安井誠太朗
Lua エラー package.lua 内、80 行目: module 'Module:Message box/configuration' not found
Lua エラー package.lua 内、80 行目: module 'Module:Message box/configuration' not found 安井 誠太朗(やすい せいたろう)は日本の漫画家。他に、「返済 セイスケ」(へんさい せいすけ)、「安井誠太郎」(やすい せいたろう)等の名義がある。
安井 誠太朗 | |
---|---|
生誕 | スクリプトエラー: モジュール「Separated entries」はありません。 |
国籍 | 日本 |
代表作 | |
受賞 | 週刊ファミコン通信第6回マンガ大賞入選 |
公式サイト | SET'S WEB SITE[リンク切れ] |
人物[編集]
- 同じく漫画家の能田達規、新谷明弘、やのごんらと交友関係がある[1]。
- 能田達規の作品『おまかせ! ピース電器店』に登場する安田セイタロのモデル[2]。
- 自他共に認める遅筆で、しばしばネタにされる。
- 掲載された作品は全10作品289p
- 基本的に少女と動物のコンビ物の作品、虫や動物も普通に会話しているが食物連鎖が描写された自然の世界感を描く
作品リスト[編集]
返済セイスケ名義[編集]
- 『埋ま埋まちゃん。』
(週刊ファミコン通信第5回マンガ大賞 入選)93年3月12日号 3ページ
白目の犬と女の子が散歩していると犬が趣味で地面を掘り出して埋まっている胎児のような生物を発見する
動揺する女の子とこんなの埋め直しとけばいいだろと犬が埋めて家に帰る
気になった女の子が翌日見に行くと地面から這い出しかけている生物を見て驚いて逃げてしまう
家に帰ってお茶を飲んで落ち着いた女の子は気になって生物を探しに出歩いて発見して家に連れ帰る
女の子「連れてきた」犬「飼う気か!」ムッとした女の子「いいじゃん!」犬「はい…」
女の子「ツチノコと名付けよう、我ながらいいネーミングだね」
選考委員のコメント
桜玉吉「選考委員の趣味を狙ったとしてもたいしたものだよね。あと10本ほど3ページの作品を読んでみたいな。
ただ既存のマンガ家の影響をかなり感じる。そこをどうするかが課題。あと題名とペンネームはどうにかしたほうがいい。」
後に本人に既存の作家が誰なのか気になり「誰なんだ!」と詰め寄ったが明確な答えは得られなかった
大学の先輩にも聞いた所「つげ義春だよ」と自信満々に答えられたので首をひねったものの複数そういう意見があるのでそうなのかもしれません
犬の目玉が白いのは吾妻ひでおの影響である事と選考委員の趣味を狙ったとの意見にはそんなに器用ではないと否定…とホームページで解説されていた
※関係あったかは不明ですが桜玉吉はつげ義春の相当な大ファン
吉田戦車は「間の取り方の独特さがいい。アップを使わない所や美少女すぎないところもいいでしょう、気持ち悪さは味だから構わない、
今度はストーリーのある漫画を見せてもらいたい楽しみです」
荒井清和は「なつかしさもあり新しさも感じるとぼけた犬のキャラが魅力的、画力もあるしムードもいいけど一般受けするかは疑問」
- 『乾いたやつら』
(週刊ファミコン通信第6回マンガ大賞 入選)94年3月4日号 4ページ漫画
でかいオタマジャクシに石をぶつけてイジメている少女といつか仕返ししてやると誓うオタマジャクシ
日照りで心配になって少女が沼に様子を見に行くとオタマジャクシに自分の飲み水の心配でもしてろと泥をかけられてしまい泣いて帰ってしまう
オタマジャクシ「泣かしてしまった イカンイカン あんまり触るからなぁ」
翌日から1週間大雨が降り少女が様子を見に行くと雨の影響で元の沼より大きくなっていて
石を大量に抱えたカエルが立っていた カエルにカカカカと笑いながら追い回され石をぶつけられてしまう
選考委員のコメント
吉田戦車「絵もネームもいい話も気持ちいい、くやしいくらいだ」
桜玉吉「相変わらずいい味している」
山本貴嗣「女の子も魅力を増したほっそりとした肉体にしなやかにまとわりつく衣服の感じなどさりげなくリアルで思わず抱きしめたくなる程」
近々アスキーコミックに作品が載る事も記載されている
安風セイスケ名義
- 『うまいよリンゴジャム』
(月刊アスキーコミック1994年5月号)
α波促進型読み切り8ページ:夜中に翌朝食べるリンゴジャムを作っていたクールなお姉さんと匂いにつられてやってきた弱い人面の鳥
ジャムをくれとねだる鳥に「ダメよ」 「ウソよいいわよ」と翻弄するお姉さん
いただきま~すと飛んできた鳥にオタマをぶつけて「バカかしら」
当てられて即死した鳥に焦ってジャムの匂いを使って鳥の魂を体に誘導して蘇生させるお姉さん
とかやってるうちにリンゴジャムは焦がしてしまった。翌日昼に作り直したジャムを塗ったトーストを食べていると鳥が来たのでわけてあげる。
鳥はジャムに蟻がたかるのを待ってから食べた「ありごと食うとうまい」ごちそうさま~と去っていく鳥
とかやってるうちにお姉さんのトーストに蟻がたかってしまった
安井誠太郎名義[編集]
- 『黒明洞に入る』
(月刊アスキーコミック1995年3月号)
α波促進型読み切り16ページ ウズマキ日記の原型のような話 以下あらすじ
風邪をひいた少女アオメを治す為に解熱作用のある苔を取りに白犬シロは家を飛び出し洞窟に向かいました 3日経って自力で回復したアオメは
帰ってこないシロを探しに黒明洞に入るも滑って灯りを落としてしまいました 暗闇の中アオメを何者かが光る苔のところまで引っ張っていってくれました
助けてくれたのは洞窟に住む人食いのバケモノでした「あんたは運がいいよ普通食っちゃうよ今は満腹だからね」「この光を見てると心が和むだろきれいだなー…」
バケモノは洞窟の溝にハマって瘦せこけたシロも助けてくれてバケモノ専用の出入り口から二人を脱出させてくれました
感謝をのべるアオメにバケモノは「まあ慈悲の心かな あ でも そろそろ…腹がす・い・て・き・た…」
シロをおぶったアオメは全力で逃げだしました その夜家でシロの毛に付いていた光る苔を見つけてアオメは「きれいだねー」とはほほ笑みました
苔を食べて飢えを凌いでいたシロは言いました「オレのウンコも外で光ってたよ」
- 『エメラルドランチ』全4話
(ファミコミ1994年秋号、冬号 1995年春号、夏号)1話10ページ 2話16ページ 3話16ページ 4話8ページ
あとがき「前のペンネームが大不評で改名しました、初めての連載に手も震えます」
ジャングルで暮らす褐色の少女エワと白い大蛇シダの話
エワは樹上に住むオラウータンのような集団の長老に可愛がられている
3話でエワが幼少の頃に子鹿のような動物をシダが目の前で食べてみせてショックを受けたせいかシダが動物を狙うと怒り気味
登場する動物の事を解説する為の作者代理の解説ガエルというのが1話目に登場したが
フィクションマンガなのに偉そうに解説してるのが恥ずかしくなったという事で鳥に捕食されて2話目で退場してしまった
- 『グレとガリ』
(月刊アスキーコミック1995年6月号~9月号)全4話 各話6ぺージ
他の安井作品とは違い登場する犬や鳥やカエルなどの動物は人語を話さない。人間の女の子は数コマしか登場しない。
アスキーコミック95年9月号のオマケでグレとガリがアイロンプリントの絵柄に選ばれている
落花生の様なサイズと見た目をした二人組の妖精のような何か。どっちがグレかガリかは自分達でも曖昧な様子
鼻歌を歌いながら気持ちよく歩いているような隙のある人間を見たりすると抑えが利かなくなり驚かしに飛び出してしまったりする
普段はミミズやナメクジの干物を作ったりして暮らしている 髭を生やした言葉使いに厳しいオジサンがいる
ベスという飼い犬と遭遇した時の解説
『犬は天敵です こういうときにはそれぞれ別々の方向に逃げようとふたりは決めていました ひとりが食べられてもひとりは生き延びるからです』
最終話で片方が鳥に捕食されてしまいショックを受けるグレ?だったが、その夜睡眠中に分裂して二人に戻ったがサイズは小さくなった。
- 『エワの世界』全4話
(月刊コミックビーム1995年12月号~1996年3月号)1,2話12ページ、3,4話8ページ
エメラルドランチの続編。エワは背丈や髪がのびてシダが獲物を狙う事を受け入れている
1話エワとシダが睡眠する話。2話樹上で寝ているシダにエワがちょっかいを出す話。
3話エワが夜中にジャングルを散歩していると肉食動物の狩りに出会って邪魔をしてしまったせいで狩られた死骸だけ残ったところにシダが来る話
4話エワが美しい蝶々を発見したので近くで見ようとするがシダの狩りのせいで蝶が飛んで行ってしまう話
- 『ウズマキ日記』全6話 各12ページ
(月刊コミックビーム1996年6月号~1996年11月号、96年4月号綴じ込みピンナップ)
染物が好きな少女アオメは小舟で川を移動中に黒犬にとびかかられて川に落ちてしまい
アオメと黒犬はドクヒルにやられて溺れてしまうがアオメの知り合いのシシガリという男に助けられる。
シシガリはこの犬は北から来た人に取引で貰ったものだがまるで役に立たないと言い
命を助けた代わりに犬を押し付けられる。アオメは犬にクロスケと名付けた。
クロスケ:自分の尻尾を追い回して噛み千切ってしまった黒犬で尻尾の代わりにアオメは大きな葉っぱを付けてあげた
二人は染色素材の採取中にヤカという大食のバケモノに追い回されるて食われかけたりもする
- 『アマラの火』
(月刊コミックビーム1997年10月号(12p),1998年5月号(12p))
主な登場人物は森で一人で狩りをしている少女アマラと森に現れた一匹の黒犬とヤジを飛ばしてくるドクガエル
アマラが樹海でネズミを仕留めたものの黒犬に持っていかれて争いになりかけるが
負傷していた黒犬に気付いたアマラは手当てをしてネズミを分けてあげる。アマラが肉を焼いているうちに
貰った肉を食べきった黒犬はアマラの食事を物欲しそうに見てしまい軽く注意される(1話)
後日、狩りは上手くいかない黒犬だがアマラの手当で傷は回復していた
だが薬草を固定するのに蒔かれたツタが取れないのが気になり痒くてゴロゴロと転がり悶えてしまう
そんな犬を見つけたアマラは自分がツタを取ってあげるべきか迷う
悶えていた犬はふと我に返り恥ずかしい姿を誰にも見られなかったか辺りを気にする。アマラはますます出にくくなってしまう。(2話
※2話の欄外に『誠太郎です。ボクは現在少々マンガから離れた所にいます。この話の続きは描けない状況なんで今回の掲載には正直戸惑っているのです。
まだしばらくは地に潜りマンガノカタチについて考えるつもりです…。それではまた(?)』
安井誠太朗名義[編集]
- 『ミズトカゲのいる沼』 全4話 各12ページ (月刊コミックビーム1999年12月号、2000年7月号、8月号、12月号)
物憂げ娘アナが沼に水を飲みにくると見た目恐ろし気な自称沼の主ミズトカゲと出会う
アナが気になって遊びに誘うミズトカゲと警戒しているアナのたどたどしいやり取りの話
脚注[編集]
- ↑ SET'S WEB SITE[リンク切れ]
- ↑ 「[第16話] 「かえるくんアドベンチャー」の巻」能田達規『おまかせ! ピース電器店 2』秋田書店
外部リンク[編集]
- 安井誠太朗ホームページ SET'S WEB SITE[リンク切れ]
(※現在アーカイブで一部確認できる。)
This article "安井誠太朗" is from Wikipedia. The list of its authors can be seen in its historical and/or the page Edithistory:安井誠太朗.