小栗まち絵
小栗 まち絵（おぐり まちえ、英: Machie Oguri、1948年〈昭和23年〉4月12日[1] - ）は日本のヴァイオリン奏者。 [2]
大阪府豊中市出身。[3]４歳の頃からヴァイオリンを始め、６歳から桐朋学園の「子供のための音楽教室」に入ってソルフェージュを学び、オーケストラ合奏の経験を積む。８歳で相愛学園の「子供のための音楽教室」に入り、東儀祐二にヴァイオリンを学んだ。桐朋女子高等学校から桐朋学園大学に進学して江藤俊哉にヴァイオリン、斎藤秀雄に室内楽をそれぞれ師事。[4]また、鷲見三郎の薫陶も受けた。[5]在学中の1968年には日本音楽コンクールで優勝。[6]1971年に桐朋学園大学を卒業[7]後、２年間助手を務め、1972年ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで特別賞を受賞。[6]その後インディアナ大学ブルーミントン校に留学し、ジョゼフ・ギンゴールド、フランコ・グッリ等の指導を受け、[4]在学中の1974年から帰国する1986年までインターナショナル弦楽四重奏団のメンバーとして活動。[8]1975年に同校でアーティスト・ディプロマを取得。[7]1976年エヴィアン国際室内楽コンクールで優勝、[6]1977年にはミュンヘン国際音楽コンクールの室内楽部門[4]で三位入賞。[9]1980年までインディアナ大学サウスベンド校の助教授、1980年から1986年までブラウン大学アーティスト・イン・レジデンスを務め、[7]1986年に帰国後は相愛大学で後進の指導にあたる。[9]2003年から2003年までいずみシンフォニエッタ大阪のコンサートミストレスを務め、2004年にはエクソンモービル音楽賞、2007年には大阪文化賞、[10]2017年には大阪文化祭賞最優秀賞をそれぞれ受賞。[11]
脚注[編集]
- ↑ アーカイブ 2024年4月11日 - ウェイバックマシン
- ↑ 小栗まち絵 - Discogs
- ↑ “小栗 まち絵 (OGURI Machie) プロフィール”. 2024年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月12日閲覧。
- ↑ 4.0 4.1 4.2 “【新楽団員を訪ねて】小栗まち絵さん（ヴァイオリン）｜水戸芸術館”. 2021年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月13日閲覧。
- ↑ アーカイブ 2023年11月28日 - ウェイバックマシン
- ↑ 6.0 6.1 6.2 “129_p005.pdf”. 2024年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月12日閲覧。
- ↑ 7.0 7.1 7.2 “小栗まち絵”. 2024年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月12日閲覧。
- ↑ アーカイブ 2017年9月29日 - ウェイバックマシン
- ↑ 9.0 9.1 “Reise String Laboratory vol.1”. 2024年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月12日閲覧。
- ↑ “2007年度受賞者 | 大阪文化賞”. 2024年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月12日閲覧。
- ↑ “音楽学部教授 小栗まち絵先生が大阪文化祭賞最優秀賞を受賞されました！”. 相愛大学. (2017年2月22日). オリジナルの2024年4月12日時点におけるアーカイブ。 2024年4月12日閲覧。
 
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