あすという日が
「あすという日が」（あすというひが）は、山本瓔子の詩。もしくはその詩を基とした楽曲である。
楽曲[編集]
八木澤教司作曲「あすという日が」[編集]
| 「あすという日が」 | ||
|---|---|---|
| 楽曲 | ||
| 出版 | （初演）2006年 | |
| リリース | 2011年7月6日 | |
| 規格 | マキシシングル | |
| 録音 | 2011年6月4日 | |
| ジャンル |
クラシック － 現代音楽 吹奏楽 合唱曲 | |
| レーベル | 株式会社フェザンレーヴ | |
| 作詞者 | 山本瓔子 | |
| 作曲者 | 八木澤教司 | |
| ISWC | T-101.831.297-3 | |
その他収録アルバム | ||
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LIGHTS OF LIFE 〜明日のために レ－ベル： 日本コロムビア | ||
| 歌唱 | 仙台市立八軒中学校吹奏楽・合唱部 | |
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JASRAC作品コード 133-4303-3 | ||
東日本大震災復興支援曲、復興支援合唱曲として知られる楽曲。また、卒業ソングとしても親しまれている。
【「あすという日が」（混声合唱）～オフィシャル・バージョン～】
もともとは2006年に大阪府池田市で開催された第30回全日本合唱教育研究会全国大会のために、作曲家の八木澤教司が山本瓔子の詩に曲をつけたもので[1]、大阪市立文の里中学校の演奏・合唱で初披露された[2]。
2011年3月11日に発生した東日本大震災（東北地方太平洋沖地震）の影響で、3月19日に福島市音楽堂で開催予定の第4回声楽アンサンブルコンテスト全国大会が中止となり、出場予定であった仙台市立八軒中学校吹奏楽・合唱部の生徒が、避難所となった校内から被災者に向けてこの曲を歌った様子がNHKでたびたび報じられ反響を呼び、被災地を勇気づける復興支援のシンボル曲として注目されるようになった[3]。その後東日本大震災の被災者と地域の復興を歌の力でサポートする応援プロジェクトとして発足した「SING ALL JAPAN」によりCD化され7月6日に近畿日本ツーリスト、すかいらーくグループ各店などで発売された[4][映像 1]。
9月21日には夏川りみと秋川雅史が競作でそれぞれカバー曲を発売することが決定し[5]、同年の第62回NHK紅白歌合戦において、夏川・秋川によって歌われた[6]。夏川と秋川がデュエットする場合は、1コーラス目を夏川が、2コーラス目を秋川がリードボーカルを務めることが多い[映像 2]。
2020年3月、海上自衛隊横須賀音楽隊は新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)で自粛期間中の国民に対して、「演奏動画、日本応援メッセージ第1弾」としてこの曲を選曲して配信した[映像 3]。
仙台市立八軒中学校吹奏楽・合唱部による合唱曲（CDシングル）[編集]
収録曲[編集]
- あすという日が（合唱）
- しあわせ運べるように（ふるさとバージョン）（合唱）
- あすという日が（吹奏楽・合唱）
夏川りみのシングル[編集]
| 「あすという日が」 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 夏川りみ の シングル | ||||
| リリース | ||||
| 規格 | マキシシングル | |||
| ジャンル | J-POP | |||
| レーベル | ビクターエンタテインメント | |||
| チャート最高順位 | ||||
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| 夏川りみ シングル 年表 | ||||
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2011年4月12日放送の『NHK歌謡コンサート』で、明日への希望が描かれたこの楽曲が紹介されることになり夏川が歌唱を依頼された。放送終了後レコード会社への問い合わせや、インターネット上での反応が大きくリリースが決定した[7]。
収録曲[編集]
- あすという日が 編曲:村松崇継
- 切手のないおくりもの 編曲:清水俊也
- あすという日が (オリジナルカラオケ)
- 切手のないおくりもの (オリジナルカラオケ)
秋川雅史のシングル[編集]
| 「あすという日が」 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 秋川雅史 の シングル | ||||
| リリース | ||||
| 規格 | マキシシングル | |||
| ジャンル | J-POP | |||
| レーベル | タクミノート | |||
| チャート最高順位 | ||||
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| 秋川雅史 シングル 年表 | ||||
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収録曲[編集]
その他、演奏・歌唱アーティスト[編集]
- ヘイリー（Hayley Westenra）- アルバム『祈り～ヘイリー・シングス・ジャパニーズ・ソングス ベスト』（2012年3月28日リリース）に収録。
- 崔 岩光 - アルバム『愛の真実～サイ・イエングアン・ベスト』（2012年7月11日リリース）に収録。
- 山田和樹指揮、心に花を咲かせよう合唱団 - アルバム『心に花を咲かせよう』（2012年9月5日リリース）に収録。
- 芹 洋子 - アルバム『心つなぐ歌』（2012年10月24日リリース）に収録。
- 陸上自衛隊中央音楽隊 - アルバム『この国は～陸上自衛隊中央音楽隊 吹奏楽作品集』（2013年2月6日リリース）に収録。
- Luna Luna - アルバム『2分の1成人式 「10才のありがとう」 聴く書く話し合う―心を育てる音楽マニュアル』（2014年10月8日リリース）に収録。
- NHK東京児童合唱団 ユースシンガーズ・ユースメンズクワイア - アルバム『花は咲く〜心に届け！うたのチカラ〜』（2015年2月4日リリース）に収録。
- 北野里沙
- 阿部克行
滝浦 盛作曲「あすという日が(A Day of Tomorrow)」[編集]
| 「あすという日が」 | ||
|---|---|---|
| 楽曲 | ||
| 作詞者 | 山本瓔子 | |
| 作曲者 | 滝浦 盛 | |
| ISWC | T-101.468.024-9 | |
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JASRAC作品コード 062-5947-2 | ||
小学生の合唱曲として音楽之友社から発売。
【「あすという日が(A Day of Tomorrow)」（同声・女声二部合唱）】
【「あすという日が(A Day of Tomorrow)」（混声三部合唱）】
脚注[編集]
出典[編集]
- ↑ “あすという日が” (日本語). ★作曲家 八木澤教司 公式HP Satoshi Yagisawa. 2022年4月18日閲覧。
- ↑ 第30回 全日本合唱教育研究会全国大会
- ↑ “『あすという日が』の演奏 及び 作曲者・八木澤教司氏と作詞家・山本瓔子さんの対談を公開中です | HARMONIE BLOG” (日本語). 2022年4月18日閲覧。
- ↑ “「SING ALL JAPANプロジェクト」 仙台市立八軒中学校吹奏楽・合唱部による合唱曲『あすという日が』ＣＤ 7月6日から店頭で販売開始”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1｜PR TIMES. 2022年4月18日閲覧。
- ↑ “夏川りみと秋川雅史、同じ曲を同じ日にCDリリース” (日本語). ナタリー (2011年9月8日). 2011年9月16日閲覧。
- ↑ うたばこ：“八軒中の歌”を届ける／気仙沼から古里を歌う
- ↑ 夏川りみ, あすという日が 2022年4月27日閲覧。
映像[編集]
- ↑ (日本語) 仙台市立八軒中学校吹奏楽・合唱部「あすという日が」 2022年4月18日閲覧。
- ↑ (日本語) あすという日が duet with 夏川りみ 2022年4月22日閲覧。
- ↑ (日本語) 『横須賀音楽隊 演奏動画 日本応援メッセージ第１弾「あすという日が」』。2022年4月27日閲覧。
- ↑ (日本語) 夏川りみ「あすという日が」Music Video 2022年4月22日閲覧。
- ↑ (日本語) 『秋川雅史「あすという日が」』。2022年4月22日閲覧。
外部リンク[編集]
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