構造化ウィキ
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構造化ウィキ(英: Structured wiki)とは、ページ上のデータをデータベースのように操作できるウィキであり、情報の抽出/表現を行う言語またはマークアップにSQLに類似した機能を備えている。
概要[編集]
ウィキは、ユーザーがコンテンツを簡単かつ素早く追加/削除/編集できる共有ホワイトボードとして使われることが多い。通常のウィキは知識を共有するなどの共同作業のための効率的ツールとして使いやすい。
データベース管理システムは、コンテンツの協調的編集にはあまり向かないが、高度に構造化されたデータを格納し、報告が容易で、ワークフローをサポートするのも容易である。
構造化ウィキは、通常のウィキとデータベースシステムの一見矛盾しているような長所を兼ね備えている。知識を自由に共有できる協調作業が可能なデータベース環境を提供し、必要に応じて構造を追加できる。構造化ウィキを使うと、ユーザーはコールセンターのステータスボード、TODOリスト、インベントリシステム、バグ管理システム、ブログアプリケーションなど、特定の用途に特化したアプリケーションを作成可能。
通常のウィキやデータベースシステムとの比較[編集]
特徴 | 通常のウィキ | データベースシステム | 構造化ウィキ |
---|---|---|---|
コンテンツ生成: | 協調的、組織的 | 高度に構造化され、事前定義されたフォーマット | 両方(ケースバイケース) |
構造: | 単純: ハイパーリンク、ページ階層、ページマークアップ、カテゴリ | 表、列、関係 | 両方(ケースバイケース) |
表示/報告: | 固定的な表示/報告(最近の更新など) | 高度の報告機能とユーザー指定の報告が可能 | 両方 |
セキュリティ: | コミュニティに依存したソフトなセキュリティ | アクセス制御 | 両方(ケースバイケース) |
アプリケーション作成: | N/A | プログラマ、データベース専門家(IT部門) | エンドユーザー |
設計方法論: | N/A | トップダウンのカテドラル方式 | ボトムアップのバザール方式、ユーザー中心設計、反復型開発 |
構造化ウィキエンジン[編集]
類似するもの[編集]
- セマンティックウィキ: 定式化された知識表現とデータベースクエリをウィキに組み込んだもの(セマンティック・ウェブの特徴に似ている)
- 単純なデータベース機能を持ちながら「構造化ウィキ」(あるいは「セマンティックウィキ」)とは呼ばれないウィキソフトウェアもある。データベース的機能を持つことで、カテゴリの設定などができるようになっている。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- Structured Wiki article from the TWiki Co-development Web
en:Wiki application#Structured wikis
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