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Exastro Operation Autonomy Support Engine

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Exastro Operation Autonomy Support Engine
初版 2020年(4年前) (2020
最新版 1.5.0 - 2021年11月30日スクリプトエラー: モジュール「TimeAgo」はありません。 (2021-11-30 [脚注 1]
リポジトリ https://github.com/exastro-suite/oase
プラットフォーム RHEL, CentOS, Docker
対応言語 日本語、英語
種別 Webサーバ
ライセンス Apache License 2.0
公式サイト https://exastro-suite.github.io/oase-docs/index_ja.html
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Exastro Operation Autonomy Support Engine (Exastro OASE) は、システム運用の自律化・効率化・省力化を 支援するためのオープンソースである。

概要[編集]

Exastro Operation Autonomy Support Engine (Exastro OASE) は、システム運用、特に、システムにおける障害発生時の監視オペレーター業務を支援するためのオープンソースである。

監視運用業務では、起こりうる障害を事前に検討・予測した上で監視設計を行わければならない他、運用手順書などのドキュメントが一元管理されておらず、また、それにより属人化により平準化が進まないといった難しさがある。[参考文献 1]

Exastro OASE は、このような監視運用業務を支援することを目的とした機能を実装している。[脚注 2]

監視ソフトウェア(e.g. Zabbix, Prometheus)や、自動化ソフトウェア(e.g. Exastro IT Automation)と連携し、障害発生から対処までを全て自動で行う。 また、開発言語には、PythonJavaを使用している。

構成[編集]

Exastro OASE 概要図

Exastro OASE は、大きく分けて、ユーザインターフェイス部分、監視アダプタ、判断ロジック、対処実行ドライバの4つの機構により構成されている。

ユーザインターフェイス[編集]

OASE ダッシュボード

Webブラウザを利用したグラフィカルユーザーインターフェースを実装しており、クライアントアプリケーションが不要な構成となっている。 ルールの管理はスプレッドシートが利用でき、Exastro OASE のシステム外で運用ルールのメンテナンスが可能となっている。 バージョン1.4.0からは、ダッシュボード機能が強化され、発生したイベントがどのルールで処理されたかが可視化された。[脚注 3]

監視アダプタ[編集]

Exastro OASE と監視アプリケーションのアラートをプル型で取得する仕組みになっている。 バージョン1.0で監視アプリケーションはZabbixのみであったが、バージョン1.3でPrometheusと、バージョン1.4でGrafanaと連携可能となった。[脚注 3] なお、監視アダプタ機構を利用しない、監視アプリケーションの連携方法として、RESTful APIに直接アラートメッセージを投入する方法(プッシュ型)がある。[脚注 4]

監視アプリケーションとの連携状況(プル型)
Exastro OASE v1.5.0 v1.4.0 v1.3.1 v1.3.0 v1.2.0 v1.1.0 v1.0.0
Grafana X X N/A N/A N/A
Prometheus X N/A N/A N/A
Zabbix

判断ロジック[編集]

Red Hat(c) Decision Manager を利用している。なお、バージョン1.4からはDrools[脚注 5]が選択可能になった。[脚注 3] 判断ロジックの設計・設定には、デシジョンテーブルファイルというスプレッドシートに、条件となるアラートの内容や条件にマッチした場合の対処方法といったルールを記載する。

対処実行ドライバ[編集]

Exastro IT Automationと連携が可能で、Exastro IT Automationを使うことで AnsibleTerraform といった自動化ソフトウェアを呼び出し、障害があったシステムへの自動での復旧を行う。 また、通知方法として、メールサーバServiceNowと連携し、インシデント発生時の情報連携を行うことが可能である。バージョン1.5ではServiceNowとの連携が強化され、ServiceNow上のワークフローの実行や承認機能との連携が可能になった。[脚注 3]

Exastro IT Automation との互換性
Exastro OASE v1.5.0 v1.4.0 v1.3.1 v1.3.0 v1.2.0 v1.1.0 v1.0.0
ITA v1.9.0 X X X N/A N/A N/A
ITA v1.8.2 X X X N/A N/A N/A
ITA v1.8.1 X X N/A N/A N/A
ITA v1.8.0 X X N/A N/A N/A
ITA v1.7.2 X X N/A N/A N/A
ITA v1.7.1 X N/A N/A N/A
ITA v1.7.0 N/A N/A N/A
ITA v1.6.3 N/A N/A N/A
ITA v1.6.2 N/A N/A N/A
ITA v1.6.1 N/A N/A N/A
ITA v1.6.0 N/A N/A N/A


リリース[編集]

GitHub上でリリースされている。[脚注 6]

2021年10月時点での最新版は1.4.0である。[脚注 1] 下記は、リリース時期と主なリリース内容である。

Exastro OASE 1.5.0 (2021-11-30)[編集]

  • ServiceNow との連携が強化され、ワークフローの実行や承認機能との連携が可能になった。
  • 各種履歴画面の自動更新機能が実装された。

Exastro OASE 1.4.0 (2021-08-26)[編集]

  • ダッシュボードに統計情報が表示されるようになった
  • Grafana と連携が可能になった。
  • Exastro IT Automation バージョン1.8.0と連携可能
  • Red Hat(c) Decision Manager か Drools の選択が可能となった。

Exastro OASE 1.3.1 (2021-05-25)[編集]

  • ディシジョンテーブルファイル

Exastro OASE 1.3.0 (2021-05-20)[編集]

  • Prometheus と連携が可能になった。
  • ServiceNow のインシデント起票とクローズが可能になった。

Exastro OASE 1.2.0 (2021-03-01)[編集]

Exastro OASE 1.1.1 (2020-11-19)[編集]

  • インストーラーが実装された。

Exastro OASE 1.1.0 (2020-07-02)[編集]

  • 1.0.0 の不具合修正や非機能の追加が主な変更点となっている。

Exastro OASE 1.0.0 (2020-03-18)[編集]

  • GitHub に最初のリリースがされた。 [脚注 7]

歴史[編集]

NECは、システム構築の自動化を支援するソフトウェア「Exastro IT Automation(旧名 astroll IT Automation)」を開発し、2019年5月にオープンソースソフトウェア(OSS)として公開した。[参考文献 2] その後、2020年3月に監視運用を支援するための姉妹ソフトウェアとして Exastro OASE がリリースされた。[脚注 7]

脚注[編集]

  1. 1.0 1.1 Exastro OASE v1.5.0” (英語). GitHub. 2021年11月30日閲覧。
  2. Exastro OASE の概要” (日本語). exastro-suite.github.io. 2021年11月30日閲覧。
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 Exastro OASE CHANGELOG” (日本語). GitHub. 2021年11月30日閲覧。
  4. イベントリクエスト” (日本語). exastro-suite.github.io. 2021年11月30日閲覧。
  5. Drools” (英語). Drools. 2021年11月30日閲覧。
  6. Releases · exastro-suite/oase” (英語). GitHub. 2021年11月30日閲覧。
  7. 7.0 7.1 Exastro OASE の OSS 公開” (日本語). GitHub. 2021年11月30日閲覧。

参考文献[編集]

  1. システム運用の属人化、その正体は…” (日本語). autolabo.sms-datatech.co.jp. 2022年6月2日閲覧。
  2. IT運用の自動化を一歩先へ。OSS & Ansible Playbookが持つ可能性”. news.mynavi.jp. 2022年6月2日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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