日本学校心理学会
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日本学校心理学会（にほんがっこうしんりがっかい）は、学校心理学を研究する学術団体。生徒指導・教育相談、特別支援教育、学校保健、スクールカウンセリングに関わる教師、養護教諭、カウンセラー、教育行政担当者、研究者などが参加している。筑波大学大塚校舎石隈利紀研究室に事務局がある。年に1回の大会、3回の研修会を行うとともに、学術雑誌『学校心理学研究』を発行している。2004年に教育出版より『学校心理学ハンドブック』を編集した。
沿革[編集]
1999年に「日本学校心理学研究会」として設立されたのち，2003年に「日本学校心理学会」となった。会員は研究者や学生だけでなく，幼稚園・保育園から大学までの教師，養護教諭，スクールカウンセラー，スクールソーシャルワーカー，地域の相談員，教育行政の担当者，医療・福祉領域の援助者，保護者のリーダーなど様々である。2022年3月31日時点の会員数は1000人を超えている。2022年4月1日に一般社団法人となった。[1]
学校心理学とは[編集]
学校心理学とは，心理教育的援助サービスの理論と実践の学問体系である。心理教育的援助サービスとは，子どもが直面する学習面，心理・社会面，進路・キャリア面，健康面などといった学校生活での問題・危機状況を援助し，すべての子どもの成長を促進する活動と定義されている（石隈，1999；日本学校心理学会，2016）。学校心理学の学問体系は，1．子どもの学習や発達および行動や人格に関する心理学的基盤，２．学校教育に関する理論と方法，３．子ども，教師，保護者，学校組織に対する心理教育的援助サービスに関する理論や技法から構成されている。[2]
役員[編集]
本学会のホームページを参照。[1]
大会[編集]
会員参加の大会を年に1度開催している。大会では基調講演・教育講演，シンポジウム，ポスター発表等がある。
今年度の大会について，本学会のホームページで案内がある。[2]2022年度は8月21日（日）にリアルタイムで映像配信され，オンデマンド視聴は2022年8月12日（金）から23日（火）となっている。通常参加申し込みの期限は2022年7月20日（水）である。
研修[編集]
近年は毎年3回（4月29日，11月3日，2月11日の祝日）実施されている。コロナ禍のため2020年度からはオンライン開催となっている。[3]
脚注[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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