。[6]1971年にマドリード王立劇場で舞台デビュー。[7]1974年にはダルムシュタット州立劇場でジョルジュ・ビゼーの《カルメン》の表題役、1975年にバイロイト音楽祭でリヒャルト・ヴァーグナーの《パルジファル》の上演に花売り娘役として参加し、翌年にはバイロイト音楽祭のヴァーグナーの《ワルキューレ》の上演でジーグルーネ役を務めた。さらに1976年にはサンパウロ歌劇場でジュール・マスネの《ウェルテル》のシャルロット役、1981年にはジュネーブ大劇場でジョアキーノ・ロッシーニの《チェネレントラ》、リヨンのベルリオーズ音楽祭でエクトル・ベルリオーズの《ベアトリスとベネディクト》の上演に参加。1978年から1981年までハンブルク国立歌劇場に所属。1984年にヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの《イドメネオ》の上演でイダマンテ役を歌ってミラノ・スカラ座に初登場。1985年にロッシーニの《セビリアの理髪師》の上演でロジーナ役を歌ってロンドンのコヴェントガーデン王立歌劇場に初登場。1988年にはビゼーの《カルメン》の表題役でメトロポリタン歌劇場にデビューした。1992年にはカターニアのベッリーニ劇場でヴィンツェンツォ・ベッリーニの《アデルソンとサルヴィーニ》の蘇演に参加。[5]
脚注[編集]
- ↑ アーカイブ 2023年9月18日 - ウェイバックマシン
- ↑ アリシア・ナフェ - Discogs
- ↑ “Alicia Nafé | Fundación Konex”. 2023年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月18日閲覧。
- ↑ “Nafé, Alicia · Operas-Colón”. 2023年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月19日閲覧。
- ↑ 5.0 5.1 “OPERISSIMO”. 2023年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月19日閲覧。
- ↑ Franco, Enrique (1983年2月20日). “La oportunidad de escuchar la voz de Alicia Nafé”. El País. オリジナルの2023年9月19日時点におけるアーカイブ。 2023年9月19日閲覧。
- ↑ マドリード王立劇場で舞台デビューをする前に、マドリードのマリア・ロス・デ・ラウリ・ボルピ国際声楽コンクールとバルセロナのフランシスコ・ビニャス声楽コンクールで優勝(アーカイブ 2023年9月19日 - ウェイバックマシン)し、トレドでのジュゼッペ・ヴェルディのレクイエムの公演でアルト歌手として出演している。(OPERISSIMO)
 
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